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も ど る |
■JIJIYG |
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■着信:2010.02.27
■霧の朝の暗い写真に春の訪れを撮りこもうと試みました。湖面に映る橋桁はなぎさ街道の帰帆島です。
その後、霧が晴れかけたとき、低い高さ(10m〜15m)に霧の残りが塊になって流れる姿がありました。建築中のマンションのクレーンの赤白塗った頭と屋上を朝日が照らし、中層階から地上までを霧がびっしりと覆っていました。外出時でカメラを持っていないため、逸機!(苦し紛れに携帯で・・。絵になりませんでした)。
◆1.
「霧の朝の暗い写真に春の訪れを」ということだが、結果としては露出不足だった。霧の中で太陽を撮ると往々にしてこのような結果になる。自動測光の一つの癖かとも思うが、以前、フィルム時代にスポット露出計を使っていたときに、このような結果になった記憶がある。
しかし、霧は太陽を望遠で狙える一つのチャンスである。この場合も、水平方向の空気の層の濃淡まできっちり写った。あと画像処理で画面下半分のニュアンスを出したいのだが、全体を明るくしたのでは太陽も明るくなって飛んでしまう。太陽の表情はできるだけ変化させずに、暗部を明るく調整してみた。(GIMPなら「色」・「トーンカーブで調整」を選び、明るい方は変化させずに、右半分・・暗い方・・を上へ)。やりすぎると湖面の反映の赤が不自然になる。
◆2.全体が明るくなってきているが、問題点としては1と同じことがいえる。撮影時に、露出補正をやっておくのが一番簡単なんだが、プラス補正をやると、太陽が飛ぶのがつらい。それだけは要注意。 |
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も ど る |
■m.m |
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■着信:2010
■この広い琵琶湖の霧を想像してもらえたらとの思いで・・・、無理ですね
琵琶湖を表現するなんて、お笑いください。ミシガンでも航行してくれないと、ものたりなさは漠然と感じております。
船の速さに、絞りを操作することができませんでした。
◆1.日の出前らしい。対岸にも灯が消え残っている。おそらく肉眼で見たらもう少し暗かったのではないか。オートで撮るとカメラはできるだけノーマルな絵を作ろう(日中の風景に近づけようと)と努力をするから、日の出前の暗い風景も、明るく撮ってしまう。この場合のポイントは消え残る明かりで、手前のヨットはその次だから、それが最大限に生かされる露出にする。画像処理見本。
◆2.霧の朝のモノトーンの世界。一口に霧と言うけれど、霧自体流れるもので絶えず変化している。視界全体が霧で覆われることもあるし、部分的に晴れるときもある。2はどちらかといえば全体にかかった状態だろう。こういう状態が一番難しい。普通に撮ると、画面全体が暗いグレーに写ってしまう。仕上げの時点で明度を上げればいいわけだが、ただ全体が明るくなるだけでは物足りない。その中に何か一つきっぴりくろいものを置きたい。たとえば、この場合だったら、左から出ている岬、これがもう少し黒く出てくれると絵が締まる。
◆3.上の2とよく似てはいるのだが、よく見るとちょっと状況が異なる。1つは沖に船が入ってきたことと、左下と右上での霧自体の差が大きくなったこと。船が来たとことで、意識がそこへ集中してしまった。船がど真ん中へ来た。右上は広くもてあまし気味だから、そこをカットしてコントラストを上げるといい写真になる。画像処理見本。 |
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も ど る |
■森川邦昭 |
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■着信:2009.02.13
■撮影場所:
湖北・尾上地区
■題名:湖北の夕暮れ
MEGWさんに刺激を受けて、夕方の太陽に初挑戦しました。露出値、露出調整、ISO感度など、色々と分からないまま現地でぶっつけの撮影でした。
■余談1.そばにいた5人の方の内3人が一番いいと思われる太陽が向かいの山に近づく頃に去ってしまいました。
(なにか目指す狙いがあるのでしょうか?)
