デジカメわいわい村
とれとれ作品集 NO.53

2010年04月・後半

も ど る

今回のBEST5

JIJITKS m.m 山田敏夫 SKI MEGW


SSHND森川S.T山田MRTm.mMEDHNJIJITKSSKIMEGWKUC

も ど る
■SS

■着信:2010.04.13
■場所:野洲市 希望が丘文化公園
■1. 桜
 満開のさくらが雲がたなびいているように見えたので撮りました。背景がごちゃごちゃしているのが気になります。
◆不思議な咲き方だ。どないなってるのかな。以前、希望ヶ丘のサイクリングロードのそばで、このような桜を見た記憶があるが。たしかにSSさんがいうように、バックがごちゃごちゃしている。しかしこの状態では仕方ないだろう。じゃ、何をどうしたらいいか。実際にその場に立ってみなければ分からないが、このときは薄曇りぐらいだろうか。しっかりとした光が当たって、バックが影になるときがあるとすれば、そこがねらい目だっただろう。天気を見ながら再挑戦。そのときまで桜はもたないだろうな。
■2. 散歩
 木から離れている場所で犬の散歩をしている方とすれ違った。なんとなく木のそばを通る予感がして後を追っかけあわててシャッターを押しました。すぐ行きすぎてしまい残念でした。
◆なかなか思うようには動いてくれないもので、犬を連れた人はモンゴルの大草原をいく、というイメージなのに、手前の人物はどこから出てきたのかな。のいてもらうわけにもいかないし。根気よく通うしか手はないな。
■3. 花曇り
◆広さ、木の大きさ、空の高さ、いざというときの構図のイメージトレーニングだと考えて、数多くシャッターを切る。自分の位置とレンズの関係が自然と身に付くようになるとしめたもの。




も ど る
■HND

■着信:2010.04.13
■撮影場所:いずれも過日奈良の宇陀・桜井方面に桜見物に行った時のものです。生憎の天候で苦労しました。
■1.雨に濡れて
 大野寺の自慢の枝垂れ桜ですが、折角の雨で重そうで、足元も悪く傘の花が咲いている中タイミングを見て撮りました。
◆ほんと重そうだ。折角傘の花が咲いているのだから、それを入れたらよかったのに。どんな色の笠か分からないが、きょう日のことだから、いろんなのがあったのじゃないかな。よくいわれるけど、赤い傘などもってこい。
■2.霞む山
 雨の合間に印象的だったので撮って見ました。空も白かったので苦労しました。
◆空が白いのに気がついていたら、無理して入れる必要はないのに。空をカットすると、手前の森が大きくなりすぎるのは分かるけれど家の右あたり、森が低く山が高い所あたりでまとめた方がよかっただろう。
■3.山桜
 田舎道を歩いていて目に留まりました。山桜と地蔵小屋がなんとも言えない風情がありました。
◆なつかしの日本というところ。いい風景だ。写真は下が窮屈だけど、入れられない事情があったのだろうか。舗装道路か何かかな。いずれにしてもちょっと窮屈だった。




も ど る
■森川邦昭

■着信:2010.04.13
■撮影場所: 笠原桜公園(守山市)
■題名:満開の桜公園(共通)
 斜めからの光を特に意識して桜や人物が映えるように、人物や犬を配して桜に浮かれる季節の雰囲気を表現しようと試みました。
◆1.子供が木登りをしているらしい。いまの子供にしてはめずらしい風景だが、それがもう一つ表へ出てこない。桜と子供がお互いに邪魔をしあっている。このままだと桜も生きないし、子供も生きない。子供に近寄れたかどうかは分からないが木に登っている子供を下から狙ってバックを桜にしたかった。
◆2.快晴だったとか。夕方の光がカメラの前から来ているようだ。これも桜と光がケンカした。バックの草の明るさなどで桜が生きてこない。きっちり計算できた条件でない以外、桜の逆光は難しい。せめて真横ぐらいまでか。
◆3.これも太陽は左前あたりか。まん中の2本の枝のように、しっかり光が当たるときれいに輝くのだが、バックが同じ白い桜で、浮き上がると言うところまではいかなかった。
 ディスプレーがすべて同じ状態ではないので、何ともいえないが、液晶画面の正面から少し離れた角度で見るとコントラストが上がり、2本の枝が浮き上がってくる。画像調整時にもう少しコントラストを上げたらよかったかも知れない。
 この場合の犬は写真という立場からどれだけ効果があったか疑問。右下の草原が広いから、そこらあたりにおいても悪くはないだろうが、それによって写真が大きく変わると言うことはなさそうだ。
 


