マミー・
SS・
YTK・
HN・
JIJI・
Chou・
MEGW・
布施・
MRT・
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■1.おもてなしA
◆ 満開のお花見会場で琴の演奏。軒先とはいえ室内の会場と桜の花。うっかりすると花が飛んでしまうところだが、うまくいった。見事な露出である。もっとも露出を決めるのはカメラで、人間様はあずかり知らぬことだけど。絵としては中央の白い和服がきいた。もっともこれも演奏者の話で、撮影者がどうのこうのという話ではない。以上ここまでは勝手に絵ができた。マミーちゃんはシャッターを押しただけ。
ということでここからがマミーちゃんの問題。黒い着物の女性の顔と桜の枝が重なった。この両者をどう取り扱うか。今の場合は重なって失敗。たぶん意識していなかったのだろう。気がついたらかぶっていた。で、この次こんな場面に出くわしたとき、意識して顔と枝とを離す。途端に絵が不自然になる。「意識して離したなー」と、見破られる。意識しなければ自然にできることが、意識した途端に難くなる。それを越えて、「無意識の意識」とでもいうのかなー。その境地に達したときに絵が生きてくる。そういう禅問答みたいな七面倒くさいことを言わなければいい写真だ。
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■2.おもてなしB
◆ たくさんの人が写っている。にもかかわらず、お盆か何かを持った女性だけがこちらへ向かってくる。自ずから狙いははっきりしてくる。のだけれども上の桜にも気が散った。思わずカメラが上へ向いた。足元がきれた。惜しかった。以上が上下の問題。
次に左右の問題。左の門柱(ついでにそこに覗いているおばちゃんも含めて)が必要だったかどうか。となると右の塀の一部も同じことがいえる。と考えると、これはタテだった。
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■3.孫と散歩
◆ あー、びっくりした。犬がこの子供の孫かと思ったぞ。撮影者(祖母)は少年(孫)と散歩だけど、これは写真外の話。写真としては少年(主役)が犬を連れているわけだから、「愛犬と散歩」ぐらいかな。
写真としては難しい条件だった。夕方に近く、太陽は西に低い。それが逆光で杉林などは暗い。カメラはそれを普通のように明るく写そうとする。その結果、この画面はその時の現場より明るく写っているはず(杉林などを含めて全体が白っぽく見える)。だから厳密にいうとマイナス補正が必要だった。これが撮ったままの状態だとすると、暗く調整するといい味が出てくる。調整見本。
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■SS
着信:2014.05.05 撮影場所:犬上郡甲良町
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■1.大欅 大きな欅を下から見上げるとバオバブ(本物は見たことありませんが)の木のように見えました。
◆これは見事なケヤキ。それを3本並べてシルエットで。トータルとしては勇気がいる構図だった。SSさんとしては1本より2本、2本より3本ということだったかもしれないが、とにかく3本合わせて大欅として主役にした。それはそれで悪くはないが、もうすこし細かく見ると右2本の木の関係が若干ややこしい。画面の左半分、木でいえば左の木と真ん中の木の半分で、タテ位置にするのも一案だろう。
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■2.ゆれる 満開には少し早い藤の花房が風に吹かれて揺れていました。
◆藤の写真というと、地面につきそうな長い花房が垂れている(草津の三大神社、日野の正法寺など)が定番だが、これはまだそこまでは達しない。その結果SSさんが言うように、風に揺れる風情が出た。下の竹垣は中途半端。もう少し見せた方が落ち着いただろう。上品ないい写真だ。
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■3.春のうた 真冬でもたんぽぽの花が咲いていて、あまり季節感が感じられない花ですが、綿毛が音符のように並んで春の歌を奏でているようです。
◆いい光だ。左上で1つ離れて半分散ってしまった穂が時間を感じさせる。最初一目見た時はバックが真っ黒の一色に見え、それもまたよし思ったが、何度も見ているうちに、ブロック状のものが重なっているのが見えてきた。黒と白、コントラストという面から、これは真っ黒(つやのある締った黒)に一日の長があるように感じるが。
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■YTK
