デジカメわいわい村
とれとれ作品集 NO.144
2014年02月・後半

 

BEST

JIJI HN 館長 JIJI marimari


JIJI HN Chou MO SS YN marimari 館長

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■JIJI

着信:2014.02.16

 

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■1.ご来光
 雪雲の切れ間から旭が昇る。光背を背にしたお釈迦様か、ハタマタ、挙身光のイエスキリストかと目を凝らす。
◆出た!。JIJIさんの喧嘩写真。やっぱりここでは釈迦かキリストかということころ。肉眼ではどの程度に見えていたのか知れないが、目をつむって撮ったら写っていたというところ。目をつぶらんと撮れへんでしょう。こんなの目を開いていたら目がつぶれる。なんせ相手は釈迦かキリストなんだから。僕なんかは小学校時代、「豊芦原の瑞穂の国は…」から始まったのだから、当然神武東征の時、弓の先に止まったというヤタガラスをイメージする。この光を見せられたら、世の有象無象は跪いただろう。まいった、まいった。
 80歳を目前にして、「挙身光」なる言葉は未知だった。勉強になりました。




 

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■2.競う
 浮島現象撮影のファインダーに、競うが如く飛行物体が飛び込んだ。
◆これはまたびっくりしたぞ。浮島現象に何で三上山が出てくるのか。で、それがテーマかと思ったら、「飛行物体が飛び込んだ」そして、それらが「競う」のだから、このヘリコプターと鳥の喧嘩らしい。まあ、それは大騒ぎするほどのことではないが、三上山と菩提寺山(ヘリコプターの下に見える奥の山)の重なりから、撮影位置はどうも和邇浜あたりらしい。だとすると対岸までの距離は5Kmほど。これぐらいの距離でも蜃気楼現象は起こるものらしい。
 私としては三上山のこんな超望遠撮影など考えてみたこともなく、西尾根と正面尾根の描写、大いに勉強になった。


 

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■3.雪の日
 爺さんは、スクールガードの傍ら雪景色をと物色中。ハラスメントに配慮しながら、子らを撮る。 ◆ 小学生のカサというと黄色が多いのだが、ここはそうでもないらしい。色とりどりのカサが行く。けれどもこの写真で面白いのは、淡雪の上を行く黒い足跡。左と真ん中の間隙を縫って奥まで続く。
 まだ完全に明るくなってはいないのか。そんな状態の中で傘の色などを若干無理をしたように感じられるが、相手が子供だから許容範囲か。




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■HN

着信:2014.02.16

 暇さえあれば花緑公園へ出かけて行って、小鳥を探しては写真に収めて楽しんでいます。最近では大勢の友達が出来ました。大体来る人が決まってきています。お互いに好きな事をする人たちで話も合ってきます。でも余り大勢の時には近くに寄れず大きなトリミングになります。でも時々は離れて一人になる時も多くなってきます。その時には出来る限り近くによって撮っています。いい小鳥が来たときはほんとに楽しいものです。
 一方、白鳥のほうはやはり草津の浜で遠く小鳥の方に行くようになってきます。白鳥の来る場所は決まっています。湖南のほうでは草津の志那浜だけです。白鳥を愛する仲間が管理してくれています。良く慣れてほかの鴨類など足の所まで近づいて来ます。長年の顔見知りの人たちと寒さ我慢しての楽しい時間です。ユリカモメ等も可愛いです人によくなついています。

 

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■1.公園の小鳥:(花緑公園)
◆まあなんと可愛らしい。円い目玉。体全体にぴしゃりと来たピント。バックのボケも見事。日本画を見る思いがする。
 私としては、止まっている枝の濃さなど、若干明るいような気はするが、鳥のイメージを大切にしているHNさんとしてはこの濃さにこだわっているのだろう。いずれにしてもこのHNさんの作品中、ここ1,2年ほどの間でトップグループに入る作品だと思う。

 

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■2.白鳥の遊ぶ湖岸A:(草津市志那浜)
◆岸にはユリカモメなどがにぎやか。沖にはチャイコフスキーの音楽のような4羽の白鳥。そして比良山。雲一つない青空がさわやか。手前の鳥たちがもうちょっと大きくてもいいのにと思いながらよく見ると、右下にロープの一部が見える。これ以上前へは出られないらしい。

 

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■3.白鳥の遊ぶ湖岸B:(草津市志那浜)
◆ロープが張ってあって前へ出られないから仕方なし、レンズを長くした。ロープがなかっても前へ行くのが面倒くさいからレンズを伸ばす。ズームレンズになってから誰しもが日常的にやっていることである。白鳥も比良山も大きくなった。時間的に差があるから白鳥の並びも変わった。これはこれで一つの写真である。
 じゃどちらがいいか。対象物をできるだけ大きくという写真の第一歩からすれば3ということになるが、今の場合はどうだろう、この青い空広い空。白鳥と湖水のコントラストなど、私としては2に魅力を感じる。観光パンフレットなどで文字を入れる場合など、この広い空は重宝されるだろう。


