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S08.磯尾川流域

S0802. 下磯尾川を遡る

取材:2018.04
初稿UP:2018.05.10


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地図005A.下磯尾川流域地図  (国土地理院Web地図に加筆)
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  下磯尾川。杉谷新田との峠付近を水源として下磯尾集落へと流れ下る。風景として現れるのは地図のA橋付近である。途中鴻川と合流し、下磯尾集落南東の岩附橋付近で磯尾川に合流する。













写真053.下磯尾川合流点
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 磯尾川と下磯尾川の合流点を下流側から見ているところ。磯尾川は画面左奥三重県との県境上磯尾方面から広い谷筋を流れ下ってくる。一方下磯尾川は画面右奥方、峠を越えて杉谷新田へ向かう道路沿いに流れ下ってくる。
  画面真ん中あたりに下からスイバの細い茎が伸びている。その左側が磯尾川からの流れ、右側、ちょっと黒ずんでいるのが下磯尾川の流れである。



1.出頭橋
写真074.下磯尾川
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 合流点に向かって流れ下ってくる下磯尾川。右の道が杉谷新田へ向かう道。軽トラの後ろに見える橋が出頭橋。

  写真075.出頭橋
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 「でがしら橋」。”出合がしら橋”と読まないように。”しゅっとう橋”と読むとさらに妙な雰囲気になる。









写真076.カーブ
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 川は道から離れて大きくカーブ、農地の中へ出ていく。向こうの山裾にもう1本道がある。そちらの方へ回ってみる。









写真077.ヘアピンカーブ
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  反対側から集落の方を見たところである。右奥に見える橋が先ほどの出頭橋。見えている川はそこへつながる下磯尾川の上流側である。両岸をネットでカバーされている。もう1枚。左上に見える倉庫を真正面に見たところ。川が畑の中で渦を巻いているように見える。まさに川のヘアピンカーブ。





写真078.橋が見える
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 見えている道は峠への道からT字型に分かれてきた道。そのまま進むと上磯尾集落の前へ出る。いまの133号ができる前の旧道かなと思うが、よくはわからない。橋が見えている。








2.鴻橋
写真079.鴻橋
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 その橋からヘアピンカーブの方を見たところ。橋の名は”おとりはし”。妙な名前やな。どんな字を書くの?。もう1枚のプレートは字がはっきりしない。さんずいへんに鳥の字が見える。そういえば・・・。地図を調べていたとき、”鴻川”というのがあったのを思いだした。どう読むのかな。鴻池のコウだけど。”鴻橋”、”こうのはし”でもなかろうし。これを”おとりはし”と読むのかな。なんだかんだと考えて、そうか、”おおとりはし”か。同じ字を重ねる場合、ちょんちょんと点を2つ打つことがある。それが上下に分かれていたから”こ”に見えたのだ。




写真080.下磯尾川
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 鴻橋は一件落着した。しかし、この川は”鴻川”なのか。下磯尾川のつもりでいるのだが、それがもし鴻川だとしたら話が違う。ふと顔を上げたら、例の危険地域の表示が見えた。・・・けれども、これでは読めない。が、よく見ると下磯尾川と読める。いつごろのものか分からないが、字がネガになって残っていた。




写真081.下磯尾川
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  最後に残っていたプレートを見たら、しっかり”下磯尾川”とある。間違いない。しかし、鴻川に鴻橋ならわかるが、下磯尾川の橋に紛らわしい”鴻橋”の名をつけるかな。でも考えるなら、4枚のプレートを先に一通り見てから考えるのと違うかなー。
  でも、この下部のバックは何だったのか。Pタイルを敷き詰めたように見えるが、絶対にそんな場所ではない。不思議である。もう一度確かめに行く気もない。行けばまた何かことが起こりそうだ。 



3.C橋
写真082.バス停
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 新田への道をさらに200mも進むと右手にバス停が見えてくる。地蔵さんが2体祀られており、”左いわお・・”との簡単な灯籠も添えられている。なかなか盛り沢山。賑やかなところだ。バス停だと思い込んでいたが、”コミタク”とある。単純なバスではないらしい。







