前 項 へ | 次 項 へ | 中トビラへ |
地図003.磯尾川下流域地図 (国土地理院Web地図に加筆) 磯尾川、杣川に架かる杣川橋の少し上流で杣川に合流する。最下流の橋は県道4号の磯尾川橋。この地図の範囲、新名神の少し下流まではほとんど真南へ向く(実際の流れは南から北へ流れ下る)。 1.合流点付近 写真001.県道4号磯尾川橋 前項でレポートした県道4号杉谷川橋から南東へ600m余り、野田交差点から100mほど手前に位置する「磯尾川橋」である。 写真002.下流側歩道橋の上から下流側を見たところ。遠く岸のサクラが見える。 写真003.サクラに近づく 左岸を歩いてサクラに近づく。左へカーブしていく先に橋が見える。杣川の橋である。その向こうの杉の大木とマンションに見覚えがある。 写真004.上流側左へカーブしてから先も桜の並木がずーっと続いている。曲がり角で見えた花いかだ。 写真005.近づく大杉 すぐそこが杣川の堤防。大杉が近くに見える。 写真006.竹ヤブ合流点が近いはずだが、竹ヤブが視界を塞ぐ。 写真007.合流点 竹ヤブのそばを回って杣川へ合流する。杣川は右(竹薮の向こう)が上流。遠くに大きな杉が2本見える。あのあたりは杣街道ですでに歩いてはずだけど。こうして方向を変えてみると分からないものだ。もう1枚。杣川の下流方を見る。中央の低い山が三雲の烏が岳(涅槃像のビール腹の方)。左、桜と重なる大きな山、ピークが見えるか見えないかが飯道山。 2.対岸から 写真008.対岸から 対岸へ回ってみる。こちらも見事な桜並木。だが合流点は見えない。当たり前だろう。竹ヤブで向こうからもこちらが見えなかったのだから。その竹ヤブの右にかわずかに流れが見える。?、これが合流点だったのか。 写真009.合流点近づいてアップするとかろうじてヤブの陰にそれらしき流れが見える。 写真010.対岸の桜 河川敷から見上げる対岸(杣川右岸)の桜。 写真011.大杉渡った橋のたもとの大杉。橋は杣川橋だった。 3.上流へ 写真012.上流へ 県道4号、浅尾川橋へ戻って改めて上流へ。 写真013.桜並木が続く桜並木が続く。 写真014.しだれ桜 枝垂れ桜も交じってにぎやか。もう1枚。 写真015.驚いた何と、驚いた。倒れた木に花が咲いている。これは木口小平だぞ。”死んでもラッパを離しませんでした”(日清戦争で戦死したラッパ手の逸話。戦時中、国民学校の教科書にとり上げられる。今の若い衆には通じない話だけど)。それにしても、根はつながっているのだろうか。どう見てもつながっているようには見えないが。 写真016.新治橋 新治橋である。県道4号磯尾橋から直線距離で360mほど。川そのものは蛇行しているから400mをゆうにこえるとおもわれるが。ご覧のような田んぼの中の橋である。 写真017.下流側下流側。右へ曲がって少し行くと先ほどの倒れて花を咲かせていたサクラの場所につながっていく。 写真018.上流側 上流側、写真のように一回右へ曲がった後もう一度左へ曲がる。要するに1サイクル蛇行したあとは、意外とまっすぐ田んぼの中を流れて新名神の下に達する。その間、県道49号が並走する、と書けば格好がいいが、実際は離合がぎりぎりの程い道である。そういえば、奥のほう、森と森との間に新名神の高架橋が見える。そこまで直線距離で1.2Kmほどである。 4.杉谷南交差点 写真019.森蔭を行く 新治の集落のはずれ、今まで広かった道が急に狭くなる。その道路の変わり目のサインのように立つ木。べらぼうに大きな木というわけではないが、印象の強い木だった。 写真020.町はずれ町はずれの道を行く。 写真021.森蔭の道 森蔭の道。正面の木が強い。その木のすぐ右、竹薮との間に遠く新名神の高架橋がかすんで見える。 写真022.新名神近づくそしてすぐ、高架橋がはっきりと見えだす。 写真023.蛇行する 堤防がないから普通に見ていたのでは川の姿が分からない。