HN・SS・JIJITKS・マミー・m.m・館長・S.T・森川・marimari・MO・MRT・ |
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■HN
着信:2012.10.31
撮影場所:自宅の裏川
今年は大変です、ちょうど川の上に建っている母屋を新築するために、10日ぐらい前から古い家を解体、新しい家を建てる工事をしています。毎朝覗いていますが、川蝉さん、なかなか姿を見せてくれません。昼間は全く駄目、朝早くまだ暗い間に来てくれます。今朝6時半、覗いてみると遠くで川に飛び込んでいます。これを見て、カメラを用意して近くに来るのを待っています。7時過ぎやっと明るくなりかけた処に百舌鳥が来た。しばらくすると川蝉も近くの止まり木に止まるようになりました。それでも影なのでまだ光が足りません。ISO2000まで上げての撮影でした。 | |
■1.竹藪に百舌鳥
◆ほう、これが明るくなりかけたときの百舌鳥ですか。撮影の苦労話を知ってしまうと、好きなことが書けなくなるのだが・・・。首を曲げてカメラの方に顔を向けたところなど可愛いな。
写真の立場から見ると、穏やかな光の中で、鳥自体もおとなしく撮れている。どちらかというと暗い目のバックにうまく収まっている。これが右半分だったらおさまりが悪かった。いまの状態で、うしろの斜めの竹はいいとして、細くて上下にまっすぐ立っているこれも竹かな?、これがなかったら、もっと安定したところだ。
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■2.餌探す川蝉
◆これは特設舞台だろう。川蝉を撮るにも活け花の素養がいるわけだ。カワセミにとっては、この枝が格好の展望台ということだろう。朝のパトロール。何せ、朝飯前やから。
何も知らなければ「左の明るいところは何なの?」というとことになるが、朝日が射し込んでいるのだろう。これも1つのアクセントになっている。
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■3.見つけた
◆HNさんの解説によると、獲物を見つけると瞬間飛び上がってホバリング、その後矢のように突進するという。これはそのホバリングの時か。
2にくらべて、止まり木が若干大きくなっているように見えるが、目の錯覚だろうか。いずれにしても瞬間のフレーミングの移動。ちょっと上が詰まった感、なきにしもあらずだが、それにしても見事。獲物を見つけてからの動きは予測できても、獲物を見つけるタイミングそのものは予測できないのだから、絶えず狙い続けなければならない。苦労のほどが偲ばれる。
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■1.遅い紅葉A:(希望が丘)
希望ヶ丘の他の場所の南京はぜは、きれいに紅葉しているのに、ここはまだ青々している。
ススキと色づいた草を入れて撮りました。
◆ホント、まだ緑だ。木が立っているところが窪地で、風当たりが弱いのだろうか。大きく見れば1・2同じ構図だといえる。ところが下半分が細い草で覆われた感じは1の方が強い。面積が大きいためだろうか。この場合、ススキはこれでOKだろう。でも細い草を手前全面においたのはしんどかった。せめて横幅の3分の2ぐらいにして、残りは木までの芝生を見せて遠近感を出したかった。
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■2.遅い紅葉B:(希望が丘)
◆上でも述べたように、手前が細い草でカバーされたのは同じ。でもこちらはまだそれが軽い。空もこちらの方が爽快感がある。でも、やっぱり手全面この草はしんどい。どこかに切れ目があって、奥へつながっていたら。
もしその切れ目があって、それと木とをどう組み合わすか。これがまた難しいな。さりげなく組み合わすところが。妙にやると「合わしたなー?」ということになるしね。
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■3.和邇浜から(十五夜の月)
わいわいの撮影行。10月29日は旧暦の15日。月の出を待って、波と月を撮りました。
