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S07.杉谷川流域

S0701A. 杉谷川を遡る・A

取材:2018.02
初稿UP:2018.04.08


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地図003.杉谷川下流域地図  (国土地理院Web地図に加筆)
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  杉谷川下流域である。矢川橋南交差点から県道49号が並走するが、次の交差点で49号は左へ折れ、磯尾川沿いへ出てしまう。そんな事情でそのあと県境まで並走する道は県道132号ということになる。
  県道4号から、広域農道を越えるまでは集落が散在する農村地帯だが、それを越えると山間に入る。









1.合流点付近
写真001.県道4号杉谷川橋
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 県道4号杉谷川橋を南から見たところである。すぐ奥の交差点は矢川橋東、続く矢川橋西を右に折れると矢川橋を越えて矢川神社というところ。道路標識は2つをまとめて表示しているので、ややこしい表記になっている。川は橋をくぐってすぐ写真の画面右外を流れる杣川に合流している。川の名が杉谷川、橋が杉谷川橋である。





写真002.合流点
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 杉谷川橋の上から合流点を見下ろしたところ。杣川は右が上流。

  写真003.対岸から
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 対岸(杣川右岸)から杉谷川の合流の様子を見たところ。急に大きな落差で流れ込んでいる様子が見てとれる。








写真004.上流側
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 あらためて杉谷川橋から上流を見たところ。もう1枚

  写真005.上流側
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 上流側、魚の遡上用緩斜面が見える。

  写真006.上流へ
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 上流へ、手前(川の流れでいえば右岸)に河床へ下る緩斜面が見える。



2.奥ノ浦橋
写真007.県道49号奥ノ浦橋
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 県道4号から800mほどさかのぼったところ。しっかりした橋が見えてくる。県道4号から分かれた県道49号が、次の信号で左へ折れる。(ちなみにこの信号をまっすぐ進むのが132号・杉谷川はこの132号沿いに流れる)。話を戻してここで49号が渡るのがこの橋(奥ノ浦橋)。すぐそばの田んぼのふちに梅の花が咲いていた。川よりは田んぼの方がはるかに高い。






写真008.県道49号奥ノ浦橋
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 県道49号の「奥ノ浦橋」である。地図によると右奥の森のところに佐々木神社とあるが、ほんまに神社があるようには見えない。

  写真009.下流側
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 下流側を見たところ。左奥に”スズキ”の赤い”S"のマークが小さく見える。杉谷川橋から見たときには右奥に見えた。こんなものが位置関係を教えてくれる。






3.浅間さん
写真010.水谷川分岐
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 上流側、合流地点である。右から来るのが杉谷川、左からが水谷川。中洲の先端に浅間さんの姿が見える。実はこの石像のことは、”引札”の高田さんから聞いていた。”合流点のY字のクサビの部分”とのことだったが、こんな先っちょとは。イヤイヤ参ったな。県道4号沿いの杣中のときもそうだったが、ここでもやっぱり集落の方を向いている。こちらから見れば後ろ向きだ。 





地図004.浅間さん関係地図  (国土地理院Webに加筆)
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  川を望んで鎮座する浅間さん。この杉谷川筋に何体存在するのか素人にはわからない。しかし、何も分からない素人が通りいっぺんに歩いただけで3体見つかった。とりあえずその場所をまとめておく。














写真011.浅間さん
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 ぐるっと上流の橋まで回り込んでやっとたどり着いた浅間さん。先ほどの橋がついそこにあった。そしてまあマンが悪いことに、午後の太陽が真正面から。どないしよう、といってもどないなるわけでもない。いかにしてごまかして撮るか。ごまかしついでにもう1枚。左奥が佐々木神社だと思われる森。






写真012.水谷川
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 浅間さんの横から見た水谷川。遡上用の水路が見える。

  写真013.杉谷川
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 今度は杉谷川。遡上用水路も大がかり。どっちを上るかで運命が決まるような気もするが。もう1枚。ほんまにこれで上れるのかなー。






4.新里出橋
写真014.新里出橋
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 橋が近づいてきた。向こうから小学生が帰ってきた。橋は”新里出橋”

