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5. 頓宮新池から頓宮越えまで 写真633.ダム沿いを行く 道は再び細くなる。右側がダムだがガードレールはない。仮に車に乗っているとして、こちらから行く場合はまだいい。左側が山だから。向こうから車が来て、仮にちょっと当たって対向車がポンと飛び出した。行き先は?。 写真634.上流部 上流部は谷筋へ入り込むから、道が屈曲する。対岸のガードレールが先を行く道である。 写真635.上流部から 木の間から堰堤を見る。普通のダムはこの堰堤部に放水口があるはずだが、ここでは右側へ流れ出る。不思議なダムである。 写真636.ダムを越えて ダム沿いに行けばまだ右へ曲がるところだが、いつまでもつき合いはしておれないというところ。谷筋を上流へ向かう。気持ちの良いカーブ、光と影。 写真637.シカ? シカが動きます ただの道である。遠くで何かが動いた。シカ・・・と思ったときには、もう消えてしまっていた。惜しかったなーと思ったその時、続いてもう1頭。左の小さなサイズでは絶対に見えない。拡大すると何とか見えるはずだが、それでもどこにおるのかとおっしゃる方もいらっしゃるはず。どちらの方もまあとにかくスライドショーをどうぞ。それにしてものこのシカの交通マナーは見事だった。首だけ出して一旦停止。右見て、左見て、そしておもむろに背筋をピンと伸ばして道路を横切っていった。残念ながらスライドショーでは「左見て」は写っていない。あしからず。 写真638.知能犯 道端にブラウン管だけで捨てられている。捨てられるボディーやケースは合法的に捨てて、捨てられないブラウン管だけこうして野っ原へ放置する。知能犯やね。と思って見とれていたらまたシカが出てきた。 写真639.シカ再び シカが動きます こちらが歩いた分距離は近い。ここのとこところがシカの通り道になっているらしい。今度はひょいと出てきて、のんびり歩いていく。アップしたところをスライドショーでどうぞ。 6. 頓宮越えから御代参街道分岐まで 写真640.頓宮越え 市町境の標識が見えてくる。道は細いが一応県道だ。しっかりした標識がついている。道もきっちり峠の様相。麓の杉林へ入ってから小1時間かかっていた。 写真641.日野町側 市町境の峠に立って日野町側を見たところ。切通し気味ではあるがほぼ水平な道が100mほど続き、くっと右に曲がって消えていく。そのカーブの近くから越えて来た峠を振り返ったところ。 写真642.褶曲地形日野町に向かって左側が切通になっていて、褶曲地形がみられる。もう1枚。 写真643.つづら折りへ 市町境を越えるとつづら折りの下りになる。国土地理院のWeb地図によれば、峠の標高が329m、つづら折りが終わる地点が292m、標高差30mである。 写真644.ヘアピンを下る 1つ目のヘアピンカーブを曲がったところ。写真では表現できていないが、結構な下りである。左を見上げると、下ってきた道が高く見える。 写真645.ヘアピンを下る 右へ曲がりなおして、左下の道を見たところ。3つ目のヘアピンカーブ。 地図604.御代参街道分岐(国土地理院Web地図より) 写真646.クマザサ 上の写真645にも見えているが、クマザサが目立つようになる。2,3日前に歩いた笹尾峠の日野町側の尾根筋でもよく見かけた。そういえば歩き始めたところが別々だったから、遠く離れたところのように思っていたが、尾根筋はこの右の上のはずだ。なるほど。 写真647.南砂川源流 ヘアピンの最後のカーブを右へ曲がるあたりで、左下に渓流が現れる。南砂川の源流。里へ出て鎌掛集落の南を流れ、北から来る北砂川と合し、そのあと日野川へ落ちる。 写真648.尾根の終端 右上を見ると禿山が見える。笹尾峠から日野町側へ尾根道を下ってきたとき、下が採石場になっていて尾根が途切れてしまっていた。何となくそのイメージにつながる。尾根の終端を上から見たところ。もう1枚。 写真649.白い幟 左側の斜面に白い幟がたくさん立っている。戦国時代じゃあるまいし、まさか砦の護りではないだろう。素人にはイノシシ除けぐらいしか考えられないが。 写真650.念の入ったことでく こりゃなんだ。まさかこんな念の入ったことを人間がするとも思えないし、やっぱり自然に倒れた結果なのか。よっぽど仲がよかったのだろうな。 写真651.流れがはっきりと クマザサの中を流れがはっきりしてくる。南砂川の源流である。 写真652.ダム と、突然ダムが見える。笹尾峠から下ってきたとき真下に見えたダムだ。あの時はいまの対岸から見たわけだ。そのときもそうだったが、もうちょっと右か左かから狙いたいところだが、それがどうにもならない。何とも厄介なダムだ。堰堤の上からダムの奥を見たところ。ダムというよりは池ということろだろう。 写真653.御代参街道別れ道 すぐ御代参街道の別れ道に着く。土山から笹尾峠を越えて尾根を下ってきた道、県道41号からすれば分かれ道。ロープで締め切られている。このロープの意味が分からない。この県道から御代参街道へ入るのに通行止めだというなら分からないこともない。しかし、土山から峠を越えてきて、ここへきて何が通行止めなのか。よくわからない。クルマが入っていはいけないというのなら、そうか書けばいいわけだし。 写真654.御代参街道別れ道 その意味不明のロープは、しっかり締めなおされていた。少なくとも管理者はこのロープの意味を認めているのである。この前来たときにはだらんとぶら下がっていた(よーく見なければ見えない。道のぬかるみの上にロープが見える)。それがいまはピント張られている。遊び半分のロープでないことが分かる。あまり気持ちよく絞められていたので、ちょっとはじいてみたらブーンと振動した。共鳴板があれば立派な弦楽器になるところ。楽しくなって、弦を振動させてスローシャッターを切っていたら、ブーンと音がして、クルマが駆け下ってきた。超スピードに見えるが、そんなにむちゃくちゃなスピードではない。山道にはちょっと速いかなというぐらい。 |
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