も ど る
■S.T

■着信:2010.04.14
■場所:京都府亀岡〜嵐山
■題名:保津側下り
JR山陰本線嵯峨嵐山駅に併設されている嵯峨野観光鉄道トロッコ列車の予約乗車に落ちこぼれJRにて亀岡着保津川下りを楽しむ。(亀岡〜嵐山間16`約90分)
■1.保津川下り
 船頭の竿、櫓さばきで早瀬を楽しむ。
◆「カイの雫も花と散る・・・」と言うところか。これがどのように操作されるのかよく分からないが、写真としてはもう少し広く周囲を入れた方が、よかったと思う。
■2.櫓さばき 舟先竿1櫓2 艫櫓1 計4名。
◆カメラを「捧げ筒」をしての撮影か。ワイドレンズを使えるようになってこういう撮影は楽になった。ましてや撮影結果をその場で確かめられるデジカメは
ノーファインダー撮影の申し子のようなものだ。
カメラを少し下へ向けた方がよかっただろう。
■3.トロッコ列車
 山陰本線新旧交差地点で。
◆時間と空間の交差点。岸に構えて撮るのなら、トロッコが来るまで待っておればいいのだが、自分の船も動いているわけで、これは貴重な瞬間だろう。写真としては右下の正体不明のものの正体をしっかり見せるぐらいのフレーミングの方がよかっただろう。カメラを捧げる手が見えるともっと面白かった。
  


も ど る
■山田敏夫

■着信:2010.04.15
■初めて南桜から撮りました宜しくお願いします。
■1.草取りをしている人がいました。
◆三上山の手前、画面を横切る桜並木。手前に広がる家庭菜園で畑仕事のオバチャン。そのそばで子犬が一匹、のどかな春の日、いい写真である。桜並木と画面の下辺が平行で、悪くすると「二の字」構図になるところだったが、中央の農道がそれをうまくカバーしてくれた。これで桜並木までの奥行きが出た。この道をワンちゃんがカメラに向かって走ってくるところだったら、もっとよかっただろう。しかしそれは無理な注文だろう。
■2.桜のあいだから三上山入れるのに苦労しました。
◆桜並木に近寄って木と木の間に三上山をいれた。山の左斜面の線とサクラの木との関係(山の斜面のいちばん低いところと気を合わせた)など、かなり慎重に絵を作ったことが読みとれる。いい写真である。堤防の線があとほんの少し左下がりの方がよかったか。これはカメラを傾けることで解決できる。普通、カメラを傾けると縦の線が気になるが、この絵にはそれがないから、多少の傾きは気にする必要はない。
■3.このような雲を入れました。
◆薄雲がたなびいている。それを意識したらしいが、この雲では主役は無理だ。それと同時に下が窮屈だ。カメラを下へ振ってノーマルな絵にしたほうがよかっただろう。


も ど る
■MRT

■着信:2010.04.15
■4月6日の植物園、4月10日の笠原公園、八幡堀の桜の写真です。どの日も、良いお天気で満開でした。満開の桜をーーーと、撮って来ました。
■題名:桜
◆3枚1組として見るか、別々に見るかで変わってくるが、いずれにしても3枚が同じ手法で変化に乏しい。あえて見所を探せば、1枚目は手前の花と遠くの花との遠近感、2枚目は中央手前の花のアップ、3枚目は左下奥に見えるぼんぼりということになるが、いずれにしてもマイナーチェンジでしかない。
 桜の写真を3枚並べるとしたら、花主体、幹主体、添景物との組み合わせとか、3枚の構成も考えたい。それと口で言うのは簡単で、実際は難しい話だが、たとえば3枚目のぼんぼり、薄暮時に灯が入ったときに撮ると趣が変わる。行ったときになりゆきで撮るのではなしに、その場所ではどういうタイミングに行くのがベストかを考える。結局は撮影前のイメージと言うことになる。