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■Chou

着信:2014.02.17

 こんにちは初めて写真を送らせていただきます。我が家の庭です。カメラの操作も解らない状態ですが、お天気が良かったので、山茶花とツワブキの葉を撮りました。
 今後ともよろしくお願いいたします。
八田記:Chouさんは、昨年秋、私が担当した水口自治振興会主催の「デジカメ入門講座」全3回を受講された方です。よろしく。

 

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■1.山茶花
◆我が家の庭、写真にはこれが一番。いくらでも撮れるし、往復に時間はかからないし。
 写真では花一輪が一番難しい。初めての人が撮ると必ずど真ん中に来る。幹を手前にあしらって、とにかくど真ん中を避けた。初めてとしてはこれだけでも大したもの。このあとは、これだけではちょっと寂しいから、つぼみが見えるとか、咲いている花を右上に半分だけ見せるとか。何か工夫をすればいい。毎日様子は変わっていくから、ちょっと観察を続ければいくらでもチャンスはある。さあいそばしくなるぞ。
 撮った時間が、朝か夕方か、太陽の光が赤い時間帯だったのかもしれない。写真全体が赤みがかって、色彩的にちょっと重たい。赤みを抜いてやると爽やかになる。色の調整などは今すぐでなくても、おいおい勉強しいけばよい。

 

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■2.ツワブキ
◆近くに木があるらしく、葉に影が落ちた。それ自体悪いことではない。全体に日が当たっているよりはむしろこのほがう味がある。そういう意味でよく使う手である。しかし、注意しなければならないことが一つある。今の場合葉に日が当たっている一部が極端に明るくなりすぎた。他の部分が暗いとどうしてもこのようなことが起こる。明るく光ってその部分(今の場合はツワブキの葉っぱ)が白くなり、質感がなくなってしまうことを「飛ぶ」という。
 今の場合は飛ぶまではいっていないが、いったんこういう状態になってしまうと全体を暗く調整しても解決しない。だからこういう場合は初めからちょっと暗い目に撮っておくと事後の調節がきく。



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■MO

着信:2014.02.19

 

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■1.琵琶湖の冬景色
 というよりも、縦横のラインやハナと植え込みを点として撮ってみました。
◆縦横の線というのはびわこバレイなどの線のことかな。前回のこの欄などで、なぎさ公園は定番で、誰が撮っても同じになると書いてきたが、これにはちょっと戸惑っている。菜の花が見えて雪の浜か手前の堤防の斜面か、とにかく花の向こうにこちら岸が見えて、さらに琵琶湖の湖面が見える場所があっただろうか。しかし現にこうして写っているのだから、厳しく探せばそういうポイントはあるのだろう。はっきりした光もないのに、比良山の斜面が尾根筋や谷筋が結構立体的に見えるのも興味深い。


 

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■2.三上山を臨む早朝の湖岸
 ここからも三上山が見える・・・。三上山の左の煙突は、午前中はいつも煙がでています。写真を撮っている立ち位置の前には鉄線と杭があり、木立が三上山にかぶりすぎてしまいました。
◆場所はよくわからないが、ラフォーレ琵琶湖の裏あたりだろうか。午前中だけ煙が出ているというのは、守山市のクリーンセンターあたりか。「午前中だけ…」というのは推理小説のネタになりそう。見えることには違いはないが、写真としてはしんどいなー。

 

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■3.流木と荒波早朝
 冬の荒波にもめげず、がんばっている丸太に心が動きました。
◆流木というのは波をかぶっているドラムみたいなやつのことだろうか。波が荒くてしぶきが画面いっぱい上まで飛び散っている。冬の琵琶湖の風物詩だけど、流木が流木に見えないのがつらい。これが流木としたら、ずいぶん太い木で簡単に動きそうにないが、多少なりとも長さを表現できる方向から撮れなかったのだろうか。これで流木といわれるとどこに?と問い返したくなる。



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■SS

着信:2014.02.21
撮影場所:栗東トレーニングセンター

 

