八田正文デジカ日メ教室
やす教室作品集
２０１８年０１月 ２１日（日）／２４日（水）

今井

荻野

國分

中島

野口

　わに　　今井さん
　水中のワニにピントを合わせていたら、急に目だけ水面上へ上げた。慌ててシャッターを切ったら目はピンボケになっていたという。たとえば風呂の底を上から見て足を入れたら、見たより深かったことに驚くことがある。それと同じ理屈で、写真が光を媒体にしていることを如実に物語っている。かりに目にピントを合わせなおしたとすれば下の身体は全面ボケる。難しい問題。レンズを短くして絞り込むよりほかに方法はないだろう。

夏の日 　　荻野さん
　白い壁と窓を主題にしたスナップ的な作品。さりげなく置かれた自転車と壁に写った影をうまく使って味のある作品に仕上げている。 　

　深山幽閉　　國分さん
　「初冬の光」とどちらをとろうかと迷ったが、単純な光をうまく使ったということでこちらをとった。葉を落としつくした針のような裸の木。後ろから来る光をうまく使って黒をバックに浮き立たせた。これが横から来る光だとこの味は出なかっただろう。モノクローム的な味のある作品に仕上がっている。 　　

　元旦Ｂ　　中島さん
　元日に撮ったという自分だけの意味で題をつけたらしいが、ちょっと飛躍し過ぎか。ありきたりな富士山の写真だが、上からの光芒が効いた。これがなければ普通の写真になったはず。 　

　雪の火祭り　　野口さん
　”雪の”という題を見て初めてああそうかこれは雪かと気がつく。”雪の”にするためにはもっと近くの大きな流れる雪をとらえたい。カメラの前にＬＥＤライトなどで横から光を当て雪を流せるといいのだが。ベストな状態を作りだすまでにはかなりのテストが必要だから、準備が大変だけど。 　

　◆古澤さんの「カメラ目線」をどう考えるか悩んだが、かなり大幅なトリミングがあったので、取り上げなかった。

全体作品

古澤・ 橋本・ 今井・ 加納・ 川本・ 北浦・ 北浦ゆ・ 國分・ 小森・ 前崎・ 箕田・
森・ 中島・ 西村み・ 西村た・ 野口・ 荻野・ 大橋た・ 大橋と・ 砂崎・ 田中・ 横井・

陽射し

旅日記

ゆらぎ

わに

山里

弓取神事

元旦

冬の朝

深山幽閉

初冬の光

華美

雪が積もった

元旦Ａ

元旦Ｂ

友と思い出散策

落柿舎の遠景

ready？

go−！

雪の火祭り

火祭り

夏の日

陽光

花街の正月

舟板塀

光冴えて

カメラ目線