JIJI・
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TNK・
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S.T・
HN・
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館長・
marimari・
MO・
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■JIJI
着信:2014.03.03
今年はことのほか寒いです。暖かさを求めて1500km、南に逃げました。最初から予測はしていたものの、帰ってからが厳しかった。2,3日、時差ボケならぬ温度差ボケでジッとしていました。 | |
■1.渚にて 海の色はどこへ行っても絵葉書状態。ご指摘覚悟で提出します。
◆「絵葉書写真」と人は簡単に言うけれど、それが結構難しい。まあ、要するに万人向けの平凡な写真。自分の感覚を万人に認めさせて、その上に購買意欲を喚起させなければならないわけで、その両者を兼ね備えることは並大抵のことではない。さてその絵葉書写真。相手がこれを金を出して買おうとするかどうか。そこが勝負の分かれ目。
島があり桟橋が伸び船が憩う。よく見れば岩礁も見える。・・・けれどもそれは全部沖合の話。手前のほうは水面ばかり。ちょっと芸がなさすぎた。では砂浜を見せるか。うーン、ちょっと当たり前すぎて…。こういう透明度の高い水は、上からのぞけば水中が見える。当然水深が浅ければ底がみえる。だからカメラを上からかぶせれば、ある程度のところまでは水を通して海の底が見える。それが水の透明感につながる。画面左下に水面の色が変わっている部分がある。もう少し手前を見ると海の底が見えるのではないか。できるだけワイドにして、カメラを上から水面へ向ける。遠くは当然反射するけれども、近くは水のきらめきと海底への見通し、これで画面への変化が与えられると思うが。
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■2.落日 達磨ダレ?の落日を狙って待つ。雲間から射しこんだ光は、“力強く”輝き、瞬時に消えた。
◆「達磨ダレ」というのは、海への落日でホタテガイのように見えるやつのことですかね。それには若干時間があるようで、これは雲間の輝きのようだ。トリミングしていないとすれば、このレンズはずいぶん長いようだ。太陽が手前の雲のすぐ背後にあるように見え、その奥にもう一つ次の雲が見える。太陽が天体ということを忘れさせる。太陽が地球上の飛行物体に見える。ひょっこりひょうたん島だったか、全員集合だったか、月の向こう側を雲が通り過ぎる。その面白さだ。
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■3.孤独 同様の狙いで崖上に構えた人の姿は見当たらず。カメラも人も悄然と闇を迎える。
◆悄然とね、残念でした。でも、このカメラは結構な崖の上にセットされているように見えるが・・・。でも達磨ダレが、例のホタテガイだとすれば、一種の蜃気楼だと考えられるから、海面に近いところにカメラを低く構えたほうが効果があるように思えるが、それとも高いところで立って、地球の丸さを利用して、より遠くの海面を見るほうが効果が出やすいのか。そういう現象の撮影は未経験で想像するだけだけど。
もっともJIJIさんはそんな理屈ではなしに、ただ悄然と・・・の感覚にひかれたわけだ。でもこのカメラはまだ幸せ。その昔長時間露出で名をはせた緑川洋一が、旅館の庭でポジションを定め、シャッターを開けて、これで一段落あとは部屋に帰って一杯飲んで時間を待つだけ。調子よくやっていたら、女中さんが「旦那さま、庭にカメラが忘れてありました」と・・・三脚ごと担いできたとか。シャッターは開けっ放しであったことは言うまでもない。
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■1.流雲のさき 流雲が厚く多いかぶさるさきの輝きを切取る。
◆なかなか力のある雲だ。それが太陽(三上山)に向かって収斂していく。その雲の名残が、三上山の左右の山にかかり、結果三上山の高さ(雲から上に見える部分)が、ほんのわずかだけれども低く見える。それが苦になったことを思い出している。
雲なんて奴は絶え間なく変化するから、この状態がいつから始まったかわからないが、もし日の出の15分ほど前にこの状態であったとしたら、ひょっとして雲の下面が太陽に照らされたかもしれない。もしその状態になったとしたら、おそらくカメラは上を向き、雲を大きくとらえることになっただろう。今のままで雲を大きくとらえることは無理な話だ。水平線をどこへ置くか。撮影者の意思が問われるところだが、それをきめさすのは、案外自然の姿なのかもしれない。
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■2.春芳香 道端の蝋梅を先の蔵をバックに蝋梅の香姿を切取る。
