こんな デジカメわいわい村

デジカメわいわい村
とれとれ作品集 NO.165
2014年12月・後半号
最終号

投稿の皆様からわいわい村終了への思いをいただいておりますが、
長くなりますので、このページでは割愛しております。ご了承ください。



YTK SS マミー m.m JIJI MEGW 森川 HN 館長 S.T MRT SKI marimari

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■YTK

着信:2014.12.16

 12月後半号で最後とのことですので、投稿します。わいわい村に投稿することで、写真を撮る励みになっていました。今までありがとうございました。
 11月下旬に高島市のメタセコイアを撮影しもしたが、定番アングルで誰でも同じような写真になるように思いました。

 

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■1.並木道を走る
 並木道を気持ちよさそうに走るバイクを撮りました。
◆クルマも人もいない写真を撮ってきたとき、よく出る言葉が、ここはバイクか赤いクルマやな。その2大条件の両方がそろった。文句なしというところだけど、写真というものは意地の悪いもので、普通に撮れば誰が撮ってもやっぱり一緒ということになってしまう。
 じゃ、ホンマに誰が撮っても同じか。これなんかかなり無理な撮り方をしている。たとえば右側の側溝から1mほども道路上へ飛び出して撮っている。それでいて、結局みんなと一緒。細かいことを言えば、バイクの人物と、向こう行のワゴンの後面とが完全に重なっている。細かいことだけどこの写真の問題点といえばそういうことになる。しかし、この撮り方ではいつまでたっても結局は、誰が撮ってもということになる。
 じゃ、どうするか。たとえばの話だけど、まず安全のためにカメラは側溝まで下がる。しゃがんでカメラはローアングル。レンズはワイドめにしてシャッターは遅め。バイクが目の前まで来た時にシャッターを切る。バイクが流れて、次のクルマが止まって写る。そんな写真が撮れたら、誰が撮ってもという言葉は返上できる。バイクが見えてからそんなこと考えていては間に合わない。シャッタースピードはどれぐらいがいいのか。事前のテストが必要。何もマキノまで出かけることはない。事前に自宅の近所でやっておけばよい。本番になっても思うような車が来るとは限らない。一日中粘って何も撮れないことは当たり前。花だとか、太陽だ月だとか言い出せば、その日を逃せばまた来年なてことはいくらでもある。


 

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■2.メタセコイア
 並木が左側と右側との光の違いで木々の色が緑青と黄金色の違いを意識しました。
◆木の色の違いは思った通りにキャッチできた。それはいいのだが、問題は下の切り方。もっとしっかり下を見せる必要がある。最後尾のクルマがしっかりはいるぐらいまで。ここでちょん切られると絵の力がなくなる。


 

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■3.二人の世界
 観光客でが大勢いる中で、この写真の周りは誰も近寄らずぽっかりと二人だけでした。
◆これもまあ、観光地でのスナップ。誰が撮っても・・・のうちに入るだろう。たとえばこのシルエットは、右側の人物の姿勢などから、なんとなく左を向いているように感じる。だから右の木に近いほうへ寄せたほうが絵が安定するだろう。右の木をカットする手もある。




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■SS

着信:2014.12.16
■撮影場所:彦根市芹川

 

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■1.巨樹A
 樹齢約400年という欅並木。現地に行って圧倒されましたが、その感動をどう写したら伝えられるか皆目わかりません。色々試してみましたがだめでした。お天気も曇ってきて残念でした。
◆有名な彦根芹川のケヤキ並木。葉っぱは若干紅葉の最盛期を過ぎているようだが、道に落ち葉が散り敷いて、いわば絶好のタイミングというところか。これだけのすごいところなのに、人物といえばすぐ目の前の1人だけ。なんとまあもったいない。
 写真としては、一言でいえば正直で穏やかな写真に仕上がった。天気は薄曇りというところか。これが快晴で光が強すぎると写真としては難しかっただろう。木の凹凸に1つ1つ影ができて訳が分からなくなっただろう。今の場合、それぞれの木の左側が明るく右側が暗くなり、1本1本がきっちり描写されている。正解。
 最後に1つ。右端の空き。この写真で唯一右端があいて川が見える。川を見せたいという考え方もある。その逆の考え方もある。ボクは見せない方がはっきりすると考える。ふたをした方が欅がより強くならないか。トリミング見本