  写真015.上流側
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 新里出橋から上流側を見たところ。両側に桜。先ほどの子供たちがコンニチハと通り過ぎていった。









写真016.甲南第二小学校
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  新里出橋の次の橋、南出橋から上流側を見たところ。左側の学校が甲賀市立甲南第二小学校。先ほどの子供たちはこちらから帰ってきたのだろう。ずーっと桜並木。春には見事だろう。

  写真017.下流側
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 両側桜である。









写真018.中川橋から
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 中川橋から上流を見たところ。交差点が見え、その手前に左への分岐(川の流れでは合流)が見える。分岐点。ここにも魚の遡上路が見える。








5.杉谷南交差点
写真019.交差点
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 広い交差点に出る。見覚えがあるなと思ったら広域農道だった。名称は”杉谷南”。川はまっすぐこの道に沿って行く。

  写真020.広谷川
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 杉谷南交差点を左へ折れて、数10m進んだところ。先ほど分岐した川と交わる。名称は”広谷川”とある、のだがそれに架かる橋のプレートには”杉谷川”とある。ことほどさように川の名前は難しい。




写真021.広谷川上流
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 上の写真で左に見える橋から広谷川の上流側を見たところ。県道337号(広域農道の続き)沿いにさかのぼっていく。地図で見ただけだが、新名神甲南 I C近くまでさかのぼって消える。

  写真022.浅間さん
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 広谷川の両岸がちょっとした公園になっていて、その一角に浅間さんが祀られている。女性にも見える爽やかな表情である。もう1枚






写真023.上流へ
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 交差点へ戻って改めて杉谷川の上流を見る。魚が迷いはしないかと心配になるような構造である。こうして県道132号沿いに山間へ入って行く。








6.山ノ神橋
写真024.山ノ神橋
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 左手に新名神の高架が見えてきたところで道は左へ分岐して、山ノ神橋を渡る。もう1枚
  左折せずにそのまま直進する道がどこへ行くのかと地図を読むと、前回だどった滝川の項で国道307号へアクセスした道へつながっている。ということはそのとき見た新名神の高架がこの左の写真で見る右の山の向こうということになる。





写真025.新名神
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 新名神の高架橋。高い。山陰線の余部鉄橋を思わす。真下から見上げたところ。両橋の間隔が意外と広い。地図で見ると甲南トンネルへ入る前で2本のトンネルの間隔に合わせるためらしい。

  写真026.宙を行く
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 宙を行く新名神。甲南トンネルへの入り口に当たる。よくよく考えたら広徳寺の展望台からすぐ下に見えたところに当たるはず。上から見ていたものを下から見上げているわけだ。





7.市之瀬集落
写真027.市之瀬集落
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 市之瀬集落。谷間の集落である。大きな岩に”愛郷”の文字

  写真027X.市之瀬集落
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 写真027と028の間にもう1枚松安寺の写真がほしいなと思いつつそのままになっていた。気がつけば4月、寺の前の斜面は満開の桜だった。







写真028.大元神社参道
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 左手に大元神社参道。真新しい。最近整備されたのだろう。右手、杉谷川の向こうに松安寺が見える。

  写真029.新名神
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 振り返ると新名神の高架が高い。左のクルマの後ろに橋が見える。杉谷川に架かる観音橋。








8.またまた浅間さん
写真030.浅間橋
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 左手に橋が見えてくる。”浅間橋(せんげんばし)”とある。?、と思ってあたりを見渡すと、山の斜面に例の石像が見える。

写真031.浅間さん
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 近づいてよく見ると山の斜面ではなく、立派な台の上に乗っていた。今度の像は立派なおっさんだ。








写真032.一本杉
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 集落の背後に立派な一本杉が見える。よく見ると下部は1本、上部は2本。それにつられて行ってみた。

  写真033.大元神社
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 下で登り口を見た大元神社の社殿の近くらしい。









写真034.砂防ダム
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 砂防ダムが連続する急斜面。宮の谷渓流だという。

  写真035.新名神
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 新名神。かなり高いところから見ているはずだが、なお高い。









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