◆さーこれだ。正直に書くとこの文章を書いているいまのいままで、この画面に月が入っていることが分からなかった。SSさんのコメントを読んで、なに?、月?、ホンマカイナと、左の画面を見ても分からない。Webページの拡大写真(画面クリック・長辺700px)を見てもまだ・・・?。SSさんから送られてきた原本(長辺1000px)を見て、やっと、ホンマや、鳥が2羽。そのうちの1羽は月の中に入っている・・・。ゴメンネ、決していいじわるで書いているわけではりません。
なんで月が見えなかったか。画像を見た瞬間、わーっ、凄い波や、盛り上がってるぞ。写真で見る氷河の末端てこんなんだったなー、実物は見たことはないけど。それにしては空が開きすぎてるなー。SSさん、どう考えたのかなー。まさかそこに月があるとは夢にも思わなかった。とにかく波が強すぎた。
で、ここで月を見せるとしたらやな、大きな声では言えへん内緒の話やけど、まあこんなとこやな。
「いや、ひどーい、波、全部消しちゃうの?」。大きな声出したらあかんちゅーのに。誰が聞いとるかわからんのやから。・・・撮った本人は「わー、月や」で撮っているから、見間違うはずはない。でもそれを知らない第三者から見るとこの月はかわいそうやった。明るい空に明るい月、自己主張が出来ない。孤立無援のお姫さまみたいなもの。味方は2羽の鳥だけ。・・・「そうかなー、波、ちょっとでも入れたらあかんの?」。そんな思うのやったら、やってみよか?。でも、ちょっとでも波に目が行ったら、お姫様の負けだよ。厳しいよ、このお姫様の立場は。
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■JIJITKS
着信:2012.11.02
■何かとアドバイス頂き感謝しております。さて、11月前半号。秋色いっぱいの栂池は綺麗すぎるので捨てました。よろしくお願いします。
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■1.森 景
緑と赤のバランスの中に樹木の濃さのコントラストを捉えたつもりです。
◆「綺麗すぎるから捨てる」、もったいない話やなと、画像を開けたとたんにビックリした。黒い木がにょきにょきと。ワー、何やこれ!。・・・驚きが一段落して・・・。?、この紅葉は?。
さーそれからや・・・。カメラは紅葉とからむ木(紅葉の木と言いきれないのがこの写真の気になるところ)がつくる影と一直線になる場所に立っている。JIJIさんがそれをポイントにしたことは一目で分かる。周囲の木は落葉松らしい。まっすぐに伸びている。そこまでは分かるが、そのカラマツガなんで紅葉の葉をつけているのかが分からない。落葉松の手前に落葉樹が重なっているのかと目を凝らしたが、あるようなないような。幹の左下あたりは二重になっているようにも見えるが、確たる判断は出来ない。「お前にこの謎解きが出来るか」、推理小説やね。
「徒労」と分かりつつ、「フトした弾みで」何かが見えるかと、拡大縮小を何回繰り返したか。手品の種はあるのだろうが、いまのわたしには落葉松の突然変異としか考えられない。降参。
いい写真といえるかどうかは疑問が残るが、記憶に残る写真になるであろうことは間違いない。この不思議な空間を2日がかりで考えたのだから。それよりも早くUPして、JIJIさんの種明かしを聞いた方が得策。
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■2.初 霜
田代池の初霜に秋の終焉を見つけたつもりです。
◆放射冷却、初霜に輝く田代池。春・夏・秋、何度か上高地へは行ったが、こんな田代池はお目にかかったことはない。
「わいわい」の最初のころ、白鳥やカワセミを撮っていた西岡(NSKT)さん(2010年4月逝去)が残した言葉に、写真は「根気・体力・チャンス」だという。いまの場合、最初の2つはともかくとして、これはチャンスに恵まれた。暗い山腹をバックにして輝く木々、自然の演出に感謝。
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■3.朝 影
谷あいに差し込む光に浮かぶ秋の色を垣間見たつもりです。
◆カメラ雑誌や各種コンテストに見られる黄葉の定番写真。いまの場合、右半分の暗部をもてあまし気味。その気持ちが右上に見える噴火口のような明るい半円の中途半端さに見える。それと左上に見える右下りの明部。これをどう解釈するかで評価が変わる。