■余談2.既に太陽が沈んでしまっているのに立ち去らずに三脚をセットしてフアインダーを覗いておられました。太陽が去った後の色調でも撮るのだろうかと思いつつ帰り支度にかかりました。
◆尾上の日没はすっかり定番になってしまって、大勢の人がずらりと横に並ぶ。自分が立った位置で撮るしか仕方がない。多分そんな状態だったのだろう。
上のようなことを勘案した上で、1,2は習作としてはOKだといえる。あとはこれを如何にバージョンアップしていくかと言うことになる。そういう意味で3は面白いが、ヨシが邪魔だった。画面中ほどの横一線の黒い線。旗が立っていたりして何か意味がありそうだが、難儀なものを作ってくれた。これはシンドイ。
◆余談に対する私見。
1.多分、その人たちは何回も尾上へ来ていて、自分の写真を煎じ詰めて、「こういう写真がほしい」というイメージを持っていたのだろう。たとえば森川さんの2の写真、太陽の上に横雲がある。太陽がその雲の下へ顔を出したときがシャッターチャンスだったのではないか。
このような太陽が山にかかる写真は、見る人にとっては朝日と夕陽の区別がつきにくい。私の勝手な思いこみだが、夕陽はこのような横雲の下に顔を出したイメージ。昇る朝日は横雲の上へ出たところがいちばん似つかわしいと考えている。そんなことで、余談の人たちも横雲から下へ太陽が3分の1ほど顔を出したところがねらい目だったのではないか。そのタイミングだと画面全体がもう少し明るく写る(太陽の明るい面積が小さいため)。露出の面でも好都合だし、入り日のイメージにもつながる。もっとも、3人が並んで同じ太陽を撮ってどないするねんとは思うが。
2.太陽が沈んだ後15分〜20分ぐらいのところで、太陽が雲の下に入って、もう一度下面が焼ける。時と場合によっては太陽を直に撮るよりもいい場合がある。多分それを狙っていたのだろう。日の出も同じように、15分〜20分前に一度焼ける。これも日の出本番以上に真っ赤になって驚くことがある。 |
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も ど る |
■S.T |
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■着信:2010.03.01
■場所:岐阜県大野郡白川村萩町
世界遺産合掌造り集落
■1.ツララ (の有無)
茅葺屋根の新旧により水の切れが異なる為と理解する。
◆なるほど、冬の白川郷はこんなんですか。交通が不便なころは一冬孤立していたんだろうな。
S.Tさんはツララの有無が気になって撮ったらしい。
写真を見たときには、気にならなかったが、そういわれたらその通りだ。陰の部分に見える細かい雪も雰囲気が出ている。
写真の問題ではないが、新しい部分にツララがないのではなくて、雪がないのではないか。積もった雪が滑るのか、早く解けるのか。新しい部分でも雪が残っているところは同じようなツララが下がっている。
■2.納屋
集落から離れた農業用小屋が一棟。
◆「これがまあ ついのすみかか 雪五尺」、一茶の越後柏原での住まいもかくあったかと思わすような風景。ほっかぶりをしてとぼとぼと歩く人物がいたらきまりだったが、いまどきそんな人はいないわなー。
■3.和田家(国指定重要文化財)
集落最大の合掌造りで1〜2階は公開。
◆これも暗い部分の雪模様がきいている。雪は風の強さで降る速さが変わる。風の強いときは流れやすいが、無風の時は流れにくい。手前の大きな雪が流れていたらもっとよかった。
こういうとき室内に電灯がともっていると効果が倍加するんだが・・、残念。
■以上、コミセンのH氏から雪深い白川郷の写真葉書を頂き刺激され挑戦しました。葉書では合掌屋根に雪被るも残念ながらずり落ちた後で棟にだけ残る姿有り。
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も ど る |
■HN |
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■着信:2010.03.02
■撮影場所:草津市志那浜
■1・2:志那浜の白鳥
寒いところでお疲れさまでした。2羽の白鳥が飛び立つところ。この2枚はいいチャンスだったが、まんが悪かったなー。暖かい部屋でワープロをうちながら、文句だけ言っていて申し訳ないが、1枚目の木の幹が邪魔だった。それと前の鳥の足と後の鳥の頭とがつながってしまった。勝手にそうなってしまったわけで、まんが悪かったとしか言いようがない。
