前 項 へ | 次 項 へ | 中トビラへ |
地図001.伊賀街道(深川〜内保越え)地図 (国土地理院Webに加筆) 水口を出て伊賀上野を目指す伊賀街道。この項ではそのうちの杣街道別れから内保越えまでをレポートする。 地図003.伊賀街道(甲南町龍法師〜磯尾柑子線)地図 (国土地理院Webに加筆) 新名神を越えると民家も少なくほとんど森の中を行くようになる。特に広域農道を越えてからは建築業者の最終処分場や、市の不燃物処理場などが続く山の中を行くことになる。その中で磯尾柑子線をまたぐ前後で多少人間の生活感を感じる。この項はその磯尾柑子線を越えるところまで。 4.嶺南寺・天満宮 写真033.嶺南寺・天満宮 県道133号に入り、嶺南寺・天満宮が並んでいる。 写真034.天満宮 ここからは前項とは別に日を改めての取材。天気はいいが霞がかかって遠望は利かない。まず、天満宮と嶺南寺を巡る。 写真035.社殿 これは正しくいったはず。 写真036.嶺南寺天満宮から見て少し低い位置につながって建っていた。 5.新名神を越える 写真037.坂を上る 道を渡って県道337号への上り。標識が読めないので、前日に撮っておいたのを改めて。歩いてきたのは細い旧街道(県道133号の旧道)だが、天満宮の前へ出るところで、県道4号竜法師交差点からやってくる新しい133号に合流している。その133号が坂を上って337号とクロスするところである。 写真038.交差点 県道337号との交差点である。名称は不明。右から上ってくる向こうに新名神の高架が見える。地図を見ると黒のクルマが上ってきたその上り口が磯尾川でレポートした、県道49号が新名神の高架をくぐるところだった。左の写真038の交差点は、いまの高架をくぐる写真の高架下から見上げている坂の上ということになる。 写真039.上り 337号を渡ってなおも上りになる。それが結構きつい上りである。上り切った先で名神を渡ることになる。先ほど見た隣の県道49号はそれをくぐっている。こちらではそれを越えるというのである。 写真040.竜法師跨道橋 竜法師跨道橋から新名神”甲南IC”方を見たところ。ネットはさして高いようには思えなかったが、実際に手を伸ばしてみてもその上から撮影は不可能だった。その上ネットの目が細かく、撮る立場からすれば難儀な橋だった。もう1枚。土山IC方へ向かう。 写真041.新名神を越える 橋の上から行く手を見る。道はすぐに細くなる。竹ヤブのふちに可愛らしい鳥居のコーナー。通る人はいないのだから、立小便禁止ではないだろう。ゴミ捨て禁止ということか。効果てきめんゴミは一つもなし。 写真042.南へ向かう すぐに民家が見えてくる。竜法師の集落を離れてから久しぶりの民家である。 写真043.池→田んぼかな池かな。他のシーズンなら間違いなく池だけどこの時期だけはひょっとしてと思ってしまう。しかし、これは池だろう。田んぼならこんな形にはしない。 写真044.集落を越えて 集落、といえるかどうか、とにかく10数軒の民家が並ぶ中を越えていく。 写真045.森の中あとは森に挟まれた道を行く。 写真046.森を抜ける森を抜け高原状の道を行く。地図で読むと標高210m余。 写真047.青空 上の写真の2本の木である。通り過ぎて振り返ったところ。南向きと北向きの差。見事な青空である。道端にタケノコが生えている。もう1枚。 写真048.サイクリング車再び森の中へ入って、300m近い直線の下りになる。後ろからシューッという軽い音が近づいてきて、サイクリング車がスーッと追い抜いていった。 6.広域農道を越える 写真049.広域農道交差 まっすぐだから見通しはいい。先ほどから何台ものクルマが横切っていく。それだけの交通量があるのは広域農道しかない。もうそこまで来ていたことになる。もう1枚。 写真050.最終処分場 再び上りになって、”三和建設最終処分場”の前を通過。 写真051.森の中を行く (承前)私がこういう街道歩きをする場合、コース上のどこかしかるべきところに車を置いて往復することになる。今回の場合は天満宮に車を置いて内保越えとの間を往復した。天満宮前から歩きだして新名神の上を越えるまでの間はかなりはっきりした上りである。歩きだした途端のきつい上りだからこれは否応なしに意識させられた。しかしそれを越えるとほとんど勾配を感じない道だった。(次へ) 写真052.甲賀市不燃物処理場 (承前)特に広域農道を越えてから、内保越えまでの間、なんとなく重いのである。年齢のせいで久しぶりに歩いて重いのだろうと納得していた。ところが内保越えで引き返し、北へ向かうと何となく軽い。で、やっと意味が分かった。目で見ただけでは感じないぐらいの勾配がずーっと続いていたのである。(次へ) 写真053.藤の花 (承前)もっとも自然の山道であるから当然上りも下りもある。そういう上り下りではなく、目で見ただけでは全く上り下りを感じさせない程度の上り下りである。その体重の軽重で感じる上り下り。それをはっきり感じたのがこの区間だった。 7.生活ありき 写真054.子供飛び出し この先「子供飛び出し注意」だという。大人もいないのに・・・と、憎まれ口の一つもたたきたくなるが。 写真055.生活ありきたしかにここに生活があったことは歴然としている。しかしいまは。もう1枚。 写真056.森に向かう 気持ちのいい草原。子供が遊んでいたのだろう。もう1枚。木陰の家に車も見える。生活があるのも事実。 写真057.軽トラが追い抜く軽トラが追い越していった。左の畑で作業中の麦わら帽子。ほっとする。 |
このページトップへ | 中トビラへ |