 

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■2.巨樹B
 人間の小ささを感じました。
◆SSさんは「人間の小ささ」を感じたという。ボクは3,40年前に一度見ただけで、記憶が薄れている。この写真を見ると木の小ささを感じる。右の名残紅葉に惑わされたか。そのために木が小さくなった。もっとどーんと行けばいい。今のはトリミングだから、多少なりともレンズが長くなった勘定になる。実際にワイドで肉薄すると、ひずみがもっと大きくなる。それは構わない。縄文式土器などを集めた写真集など、どかん、どかんと爆発させている。こういうのは構図もくそもない。寄れる枝によってドカーンと行けばいい。

 

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■3.一葉
 西日を受けた最後の一葉です。
◆なるほど、一葉さん。ということは画面を覆い尽くしている網の目は樋口さんちの屋根瓦ということかな。
 ブルーがかった網の目と赤い葉っぱ。ちょっと意表を突いた色の組み合わせで、さわやかな印象を受ける。もう一枚、3分の2ぐらいの大きさの葉っぱが組み合わさっていたら、決まっただろうな。一枚ではちょっとバランスがね・・・・。



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■マミー

着信:2014.12.16
信楽に行って来ました。

 

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■1.光を浴びて
◆斜面に置かれている大きな瓶を下から見上げる形で狙った。左の縦1列がまさに上下に重なってしまった。これがつらかった。右に半分だけ見える大きな瓶を意識した結果のポジションらしいが難しい位置関係だった。バックして望遠で狙うと見え方が変わってくる。陶芸の森は広いから位置が自由にとれる。カメラワークの練習にはもってこいの場所だ。


 

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■2.時は過ぎる
◆朽ちかかった登り窯の横の階段を男性が荷物をぶら下げて登っていく。ちょうど登り切ったところで、明るい空にシルエットになった。映画の一シーンを見るようだ。映画だとおそらく手前から階段を上っていくシーンがあって、それを見ることで上りだというこたが分かる。スチル写真はその手が使えないから、1枚で勝負しなければならない。階段を撮るとき、カメラを上へ向けたら負け。下へ向けろとは言わないが、何とか水平は確保したい。残念ながら今の場合も上を向いている。階段に負けた。カメラを上へ向けないために、カメラはできるだけ高い位置に確保したい。身長がものを言うことになるが、バリアングルのモニターがついておれば、手を伸ばしてカメラを持ち上げることも一つの手。
 いろいろと小難しいことを言ったが、面倒くさいことを言わなければいい写真だ。


 

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■3.いい日じゃのう
◆いい日じゃが、天気が良すぎたな。影と日向がはっきりして、写真にはつらい。こういう場合ストロボを飛ばすと影が少し明るくなって助かることもあるが、無理して撮るほどのものでもないし、こういうときは敬遠したほうが利口かな。







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■m.m

着信:2014.12.16

 

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■1.立ち上がる雲
 もとの画がみつからず2014.8月の撮影かと。
◆これはすごい雲だ。巨大な竜巻が湖の水を吸い上げているような。おっかなびっくりで避難する船が見えると状況がリアルになるのだが。それとこの雲の高さの表現。高さのスケールになるようなものを前に持ってくる。たとえばはしご車だとか。もちろんこれは無理な話だが、ヨットの上で誰かがこれを見上げている所を足元から狙うとか…。無理かなー。


 