2枚目は、木の幹が若干遠慮した。これでずいぶんイメージがよくなったが、思い切ってカットしてしまってもよかったかも知れない。前の鳥の羽の伸び具合もいいし、後の鳥の力感にあふれた羽の様子もいい。カモが前の鳥とつながっているようなのが邪魔だった。こういうのがちょろちょろと邪魔をしよるんだなー。
■3:琵琶湖に白鳥飛ぶ
◆これはいいなー。HNさんがいつもこだわっている琵琶湖大橋とそれに続く市街地、琵琶湖のイメージをバックにした3羽の編隊飛行。夕陽を受けてねぐらへ帰るイメージがうまく出た。夕陽が強いと鳥自体の色がオレンジ色になってしまうのだが、このときはそこまでの色にならず、白が残ったのがよかった。真横からやや後寄りのポジションになったのが、鳥の飛び立ちを見送るイメージにつながった。ひょっとしたら、これが今年最後の飛び立ちなのかもしれない。そんな感じのする写真だ。北へ帰る鳥たちを見送るHNさんの心情を見る思いがする。 |
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も ど る |
■MEGW |
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■着信:2010.
■1.梅林絵図
石山寺の光堂にて、昨年中央にあった杭が撤去され、額縁絵図になると思い撮りました。
◆長方形を長方形に撮る難しさ。それがきっちりできている。前回の雪の門扉の時で実証済みだがこれは見事。それにしてもちょうど写真サイズの縦横比にぴしゃりの窓がよくあったものだ。カメラの場所が決まってしまうから、あとはあなた任せになってしまうのだが、肝心の向こうの風景が、光線もあいまいだし魅力を欠いたのがつらかった。
■2.共演
石山寺にて、月見亭をバックに蝋梅の樹形を左手前に、蝋梅、梅木、月見亭の組み合わせて撮りました。
◆この構図は去年だったか、たしかMEGWさんの写真で見た記憶がある。2回目の挑戦と言うところだったのかも知れないが、これはやっぱりしんどかった。前の木がガヤガヤと騒がしすぎるし、後のお堂も生きてこない。先ずこの騒がしさを整理することだろう。
■3.クリスマスローズ
ようやく開花したクリスマスローズをクローズアップで撮りました。バックはすだれでホワイトバランス「タングステン」で花びらの輪郭が表現できたかな・・・独り言です。
◆これは挑戦的な面白い写真だ。バックはすだれだそうだが、そんなことはあまり問題ではない。オーバー気味の画面で花の輪郭が線画のように描写されたのがよかった。ホワイトバランス云々とのことだが、その効果もよくは分からない。成功のポイントはオーバー気味の露出だった。 |
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も ど る |
■MED |
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■着信:2010
■1.ガマの穂
夕日が当たっているガマの穂を撮っていてホワイトバランスを変えてみました。
◆夕日が当たって本来なら赤みがかるところを、ホワイトバランスを変えることで、霜が降りた朝方の写真のように仕上げた。夕陽だけでもガマの穂は光っただろうが、多分平凡な逆光の写真になっただろう。それが冷たい光で生きた。バックの暗い部分もいいが、絵としてはあとほんの僅かだけ少なくてもよかったか。いい写真だ。
■2.アロエベラ
カゲツ(金のなる木)が去年より沢山花を付けたので撮りながら、後ろに夕方の曇り空なのにアロエベラの棘まで光を受けているのに気が付いて、後ろの戸の開け方変えて撮ってみました。
◆最初、金のなる木を撮っていて、その後でアロエに気づいた。ドアを開け閉めしながら光を調節したとか。そこらの加減は見事に成功した。しかし、問題は出発点。結果として金のなる木とアロエとがケンカした。片一方だけで写真にするのは難しかったかも知れないが、どちらを主にするかを決めてから絵を作るべきだった。
■3.雪の蓬莱山
葭場の向こうに雪を被った蓬莱山をカメラを下げて雑木に遠近間が出るように撮りました。
◆青空の向こう、雪の蓬莱山がきいている。MEDさんがいうように雑木で視線がそこへ誘導される。いい写真だ。欲をいえば、あと少し雪山を下げて、木の枝との重なりを避けたい所だが、それをやるとヨシに隠れてしまうかな。
この写真はこれで一つの絵になってはいる。しかし、もう一つ別の考え方ができないか。というのは、右の樹木。視線を山へ導く意味は分かるのだが、木自体はあまり魅力がない。思い切ってカットしたらどうだろう。トリミング見本。ご覧のように縦位置でも絵になる。そしてよく見ると山の位置をもっと下げたくなるはず。横の時はこれでもいいかと思うのだが、縦にするともっと下げたくなる。理由は私にもよく分からない。なんでやろねー。 |
