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付録:分水嶺総集編

南周りB・宮川流域2・落合川流域

初稿UP:2022.02.25

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地図S02.宮川・落合川流域分水嶺地図
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東坂越え
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  湖南市と栗東市の境の峠である。県道113号を下から見れば間違いなく登りなのだが、上り切ってみれば、どこが峠なのかわからなくなる(写真左)。キツネにつままれたようなところである。このT字路はメイン道路・支道すべて切通しである。そんな場所の峠探しにどれほどの意味があるか。どういう事情があって市境がこのように移動したのか。素人にはわからない。しかしこのT字路が湖南市と栗東市との分水嶺であるとこは間違いない。この遊びの結論は、本文の地図018、これ1枚に尽きる。

  分水嶺に付した赤い三角形マーク()は、対象流域の境目、たとえばいまの場合は宮川流域と落合川流域の境目という意味である。山地へ入れば、尾根筋を読むことでその位置ははっきりするが、今回のような市街地ではそういうわけにはいかない。いまの場合、東坂越のすぐ近くとしたが、”まあその辺りやろう”といういい加減なものである。流域としては、野洲川へ最後に流入する川、いまのこの地図の場合は”宮川”と”落合川”のそれぞれを一つの単位とした。例えば落合川流域は、「落合川、広野川、北浦川、井ノ本川支流」である。なお、井ノ本川支流はその近くを歩いていて何かの表示にこの名称を見た。じゃ井ノ本川本流はどこかと探したが、それは見つからなかった。



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