着信:2014.05.06 砺波のチュ−リップフェアーに行って来ました。
フル充電して出掛けたのですが、ケ−スにしまう際にスイッチが入っていた様でカメラの電池切れ仕方なくスマホで撮影した写真です。
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■1.となみチューリップフェアー
◆ おかしいな。スイッチが入りっぱなしで、電池がアウトになるかな。ボクなんかは撮影した後スイッチは入れっぱなしだけど、勝手にスイッチが切れて、電池がアウトになった経験はないけれど。
人の大きさから会場のスケールが感じられる。しかし、こうして植えられたチューリップを見て面白いのかなー。僕にはちょっとわからんけれど。
空が白っぽいから会場が暗く感じる。もっと明るかったのではないか。スマホでの写真のことはわからないが、いずれにしてももう少し明るく調整する必要があろう。調整見本。
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■2.創作活動
◆すごい原色だ。よく見るとたくさん人間がいるのだが、バックと同じ色で浮き上がってこない。でもこれはそんなことを気にしているわけではないだろう。ぱっと見せて、何人の人がいたでしょうかというクイズをやったら面白い。
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■3.チューリップ
◆いいピントだ。スマホの写真でこんなにピントが来るのか。でもこれホンマにチューリップ?。
こういう赤い花と緑の葉との組み合わせが一番厄介。でも現実にこの組み合わせがあるのだから。実際問題としては緑をできるだけ暗く設定することだろう。これなんかはうまくいっている例だろう。でもそれをやると緑の魅力がなくなるし、明るくすると赤とけんかするし。
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■HN
着信:2014.05.07 いつも同じ所の写真です。八幡堀の写真は橋の上から桜と船が滑って行くの図です。今回は上からでなくて下からの写真ばかりで写して見ました。何故だか船で行く景色が好きです。でもいろいろと撮って見ましたがいまいちばかりです。逆光の写真も大分撮って見ましたが難しいでした。 | |
■1.八幡堀
◆橋の下を見通した構図で、よく狙われる場所である。確か、橋の上を歩く人物を入れたりという構図もあったかと思う。今の場合は、上と右に黒枠をおいた。この枠をどう処理するかは撮る人の決断ということになるが、それとはまったく別の条件として、橋の下の左端に、背の高い人物が入ってきた。初めから気がついていたが船とのかたらみがあるから仕方なく撮ったのか、初めはいなかったが撮影の直前に入ってきたかのどちらかだろう。トリミングするという手もあるが、左下のショウブのこともあるし、・・・。もっともHNさんが積極的に入れたことも考えられるが。時間に余裕があるときは、入れたり省いたり、いろんな構図を試みられるが、今のようなとっさのときには判断に悩むところだ。
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■2.危ない
◆これは怖いな。ちょっとつまづいてぽてんと右側へこけて、くるくると1,2回転げたらちゃぽんだもんな。と頭の中で考えると怖さがわかるのだが、写真そのものからは、直感的にその怖さが伝わってこない。要するに、絵を見たとたんにアッと思う、そんな怖さがもうひとつ伝わってこない。現場でHNさんは危ないと感じたはず。それが写真にすると伝わってこない。写真では走っているものが止まって写るのがその原因だろう。写真の難しさだ。
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■3.船から桜見
◆花は満開、対岸には赤い上着の人物が。穏やかな水面にあるかなしかの風がつくるさざ波。いってみればほぼ完全な条件の中を花見船が行く。すべての条件がそろっているのに、これはまたどうしたことか、屋形船の中は真っ暗。これは撮るときに肉眼では見えていたはず。それが写真になると何も見えなくなる。意地の悪いものだ。これは少々条件を変えたぐらいでは解決できる問題ではなさそう。誰かが気を利かして、体を乗り出して手でも振ってくれたらいいのに。
向こうからこちら向きなら、一番前にいる人物が見えたはず。そんな写真を見た記憶がある。後向きで、客の表情が見えず、船頭さんの青いシャツだけが目につくという意地の悪い条件だった。
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■JIJITKS
