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N03.思川流域

N0300E1_1. B池探索

取材:2015:04
初稿UP:2015.05.29


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1.B池探索
地図107.B池探索地図(国土地理院Web地図25000分の1)
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 前項で思川の支流に当たる名称不詳川を源流のA池までさかのぼった。その途中で桜ヶ丘住宅地内にあるB池の存在に気付いた。というのは桜ヶ丘住宅地自体が甲賀市水口町と日野町の境界すれすれすれに位置しており、その境界線が野洲川流域と日野川流域の分水嶺に他ならないことが見えて来た。
 と同時にB池はこの地域に散在する農業用水池の一つだろうが、それと同時に桜ヶ丘住宅地のシンボル的な存在に読み取れた。





写真321.貯水池
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 県道178号から貯水池を見たところである。ちょうどプールのような長方形をなしており、長辺が山間農地の幅に対応している。なぜそういうモノをそこに設置しなければならないのか、素人の私にはわからない。その奥にB池の堤防が見える。現地へ入るまでは、上流(画面左、山間農地の上流)にあるA池にのみ意識があり、B池にはあまり意を置かなかった。しかし地図をしっかり読んでみると、これが見逃すわけにはいかない位置を占めていることが分かってきた。貯水池の一番奥からB池を見たところ



写真322.貯水池の裏手
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 貯水池の裏手からB池へ向かう。以前来た時はすぐ山手を回り込んで・・・と思い込んでいたが、田んぼを水平に横切って上りにかかる。大した違いはないのだが、なんとなく遠回りをさせられたような気がする。多分ここを登るのだろうと考えていたルートは、B池から貯水池への水路になっていた





写真323.田んぼを横切る
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 B池からの水路を渡って、田んぼを横切る。左の写真で、突き当りの上りを左へ。その途中からB池を見る


  写真324.B池畔
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 B池畔に着く。ネットが張り巡らされていた。レンズをネットに密着させて対岸の桜を撮る







写真325.B池を見下ろす
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 いったんクルマへ戻り、水口台交差点から住宅地内を経てB池の対岸へ回る。急な勾配で、池を見下ろす地点まで一気に登る。枯れ枝の間から下方に池が見える。夏だったらこの視界はきかなかっただろう。もう少ししっかり見える場所はないかと4,5m右へ寄ると、下からけもの道のような細道が上ってくる。よく見るとすぐその先がB池畔。何や、こんな場所だったんか。






写真326.桜ヶ丘ごみステーション
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 その道を少し行くと広場があって桜がきれいに咲いている。これが先ほどB池畔から見た桜らしい。
 以下余談、住宅地の急こう配以外は分水嶺とは何の関係もなし。
 公園としては大きな建物があって、「桜ヶ丘中央ごみステーション」との表示がある。これだけでは意味が分からないが、住民が各自ごみをここへ待ってくるのか、ごみ収集車が集めてきたごみをここでいったん簡単な処理をするのか、どちらかだろう。と考えていて、壁面に「このごみステーションは、区民以外(入区していない世帯)は使用禁止」とあるのに気がついた。ということは住民が各自ここまでゴミを運んできて、ごみ収集車はここへ一括して取りに来るということだろうか。もし私の推測通りだとしたら、これはきつい。歩くだけでもどうかと思われる急こう配である。そこを自転車にごみを積んで上り下りするとしたら。  






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