たとえば「刃」という字。左下向きの2本の線に最後の一画が、右下向きにバシッと入る。この最後の一画で字が決まる。(もっとも達人の字であって、わたしなどは決まるも決まらんも、最初から字にならないが)。左上の明部は、この最後の一画の魔力を持っているように思える。右上をカットして、ということは右辺をカットということだが、左上をもう少し見せてもよかったか。
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■1.未来のトンネル
◆ミホミュージアムの例のトンネル。早い話が、むちゃくちゃ撮ったわけや。それでもちゃんと写るのがいまどきのカメラの怖いところ。イヤイヤそんなことをいったら失礼になる。理由はわからんが、トンネル全体が何となく青みがかって、確かに「未来のトンネル」に見えるから不思議。ホワイトバランスを変えたのだろうか。
エエかげんなことではいかんので、プロパティを覗いてみた。光源がタングステン(トンネル内の照明のことだろう)とあるだけで、ホワイトバランスのデータはない。この青みは何か分からない。この不思議な色のために、結果的に一風変わった写真になった。
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■2.野焼き
◆せっかくの野焼きだが、バックの空が明るくて、露出がアンダーになった。結果、肝心の野焼きの部分が暗くなり、煙がもう一つ生きてこなかった。手前に道があって、人物がいたりするのだが、それも黒くつぶれてしまい生きてこなかった。
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■3.琵琶湖の十五夜
◆上のSSさんの作品と同じ場所からのもの。こちらは水面の明るさが暗くなり、とにかく月が見える。画面の明るさは、こちらのほうが暗い。その差は画面構成の差だろう。SSさんの構図は手前に大きく砂浜が入り、それが暗かった。結果、カメラがそれを読んで、露出を多く与えたということか。それに対して、こちらは暗い部分が少なく、その分カメラが露出を切りつめたのだろう。理屈はともかく、現場で月の写りかげんを確認するのがいちばん手っ取り早いことだろう。
マミーちゃんのと、SSさんのとを較べてみると、SSさんの波が明るく鮮やかなのは、撮影後色調調整によるのかもしれない。その絵が最高の表現になるまで調整することは必要だが、SSさんの場合、その調整によって月が見えにくくなってはいないか。そんな気もする。SSさんに聞いてみなければ分からないが。
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■m.m
着信:2012.11.04
■曾爾高原の旅。
行って来ました写真ですが、朝日を撮つている私には、落日を構えて写すのはあまりないので、楽しかつたです。 | |
■1.曾爾高原の芒A
午後4時30ごろ落日の芒、晴れた空ではなかつたがまずまず。
◆カメラを低く構えて、ススキを空に伸ばした。ススキの穂先と落日の情景が主役、遠くの山が脇役という寸法。もっともこの絵なら、空の条件さえ整えば、わざわざ曾爾高原まで行かなくても、そこらの原っぱでも十分だと思うが、それではバックの山や森が思い通りにいかないのだろう。いずれにしてもこの場合は太陽と雲の組み合わせが問題で、その明るさ、色合いが成功の元だった。撮影後の調整で、もう少し紫色が出せたら、もっと雰囲気が出ただろう。
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■2.曾爾高原の芒B
午後5時過ぎ。落日の芒。
◆1とよく似た構図だが、ススキの原っぱが広がった。描写としてはこちらの方が正直で写実的だが、出来た作品の味はこちらの方が弱い。くどくどと書きつづった文章よりも、簡略化した五、七、五の方が印象が強いのと同じことだろう。太陽の印象もこちらの方が弱いようだ。
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■3.曾爾高原の芒C
早朝ガスのなかで。ロビーに数人、雷なるし雨が。6時。 指導者の声で飛び出しました