着信:2014.05.08
信州の山中で、夕日を見ていました。4月も半ばというのに、落葉松を揺する風は春遠しの感があり、指先が冷たかった。 | |
■1.落日A
◆信州へ行けばいい風景に出会える。一つの信仰のようなものがあるが、実際にはなかなかそう簡単にはいかない。そんな信州での落日。これなんかはうまくいった。ただし下半分なら。これ(下半分の絵)でもう少し左へ寄って、小さい木の枝の先あたりへ太陽を持っていく。
左の写真は、飛行機雲に惑わされた。これが来たために無理に縦位置にして絵を窮屈にしてしまった。飛行機雲としては一番条件の悪いところへ現れた。もう少し別の方向に飛んでくれたら何とかなったかもしれないが。
タテ一本 心乱れて JIJI若し
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■2.落日B
◆からまつは さびしかりけり
たびゆくは さびしかりけり
カラマツは縦の線だ。もちろん横向きの枝は出るが基本は縦の線。それが並んで一種独特の風景を作る。今の場合右2本はその条件に合っているが、左半分がそのルールを乱した。 落葉松に 灌木混じり JIJIくやし
太陽を主題とした空の描写に関しては、今回の3枚のうちでは、これが一番うまくいっている。空の明るさは、結局太陽の明るさに左右される。空気に多少不透明感があり、それでカバーされて太陽が暗くなるほうが、空は明るく写る。
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■3.残照
◆太陽が沈んだ後、太陽が雲の下面を照らす。ドラマチックな時間帯である。が、これは失敗だった。今の場合、考えるまでもなく夕空が主役だろう。とすれば水平線は低く、空を広くとるのが自然のなり行き。下半分の黒ベタは意味不明。上から下がってくる枝も邪魔なだけ。遠くにそう高くない落葉松が、2,3本、空へ出ておればよい。要は撮影前の場所探しである。行き当たりばったりではダメ。
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■1.朝の光 朝、城山に登りました。もう少しで山頂に着く手前で撮ってみました。
◆朝、まだ太陽が低い。写真としてはいいタイミングだ。それはいいのだけど、右上に見える家の軒のような暗い部分は何かな。上下逆にしてみると山の裾から太陽が昇ってくるようにも見える。しかし、勝手にそうしてみているだけで、この写真が上下逆というわけではない。木の枝がたくさん重なって見えているのかもしれない。撮っているときは、太陽と手前の2,3本の木しか見ていないと思う。できるだけ四隅にも注意を払ってほしい。
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■2.ポピー 水の森公園へ行き撮りました。12時ぐらいでした。きつい光でした。たくさん撮ったのですがみんなおもわしくなくこれに決めました。
◆5月の昼前後の太陽は強い。その太陽の下での花の撮影はつらい。でも行ったんだから頑張るしかない。
ということでポピーを狙ったけれども、横に並んだ花が上下2段に重なってしまった。こういう場合花は適当に散らばったほうがいい。現場を知らないので何とも言えないが、そういう条件のいい花を見つけるのが第一。それさえ見つけられたら、あとはカメラに任せておけばいい。自分の目で対象物をしっかり見極める。ファインダーをのぞくのは一番最後でいい。
昼間の太陽としてはちょっと画面が暗かった。もう少し明るく調整しておきたい。
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■1.小さな虹 波風強く足元揺れる中、船首に発生する飛沫に虹を激写しました。
◆MEGWさんのコメント通り、揺れる船の上での撮影らしい。白波にかかった小さな虹。水平線の傾きで船の揺れを表現しようとしたのか。それとも本当の揺れで勝手に傾いてしまったのか。この場合の絵作りの最大のポイントは船首を入れるか入れないかだろう。MEGWさんとしては画面右下の影でそれを表したということかもしれないが、影だけなら岸近くで陸上のものもできる。やはり海上での出来事だとはっきり見せたほうがよかっただろう。もっともそのような(船首を入れた)絵が作れたかどうかはこの絵を見る限りはよくはわからないが。
白波は調整次第でさらに白くすることができる。
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■2.白き頂き 西伊豆の高台からの眺望です。
◆撮影者の感動と、それを見る第三者の意識がずれる最大のものが富士山ではないか。これもその範疇に入る。「ああ、富士山か」で終わる。