◆上品で整然とした蔵、その前のロウバイ。地面がどういう状態だったのか分かりにくいが、ロウバイの根っこまでしっかりとらえられていたら、さらに安定したのではないか。ここで切ったということは何らかの差支えがあったのだろうが。でも全体として落ち着いたいい写真だ。
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■3.残果 果名は不明ですが朝陽に柔らかく映るさま哀愁を感じた一枚です。
◆後ろの壁に映った影が、この実態の影であるかどうかはわからない。でも何となくそこに関連がありそうに見せるのは、画面の色彩の統一感からか。右に見える杭のようなもの、それはいいとして、下に見える細い枝は、もう少ししっかり見せたほうがよかっただろう。しかしそれを見せようとすると実際の実も、壁に映った影もすべてがくるってくる。仕方ないか。
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■TNK
着信:2014.03.13 久しぶりにザゼンソウを見て,朽木を回ってきました。 どちらもうまく撮れませんでした。 | |
■1.照らされて
◆これはまあ、あっけらかんと照らされて。ザゼンソウというとそこはかとない内部の暗さ、その中で楕円形の肉穂花序(僧侶が座禅をしている姿)をいかに浮き上がらせるかが勝負になるところ。以前のように花そのものが珍しいときだと、これだけ写れば十分だったろうが、今のようにみんなが撮ってくるようになると、もうちょっと工夫が必要になろう。
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■2.発車待つ木炭車
◆面白いね。割木を積み上げた。ちょっと下だけでも抑えとかなアカンなとトタン板を持ってきた。このままやったら風で飛ばされるでと古タイヤ。何や車に似てきたで、と、右を斜めに積み替えて、ブルーシートで出来上がり。TNKさんは木炭車というけれど、作った本人は装甲車ぐらいのイメージを持っていたかもしれない。
撮ったのはTNKさんだけど、この写真1枚なら作った人の遊び心の勝ち。このままだと「面白いねー」で終わりだろう。それを越えて自分の作品にするにはどうすればいいのか・・・。これがこの後どう変化するかを記録して、撮影者としてのストーリーを作る。それを組写真にしたときに撮影者のものになる。
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■3.春を待つ
◆川か池か、ひょっとしたら冬枯れの田んぼかもしれないが、雪に囲まれた水面に奥の林が写っている。ちょっと淡い目の色調にしているが、その結果雪が白く飛んだ。これは「飛んだ」のか「飛ばした」のか。白く飛ぶのを覚悟で淡い色調を選んだとすればそれはそれで意味はある。
と、そこまで考えてきて、画面の4隅にきっちり雪を置く必要はあったのかということが気になってくる。今の場合、手前の2か所は、はずそうと思えばはずせる。たとえば右下の雪ははずしたほうがより「春を待つ」に近づくのではないか。
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■SS
着信:2014.03.13 撮影場所: 希望ヶ丘と花緑公園
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■1.春の雪 3月11日 雪が積もっていたので出かけた。晴天、日の光も春の気配。
◆先客があったらしくて、電車のレールのように平行な足跡が。SSさんには木に対する角度があろうから、うかつには言えないが、この足跡は避けようと思えば避けられた。それをあえて入れたということは、これに興味を持ったからだろう。半逆光ともいえる光が、雪の面の凹凸、それに加えてこの足跡を細かく描写した。光の読みの勝利。
と、ここまで細かく詰めながら、肝心の木がなんとなく落ち着かないのは、バックに絡む白雲のせいか。
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■2.春の予感A 花緑公園の紫陽花。去年の枯れた花の隣に新しい芽が。春はもうすぐ。
◆何回か書いたが、コメントを読む前にとにかく写真を見る。今の場合、何を撮ったのか多少わかりにくかったが、新しい芽を撮ったのだろうということはわかった。分かりにくかったのが手前の大きなボケ。これがあったため、これは何かと考えるから、新芽に目が行くまでに時間がかかった。結局、もう一つよくわからないけれど、新芽を撮ったのだろうなということに落ち着いた。
なぜそうなったか。ボケが出しゃばりすぎたということだろう。ボケの茎が、新芽の茎と平行になったことも苦しかったが、場所といい、大きさといい、今のままではボケが新芽を食いかけている(100%食っているとは言えないけれど)。
