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付録:分水嶺総集編

北周りE・思い川流域/山川流域

初稿UP:2022.02.25

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地図N05.思川・山川流域分水嶺地図・3
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  細道越え(写真・下)
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 前ページの地図で県道178号・中山交差点から同180号が下ってくる。地図で見るとそれが市町境とクロスする。その手前を左折するとしばらくの間、市町境と並行して、最終的には県道307号に出る、ということでそこを走ってみた。ところがこことめざした市町境と並行する道はゴルフ場の私道だった。狙った道は通れなかったが、細い道は間違いなく市町境と交わっていた。その細い道を突き抜ける気にはならなかったが、せっかく来たのだからと”細道越え”として、記録にとどめたものである。




  R307越え(写真・下)
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  細道をそのまま突っ込んでもどこへ出るかわからない。県道180号を引き返し、改めて国道307号三日月池畔へ出た。国道307号と近江鉄道とに挟まれた細長い池で、ご丁寧にも市町境がそれらとクロスしていた。分水嶺が池を通ることは、湖南市の”にごり池”で経験済みだったし、前ページの”蒲生越え”で経験したように、1本の川が野洲川から日野川へつながっていたりで抵抗はなかったが、両側への流水口を探したり、結構面白いところだった。
  なおこのあたり、水口と日野を結ぶ国道307号は2本ある。旧国道の307号とグリーンバイパスである。いまのR307号越えは「思川流域」、次のグリンバイパス越えは「山川流域」である。なお、分水嶺に沿って付した三角印はその境目である。




4.山川流域
  グリーンBP越え(写真・右)
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  さて、ここから山川流域に入る。最初に出合うのが”グリーンバイパス越え”である。市町境のすぐ上に小さな橋がかかっている。(その部分の地図)。下を通るばかりで、実際にその橋がどことどこをつないでいるのかよくわからないが、位置の決定にはありがたい存在である。その下にここから日野町(または甲賀市)の標識が立ってはいるが、それだけではそれだけでは何の意味もなさない。橋の位置が市町境の位置でもある。



  中畑越え(写真・下)
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  県道540号、グリーンBPから分岐して水口町中畑を経由して日野町上迫に達する。その間の分水嶺が中畑越えである。左の写真、市町境、甲賀市側から日野町側を見たところ。通り越して、日野町側から振り返る。暗い森の中にぽっかり穴が開いて、甲賀市側がの木々が輝いていた。手前、日野町側が上り、甲賀市側は水平である。



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