すすきは開いていませんが、趣のある風情で自己満足です。
◆荒れ模様の天気に朝早く飛び出す。家にいては出来ない芸当。ガスがかかった山とススキの組み合わせ。水墨画を思わすということになるのだろうが、いまの場合、奥の山と手前の山が相似形で、2本の山の線(稜線)が平行になるという面倒な構図になった。これが崩れていたら(2つの山が相似形でなかったら)、面白い絵になっていたのではないか。しかし、それを崩すためには、よほどの移動が必要だったろう。
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■館 長
着信:2012.11.06
■撮影場所:古城山(竹田城跡) | |
■1.夜明けの山城:古城山(竹田城跡)
夜中の1時に現地に行って、5時に頂上まで登って場所取りするなど苦労が多かったのですが、天候がイマイチでした。
◆夜中の1時現地着。ハイハイ参りました。若い人には勝てん。昔に較べれば、いまの天気予報は随分正確になった。でも家を出た以上、あとは運を天に任すしかない。これが遠征写真のつらいところ。
写真は下から見上げたところらしい。点々と人物が見える。写真としてはそれが珍しいところか。普通、古城なんてところで人影が見えるのは、修学旅行生ぐらいのもんだから。写真としては材料をもてあましているところかな。どこの写真でも最初は下見。構想を練って2回目で勝負。それでうまくいくはずはなく、それを修正して3回目。それが最短距離だから。中には10回行っても全滅なんてこともザラにある。
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■2.雲海:古城山(竹田城跡)
◆上の城跡にいる人はこの雲海を見ようというひとだろうか。太陽が出ているのかいないのか。それがはっきりしないから何ともいえないが、太陽の光で光芒がはっきりするとパンチが効くのだが。そういう意味でちょっと力不足だった。
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■3.森の珍客
雲海に浮かぶ竹田城跡を撮影するために登った朝来山の中腹です。山の中腹で栗鼠に出会って撮ったのですが、木の色と栗鼠の色が同系色であることと、周囲の木の整理が上手く出来ませんでした。
◆どれぐらいの距離だったのか。よく撮れた。ここはよくリスが来るところだと、初めから待っていたのならともかく、突然の出現のはずだから慌てただろう。わたしの場合、リスの姿を見たのは裏磐梯の林の中たった1回。目で追うのが精一杯。カメラなどとてもとてもというところだった。欲をいえばきりがないが、これは撮れたとこと自体が値打ち。
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■S.T
着信:2012.11.07
■撮影場所:吉備津神社 岡山県北区吉備津931。 | |
■1.回廊
驚き。木造の回廊が約390?bあると聞きました。到着がちょうど正午になり射し込みが無く残念。
◆上の館長さんのような場合はいざ知らず、普通の遠征写真は必ず昼前後になる。これも本当は苦しいところだが、それをガチャガチャいってもネー。それより、昼前後の時間帯で、ここに誰も人がいない方が不思議。奥の方に何かがありそうだが、これはないのと一緒。S.Tさん得意のセンター合わせの設計図写真だが、今回はちょっと狂ったようだ。
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■2.影
陽射有り回廊の軒先の影線。
◆「影」という題を見ても、もう一つ意味がはっきりしない。コメントがあって「軒先の影線」だという。でも、撮影者はそれを意識したとしても、第三者にそこを見ろというのはまず無理な話。もしどうしても影の線を見せたいのなら、ワイドでその部分のアップということになろう。回廊の外へ回って、カメラを地面に近づけながら、ワイドで周囲をということになる。ただしその場合、影を撮ったのか、地面を撮ったのか区別がつかなくなる。地面に写った影を写すのだから無理もない話。地面を撮って、影を見てもらう写真が撮れるかどうか。禅問答みたいな話になる。
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■3.落葉拾