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■3.春の予感B 雪が積もった朝、蒲の穂を撮っていたら、巣作りに使うのか、小鳥が飛び込んでんできた。
◆そうか、そんな幸運もあるのか。いい光であることは確かである。仮に小鳥がいなくてもそこそこの写真ななることは間違いはない。しかし、小鳥がいるのといないのとでは雲泥の差が出る。ましてやマスクをした小鳥など見たことはない。レンズが長かったから小鳥も気を許したのだろう。
何事もそうだけど、追いかけたのでは写真は撮れない。太陽のようなものでも追いかけたのではだめ。鳥でも同じ。だからHNさんなんかは鳥の止まり木を作ってそこで待つ。鳥の習性を見極める。ガマの穂には案外鳥が来るのかもしれない。
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■1.花柄:(サントリー山崎・前庭) 山崎工場通路にはサントリープレミアムのビオラ等の花の密植があり、しゃがみ込んで撮ろうとF5.8、解放で構えた時に足音があり、そちらに向いてしまいましたのでピント等に余裕なくシャッターを切りました。帰宅後見るとよく似た色柄ですので題名に頂戴しました。
◆これもSSさんの小鳥と同じかな。カメラを構えているところへ女性がやってきた。追いかけたのでは写真は撮れない。でも足音に気をとられたので、ピントが怪しくなったという。確かにピントはあっているようないないような。下半分の道路の処理を考えたあとできてもらうように頼んどきましょう。
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■2.しだれ梅:(鈴鹿の森公園) 昨年開園した八重咲の「呉服枝垂」を中心と研究栽培農園。10日朝のテッカリは8時まで。以後終日雪降りましたが11日は快晴となり3月の白い鈴鹿の山をバックに五分咲のしだれ梅。
◆雪の翌日。狙ったのかもしれないが、これはアウト。梅よりもバックの白い点がやかましい。光も正直(木の幹の主な部分にほとんど影がない)。失敗。
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■3.鎌ゲ岳:(四日市市水沢) 前回わいわいで見て頂いた2月16日の暗い空でなく晴れた山頂。
◆前景が草原か湿原かわからないがなかなかいい場所だ。上のコメントはいろんな解釈ができるのでわかりにくいが、要するに今回の写真は、「晴れている」ということだろう。S.Tさんは晴れを強調しているけれども、こういう風景写真には、晴れには晴れの悩みがある。今の場合は太陽がカメラのほとんど真後ろにある(何本か並んでいる桜?の木にほとんど影がない)。当然、山にも影がないはず。この条件では山の立体感が出てこない。(上高地の河童橋から、昼日中に穂高を撮るのと同じ)。
たとえばの話だけど、夕方、手前がほとんど影になって、鎌の山頂部が滋賀県側からの光に照らされたら、もっとすごい風景になるだろう。もちろんその風景を私は見たことはない。想像だけでの話だけど。写真はまずイメージつくりから始まる。
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■HN
着信:2014.03.14 近くに小鳥が出てくるところが見つかったので暇さえあれば出かけています。今では撮り友が沢山出来ました老いた身には丁度いいところです。この小鳥を探していると本当に元気が出ます。良く歩き無我の郷に居る感じで健康にもいいだろうと思っています。
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■1.公園の小鳥
◆鳥の名前がわからない。鳥の写真を見るには名前がわかり、習性がわからなればいけない。勉強すればいいのだが、それがどうも・・・何とも申し訳ない。分かっている一般的な範囲でお許しを。
腕白坊主のようなくりくりとかわいい目。腹からしっぽにかけての羽の線。見事なピントが来ている。
枝が重なって本来ならばごちゃごちゃしたバックもうまくぼけて、全体が白っぽく鳥を浮かび上がらせた。木の枝の向こうに全面が白いものでもあったのだろうか。なかなかいい写真だ。
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■2.メジロは木の実が好き
◆メジロが木の実をつついてくちばしにはさんだところ。例によって見事なピントだ。しかし1に比べると鳥の近くの枝や実が多少うるさい。実を食べているところだからそれらが近くにあって当たり前だけど、それのつながりかな、全体としてうるさく感じられる。後のボケはうまくいっているのだが、これも1に比べると大味だ。
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■3.山茶花の花とメジロ
◆メジロはサザンカが好きらしい。垣根などに入り込んでいるのをよく見る。これもそういう状態だったのか。鳥自体はきっちり撮れているのだが、花との組み合わせがしんどかった。花の赤が強く、薄緑の鳥とは合わない。たとえばサムネイルぐらいの小さな画像では赤が強すぎて緑は見えない。鳥の習性と写真との組み合わせの難しさだ。
