八田正文デジカ日メ教室
やす教室作品集
２０１８年０４月１８日（水）

==== ＢＥＳＴ５寸評 ====

春爛漫　　森さん
　八幡堀かと思ったら、大垣の水路だという。クラシックな写真である。その古い構図に真正面から取り組んだ。船の中に色彩だけが現代風。きっちりした写真である。

古城　　小森さん
　彦根城だとか。石垣の上の人物がその高さを思わす。いちばん先の石垣に当たる光が効いて、石の一つ一つが明確に見える。２段目は下部だけに当たり、３段目は全面影。２段目の中段まで当たるのを待てば、もっと効果が上がっただろう。その状態になるまであと２，３分だったのじゃないかな。　

川辺　　田中さん
　川面にかかる影が水面の表情を変えた。日が当たっているところは花びらが浮いた水面そのもの。影の部分は空と桜。うまくいった。　

光の環だち　　橋本さん
　どこだったか忘れたか高速道路のＩＣである。それを高層建築の展望室からの撮影だという。そこへ足を運んだ熱意を買う。右下を斜めによぎる幹線道路と重なって見える直角によぎる不思議な道路？。標識をのせたブリッジかな。これを考えると、２枚重ねて合成も１つの手。　

大山講の鳥居　　古澤さん
　鳥居全体を画面に置くのはのは難しい。これは大人が背をかがめて通れるぐらいの大きさだという。でも画面を見ればもっと小さく感じる。子供のころの童話の世界を呼び戻すような雰囲気がいい。

全体作品