七五三お参りを終えた親子が銀杏の落葉拾う手元を撮るには時間なく失敗。
◆七五三の晴れ着を着てはいるが、なんか淋しい写真だ。何で二人になったのかな。もう少し人がいて、その中でこの二人だと、普通に見られるのだが。これはS.Tさんのコメントに尽きる。
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■森川邦昭
着信:2012.11.07
■撮影場所:撮影場所:希望が丘文化公園(野洲市側)
■希望が丘文化公園の南京ハゼ並木です。写真仲間SSさんの情報でやっとまとまった紅葉群に出会えました。ここにはこの時期に何度も来ていますがこの場をどう絵にするかはいつもの悩みです。幸い今が真紅の見頃でしたので三つの観点から撮ってみました。ここ数日カメラを手に周辺を歩き回っていますが満足な紅葉に恵まれませんでした。SSさんに感謝です。
一方三上山の麓を上を向いて歩いていましたら道路にマムシが・・、跨いでから飛び上がりました。寒くなって動きが鈍くなっているのか
幸いしましたがマムシが多い希望が丘周辺は上を向いて歩くのはまずいのかもしれません。 | |
■1.火炎の如し
先ずは紅葉の部分を一枚と決めて、そのうちに日が射してきた時に撮影しました。日を受けて炎のように映える見事な紅葉を表現しました。
◆紅葉真っ盛りをどーんとアップした。意図ははっきりしている。しかし、「見事な紅葉でした」で終わってしまう感じがつよい。何故か?。理由はいろいろあるのだろうが、一つには木の根っこが消えていることにあるような気がする。というと3も根っこが消えている。1と3は同じ感じを受けるか?。皆さんどうだろう。わたしは別の感じを受ける。1は何となく欲求不満が残る。3は満足できる。
その差は何か。1は日常的な水平方向の視角、公園へ行けば普通に見える風景。それでいて根っこが切られている。ここはどこやね、根っこはどうなっているねん、ということになる。3はその点強い意志がある。それも木の上半分を見るという意志が。
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■2.愛犬の目線で
カメラの液晶画面がフレキシブルに動きます。地面すれすれの位置から撮ってみました。まだ落ち葉が少ないこと、前方にリスでもおればと思いましたが今回は最小限前ボケで挑戦しました。
◆フレキシブル、バリアングルのファインダーはありがたい。これだけで随分カメラ利用範囲が広がる。上にも、下にも、横にも。リスはともかくとして、犬をつれて散歩する人でもいたら面白かった。
とまあ、それは別の話として、いまの場合の問題点だけを整理しておこう。まず、このようなローアングルの場合、地面の線が水平線となる。いまの場合は、下の白いコンクリートの落ち葉が落ちている面と、横の縁石との境界線。これが、カメラが上がるにしたがって逆V字形(∧型)になっていく。いまはカメラが下がっているから、∧型が横にべたっと広がった形になっていて、それが水平線に見える(体操選手などが、両足を開いて床にべたっと着くような)。その線を画面のどこに置くか。これで絵のイメージが変わる。おそらくいまの場合は、画面右上の白抜けが目立たないという、別の要素で決定されたのではないか。というのは、もう少し低い方が落ち着くのではないか。
それと、カメラの前の添景物(いまの場合の葉っぱなど、リスは無理としてもネコを使った写真も多い)の大きさ。いいかえたら、葉っぱにどれだけ近づくか。いまの場合はあと少し近づく。それも立った葉っぱに。寝ておる葉っぱは弱い。
とにかくこの構図は、いままでなら別売のべラらぼーな値段のアングルファインダーを買わなければならなかった分野。まだまだバリエーションを作れそうな範囲である。アイディア1つでヒットが稼げる分野である。
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■3.存在感を競う
南京ハゼの幹はこれほども変化を持った木なんですね。存在感を示そうと頑張っているような印象を受けていつもは主役の紅葉は従としました。