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も ど る |
■marimari |
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■着信:2010.03.04
■過日、県の絶滅危機種であるユキワリイチゲの群生地についての新聞記事を目にとめ、どうしても見たくて2年以上ぶりの遠距離ドライブにチョットドキドキしながら行ってきました。あいにくの曇り空、勢い込んだにも拘らず三脚を忘れて大ポカでしたが、訪れる人もなくひとり花と向き合えて大満足の時間でした。
■撮影場所:甲賀市土山町
■題名:早春の歓び
写真を見ていますと自分の気分の反映かもしれませんが、どの花も「咲く時を得た歓び」の表情に見えてタイトルに…。
◆人がいないところで、ひとりで撮影できるということはしあわせですね。勢い込んでいったところが人ひとでは逃げて帰りたくなる。
私はこのような花を撮った経験がほとんどないのでよく分からないが、皆さんが撮っておられるのを見せてもらうと、薄曇りのちょっと明るいぐらいの時がベストのようだ。あまり晴れすぎていても影が強くて苦しい。この時は曇り空ということだが、この花のイメージにはむしろマッチしていたように思う。
◆1.いわゆる”群像もの”だけれども、その中から一輪をやや大きくして、それにピントを合わした。なかなかうまい手法だ。プロパティをみると151m、F5.1となっている(手の内を覗くようでごめんなさい)。あまり明るくなさそうなところでうまくいった。
◆2.花の撮影の第一義は、完全な形の花を探すことだろう。これなどは咲ききった花とつぼみが向き合ってスキンシップ。コンビネーションがうまくいった。後のボケもいい。
◆3.一輪だけのアップ。長いレンズでかなり接近しての撮影。シャッタースピードは250分の1秒とある。手持ちの接写ではしんどい条件だが、うまく止まった。手前の花は別種の花だと思うが、若干違和感を感じる。といってこの絵ではカットするわけには行かないし。 |
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も ど る |
■MRT |
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■着信:2010.03.05
■3月3日、我が町内の河津桜が少し咲いて来ました。曇ったり、日が出たりで、桜に太陽が上手くあたらず、古墳の坂で足場が悪く苦労しました。
■題名:1・2,梅(我が町内)
◆1.いい写真だ。一言でいうと画面全体の色彩の統一感かな、2と比べるとよく分かる。3つの花の大きさも大きくなく小さくなく好ましい。枝振りもいいし、バックの白ボケがもう弱かったら文句なしだった。
◆2.上に比べるとかなり差がある。花の横並びが単調だし(花見団子と思えば文句も言えないのだが・・・ゴメン?)、バックの色彩感も上に比べるとしんどい。1.2とも花のアップはきっちりとできている。要は相手の花とバックを如何にうまく選ぶかだけだ。
■題名:3.河津桜場所(我が町内)
◆3.挑戦的だということで、これを選んだ。きれいなものをきれいに撮りました。それはそれでいいのだが、どこかで限界がある。それを越えるためには何かに挑戦しなければならない。そういう意味で、これなどは花の写真としては無茶をやっているのだが、これを通して、単なるきれい写真を越えるものがつかめるかも知れない。もちろんつかめないかも知れないが、何かの時に生きてくるだろう。たとえば、この場合、太陽をもう少し遠慮させたら、画面が大きく変わっていたかも知れない。また、太陽はつぼみの所にあるのだが、花びらの所だったらどうなったか。いろんなバリエーションが考えられる。下手な鉄砲も何とやら、いやいやMRTさんの写真を下手だといっているわけではありません。要は挑戦。
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も ど る |
■SS |
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■着信:2010.03.05
■撮影場所:自宅の庭
■1.ヒメオドリコソウ
明治中期に入ったヨーロッパ原産の帰化植物。種子はアリが運ぶ。
◆私は花の知識がないので、こういう簡単なメモを入れていただくと有り難い。勉強にもなります。というてもすぐに忘れてしまうんだけど。いや、忘れるためには憶えなければならないんだけど、それができないんだなー。