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■2.降雪の気配
 撮影2014.2.28
◆3枚とも琵琶湖の大風景。これらを比較していちばん強いのはどれか。やっぱり3枚目ということになる。なぜか。いわゆる前景が生きているから。ただし3でもこの岬とヨットは中景というところだろう。近景にもう1つ何かほしいのだが。脱線したが、そういう意味ではこの2が一番弱い。赤い雲が映ってはいるがそれだけでは持たない。


 

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■3.雲と光の融合
 撮影2014.8.6
 今太陽は自宅の目の前から上がります。来月には三上山にむかいます。それが自然の法則と、なんのためらいもなく眺めておりました。改めて人の営みの大切さを知りました。
◆なるほどね、雲と光の融合。このとき太陽はどこにあったのか判然としないが、とにかく右からの光が何とも言えない。左下、ヨットハーバーに落ちるスポットライトのような光も生きている。いますぐに具体的に名前を上げられないけど北欧系風景画家の作品にこのような光と影があったような気がする。湖面を覆う光が右から左へ動く。いい写真だ。



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■JIJI

着信:2014.12.16

 

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■1.佇む秋
 10月初旬、十勝岳山麓の「青い池」。雨模様の割りに明るい朝でした。水面に優しい影が佇んでいました。
◆この場所は、何人かの人から見せてもらった。現場では神秘的なんだろうな。でも現場を知らない私なんかが見るともう一つ分からない。やっぱり現場へ行けば撮るかもしれないが。




 

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■2.惜情晩夏
 いつものアングルです。光の中を滑り降りてくるような女性スキーヤーを捉えました。夏が終わりました。
◆いいなー。いつものアングルというと、最初はともかく、いつの間にか惰性に落ち込んでしまうのだが。それがこうして新鮮に見えるのは、結局このスキーヤーがどう動くかわからない。それを追う新鮮さにあるのだろう。奥から手前へ一直線にやってきたボートが直前で右へ(ボートから見て)曲がることをJIJIさんは予測していたかどうか。予測していたからこの絵が撮れたのか、予測していなかったからこの絵が生きたのか。そこのところが私にはわからない。とっさの判断が新鮮さにつながるのだろう。


 

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■3.落日跳ねる
 支笏湖の畔に撥ねた光と跳ねる水。わいわい村も一幕が跳ねた。レクイエムが流れる。
◆エエなー。おそらくわいわい村史上記憶に残る一点に入るだろう。夕日を受けた水しぶき。この歯切れの良さ。水しぶきの速さ、夕日の強さ、シャッタースピードすべてがぴしゃりと決まった。サミュエル・バーバーの「弦楽のためのアダージオ」




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■MEGW

着信:2014.12.17

 今シーズン「ダイヤモンド三上を撮る」をテーマに取り組んでいます。先達てアドバイスいただき、絞りf22、ISO100設定で朝陽を追っかけ撮影しました。

 

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■1.ダイヤモンド三上A
 雄琴北かざみ公園から
◆寒い中、早朝からご苦労様です。
太陽が三上山の山頂から昇ることに限定すれば、自ずから撮影位置が限定され、写真としてはその日の雲の様子だけが写真の違いへの要素になる。今の場合はエリの横を抜けて出ていくボートの航跡が唯一の変化である。


 

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■2.ダイヤモンド三上B
 堅田スポーツ公園から
◆ダイアモンドXXという言葉をだれが言い出したのか知らないしその定義も不明だが、2.3のように拡大解釈してもいいものかどうか。それはともかくとして手前は琵琶湖の波、上は快晴となるとほとんど変化の要素はなくなる。三上山の頂上から太陽が昇るという自然現象は、結局、頂上からのその日その日の1本の方位が示す線上で起こること。だから琵琶湖湖岸と限定されるわけではなく、仰木の棚のでも、その線上ならば同じ現象はおこるはず。それを求めて前景を変化さす。それなりのことをやらないと、結果的には同じ写真を撮り続けることにならないか。


 