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■YN
着信:2014.03.14
病院の屋上庭園から(前面ガラスが張り巡らしてあります)。 |
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■1.雪の比良山A 雲の切れ間が右の方から少しずつ左へ流れて光の射した所を撮りました。全体雲に覆われていたので修正しました。
◆光の状態が変わり、比良山の見え方が変化しているうえに、レンズの長さが変わっているから、場所を変えて撮っているように見えるが、実際は同じ場所で時間を変えて撮ったものらしい。比良連峰の最高峰は武奈岳だけだけど、琵琶湖の東側から見ると蓬莱山が一番高く見える。そこに光が当たっているからそれをアップした。ごく自然な心理である。写真の理屈にもあっている。2につづく。
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■2.雪の比良山B
◆光が動いて、権現岳の斜面を照らしている。蓬莱山は陰に、レンズを短く周辺の山を広く取り入れた。比良山は高さよりも横への広さに重きを置いた。周辺を広く説明的に取り入れる意味である。光の具合を見ながらレンズの長さを換える。レンズの使い方としては理に適っているといえる。
そういう意味で状況の変化に合わせたレンズの使い方は的確である。ただ、写真の狙いとしては、珍しい場所からこんな風景が見えましたという程度にとどまった。
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■3.三上山 三上山の手前の山の右端の山肌が動物の絵の様に見えました。
◆この動物が見える山は、名神栗東IC近くの安養寺山のはず。どうでもいい話だけど、三上山が432m、安養寺山が234m。数字が逆並びになる。以前はこんな動物は見えなかったはずで、昨年の水害時に地崩れでも起こしたのかな。これは写真の持つ記録性。写真のうまい下手ではなしに、2014年冬には山の斜面に動物の模様が浮き立っていたという記録である。例えば40年、50年後にこの写真が意味を持ってくることがあるかもしれない。
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■1.影絵 自宅前の堤防上。堤防上の日没時間に合わせて犬の散歩を狙いました。カメラの高さで太陽の位置は多少調整可能ですが、いずれにしても僅かの時間帯に犬の散歩に会うのは困難です。その僅かなチャンスに遭遇しましたが、一瞬シャッターが遅れてしまいました。
◆犬を連れた女性が堤防の上を行く。桜の枝が重なって影絵としては文句なし。これだけで絵を組み立てなおしたら、これで十分絵になった。なのに、館長さんは堤防に落ちる太陽をポイントにと考えていた。それも悪くはない。ただその両者の組み合わせが…。あとは館長さん自身のコメントのとうり。瞬間の反応で、太陽を隠すことはできたような気もするが。
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■2.激走 昨年の春、堤防上のキジを投稿しました。今回は田んぼの中で見つけて撮影中にキジが走って逃げ出した瞬間です。キジは、平地では飛ぶより走る方が得意なようです。20〜30m走る間、流し撮りで追いかけながら10枚近く撮った中の1枚です。
◆昨年の春、キジの写真。そんなこともあったかなと調べてみたら確かにあった。同じキジかどうかはわからないが、前回は直立不動。今回は一目散に逃げていくところ。それを追いかけて撮ったのだという。カメラが走ったのか、ファインダーで追いかけたのか、それはわからないがとにかくカメラが流れた。その臨場感が出た。キジが出現してからカメラの調整はできないわけで、たまたまその時セットしていた条件があったのだろう。100%止まっているわけではないが、とっさの撮影としてはうまくいった。
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■3.霧の中 積雪の早朝、天気が回復して陽射しが射し込んでくる時間帯です。主役にするには人物が少し遠すぎたと思いますが、陽射しで地表の雪が霧状になりその中を歩く人物が霞んでいる状態を狙いました。
◆コメントに「主役にするには人物が少し遠すぎた」という。それならレンズを伸ばせばいいじゃないかと思ってプロパティをみると300mmとある。そんなに長いとは思わなかった。雪のあとの霧がレンズの描写も感覚を狂わす。肉眼で見れば、モノになると見えたのだろうが、レンズを通してではちょっと無理な条件だった。
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■marimari
着信:2011.12.19