ということで、結局は即物的に写真がきっちり撮れているかどうかの判断ぐらいしかできない。悪しからず。ピントが浅く、若干手前に来たのかなという感じがする。もう少し絞ってもよかったか。三脚使用の有無が不明だが、絞るとシャッターが無理だったのかな。中央下端奥の白いものが気になる。
■2.蕗のとう
蕗味噌にした取り残し。白い小さな花の集まりがいくつも集まってひと塊りになり、その塊がまたいくつも集まり一つの花を形成。
◆これもきっちり撮れている。とくに手前の4つほどにきっちりピントが来ている。先ずはオーソドックスな撮り方である。
次シーズンへの私の思いだけど、長いレンズで絞りを浅くして、半円を描く円周の部分だけにピントを合わせ、それを逆光で撮ってみてはどうだろう。
■3.ホトケノザ
茎に対生して丸く広がる葉が、仏像の蓮華座を思わせるのでこの名がついた。春の七草のホトケノザはこれとは別種(コオニタビラコ)。
◆現物の大きさが分からないが、かなり小さなものらしい。花がまん中へ来たきらいはあるが、これもきっちり撮れている。ファインダーの中で構図がしっかり見えるのかそれさえもよく分からない。おそらくギリギリの所での勝負だろう。
◆何かにテーマを絞って撮ることは大賛成。自宅の庭だからいつでも撮れると思うかも知れないが、実際には季節があるから、チャンスは年に1回。来年の今ごろ、この写真を見直してください。今年はこう撮ってやろうと新たなアイディアが出てくるはずだし、意欲も湧いてくる。 |
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も ど る |
■papur |
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■着信:2010.03.05
■1.朝陽
草津の湖岸です(コハクチョウ)撮影の合間に。
◆太陽はこうして長いレンズを使うと大きく写る。しかし明るすぎると、ゴーストで画面が乱れてしまう。このときは、多分霧か何かでカバーされていたのだろう。そういう意味でギリギリの明るさだった。私は肉眼で見てまぶしくない太陽は望遠で、まぶしいものはワイドでと使い分けている。これは望遠でギリギリの明るさと言うところだろう。これでも飛んでいる。絵としては太陽だけとなるとちょっと無理だ。シルエットで影絵がしっかり作れて、その中の太陽というところまで持っていきたい。
■2.孫
孫達とマキノに遊びに行きました。
◆ピントが浅く眼だけに来た。前後がきれいにぼけている。どうしてデジタルでここまで浅くもってこれたのか、不思議な感じすらする。シフトがきく昔の組立式カメラ(ジャバラ式でレンズがぐらぐらと自由に動く)だと難しくはないのだが・・・。最近リコーだったかでデジタルでこの手法が使えるカメラが出た。まさかそれではないとは思うが。いずれにしてもこのピントは見事。印象の強い写真である。
■3.ショー
インパルスの展示飛行みに石川(小松)空港へ天気悪く雨で途中中止でした
◆これも不思議、操縦席だけがしっかり写っている。それ以外は前ボケだろうか。プロパティを読むと190mm、F13とある。レンズは長いが、絞りも深い。それにしてはうまくボケタ。意表をついた印象的な写真である。 |
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も ど る |
■布施 誠 |
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■着信:2010.03.06
■撮影場所:長野県茅野市
■1.夕暮れの里
■2.夕焼け空
この日まで4日ほど晴れてようやく翌日北から低気圧が近づいて曇りのち雨若しくは雪の予報、雪の山頂に夕日で赤くなるのを待ち撮影しました。天気が悪くなる前兆で八ヶ岳の上に雲もでてそこに夕日があたりました。
◆1.手前の市街地は暗くなって、雪山だけが夕陽に照らされるところ。雪の山がちょうど真ん中に来てしまった。上げるか下げるかだが、この場合は(雪の山を)下げた方がいいだろう。すなわちカメラを上へ振るわけだが、どこまで振るか。手はつぎのA,B2つ。Aは黒い線(森らしい)まで。Bは下の蔵のような横長の建物が隠れるところまで。私はある程度市街地が見えた方がいいと思うからBをとる。
◆2.夕焼け雲がテーマ。雪の稜線は従で、意味はよく分かるのだが、これはもう少し下を入れた方がよかっただろう。左上の青い部分も大切なのは分かるが、あと少しカメラを下へ振っても大丈夫だろう。
■3.地震雲?