も ど る
■m.m

■着信:2010.04.16
■撮影場所:三井寺
■ライトアツプの桜を≪寺院を背景にうまくシルエツトにしたかつたのですが≫思う構図にはできませんでした。 夜間撮影なのにライトを忘れ、手探りの操作で写しましたので、桜の色が変になりました。原因がつかめません。 写した本人もわからない写真です。
■1.ライトに映える桜
◆「指定時間内にお越しになったかただけにお見せします」。写真の神様が時間限定で演出した写真である。
 薄暮時だったのか、空は明るい。そこにシルエットの塔。ライトアップしていなかったら、桜は全体が上半分の淡いブルーになってしまった。それはそれで一つの作品になっただろう。しかし、この時はすでにライトがともっていた。ということで照らされた部分がピンク色になった。結果、花がピンクとライトブルーの2色に色分けされることになっり、絵に変化をもたらした。これが完全に暮れきってしまったら、おそらく下の照らされた部分だけが写っただろう。塔はライトアップされたかも知れないが、少なくともこのような写真にはならなかった。m.mさんは「写した本人もわからない写真」だというが、刻々と変化していく明るさの中で、ごく僅かな時間だけに見えた風景だった。夜桜を撮ろうと出かけたチャレンジ精神への褒美だろう。いい写真だ。
■2.参道
◆暮れきってしまうと薄暮時ほどの妙味はなくなる。しかし、高台から小径を見下ろすアングルもいいし、道の突き当たりに見える黄色い照明が奥行き感を作り出した。これが白い照明だったら、ここまでの風情が出たかどうか。肉眼では照明の色まで判別できないが、これはその照明がきいた。右側の大木のシルエットもいい。
■3.幽幻
◆ライトアップの花と街路灯を組み合わせた。右下の黄色入口?が中途半端だったのが悔やまれる。これがきっちり入っていたほうがよかっただろう。




も ど る
■MED

■着信:2010.04.16
■1.疎水
 天気予報で明日から雨と聞いて三井寺の疎水に慌てていきましたが、この日も曇り空できれいな桜が見られませんでした。空を入れないように疎水に向かって垂れ下がっている所を撮りました。
◆空を避けて水路に垂れる桜を狙った。意図がはっきりしている。水面の光る部分を避けて、奥の暗い所に花を持ってきたのも理にかなっている。バックの石垣もこの場合はうまく調和している。派手ではないが落ち着いたいい写真である。
■2.公園の桜
 雨の後の桜でもう散り始め。風の強い日で雲の流れが速く白い雲が花に重なってしまいました。
◆一枝を薄曇りの中へ置いた。枝の置き方が画面の水平方向と一致したことが、構図の上でしんどかった。曇り空だが、桜に対しては光は逆、花はもう一つはっきりしない。とくに青空の部分で花がごちゃごちゃするような結果になった。バックの選択の難しさである。撮影条件が合わなかった。
■3.新芽
 守山市の運動公園で木の名前が判りませんが新芽があちらこちらと目を吹き出して、赤い芽がとてもきれいに見えて撮りました。
◆生け垣の新芽だろうか。柔らかい光を受けて新芽の初々しさが見事である。絵としてはいわゆる群像ものになる。どれか一つ主役になるものをはっきりさせたい。いまの場合は中央の背の高い葉っぱがそれに当たるのだが、右端の葉を広げた葉っぱもうまくすれば主役になれる。ほかの葉っぱとの関係で、これを使った方がよかったかも知れない。




も ど る
■HN

■着信:2010.04.16
■毎年桜見物に八幡掘りに行っています。今年も変わらずに行って来ました。4月6日は快晴の良いお天気でした。
■題名:八幡掘り
◆1.標準レンズぐらいで壕全体をまとめたが、右側の石垣、下半分の壕の水面、左半分の対岸の風物が多すぎて、結果として桜が目立たなくなってしまった。荒治療だが、右上の三角形の黒い屋根?まで、下は橋の影ギリギリのあたり、左は桜の枝から橋が僅かに見えるあたりまで、右、下、左をカットして、縦位置にすると花が目立ってくる。要するに望遠の視角だった。
◆2.橋を使った額縁構図である。船が作る波が光って川幅いっぱいに広がっている。これが魅力的だ。しかしコンクリートの橋が分厚くて魅力不足。思い切って左の橋脚、上の橋本体、右の橋脚の陰の部分をカットして、望遠の視角にした方がよかっただろう。ただ、そうした場合に橋の手前の水面が手持ちぶさたになる。この場合はカメラをできるだけ下げてやると、橋が上がり、船の後の民家などがもっと上まで楽に入ってくる。とにかくカメラを下げるか下げないかが勝敗の分かれ目だった。
◆3.柳は緑、花は紅。船の波も素直で、落ち着いた構図になった。観光船がもう少し小さい方が安定したかも知れないが、この3枚の中ではいちばん落ち着いた絵になった。左岸にも桜がほしいが、ないんだから仕方ないか。