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■3.ダイヤモンド三上C
 堅田スポーツ公園から
◆雲が変化したことと、手前に湖岸の植物がシルエットで見えるだけで、結果的には2と同じことになる。MEGWさんとしては太陽から出る光芒の違いにこだわっているらしいが、多少の違いはあるだろうが、結局は大同小異だろう。見ている第三者としては、3枚ともほとんど同じ写真に見える。



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■森川邦昭

着信:2014.12.17

 紅葉の観賞や撮影は誰でもタイミングに気を使います。今年は教林坊などに、盛りだとの情報を得て出かけました。また希望が丘にはちょっと遅めの時期を選び、散る紅葉を撮ってきました。

 

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■1.過ぎゆく秋A
 モニター機能でカメラを地面に付けての超ローアングルです。紅葉の終わりを表現してみました。
◆”カメラを地面に付けての超ローアングル”とのことだが、結果としては手前の数メートルの落ち葉がみえるだけに終わった。それよりも左右の縁石が水平に写ってしまい、上の風景(樹木の部分)に下の道路の部分(言い換えたら落ち葉の部分)が長方形に付け足されたことになり、二の字のバリエーションを作ってしまった。策におぼれた感あり。

 

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■2.過ぎゆく秋B
 紅葉の終わり、風に吹かれて盛んに落葉していました。
◆1の地点より少し進んだところ。カメラはしゃがんだぐらいか、それよりさらに低いか。しかし地上直付けではない。道路の遠近感が出て絵全体が生きた。空間中を散る落ち葉がいい。自転車の女性がもう少し手前、太陽光線の中(陰に入る手前)にいたらもっと生きただろう。


 

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■3.古刹秋の彩
 教林坊には今年で二回目の訪問です。 去年同じではと思いこんな構図にしました。少し見える茅葺屋根も神社や仏閣を説明することになるかと、この位置から撮ることにしました。
◆「この位置から」、これがベストであるかどうかは別にして、これが間違いであるとはいえない。しかし、いま(晴天のこの時間)、このタイミングで撮ったのは間違い。左の壁面に当たる光が写真をぶち壊した。だから”この時間帯”にこだわるならば別の天候の日(たとえば曇天の日で直射日光が弱い日など)に、”この天候”に固執するならば別の時間帯(太陽が違う位置にあって、直射日光が壁に当たらない時間帯)を狙うべきだった。いずれにしてもこの側面の光は絶対避けるべきだった。


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■HN

着信:2014.12.18

 いつも有難うございました。大変励みになりました。私も今年もう一年頑張れるだろうかと毎年そんなこと考えながら今の年まで来ました。でも写真撮りは楽しいです。寒くても頑張って行っています。友達が大勢出来ました鳥撮り仲間です。これが最後とは寂しいです。

 

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■1.イカルチドリ
 比留田の田んぼです。この田んぼでは、いつも大きな田んぼに水が張られていて不思議なくらいです。でも一回水がなくなって土が割れかける所まで干しあがってしまった。それからあまり鳥が来なくなりました。でもこのイカルチドリだけが寂しそうに歩いていました。あまり可愛い鳥ではないが珍しい鳥です。私初めての鳥です。
◆いつもながらピントの正確さ。実物を見たことがないので適確なことは言えないが、おそらく実物はこのような色なのだろうと思えるほどの自然な色。カメラから鳥までの距離はどれぐらいあるのだろう。たとえばスズメだとか、セキレイなどなら、なんとなくわかるのだが、知らない鳥では距離感がつかめない。それはこっちの勝手で、見事な出来だ。

 