◆さて、1のところでも述べたが、一見1と同系列に見えるかも知れないが、意図はかなり異なっている。幹を3本並べた。3本という数にこだわる必要はないが、とにかく幹を強く押さえた。そのためにカメラは日常的な水平方向の視線から、ちょっと上を向いた。意図がはっきりした視線になった。あと少し光がはっきりしたら、もっと強い写真になった。
絵としては、いちばん左の木から左上隅に伸びる枝が異様に目立つ。気にすればするほど目立ちだして、3本の幹を数珠繋ぎにしているようにも見える。切るわけにも行かないし、どうするればいいのかな。
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■1.ナイスデーの予感
秋から冬にかけて朝陽が繋留中のヨット周辺に様々の表情を見せてくれますが、この時はきらきらと輝く星型を撮れそうな雰囲気でしたので挑戦してみました。
◆1艘のヨットと、キラキラと太陽の反映。いかにも冬を思わす表情だ。最初からそれを狙ったとしたら成功。
このオレンジ色というか、金色というか、いわゆる暖色は、秋から冬という意味で、これはこれで文句なしだが、次の段階として、もっと寒い真冬の色を探していったらどうだろう。といっても、自然に出てくる色では多分暖色に限られるだろうから、それでは面白くない。ホワイトバランスなどを変えて、テストしてみる。おそらくその日の太陽によっても変わるし、同じ条件でも結果は日によって変わるはず。思わぬ宝石のような色がでるかも知れませんぞー。
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■2.煌めきと静寂と
別の日の朝、外が明るく輝いている気配にベランダに出てみると、湖面が違った色に染め分けられたかのように珍しい美しさの佇まいでした。手前はもう少し透明感ある青さだったのですが撮りきれず残念でした。
◆琵琶湖もときどき意地の悪い仕掛けで、カメラオバチャンを惑わす。手前と奥とで明るさや色をかえて、これでどう、ちょっとだけよ・・・。惑わされたカメラオバチャンは、手前のヨットが気になって、思わずカメラを縦で構えた。と、どうだ、いじわる琵琶湖は画面の特等席(画面のど真ん中に)に、ちょっとだけどころか、どーんと大きな長方形でのさばった。正方形でなかったから、まだ救われるとはいうものの、これはしんどい。
じゃ、横にすればよかったの?。
へへへっ、そう来るだろうと思った。けど、横にしてもアカンやろな、多分。この長方形が横に長くなるだけだから。「押しても駄目なら引いてみな」という歌があったから、「タテでも駄目ならヨコにしな」と行きたいところだが、そうはいかないところが、写真の面倒なところ。いまもてあましているのは光っている長方形の湖面。画面のタテ・ヨコを変えても、光っている湖面は何ら変わらない。
じゃ、どうすればいいの?。
長方形が邪魔なんだから、それを狭くすればいい。どないしたら狭くなるの?、トリミングできるわけじゃなし・・・・。まあまあ、短気をを起こさずに・・・・。もちろんトリミングは出来ない。でも、光っている部分を上下に圧縮することは出来る。・・・ア、アッシュク???。
いまの場合、カメラをタテにしたり、ヨコにしたりは早い話がどうでもいいことで、もっと大事なことがある。自分の部屋(高いところ)から撮らずに、地上へ降りて撮れば解決する話。ちょっとこれを見ていただきたい。図が2枚あって、上が高い位置(マンションの部屋)から撮ったところ。湖面の明るい部分が広く写っていることが分かる。下が地上へ降りた最後の天使。明るい部分が狭く、少なくとも暗いヨットがある部分より、狭く写ることが分かるはず。いまの場合はどう写ったか分からないが、たとえば沖の方にヨコ一直線の輝く線が見えたというような場合、上から見れば、それは決して線ではなくて面だったはず。その面を水平方向から見るとヨコ一直線に見えただけ。せっかくのチャンスを惜しかった。
もちろんいまの場合は、上に太陽があるから、空を写し込むとその処理に悩まなければならないことは起こる。でも少なくとも「困った長方形」の処理は出来るはず。
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■3.ひっそりと凛として
寿長生の郷の木立の陰で早咲きの椿「西王母」が咲き始めていて、傾きかけた秋日が雲間から覗きそうな気配でしたので構えて待って撮ったものです。
