八田正文デジカ日メ教室
やす教室作品集
２０１８年０６月２０日（水）

==== ＢＥＳＴ５寸評 ====

若衆　　加納さん
　祭りで笛を吹く若衆。眉毛から目にかけてのピントが見事。吹き手の真剣さが伝わってくる。加納さんは目にピントを合わせたという。それは間違ってはないが、私としてはもう１段絞って、吹き口のまでピントを決めてほしかった。

花街の風　　今井さん
　映画村での午後の光だという。それに照らされた暖簾がわずかな風に揺れたところだとか。赤と白のコントラストが効いた。　

緑の風　　橋本さん
　京都、和束町の茶畑。きれいに整えられた斜面に走る茶畑の線。遠くで作業する人の背中がスケールを感じさす。　

山の中の茶畑　　小森さん
　こちらは岐阜県の茶畑だとか。雨模様の斜面に中心的位置の森が風景を締めている。左後方のガスが手前まで流れ込んでいたら、もっと幻想的な風景になったのだが。　

おんぶにだっこ　　砂崎さん
　背中のバッグに犬をおんぶして歩く若者（男性か女性かはわからないが）、昔人間にはわからない感覚。砂崎さんがどういう思いで撮ったのかは分からないが、私が選んだ理由は斜光を受けて光る犬の長い毛の表情にある。

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