行きつ戻りつ冬から春へと季節が動く時期ですが、今年は戻り寒波があまりに厳しくて早春の花々の開花が一層待たれましたが、11日春めいた陽気になりましたので寿長生の郷へ野の花が撮れるかと出向きました。 | |
■1.春 幾種類かの雪割り草が咲きだしていましたが残雪でもあればと残念なところでした。枯れ葉の中からではイマイチの感ありですが、陽射しを受けて今花開くところという雰囲気を狙いました。
◆茎の髭の描写、ピントもきっちり来ている。光を受けた花びらの透明感。花自体は狙った通りの結果が出た。問題は下。特に左下の白い線。何かの枯れたところかと思うが、事情は分からない。小さい花でその足元だから、ちょっとしたものが大げさに写ってしまうのだろう。小さいことでとやかく言いたくはないのだが、やっぱり目立つ。
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■2.お目見え こちらも周りが一面枯れ葉ではという気がしますが殺風景な中にパチッと小さな花が可愛く、それもまたという思いもあり。
◆花一輪を真上から狙った。本来は一番難しいケースだが、Marimariさんはあえて意志をもってそれに挑戦したという。それはそれでよし。多分トリミングをしていると思うが、その時に枯れ葉の状況をどう読むか。花の右下部が葉っぱの状態がいい。小さな穴も開いていて一つのポイントになる。葉脈がはっきりしているところなど、そこを生かして組み立てればいいのではないか。トリミング見本。
一つ気になること。画面右上に日の光が見える。ちょっと辛抱して待てば花に光は当たったのではないか。
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■3.春陽 梅の開花がうんと遅れているようでしたが小さな梅林の方では紅梅が咲きだしていて、丁度陽射しを受けている花に目がとまりました。
◆梅の花と簡単に言うけれど、なかなかみんな完全に咲きそろうことはない。これなんかはそういう条件のところをうまくキャッチできた。
右の茎のところにボケが重なっている。marimariさんのカメラの構造がわからないが、昔のフィルム時代の一眼レフだったら、ファインダーにはレンズの解放絞り(要するに絞っていない状態)の画像が見えた。こういう前ボケは見えない場合が多い。ところが撮影時にはしかるべきところまで絞るから、像がはっきりしてくる。現像後思ってもみないボケが入り込んで泣かされた。撮影時にはそんなボケがあることなど考えてもみなかったが、PCの画面で見ると何これ?
marimariさんは勇気をもって良しとした。いずれにしても勇気のいるかけだ。ボクはその勇気を買いたいが、一般的には左下の目立たないところにそっと置くぐらいかな。
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■MO
着信:2012.12.16
この冬最後の大雪かもしれないと、高島市まで走りました。 | |
■1.雪道を行く 雪と影のコラボをメインに撮りたかったのですが、足元も考えながら構図がなかなか決められませんでした。
◆次の写真が鵜川四十八体石仏だから、この写真はそこへの途中かな。この絵は左の雪が積もったところを大事にした。しかし、この場に立った人間の心理として、やっぱり大事なのは踏み跡だろう。自分がこれから踏み行こうとする道がどんな状態かということ。と、考えると、こういう状況では、やっぱり道をどこで受け止めるか。早い話が今の絵ではその道が右端の縦の線で消えている。下の線はすべて積もった雪。なんかアンバランス。やはり道の大部分を下の線で受けて初めて安定するのではないか。
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■2.風雪に耐えて 地蔵様は、かなり古くお顔も判別できにくい状況だったので、余計に切なさを感じました。
◆鵜川四十八体石仏。一つ一つが結構大きくて、扱いにくい石仏だ。それは仕方ないこととして、この画面は撮影後コントラストを上げたのではないか。水垢などが不自然だし、雪も白く飛んだ。普通に撮ってこのように写ったのだとしたら、ごめん。
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■3.春の訪れ 3月になって雪!急いで撮りに行きました。予想以上に雪が積っていて、ザゼンソウの周囲が溶けてくれるのを待って、木道を何回も周りました。
◆木道でお百度したぐらいで雪が解けるのかと思ったら、ザゼンソウ自体が発熱して雪を解かすのだという。
花一輪の難しさを右に葉っぱを置いたことでとりあえず解決した。花自体が暗褐色で雪との組み合わせがつらいところだが、右端に雪の段があって薄い影ができて難を逃れた。その他の雪の面も白一色だが、ところどころに解けて土の黒が見えたり、結構芸が細かい。お百度を踏んだ甲斐があったというものか。
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