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地図008.2川合流点地図 (国土地理院Web地図に加筆) 石部西交差点で旧東海道と別れ、名無し橋Bで宮川畔へ出、吉御子神社を左に見て名無し橋Cの分岐点のところへ着いたところである。上にも書いたように道路も分岐するが、川も分岐する(実際の水の流れは合流)。道路自体もうひとつぱっとしないT字路だが、川の流れはもっとわかりにくい。 地図008A.合流点アップ地図 (国土地理院Web地図に加筆) 関係部分だけをアップした。宮川を遡る立場で表現すると、下流側から、「名無し橋C」をくぐる。この橋Cは雨山文化運動公園へ行く道に架かっている。宮川は橋Cをくぐったところで左右に分かれる。左へ分かれた川はすぐに名無し橋Dをくぐる。反対に右へ分かれた川は運動公園へ向かう道に沿ってさかのぼる。 8.支流分岐 写真039.合流点 2つの川の合流点である。といってもこれを見てなるほどと納得される人は皆無だろう。左の送水管は名無し橋Dに並行している。したがって左から流れているのが宮川、画面上から流れ込むのが雨山運動公園から流れてくる川。両者が合流して画面右外へ流れ出ていく。もう1枚。左下が送水管。その下から流れ出るのが宮川。画面上から、ホイールカバーの右を流れてくるのが運動公園から流れ下る川。合流した川が名無し橋Cをくぐる。 写真040.名無し橋Dの上流側 名無し橋Dの上流側である。宮川が正面から流れ下ってくる。その奥は見えない。地図によると山の裾を弓なりに右へ曲がって名無し橋Eでもう一度右側へ出る。 写真041.名無し橋E 名無し橋Dから道はまっすぐ同Eに至る。一切橋の名はない。山裾でカーブしてきた川が左側の竹藪のそばへ出てくる。真後ろから照る太陽が川面に影を投げかける。それはいいのだけど竹には一切影はなし。 写真042.名無し橋E上流側 民家が数軒ある。左はその土地の擁壁。それに沿って流れ下ってくる。 写真043.宝来坂近く民家が切れて再び森に。右側を宮川が流れているはずだが、密集した木で姿すら見えない。 写真044.住宅地の裏へ 川は宝来坂3丁目住宅地の裏へ回っていく。 写真045.住宅地へ住宅地へ入って行く。 写真046.宝来坂交差点 宝来坂交差点。トラックが交差点に入りかけている。川はこのあとこの道に絡んでいく。県道113号・石部草津線である。 写真047.ポケットパーク前宝来坂交差点を右折して太陽を前に見るようになり、風景が変わる。ちょっとしたポケットパークがあって、そこから中学生が現れた。川は画面右外100mほどのところを流れている。 写真048.ポケットパーク ポケットパーク。紅葉が真っ盛りだった。道路から200mほど入ったところに石部中学校がある。その生徒作だというモニュメントがある。2つのL型の石を組み合わせて「愛・ふれあい」。いいなー。最後の仕上げを見てびっくりした。当然タテ書きだと思って右上から読みだした。なんて書いてあるのか。こんなレイアウトであるかなー。 写真049.住宅地の裏側を 上の写真048Aで見るように、中学校校門の目の前に橋が見える。これはその橋から上流を見たところ。川ぎりぎりまで住宅地が迫っている。どこにでも見る風景である。反対の下流側。上に見えるのは校舎の一つかと思ったが、上水道のタンクらしい。 9.立石川 写真050.立矢橋 ガードレール付きのただの橋だけど、ここにはネームプレートがついていた。今まで名無しばかりが続いていて、正直ほっとした。ほかの場所ではない。中学校の正門前である。まさか名無しでは格好がつかんだろうというところらしい。気持ちはわかる。タテヤ橋か。最初の字は下手に読むと「五」と読めないこともないが、しかしこれはタテヤだろうな。と次を見たら、たつやばしだという。ハイハイ分かりました。今度、龍哉クンにあったときにいうときます、「オマエと同じ名前の橋があったぞ」と。何でもいいんです、名前さえわかれば。
写真051.立石川 こんなアホなことをやってると橋の名前は大事なのです。橋の名前というよりは、万物すべての固有名詞かな。これが分かるのとそうでないのとで文章の書き方が変わる。などとエエ恰好をして3枚目のプレートを見て、へたりこみそうになった。「立石川」。なんでやね。そんな勝手なことされたらワシが困るがな。これがタテイシ川なのか、タツイシ川なのか、はたまたタチイシ川なのか。そんなことどうでもよろしい。宮川がいつどこで立石川に変わったかということである。 地図006X.第1分岐まで (国土地理院Web地図に加筆) ここで今までのことを整理してみる。推理小説などで、刑事がよくやる手だ。 地図006XX.第1分岐から第2分岐まで (国土地理院Web地図に加筆) 第1分岐から第2分岐まで、これはすでに述べてきたようにすべての橋が名無し橋である。ただ1つ、西縄手公園の横にある橋が未確認だった。たった1つの齟齬が大きな失敗につながることもある。念のためにと再確認に行ってきた。結果、名無し橋であった。アルファベットの順不同はその意味である。 地図009.河川名模式図 河川名の模式図を作ってみた。TVの刑事ものでよくやる手である。上が上流、下が下流。私が歩いているのは下流から上流向きである。 10.運動公園支流 写真052.雨山文化運動公園 とにかく運動公園まで行ってみた。遠い昔に一度来た記憶があったが、もっと水平的なところだった。別の施設と思い間違いをしているのかもしれない。で、結論はそれらしいしっかりした橋は皆無。来たという証明に公園の施設だけでも撮っておこう。 写真053.雨山文化運動公園 関所の入口など、こういう施設に必ずといっていいほどの黒い門。しかし入口は閉鎖。どこかの通用門へお回りくださいとある。要するに開店休業だ。ついでにもう1枚。 写真054.正門 雨山文化運動公園の正門である。この道が公園の中を通り抜け、石部中学校の裏を通って、山向こうの県道113号へつながっている。そちらの入り口にもゲートがあって、山一つが公園になっている。 写真055.公園入り口近く さて川である。第2分岐、工事現場のようにな白塀を後に、ずーっと川を左に見て山間を走るだけ。何の変化もない。途中採石場のような場所があるが、川の名につながるようなものは皆無。そのまま運動公園の入り口へ着いてしまう。小さな堰堤があって、その向こうはちょっとしたプール。 写真056.プール プールといっても水泳のためのプールではない。流れ込む水を一時ためておくもの。いまは開店休業。その向こうに公園の通用門。これもお休み中。 写真057.暗渠へ 川というか溝というか、それを遡って正門前に至る。暗渠になっていて、道路の下をくぐって反対側へ出る。 写真058.通行止め道にロープが張ってあって「イノシシ危険注意」とある。その上にはムカデ、マムシ。人が嫌がるものを全部並べたというところ。 写真059.林の中へ 落ち葉が降り積もったきれいな道である。ちょっと入ってみる。流れはホンマの細い溝に。後で調べてみたら、この先で小さな池につながっているらしかった。 |
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