八ヶ岳から垂直に雲が、不吉な予感。ところが知らないことは不幸なことで画面右側に飛行機雲がありその飛行機雲の下に「水平環」と呼ばれる自然現象が発生していて翌日の地元の新聞一面に、この写真の右側が掲載されていました。
◆雲が主役。なるほど、飛行機雲はどこでもある話だが、右の雲は下面が巻き上がってるところなどが珍しいな。自然現象として新聞にも発表されたとのことだが、こういう写真は撮影日時(デジカメならこれは心配無用)、カメラ位置とその方向が分かることが大事。どっちを向いて撮ったのかが分からなくては意味がなくなる。そういう点、下端に山を入れたのは正解だった。できれば手前にもう一つしっかりしたもの(たとえば、鉄塔・煙突・アンテナなど)を入れておくと、位置、方向が後で検証できる。山と山とで位置の検証もできるから。下の黒い線をしっかり入れておくのも大事。 |
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も ど る |
■SKI |
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■着信:2010.03.09
■1.河津桜(大津市)
梅と同じ時期に咲く河津桜、大津市で見られる
とは思いませんでした。曇り空での撮影でしたが、陽が差す瞬間を待って撮りました。
◆花のアップもので、こういう写真はたいがいくらいバックを使うのだが、これは逆手を使って、バックを白くした。これはこれで面白い。一種の挑戦かな。この場合、枝の黒い部分がきいてくるから、その形にも注意したい。だいたいOK。細かいことを言えば、左上のつぼみの先っちょがやや中途半端だったか。
■2.ザゼンソウ群生(高島市今津町)
こんな風に群生していると言う写真です。座禅草を撮る位置は限られていて、なぜか、こちらを向いて咲いているものは少なく、太陽に向いて咲いていると思っていました。長年お世話をされている方の説明によると、好き勝手な方向を向いて咲くのだそうです。又、開花する時には発熱し、その温度は、30℃近くまで達するそうです。
◆2.群生地全景。たとえば雑誌などではこういう写真も必要になる。説明文をつければそれでいいのだが、一目見てそれが分かる方がいい。現場で可能ならば、カメラを下げ(SKIさんに無理を言っているわけではない。ゴメンネ)、足下のいちばん近い花に近づいてそれを前景として全体を撮るとよい。カメラを下げることで、多分水面のてかりも抑えられるだろう。
■3.春を告げる(高島市今津町)
最盛期を少し過ぎていたと思います。中でもましな1枚です。
◆3.座禅草は、中のホトケさんが写ってくれないと格好がつかないから、光線を撮るのに苦労する。これなどはうまくいった。周りの枯葉が若干明るすぎたかとも思うが、これを押さえると花が暗くなってしまうし、これはこれで仕方ないのだろう。あと一つ、欲をいえば上の花の頭の上でてかっている草。このテカリはほんの少しのカメラ位置操作で消せた。
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