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野洲川物語

南北両流跡探訪

南流跡・6 旧今浜橋から旧大川橋まで
びわこ地球市民の森


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初稿UP:2012.07.29
写真・特記したもの以外2012年07月撮影
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8.びわこ地球市民の森


 さて、もう一度今浜橋跡へ戻って、びわこ地球市民の森を下ることになるわけだが、公園として形をなしているのは、旧今浜橋から下流500mほどで、あとは「現況保存エリア」という形で、かつての河畔林がそのまま残されている状態である。


 地図01・地球の森つどいのゾーン
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 地球の森当該ゾーンである。旧今浜橋跡が地図の右下。一応公園として形をなしているのは「森づくりセンター」と銘打っている公園事務室までぐらい。そのあとはグランドゴルフ場、駐車場(水色の長方形で示されている)あたりまで。あと、半透明のすかしがかったような状態の範囲は、現況保全エリア、早い話が手づかずの範囲である。

 写真51・今浜橋跡T字路
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 今浜橋跡T字路である。地球の森の看板があり、「森づくりセンター」の案内板が建っている。
 今浜橋跡道路が画面左を走り、見えている道路は右岸堤防跡道路である。画面左端が「つどいのゾーン」入口。芝生広場が見えている。

 写真52・芝生広場入口
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 ゲートを越えて中へ入ったところである。中央奥、右上がりに盛り上がる小高い丘のように見えるのが左岸河畔林である。要するにかつての野洲川南流の姿が部分的に保全されている状態である。左岸外縁道路はこの河畔林の外側(左側)を歩いたことになる。

写真53・芝生広場
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 この呼び名は正式名称ではない。要するに広場があって、何か名称を付けないと話が進まないので、「芝生広場」と名付けただけで、実際にはクローバーの方が多いかも知れない。広場に入ってすぐ道は右外の外縁道とほぼ並行に下流に向かって進む。右側は林である。左端奥に河畔林の一部が見える。



 写真54・河畔林近づく
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 河畔林が近づいてくる。道はS字形にカーブ。森づくりセンターが近い。






 写真55・ベンチ
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 芝生広場の残流水路側。木陰にベンチが並んでいる。もちろん普通の日に行ったのでは人影は見えない。このあたりまでは広場は手入れされている。こんな土の軟らかい広場は、放っておけばすぐに草ぼうぼうになるだろう。機械で草刈りするにしても大変な労力である。

 写真56・現況保全エリアとの境界フェンス。
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 手入れはベンチのところまでで精一杯。その後の境界フェンスまではご勘弁願いたいということ。ほとんど手づかずという感じで草が伸びている。実はこの向こうの残流水路の姿に興味があった。何とかして写真に撮りたいと頑張ったが、姿すら見えなかった。かつての旧野洲川と同じである。流れそのものは素人の目に見えるのは橋を渡るときだけで、苦労して堤防に取りついたとしても河畔林の奥の流れまで見ることは不可能だった。そういう意味では「現況保全」は正しいといえる。

 写真57・さーて、これは?
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 左岸外縁道路を歩いたとき、残流水路越しに見えていたところである。いつの間にか、こんなものが出来ていた。これ何やろ?。お庭じゃないの?。分かっとるわい、そんなこと。そのお庭を、何でこんな誰も来ん草っぱらのまん中に造ったのかということや。踏み石の上に結界の石まで置いてある。まあせいぜいがイノシシがけつまずくぐらい。来年の今ごろは草ぼうぼう間違いなし。これはわからんぞ、何でこんなものを造るのか。悪酔いのついでにもう1枚

 写真58・あー、ビックリした
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 遠くの木の陰にでかい自然石が見えた。直径1mちかくはある。自然の公園だから、自然石が転がっていても不思議ではないが、何か記念碑にでもなっているのかと思って、それにしてはごろんと放置してあるのがおかしいなと思いながら近づいて、腰を抜かした。なんと水道だった。何に使うのか。誰が使うのか。意味不明。


   写真59・森づくりセンター
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 森づくりセンターに近づく。木陰の平屋建て、陰気な建物である。周囲の環境に配慮してということだろうが、何も悪いコトしているわけじゃないから、それこそみんながあっというような素晴らしいデザインの建物にすればいいのに。公園へ来た人が、それをバックに記念写真を撮りたくなるような。いまの建物をバックに写真を撮る暇人はおらんぞ。

 写真60・森づくりセンター
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 森づくりセンターを表から見たところ。やっぱり陰気やな。庭やビックリ水道はいらんから、もうちょっとしゃきっとしたデザインを考えて。いまさら遅いけど。






 写真61・グランドゴルフ場裏写真拡大

 グランドゴルフ場の裏を通って残流水路に近づこうとしたが、無理だった。左が河床林。水路はその手前を通っているがフェンスで仕切られ、そこまで近づくこと自体無理だった。



 写真62・フェンス写真拡大

 このフェンスが立ちはだかっていた。カメラを上げてフェンスの上からトライもしたが、それでも無理だった。










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