野洲川物語■南北両流跡探訪南流跡・5B |
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2.右岸旧堤防外縁道路を下るGoogleMapもう一度旧天神橋跡へ戻って、右岸外縁道路を下る。 写真12・右岸堤防内側から三上山旧天神橋跡道路が右岸堤防跡をくぐるところ。カメラの位置はかつての旧南流の河川敷だったところ。堤防の土手っ腹に穴を開けて、外側の風景を見ているわけだから、昔ならあり得なかったこと。いま堤防跡の内側がグランドゴルフ場になっており、その一画から三上山を見ているところである。 写真13・堤防跡道路へ 外縁道路、私が勝手につけた名前だが、旧堤防の外側をトレースするようにつけられた道路である。たとえば前項からずっと続いているが、左岸は国道477号「おうみんち」そばから、旧天神橋をへて旧今浜橋まで、ずっと旧堤防の外側を道路が通っている。右岸は、旧天神橋の少し下流まで来てその道が堤防上へ上がる。この部分だけ外縁道路がなくなっている勘定になる。上の写真は天神橋跡道路から堤防上へ上がる道路である。ずーっと先に見えるクルマは、カメラを構えている私のそばを音も立てずにそーーーと通り抜けていったもの。私の耳も怪しいが。 写真14・堤防上へ出る 取り付き道路から堤防上道路(幅は狭いけれど一応県道です。323号)へ出るところ。大きな木が生えていて、なかなかの風景である。一旦停止のクルマは、「こんなとこ歩くバカがおるかと」いわんばかりに、エンジン音高く追い越していったクルマ。うやうやしく道をお譲りしたことはいうまでもない。 写真15・堤防上から三上山 堤防上へ上がると三上山が見通せる。手前のメタセコイヤは下の明冨中学のグランドそばのもの。防球ネット体育館の一部がチラッと見える。 写真16・堤防を下る せっかく上ったのに、すぐ下りである。ものの2,30mほどで下りになる。見方によっては手前が上り、奥が水平に見えるかも知れないが、正しくは手前が水平・奥が下りである。下りきったところに一旦停止マークがあって、明冨中学の横からやって来た道路にぶつかる。これが再び外縁道路になる。その奥の森は樹下神社。 写真17・下りの途中で振り返る 下り坂の途中で堤防跡に向かって振り返る。結構高さ感がある。道は堤防を巻くように下っており、堤防自体はうんと高く、でかく感じる。 写真18・地球の森を見下ろす 地球の森の内部を見下ろす。右に駐車場左に稲妻型の遊歩道橋。バックの山はいうまでもない比良山系。 GoogleMap写真19・堤防を振り返る 樹下神社の横から、旧右岸堤防跡を振り返る。こうしてワイドレンズでとると、ほとんど勾配感がなくなってしまう。画面左のクルマは明冨中学の横からやって来て、旧今浜橋とへ向かうところ。 写真20・樹下神社 外縁道路沿いの樹下神社。柵の一部に「樹下神社」の石標。実はこれ、いってみれば神社の通用口のようなもので、正式な入口(写真20A)は県道に沿って左へ進んだところにある。といって、この勝手口から入れば横から入ったことになるのかというとそうではなくで、神社本殿にはそのまま進めばよい。おもしろい構造になっている。 写真21・樹下神社本殿 上に述べたように県道に面した勝手口からはいると真正面に鳥居があってその奥に本殿が見える。正式な入口からだと長い参道を歩いて、左へ折れたところである。由緒書き(写真21A) 写真22・お社 樹下神社正式入口の前に小さなお社がある。その昔の堤防の守り神といった雰囲気である。何か案内板でもあるかと思ったが、何もなし。でも石積でかさ上げしているところなど雰囲気ぷんぷんである。 写真23・地球の森駐車場入口 樹下神社から下流へ向いて進むと十字路に出る。車で走っていると十字路があることすら意識しない場所であるが、自分の足で歩いてみると確かに十字路になっている。右から出てきたクロネコは、今浜の集落から出てきたところ。仮にこれが直進すれば地球の森の駐車場へと向かう。同じ場所でカメラを左へ振ると右岸堤防跡(写真23A)が見えてくる。平坦化されており、形が残っているわけではないが。 GoogleMap写真24・今浜橋跡道路1 道は滑らかに左へ曲がる。途中でさらに下流へ続く右岸跡道路を分ける。右折すれば森作りセンターへという交差点である。 写真25・今浜橋跡道路2 写真24の場所から道路を横断して向かい側に渡る。車が走っているのが今浜橋跡道路。簡単にいえば右岸側半分がカーブ。左岸側半分が直線ということになっている。赤い車は左岸から右岸に向いて走っている。 写真26・今浜橋跡道路3 写真25の赤い車ぐらいの位置から左岸側の直線部分を見たところ。幌付き軽トラは右岸から左岸(今浜町側から中の町側)へ向かっている。 |
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