も ど る
■JIJITKS

■着信:2010.04.19
■報道写真めいて
7年に一度の信州諏訪大社/御柱の”木落”としです。撮影場所はおそらく報道陣以上の好位置を確保しました・・・・・、腕は別を痛感します。
■1.坂上
 木落とし寸前の御柱はゆさゆさと上下に揺らされて、今か今かと胸ときめく一瞬です。
■2.木落としA
 直後のスリリングな場面。落ちまいと大木にすがる人、支える人、追いすがる人・・。
■3.木落としB
 落ちる人、転ぶ人、滑る人、なお飛び乗ろうとする人。勇壮な人間ドラマでした。短い人生の場面を象徴しているようでせつないものがありました。
 5月には”里曳き”を見学します。 7年に一度の行事、もう見ることは無いと・・・と周辺の人々に急かされて、行きました。
◆布施さんの「信州茅野便り」の編集を終えて、一件落着とメールをチェックしたらJIJITKSさんから同じテーマの原稿が届いていた。タイトルにあるように、まさに「報道写真」。3枚1組として見ればいいのだろう。
◆1.戦国時代の砦を思わす凄い人だ。布施さんのレポートでもそうだが、ちょっと想像できない人の数。確か、川の対岸に観客席があったような記憶(現場にいたわけでなしに、後日ここが観客席だと教えられただけ)があるが、そこからの撮影か、2.3の撮影角度から判断して、さらに高い場所だったのかも知れない。
◆2.ほぼ正方形にトリミングされている。JIJITKSさんは下の6人にこだわったのだろう。この6人面白iいねー。何ともとぼけた味。うっかりすれば、太い綱にはねとばされるかも知れないのに、それに立ち向かおうとする。この木をワシが止めてやろうとでも思っているのだろうか。「何してんねオッサン、はよ逃げんか!」と怒鳴りたくなるような。
 柱がもっと近づいたとき、このおっちゃんたちどう反応したのか。そんなショットはありませんか。
◆3.ブリューゲル(LINK先で出てくる中程の「子供の遊び」など)が描く農村風景を思い出す。それぞれがてんでバラバラの姿を示しながら、すべては御柱一本に集中している。「短い人生の場面を象徴しているようでせつないものが・・・」、同感同感、私などは、右側で頭を柱の下につっこんでいるおっちゃんの心境でおります。いやいやすごい写真を見せていただきました。




も ど る
■SKI

■着信:2010.04.23
■場所:近江八幡市
■1.青空の日の川面
 今までにも、水面を入れた写真を撮ってはいましたが、いつも曇り空の日の撮影で、どんよりとした水面の色でした。晴れたこの日の撮影は、水面も明るく空の色が水面に影響することが良く分かりました。
◆八幡堀の水はいつも濁っている。だから普通に撮れば濁って写る。これなどは青空と白雲を映して何とか化粧をしてつくろったと言うところ。ここまではたしかにSKIさんがいうとおり。問題はその次だが、狙ったのが「川面」だとすれば、突き当たりの黒い橋か何かは不要だし、右側もあまり魅力がない。と考えると上と右をカットする手が出てくる。上を黒影が消えるか消えないかぐらいまでカット。右はそれに比例させてカット。そうすると白雲はもちろんのこと、川面に映った左下の黒い幹なども生きてくる。トリミング見本
■2.支える幹
 逆光の中で、桜の花を支える幹がとても強そうに見えました。
◆いい写真だ。直線的な幹がくくっと稲妻型に折れ曲がるさまにリズム感がある。青空と白雲のバランスもいい。あえて言えば幹の右側の淡い白雲が邪魔だったか。
■3.航跡
 船をもう少し小さく(遠くに)撮りたかったのですが、結構スピードが速く、間に合いませんでした。「あの位置に来たら撮るぞ−。」と言う気持ちで、ピントを合わせ、待たないとだめですね。
◆SKIさんの自己評価は満点。「あの位置に来たら撮るぞ−」・・はまさにその通り、何も言うことはない。しかしそれでは商売にならないので、以下、いじわるジジイのたわごとを。
 この3枚をサムネイル(コンピュータの縮小表示で出てくるくらいのサイズ)で見ると2枚目がいちばんはっきりと分かる。1枚目と3枚目は壕の光が目について全体像がわかりにくい。すべてがその通りだとは言いきれないが、縮小表示で全体像が理解できるのも写真の出来不出来の判断材料になる。結局この場合、船が小さくても、逆光で撮ること自体、写真としてはしんどかった。
 そこで無理を承知の開き直りだ。上は橋が見えなくなるまでカット。下もカットして横位置に。ワシは観光船じゃ、これがワシの航跡じゃ、モンクあるか。
 トリミング見本




も ど る
■MEGW

■着信:2010.04.24
■1.初夏の訪れ
 三井寺にて三重塔を背景にモミジの若葉の輝きを撮りました。
◆日の高いこの時期(4月半ばから9月初め)、日中には太陽がほとんど真上から照りつける。このような光線状態で建造物を撮るのは苦しい。屋根が光って軒下がつぶれてしまう。いまの場合、最高層の瓦は光を受けているが、1.2層目は建物の影になって塔の姿がシルエットになった。それが成功したともいえる。空が抜けたのは、日中にカメラを南へ向けるしんどさだ。しかし、全体としてはその困難な条件の下でうまくまとめているといえる。
■2.山門に映える
 南禅寺山門にて山門の上から眺めた桜は綺麗かなと思いつつ撮った一枚です。
◆1よりは多少おとなしい条件のようだ。空の状態が最低限で辛抱してくれた。大屋根の下に光る金色の金具(これ何というのかな)、これがバチっときいている。それとMEGWさんもいう回廊上の人影。やっぱり主役は山門だ。と考えると手前のサクラがちょっとでしゃばりすぎた感がある。とくにサクラの面の左端に花の穴があいたような箇所がある。そこが妙に気になって仕方がない。そこらあたりまで引っ込めた方が絵が安定しただろう。細かいことを言ったが、重量感がある言い写真だ。
■3.朝陽の影に
 近くの公園にて朝の陽射しに咲いているコブシ一輪です。
◆ピントがビシット来て、きっちり撮れている。花1輪で絵を作るのは難しいのだが、それも何とかクリアーした。そういう意味ではすべてOK、
 問題は朝の光。前回の投稿でも感じたことだが、白が売り物のコブシの花を、あえて朝日で撮って、黄色がかった色にする意味は何か。疑問が残る。




も ど る
■KUC

■着信:2010.04.25
■「松原下屋敷」
彦根市の松原下屋敷(お浜御殿)という、旧彦根藩主「井伊家」の庭園が特別公開されたので見学して来ました。琵琶湖に連動する池や森のようになった築山の広い庭園であり、ポイントが絞れずに、報告写真になりました。
■1.灯籠のある屋敷から池と対岸の景。
◆実際はどの程度の広さなのか分からないが、遠近感が感じられる。多分中央奥のケヤキの木とその手前の池のせいだろう。そのケヤキがあまりにまん中にありすぎるのが多少気になるから、下と右とを少しカットする手もある。ただしそれをやると、左側に岩と灯籠が重なってくるから、ちょっと難しい面もある。こういう庭園というヤツは、次から次へとものや木が多すぎるんだな。
■2.「つくばい」のある位置から池と対岸の築山を撮影。
◆結果として、左右がふたをされた感じで、せっかくの池の面などが窮屈に閉じこめられてしまった。といって木はそこにあるわけだし、どう撮ればいいのかな。しかし3に比べて遠近感は感じられる。
■3.対岸の築山の石組みと灯籠。
◆絵は広くなった。その分、遠近感はというと、これはちょっとしんどくなる。右の木が中途半端だったのかな。画面の中央で直立している石が画面全体の邪魔をしているように思うのだが。私がこだわりすぎているのだろうか。





このページのトップへ も ど る