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付録:分水嶺総集編

鈴鹿県境稜線B・野洲川源流域2・田村川源流域1・水沢峠

初稿UP:2022.02.25

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地図S02.野洲川源流域2・田村川源流域1・水沢峠
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水沢峠

 三重県の四日市かどこかを走っていて、「水沢・・・」という道路標識が目についた。ウチのヨッちゃんが”ワーこんなところにミズサワがある”と喜んだ。彼女は、岩手県水沢市(かつての地名。現在は町村合併で名称は変っている)の生まれである。何とまあー、遠いところから・・・・。とまあ、そんなことがあって今回の「水沢峠」である。
 鈴鹿川の支流・安部川を遡って、さらに内部川と名を変え、いちばん山手を走る新名神を越え、宮妻峡のキャンプ地を越えて上り詰めたところの県境の峠である。滋賀県側へ下れば鈴鹿スカイラインにぶつかる。それが連続するカーブのどのあたりなのか。地図だけではこれ以上どうしようもない。ワラをもすがる思いで、「鈴鹿 水沢峠」で検索してみた。ナニ!。「すいざわ峠?」。まあ、読めといわれたら読めないことはないが・・・・。いやいや、参った。その水沢峠は、伊勢と近江を結ぶ間道のひとつとして盛んに利用されたといわれるが往時の面影は今はない、と。
 びっくりしたなー、「みずさわ峠」だとばかり思っていたものが、「すいざわ峠」だったとは。しかし、この峠が伊勢への道として使われていたとは。まあ、武平峠を越えるよりはこちらの方が近いことになるが、日野経由の人で湯の山温泉には縁のない人ということになるのだろうか。土山から入るには、鈴鹿峠の方が絶対に近いはずだから。それにしても「すいざわ峠」には参ったなー。



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