その最大の理由は肉眼と写真の高さ感だけど、行き当たりばったりの旅写真ではどうにもならないことだろう。せめて色調の調整だけでもしっかりしておきたい。調整見本。ただこれだけでは明るくなっただけで、よけいに平凡になってしまったといえるかもしれない。で、もうちょっと力を入れて。ここらで精いっぱいのところだけど、やっぱり「そうですね、富士山ですね」という枠は出ない。
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■3.夕日に 夕日に向かってねぐらへ帰るカラスを連想します。
◆夕日を撮っていたら、うまいこと鳥がやってきた。鳥の名はわからない。「帰るカラスを連想」するというのだから、烏ではないのだろう。
写真としては、真正面の横一文字が邪魔。せめてどちらかへ寄れなかったものか。
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■布施 誠
着信:2014.05.14 撮影場所:長野県原村
遅かった春も一気に過ぎ去り初夏へそんな中の一日を・・・。 | |
■1.恵みを期待して 甲斐駒ヶ岳と鋸岳をバックに。
◆最初農業用水池かと思ったが、よく見るとそうではないらしい。右のほうに同じ高さの水面が見える。ということでこの水面は田んぼらしい。 だとするとちょっと考え方が変わってくる。というのは池の向こうの林が南アルプスの山々と重なっている。まあ、これは趣味の問題で、布施クンはこれをあえて重ねたのかもしれないが、僕が撮るとしたら、林の右の高さが低くなったところ、そこへ山を持ってくる。ということは実際問題としてはちょっと右へ移動すればよい。農業用水池で、右へ移動すると絵が崩れると読んだんだが、田んぼだとするとある程度の移動は自由のはず。
それと信州の5月はこんなに暗くはないはず。調整が必要。
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■2.たんぽぽ いつもは逆光になる位置と時間で撮影することが多いのですが、今回はバリバリの順光で。
◆順光、逆光というよりも、これは上からの光。でもたんぽぽに当たる光としてはこれもいいだろう。田んぼか何かの斜面らしい。奥に雪の山が見えることで、季節感が生き、奥行き感が出た。
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■3.野のみちで
◆この写真だけ、コメントがない。勝手に読んでくれということらしい。あまり広くないまっすぐな道、そこへ幼稚園か、保育園かの子供たちが先生に連れられて。まあ、何とものどかなといいたいところだけど、そんなのんびりしたことをいっておれないのが現在の日本の状況。都会ではありえないことだけど・・・。
写真としては、気になることが2か所。一か所は水平線の傾き。これは調整ができる(明るさも含めて)。もう1か所は、道路の左端の線が画面のほぼ真ん中にほとんどタテ一直線に来てしまったこと。これは事後の調整は不可能。撮影の時点で解決しておく必要がある。
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■1.山里:(栗東)
◆おばあちゃん(だと思うけど、若かったらごめんなさい)が熊手をもって畑の手入れ中。なるほど「山里」という雰囲気は出ているが、もうちょっとおばあちゃんに動きが見えるといいんだけど。これだと案山子と大差ない。
きのう別に教室で四国の何とかいう案山子園を見せてもらったが、人間が紛れ込んでも区別がつかない。せっかくいい煙なのにね。
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■2.菜の花の中で:(栗東)
◆自分より背の高い草の中にいて、何見てるのかな。下に川が流れているから、魚を探しているらしいが、それならそれでもうちょっと下向いてそれらしい動きを見せてくれたらいいのに。これでもワシは魚が見えてるんじゃというところかな。 鳥が画面の真ん中過ぎた。動きがないからこれしか仕方がなかったのかな。
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■3.松に寄り添うツツジ:(花緑公園)
◆題名ではうまく逃げているけれど、どっちかな。だいたいツツジが松に寄り添う意味が分かりにくいし・・・。前後関係からも、対象物の色からも、やっぱり主役はツツジだろう。それならそのように撮ればいいのだが、わざわざ望遠を使って奥の松を引き寄せている。むちゃくちゃな望遠ではないにしてもなぜそのような手の込んだことをしたのか。そこのところがわかりにくい。
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