写真083.農道
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  そのバス停の真正面に軽トラ専用の農道が、奥の山に向かって入って行く。ものの20mも進むと少し右にカーブしてガードレール1枚の橋が見えてくる。地図のC橋である。

  写真084.上流側
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 C橋の上から上流側を見たところ。山裾に見える立方体2階建ての左に見える道が峠への道。右の急な坂道は個人の住宅への進入路である。もう1枚。下流側。






写真085.蛇行する
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 緩く蛇行する。川というよりも溝に近い。もう1枚

  写真086.稲妻型に
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 田んぼの間を稲妻型に蛇行する。棚田の上の屋根が光る。








4.B橋
写真087.B橋へ
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  こんもりとした木の向こうへ寄ってくる。

  写真088.B橋
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 B橋である。道のすぐそこ。










写真089.上流側
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 上流側。すぐ目の前が落差工。下流側

写真090.B橋からA橋へ
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 B橋からA橋までの間は、定規で引いたような直線である。それを真横から撮ったのでどれが水路かわかりにくい。要するに黒い2本の線の間なのだが。次の写真を見ると分かりやすい




5.A橋
写真091.A橋
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  上の写真でカメラを少し右へ振ったところである。肝心のA橋であるが、文章で書くより写真で見た方が分かりやすい。左の写真にも、このコンクリートパネルを並べた橋が見えるはずである。

  写真092.下流側
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 A橋から見た下流側。直線状の水路の一番奥に送水管が渡っている。これが写真089落差工の奥に見える。








写真093.上流側
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  まだはっきり流れが見えるが、道路と山陰の間へ消えていく。奥に見える道が峠へ向かう。あとは木の下へ隠れて道路からは見えなくなる。

  写真094.山蔭へ消える
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 A橋から道路へ戻ったところ。流れは山陰へ消える。









付録.峠まで
写真095.峠近づく
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  峠への勾配を上り切ろうとしているところ。











写真096.新田集落がへ
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 上り切ったところですぐ下りになるわけではない。水平な(と思われる)道がしばらく続いた後下りにかかる。地図で読むと、この水平だと思われるところもわずかながら上りを続け、次の写真の地蔵さんのあたりで下りに向かうようであるが。







写真097.峠の地蔵さん
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  峠の地蔵さんが迎えてくれる。”「にほんの里100選」の集落、自然と緑いっぱいの村へようこそ!。ホタル飛び交う郷”との標識がある。
  右から細い道が合流してきて、ここからは間違いなく下りになる。目の前に新田の農地が広がってきて、印象的なところである。





写真098.右 大原谷みち・・
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  右手の細い道の曲がり角にかわいい道しるべが立っている。横からの光が気持ちよく、”右 大原谷みち・・”とある。隣の面は真正面の光、すべてがうまくいくはずがない。かろうじて”岩尾山道”とまでは読めるが。その隣に至っては”左 水口・・・”が精いっぱい。







写真099.サクラの古木
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 元へ戻って地蔵さんの横を少し下ると左側に立派な桜の古木が立っている。しかしここも御多聞にもれず写真097に見るようにネットで囲まれている。集落と木のバランスを考えるともう少しカメラを下げたいのだが、これでネットのいちばん下から。これ以上下げるためにはネットの中へ入り込み斜面を下る必要がある。残念ながらそれは無理。





写真100.新田へ入るには
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  杉谷新田の地は杉谷川流域である。当然のころながら杉谷川流域を県道132号沿いのルートでレポートした。「にほんの里100選」に選ばれた里はさすがと思わせる風景だった。今回のこのようなルートで入ることは考えても見なかった。成り行き上当然のことであった。しかし今、このルートで入ってみて改めて思う、杉谷新田へ入るには、すべからくこの古桜峠越えのルートで入るべし。






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