◆ツバキは読めるが、「 」の中は読めない。ゴメン。さてその椿姫に当たる楚々たる光。それが後から当たって、花本体が内部からほわーっとした明るさを見せる。これがエエなー。
ところで、その上に見える覆いのような葉っぱ3枚。ツバキの葉っぱて、こんなにするどかったかな。およそ花のムードとは正反対にキ、キ、キッ・・・と並んでいる。これがどうも似合わない、といったって神さんが与えた葉っぱだからどうしようもないのだが、この鋭さを何とか押さえる手だてはないのだろうか。結局花1輪が葉っぱの戦闘機隊に負けたというところか。
この写真を小さくしてみると、花1輪の構図が読める。
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■1.かくれんぼ:(自宅周辺)
保護色のせいでしょうか、でよく見えませんが、ススキの穂に包まれて、心地よく居眠りでもしているのかと思って撮りました。
◆バッタかイナゴか。何かいるのは確か。でも、この絵でかくれんぼは無理だ。やっぱりこの場合、目につくのは穂の輝きで、イナゴやバッタは二の次、三の次。穂の輝きとしてみると、上の穂にしっかりとピントも来ているし、文句はない。但し、これだけでは、やっぱり、「穂が綺麗に光っていました」ということで終わってしまう。そのためのバッタだったのかも知れないが、ことを起こすには弱すぎた。
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■2.エサがほしい〜:(自宅周辺)
エサだと思って啄ばんでみれば、葉っぱだったので、がっかりしているかの様でした。キャッチライトが入っていないのに、勝手な想像です。
◆これはまたきっちり捕れている。確かに目にキャッチライトがほしいところだが、それを除けば、大きさといい、ピントといい、鳥の表情といい文句なし。かなり長いレンズでないと無理な話だが、鳥が来てからでは無理で、事前の準備をしたところへ来たのだろうか。自宅周辺というから、待っていたのかも知れないが。
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■3.終焉:(近江富士花緑公園)
移り行く季節の一こま一こまに美があるので、それを表現したくて撮りました。
◆題から考えて睡蓮(ハス?)の葉を撮ったのだろうが、撮るときは、水面に映る周囲の影も気になったのではないか。この画面を見ていると、とくに手前の方など、結構水面が強い。水面を写さないわけには行かないが、そこのところのバランスが難しいところ。本当にシビアに「終焉」と行くならば、手前に葉っぱを1枚、画面の4分の1ぐらいにアップする必要があろう。もっともそれをやられるとボクの顔をアップされたような気味悪さをかんっじるだろうが。
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■1.穏やかな空:曽爾高原
◆題からして、ススキはこの際二の次。空が主役。しかし考えてみれば、この写真だったら曽爾高原
まで行かなくてもと言う気もするが。それはさておいて、うすい青空に白く輝いている流れ雲。これがポイント。しかし、これだけで主役をはるには弱い。その上にぜんたいにくらい。もうちょっと明るくてもよかったかも知れない。オート露出では、こういう明るい部分が多い場合は、暗めの露出になる。多分目で見た場合はもう少し明るかったはず。調整見本。
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■2.朝食A:(我が家)
◆写真を見て真っ先に目につくのが、赤い瓦。次が柿の実。でもこの柿、右の方が欠けてるな。・・・でよく見ると小鳥がいた。それも小枝につかまって宙返りしながら柿をつついている。
たいがいこういう場合、小鳥はすぐに目につきそうなものだが、この場合は屋根が強かった。といっても屋根はそこにあるわけで、それをとやかくいわれても、MRTさんとしてはどうしようもない話しだが。
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■3.朝食B:(我が家)
◆と、している間に、小鳥(すすめかな?よくは分からないが)が2羽になった。羽がぶれている。右上の鳥などは頭の部分が止まって羽がