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琵琶湖一周カメラウォーク
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番外編2 熊野古道カメラウォーク

2005年7月10〜11日

第2日 熊野古道ウォーク

(「野中の清水」から道の駅「なかへち」まで)




心配した雨もほんの数分間のにわか雨だけ。

山の上は風もあり、想像以上の快適なウォーク日和でした。

7:30 朝食。
8:30 ホテル出発。



熊野古道は熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)を目指す祈りの道であり、

紀伊半島南部を縦横に貫く巡礼道の総称です。

中でも最も知られているのが、今日これから訪ねる、 熊野古道「中辺路」コースです。

和歌山県田辺市から東へ、熊野本宮大社へ向けて、現在の国道311号沿いに連なる古道です。

今回はそのなかで最もポピュラーな、野中の清水から道の駅「なかへち」までを歩きました。

熊野詣本来の趣旨からすれば、熊野本宮に向けて歩くのが一般的ですが、バスの駐車の関係で、今回は逆コースとしました。



国土地理院発行 2万5000分の1地形図、「栗栖川」と「皆地」のそれぞれ一部を合成して使用しました。

9:50 道の駅「なかへち」着。すげ笠スタイルはガイドの伊藤さん。よろしく。

この後、バスでスタート地点へ移動。
10:15 野中の清水近くの出発点。旧国道を東へ、野中の清水へと向かいます。
「野中の清水」。旧国道311号沿いに湧き出る清水で、古来一度も枯れたことがないという。

いにしへのすめらみことも中辺路を 越えたまひたりのこる真清水  斎藤茂吉
谷の底を行く現在の国道311号。 旧国道から、段々畑を横切って熊野古道へ。 
藤原秀衡の古事にちなむという「秀衡桜」。

もともとここから西へ100m余りの継桜王子社の境内にあったものが、明治22年の豪雨で倒れ、

現在地に新しい苗を植えたのだという。
いにしえの雰囲気を今に伝える「とがの木茶屋」。
とがの木茶屋の内部。
10:40  野中の一方杉。

枝がすべて谷側(南側)に出ていることからこの名がある。一説には、この枝はすべて那智大社を向いているのだという。
 「継桜王子」。

さきほどの秀衡桜のもとの木、根元がヒノキで その上にサクラがつながっているという稀有な木がここにあったという。
軒下に板のサガリをつけた,この地方独特の民家のスタイル。
第2日前半終了

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  第2日後半へ続く
 
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