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■2.小鳥シジュウガラ
 いつも行く花緑公園での小鳥です。今年は鳥撮りさんが増えた。毎日誰かが3・4人カメラを三脚に乗せて小鳥の来るのを待っています。それもどうしても小鳥が出てくる道筋に集まっています。小鳥も出にくいかもしれません。その上餌となる木の実が少ないようです。小鳥に出会える回数がほとんどないと言いたいくらいに少なくなって来ました。それでも皆よく集まってきます。私も懲りずに通っています。その中のものです。
◆多分花緑公園で見ているのだろうが、私なんかは、「あ、鳥」ということで見逃してしまっているのだろう。木や花から想像するに、これも小さい鳥らしい。バックの整理ということで若干やかましかったか。右の稲妻型の木など飛び気味で露出オーバーだったか。HNさんは鳥に対する一つの考え方で、鳥の明るさを一つの基準を決めて、画面の明るさを調整しているようだ。これなどもバックの林を基準にすると、鳥が暗くなるということだろう。 

 

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■3.山茶花で花の蜜探すメジロ
◆そういえばもうサザンカ咲いてるものな。そこへメジロが出てきて。何となく春の気配。妙な写り方だなとよく見ると、背中を下にして花にぶら下がっているようだ。2に比べるとバックがうまく処理されている。右に見える形がつぶれた花がなかったら、もっとスカッとしただろう。
 ◎HNさんは私よりはるかにご高齢。鳥のことは皆目わからない私がまともなアドバイスができないにもかかわらず、終始休むことなく投稿してくださった。ありがとうございました。


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■館 長

着信:2014.12.18

 

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■1.釣鐘堂
 快晴の昼前です。托鉢が終わってお寺に帰って来た処で、釣鐘の下にお坊さんが居たら作品らしくなるとイメージして撮りました。釣鐘堂の雰囲気を出そうと思って絞り込んで、露出も−2ステップ補正です。
◆ホワイトバランスの調整で、ブルーを強く出した。この表現は疑似夜景として使われることが多いが、コメントでは特に説明はない。その意図がはっきりすると分かりやすかったのだが。いまのままだと太陽の光芒が疑似夜景と相いれないのではないか。細い月と組み合すことなどを考えると、もっとイメージが強くなるのではないか。




 

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■2.晩秋
 彦根市のお浜御殿です。ただの紅葉ですが、タイミング良く家族連れが現れました。撮影のタイミングは合わなくて、男性と木が重なってしまいました。
◆男性と木が重なったというのは、奥のシルエットになっている太い木のことだろうか。もしそうだとしたら、ボクは全く気にならないが。周囲はほとんどつぶれてしまっているし、木の幹を探し出すことそのものが難しい。それよりもこのアンダーな色調が気になる。プロパティを見るとー2ステップとある。ここまでマイナスにする意図がどこにあるのか。舞台装置の照明を見ている感がする。


 

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■3.托鉢
前号の托鉢の続編です。
◆夕日の中を托鉢僧が2人。最初から狙っていたのかどうかはわからないが、門扉に写る僧の影がポイントになっている。前の僧の影が後ろの僧と重なったのが惜しいが、実体と影で計4体になるのも煩わしいかとも思う。それより僧と僧の間に見える道しるべか記念碑のような構造物のハイライトが目立つ。前の僧の姿でこれを隠すタイミングだったら、影はどうなっていただろう。右端が窮屈だが、左の蔵も生かしたいから、横位置でよかったのではないか。


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■S.T

着信:2014.12.18

 私、5月からのヘルニアにて歩行困難で、旅、ゴルフ、ハイキングなど不参加ですが、市民大学OB会行事の犬山鵜飼(9月)と里山ボランテァ(12月)に参加でした。幸いにも右足は(車)OKです、準備補足ですがNO165に参加するとともに長きにわたりご指導頂きました事に感謝いたします。

 

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■1.ホダ木作り
(チエンソーを使える人)
 四日市市少年自然の家。市民大学OB会主催の里山ボランテァと称し12月と1月は里山整備で下草刈り50名、ホダ木作り20名程に分かれ作業し2月には椎茸菌打ちと七草粥、七草の天婦羅を食しホダ木各自2本持ち帰ります。椎茸は翌年の秋以降に出来ますがナメクジより先に収穫することが肝要です。
◆シイタケつくり。ナメクジとの勝負か、なるほど。原木を切ってとなると大変な仕事。写真を見るほうから言えば、もう少し切り進んで、チエンソーの位置で原木が「く」の字に折れ曲がるところの方が面白いと思うが。それとチエンソーとカメラの位置との関係。今の場合だと歯がほとんど見えない。もう少し斜めから見た角度でチエンが動くのを見せたい。