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■1.訓練
 栗東トレセンの見学ツアーに参加しました。風のように疾走する競走馬も、ゲートに入る訓練などを積んで育っていくのですね。
◆ちいさいサイズのときは何が写っているのかと思っていたら、なんとゲートインの練習か。そらそだわな。馬かて生まれた時から競馬やってきたわけじゃないんだから。私なんか自慢じゃないが、最近の自動改札、どこへ切符を入れていいやら・・・。別の話だけど、今度は券売機。先日も京都市役所前から山科まで、確か450円と読んだ。何となく高いなとは思ったが、その金額を入れようとすると350円までしか入らない。何回やり直しても同じこと。ドンドンと券売機をたたきはしなかったが、まあエエか、下りるときに払えばいいやとその金額を買った。山科駅で追加を払おうとすると、駅員がキョトンとした顔をして、「市役所前からならXXX円です。お返しはできませんけど」。返さへんのやったらいうな。「今日は特別サービスでこれで結構です」ぐらいのことを言うてくれたら、こちらも100円もうかったと気ーようして帰るのに。以上写真とは何の関係もございません。ハイ。
 しかし、これで馬が本気で走り出したら、このおっちゃんたちどうするつもりやろ。「5」から右が消音と書いてある。「防音」ならわからないこともないが、「消音」とは。それにしても「4」までは音が出て、「5」からは音を消す。そんな器用なことができるのだろうか。1つの部屋を形ばかりに喫煙席と禁煙席を分けている喫茶店みたいな気がするが。しかし、これも競馬場の問題で、写真の話ではなさそう。


 

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■2.かわいいA
 馬を驚かさないよう建物の中やバスの中から見学ですが、蹄鉄を作るところを見学している時、そばにやってきました。なんて優しい目でしょう。
◆そう、びっくりするね、蹄鉄を換えるところ。足をひょいと抱えて、蹄に釘をバンバン打つんだもんな。しかしこうしてみると、馬もいろんなものを身に着けてるんだ。ベルト類は仕方ないにしても、金具類は走るときに邪魔にならないのだろうか。馬というと目の可愛さがイメージされるが、こうしていざ撮ろうとすると結構難しそうだ。動いている馬をじかに見ると、間違いなくかわいいのだが、いざ写真にして止まってしまうとねー。これなんかは目の位置がわかりにくいし。


 

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■3.かわいいB
 競争するための馬なのに、穏やかで優しい顔。
◆これなんかは、顔の様子は2よりはわかりやすいが、目はとなると、何となく元気がなさそうだし。プロレスのデストロイヤみたいなマスクのせいかもしれないけれど。しかし馬は普段はこんな表情してるのかな。実は今はじめて気が付いた、全力疾走している馬全身の姿は絵になるが、このような普通の顔は撮りにくいものなんだと。そらそうだろう。藤田まことならともかく、本物の馬が笑ろたとこなんて見たことないわな。



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■YN

着信:2014.02.26

 JR車中より。ピントを合わす事すら出来ずアーアーアーーと行過ぎてしまいます。やっと撮れた三枚です。

 

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■1.雪の伊吹山
◆車窓からの風景。ピントすら合わすことができないという。初めてのところを走るときは簡単ではないだろう。何回も走って付近の状況がわかっているところだと何とかなるが。いずれにしても、相手を見てからそれにピントを合わすこと自体無理な話で、ピントはどうせ無限大だから、事前に何かに合わせておく。半押しのまま待っていて、ここというときにシャッターを押す。それでも電柱はあるし、電線が目の前にを流れたり。実際には簡単ではない。YNさん自身も本気で作品を作ろうとは思っていないだろうし、これなんかはちょっと傾いているところなどが愛嬌で、旅の記録としては面白いところだ。


 

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■2.余呉湖
◆1と違って、2と3は水平がぴしゃりと決まっている。ノートリミングだとしたら見事なものだ。大きな木と小さな木との絡み合い。その奥のかわいい橋?。カーブの標識。それらがうまくまとまった。電線さえなければ、地上から撮ったのかと思わせるようにまとまっている。
 チャンスがあれば地上から狙ってみたい場所だ。しかしそうなるとカメラ位置が低くなるから橋は見えなくなるかな。


 

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■3.三上山
◆2でも述べたが水平確保が見事。じっくり構えてということが難しい状態だからしっかりとれているといえる。どのあたりかわからないが、線路下の横に長い瓦屋根はすごいな。まさか校舎ではないだろうし。動いている状態のものを撮る練習だと考えたら、これはこれでいいのだろう。





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■marimari

着信:2014.02.28

 

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■1.春浅き海
 24日能登半島へ出かけた折にたまたま教えられたビュースポット。ポスターなどで見たことがある素晴らしい眺め・・・のはずですが生憎の空模様な上、後でPM2.5の影響もあったと分かり残念でした。うっすらでも立山連峰の一端をと設定を変えたりしながら雲の動きをしばし待ちつつ、休息中の鳥の群れに動きが出ればと狙ったのでしたが上手くいかないところに漁船通過。あれこれ入れ過ぎかも知れませんが。
◆立山連峰が見えて、ポスターにもなってというのだから、富山湾側の雨晴海岸のことか。松の木が生えた小さな島があって・・・。そんなところへ行って何で波よけブロックなのかがわからない。上に鳥がいて、漁船が来てくれたから助かったが。これで鳥もいず漁船もいなかったらお手上げ。


 

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■2.穏やかな時間
 陽光を受けて明暗を作るテトラポット群と緩やかに打ち寄せる波の引き返しにゆったりした気分を出せればとカメラを向けました。
◆これもなんでかなー。能登半島くんだりまで、テトラポットを撮りに行ったとは思えないが。これなら、琵琶湖にもあるし、浜大津にもあるのではないか。寄せては返すのどかさという。なるほど、これはビデオの世界だ。動いているものは目に留まる。それを狙ってみるのだが、止まってしまうとさっぱり意図が通じなくなる。


 

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■3.近き春
 和倉から輪島方面に向かう途中、三井という山間の村から移築された茅葺民家屋根の雪解けの様子です。
◆今回は3点目にして、初めて撮影意図と結果が一致した。どうしてこんな形に雪が残ったのか。下が滑り落ちのはわかるが、残った雪の上の部分はどこへ行ったのか。その部分だけ丹念に雪を落としたとも考えられないし。まるで雪を使った手品を見ているよう。
 とまあ面白い雪の写真といえるのだが、構図としては横一線(二の字構図)の連続。これをやるのはよほどの勇気がいる。それを多小なりとも崩そうとして、瓦の縦の線を斜めにとらえている。「二の字は承知の構図ですが、縦の線を多少斜めに置きました。そこらのところで何とか手加減をいただけないでしょうか」との気持ちが垣間見える。どうだろう、ここまで来たのだから、とことんケンカを売ったら。瓦の縦の線も妙な斜めはよして、とことん縦。ワシは今回、縦横にこだわる。その強い決心があったら、もっとはっきりした写真になったかもしれない。・・・ごめんごめん、mariさんは、「ワシは…」なんでことはおっしゃらない。
 構図の縦横にこだわってしまったが、雪はもう少し白く調整できたかもしれない。


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■館 長

着信:2014.02.28

 

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■1.紅一点
 大雪の早朝の公園です。ただの公園ですが、赤い傘が印象的です。 ブランコ、ベンチ、桜の木と人物の位置関係に多少課題は残ると思いますが、数少ない組み合わせのチャンスに満足しています。
◆写真を撮った館長さんも、写真を見る私たちも、「雪の公園を男性が赤い傘をさして・・」と考え、いかにもこの男性が公園にやってきたかのように受け取ってしまうが、こんな雪の日に男性が1人で公園へやってくるはずがない。公園は単なるバックであって男性は一通過者に過ぎない。ただ面白いのは、その男性が赤い傘をさしていたということ。以上整理してみるとこの人物をどこに置きたかったか。ちょっと手前の鉄棒とブランコのあたり。館長さんとしてはおそらく1,2秒のタイミングの遅れを悔やんでいることだろう。




 

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■2.河模様
 野洲川の夜明け。全体的には少し物足りなさを感じる構図ですが、朝陽に照らされた川面に、カイツブリが描くオレンジの模様に惹かれて毎朝出勤前に通っています。
◆「カイツブリが描くオレンジの模様」というのは、この画面の暗い部分に見える明るい線のことだろうか。どういう事情によって生じたのかはもう一つはっきりしないが、とにかくこの明るいオレンジ色の線がポイントであることは間違いない。と考えたうえで、館長さんのもう一つのコメント「全体的には少し物足りなさを感じる構図ですが」、が何を意味するか。その意味がはっきりすれば、館長さん自身がそれに反応するはずだが、自分では「物足りなさ」を感じながら、そのまま投稿したということは、解決策が見いだせなかったからなのか。
 正直なところ、私もこの写真に物足りなさを感じている。それはどこか。写真の下3分の1の明るい部分である。これは静かな水面が日の出の太陽に照らされたごく当り前の部分である。この写真にこの当り前の部分が必要だったのかどうか。カットするとこのような絵になる。これは一例である。実際には日によっていくらでも変わる。太陽の位置は変わっていくから、撮影が成り立つ期間がどれだけのあるのかはわからない。しかし撮れば撮っただけのバリエーションが生まれるはずである。


 

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■3.湖上の親子
 氷結の阿寒湖上で、夕暮れ時の親子です。
◆遠くにぽつんと寂しいと灯火が見える。ロシア民謡に出てくるようなこんな寂しい夕暮れ時に、子供連れの若い女性が、この雪原にはおよそ似合わない軽装でこともなげに歩いている。この状況が理解できない。これが私が写真を見た感想。コメントを読んで、なんや、そうだったのかと、やっと納得ができたが、それでもまだ、この薄暮時に湖上遊覧に出ることがやっぱりわからない。ほかにもっと友人がいたのかもしれないが。「湖上の親子」といわれても、何もわからないまま、湖てどこにあるのやと騒ぎたくなる。
 結局、写真というものは、互いの共通理解の上に立って解釈していることが多いのだということがわかる。共通理解を得られない相手から理解を得ることの難しさ。





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