ふと下を見ると川が蛇行していく。先ほど新治橋のところで”意外とまっすぐ田んぼの中を流れて・・・”と書いたが、途中1、2度小さく蛇行するところがある。これがどうやらそれらしい。 5.新名神に出合う 写真024.新名神近づく 新名神が近く見えだす。道路が広くなる。地図を見ていて、新名神の手前100mほどのところで、県道に対して磯尾川が45度ぐらいでぶつかり、90度ぐら折れ曲がって跳ね返っていくところがある。実際の場所ではそれがどうなっているのか確かめたかった。その場所がここだった。 写真025.一直線に 上流、新名神の方から一直線に流れ下って来る。余談だが、右側の斜面にサルのお化けのようなものが並んでいる。これが何だったのか。現場では何の気にもならず見過ごしてきた。いまでも意味不明である。 写真026.反射していく そして左画面の右下へ突っ込んでくる。そしてぶつかって左奥へと跳ね返っていく。平地よりうんと低いところを流れているから、大きな問題はないのだろうが、これがもし堤防だったら水防の難所だったろう。 写真027.新名神をくぐる 写真025で高架橋の下に磯尾川に架かる橋が見える。その横から磯尾川を見たものである。川は手前から画面奥に向かって流れ下る。突き当りの上にガードレールが見える。それが今辿ってきた写真025を撮った県道49号の場所。そのあと森をまくように流れ下っていく水路が見える。その右、遠くにかすんで見える市街地が甲南町新治、野田、深川あたり。その中央辺りに杣川橋横の大杉が見える。 写真028.十字路 新名神高架下の十字路。左右に走るのが県道49号。高架と並行に走るのが同337号。カメラの背後が甲南ICにつながる。前方緩やかに勾配を上っていくが、その登り口で磯尾川をまたぐ。上の写真027はその手前から左を向いて撮ったもの。 写真029.片平橋 橋は片平橋。上の写真028で勾配の上の方を向いて右側、高架橋の奥を見たもの。下を見ると磯尾川の上流側が見える。川は画面奥から手前の方へ流れている。右側の岸(川の流れでいえば左岸)が左右に振れている。これは何といえばいいのか。蛇行とは言えないだろうし、千鳥足程度かな。よく見ると左の方も同じように千鳥足。何のためにこういうことをしているのか。ちょっと珍しい風景だ。 6.新名神を越えて 地図004.磯尾川中流域地図 (国土地理院Web地図に加筆) 新名神の高架をくぐったあと、成田牧場の東側を通過したあたりから、徐々に西へ曲がりだす。広域農道の磯尾口交差点を越えさらに南西へ蛇行を続ける。下磯尾で入り口で、下磯尾川を分岐したあと再び南へ向かう。 写真030.上流へ さて、改めて新名神の下をくぐって上流へ向かう。遠ざかる車の左上、電柱に挟まれて小さく格好のいい山が見える。ひょっとしてこれが岩尾山ではないかと確かめてみたが、そうではなく、岩尾山の少し東、これからたどろうとする三重県境の384.5mのピークだった。 写真031.成田牧場 片平橋からもよく見えていた牧歌的な雰囲気のところである。地図で見ると県道337号との間の成田牧場である。そういえば337号側にも素晴らしいサクラが見える。 写真032.サクラ並木道はすぐに狭くなる。新名神の下だけ、つじつま合わせに広くしたというところ。成田牧場の桜をもう1枚。 写真033.蛇行する 道路の田んぼ側にも動物除けのネットが張ってある。そのネットが1箇所切れたところ。川はここへきて2,3回蛇行する。田んぼ側にこんもりとした森があって、それを巻くように下ってくる。田んぼの向こうトラックが走るのが広域農道(県道337号)。 写真034.森を巻くその田んぼ側の森を半周して蛇行していく。 写真035.広域農道近づく 広域農道に近づき、右のトラックの下をくぐる。左のトラックのところにも川があるように見えるが、地図で見ると細い道路がくぐっているらしい。もう1枚。道路と田んぼの間のネットが見える。 |
このページトップへ | 中トビラへ |