 

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■2.五百羅漢
(菰野町竹成 大日堂境内)
高さ7bの四角錐の築山に大小500体ほどの石仏石神が林立する、神仏混淆で珍しいとか。
◆竹成の五百羅漢。あれは確かまだ現役のころだったから20数年前になる。その時はひなびた雰囲気だったが、先年行った時には整備されていた。一体一体をポイントにして絵を作ると、時間はすぐ経ってしまった記憶がある。
 今の場合は、比較的大きな地蔵さんをポイントに小山をなす全体像で絵を作っている。マミーちゃんの登り窯と同じで、小山の頂上部を意識して全体でいえば下から見上げるアングルになっている。いまあの広場がどうなっているかわからないがもう少しバックしてレンズを伸ばしたほうが、背後の石仏が圧縮されて迫力が出たのではないか。


 

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■3.黒い鉄塔
(四日市市水沢地区)
 茶畑を巡るも光り強過ぎ、山裾を走ると何故か黒い鉄塔が気になる。特別高圧鉄塔の防錆処理は亜鉛メッキ(ジンクロ)の筈なのにと近寄る。電線の風切音が鳴く下で傾斜と強風に逆らいながら撮りました。今は傾きやトリミングはカメラやPCにて操作が可能ですが昔を思い出しながら日の丸弁当の平行透視図法で頑張りました。
◆何本かの高圧線鉄塔が直線状に並ぶ。それを狙った。さすがプロ、S.Tさんの独壇場。カメラの位置に始まって、左右方向の水平、場合によっては前後の水平も。画面内でのそれらの位置。すべてをクリアーしなければどこかがゆがむ。せっかくこれだけのことをやったのだが、黒い山に黒い鉄塔、これがつらかった。ときどき赤白の鉄塔を見るが、思うところにはないのだろう。



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■MRT

着信:2014.12.21

 

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■1.我も木になりたや
 水鳥の里に行った時のです。アオサギが鳥を忘れて木になっている・・・・と、思わずシャッターを押しました。
◆他の教室の人が同じ場所でよく似た写真を撮ってきた。どちらがどちらをまねたとかいうことではなく、その木に止まることはサギの習性になっているのだろう。そういう意味でアオサギが「鳥を忘れて木になった」というMRTさんの感覚は正しかったのだろう。モノクロームにしたのは正解。ただしこの場合、木以外の空の部分は何の意味も持たないから、コントラストを上げたほうがよいだろう。


 

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■2.夕日に映える雲
 夕日に映えた雲が明日に期待を与えてくれました。
◆爽やかな気持ちのいい色だ。前景の木もそれなりのムードがある。それはいいのだけど、その下が切れてしまって状況が見えない。多少具合の悪いものもあるかもしれないが、ほとんどシルエットになってしまうはずだから、しっかり見せたほうがよかっただろう。






 

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■3.冬のお花見
 信楽に行った時のです。花のない桜の木に囲まれてススキと雑草等がまるでお花見を楽しんでいるように見えました。
◆どっちが桜の木が分からないが、いずれにしても裸の木が2本。その周りを雑草とススキが取り巻いている。そこへススキと雑草だけならMRTさん独特の自然感にはついていけないところだが、何の実だかわからない赤い実が全面に散らばっている。その色具合が全体を華やかなものにした。いい写真だ。



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■SKI

着信:2014.12.23
写真は、3枚とも雨の日の撮影でした。(彦根城→玄宮園→西明寺)

 

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■1.しだれる黄葉(彦根城)
 雨の日でした。お堀の苔の生えた石垣に流れる様な黄葉が目に付きました。上の部分をもう少しカットして撮れば、しだれる黄葉の部分がはっきりしたのでは・・・と反省です。
◆「上の部分をもう少しカットして撮れば・・・」ということだが、たしかにバックが空の部分はカットしたほうがよかったかもしれない。ただし、単なるカットではなしにその分カメラを下へ振る。お濠の水面との関係を見せたい。これは現場でのカメラワークの問題だけど、それ以外にもう1つ大きな問題点がある。右下の石垣にコーナーを示す縦1本の線が見える。これで石垣のコーナーは示されてはいるが、エッジの右側があと少し明るく描写されていたら、石垣の立体感が鮮明に出たはず。雨の日だから、どこまでその光が求められるか分からないけれど。


 

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■2.これからも一緒(西明寺)
 雨が上がった西明寺の参道です。下りて来られる老夫婦の何気ない雰囲気に、優しさと暖かさを感じました。
◆いたわりあいながら石段を下りてくる老夫婦。こんな年まで二人そろって元気でおれるということ自体、幸せなこと。
 石段を下から上を向いて撮るという写真としてはいちばん難しいカメラワークになった。下手すると上りが下りに写る。ところが今の場合はそれはない。今の場合、カメラから見れば上り、夫婦からすれば下りだということがはっきりわかる。人物の動きで十分表現できているが、左側の石垣と竹垣がさらにそれを補完している。いい写真だ。


 

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■3.紅葉で化粧の二天門(西明寺)
 二天門を出る頃に、瞬時陽が射したので、ちょっと慌てました。薄陽とは言え、15時過ぎての光、二天門の奥の建物の屋根が白っぽく飛んでいる様です。撮っている時は、気付いていませんでした。
◆SKIさんは奥の屋根が飛んでいることを気にしているが、飛ぶということでは二天門の右の柱のほうが気になる。全体がやや暗いところへ横からの光が当たって、どこかが飛ぶというしんどい光線状態だった。
 さて奥の屋根。SKIさんは飛んでいるといっているが、これは飛んではいない。もし飛んでいるとすれば周囲の白い部分。ほとんどの面はスカイブルーに見える。雨の日だから青空が反射したとも考えられないし。茅葺屋根だろうから、簡単に空の色を反射させるとも思われない。これは何やろうね。ちょっとわからない。



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■marimari

着信:2014.12.23

 最後ぐらい少しはましな写真で締めくくりたいものと思いながら、雑事に追われてカメラを手にしないまま投稿締め切りが迫ってしまい、残念至極の駆け込み投稿で申し訳ありません。

 

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■1.黄昏の街
 過日所用で大阪に出た折に3キロも続く御堂筋イルミネーションの並木を歩きました。その昔はよく歩いた懐かしい通りですが大分様変わりしていて、久々だったせいか夕暮れ時の車の流れに「都会」の雰囲気が新鮮に感じられました。
◆なるほど「黄昏の街」。いまの御堂筋はこんなのですか。私などは、どっぷりと田舎に浸かって、京都駅のポルタでも、一瞬どこにいるのかと思うことがある。
 先頭車両がちょっと流れていていい雰囲気だ。もう少し流れてもいいような気もするが、とっさの撮影では細かい設定までは無理だろう。それはそれとして、あとは簡単な話。一番左の木のライトが、手前のポールのシルエットと重なっている。これは両者合わせてカットしておいたほうがいいだろう。


 

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■2.明けやらぬ刻
 まだ太陽は顔を出さない内に湖には在りかを知らせる輝きと文様が広がって、小舟か鳥が来ないかなと思いながら変化を撮っていた中の一枚です。
◆で、小舟も鳥も来なかった。これに尽きる。鳥はかなり近くまで来てくれなければ形にならないだろうが、小舟なら航跡が残るから小さくてもポイントにはなった。水面の描写は文句なしだったから惜しかった。





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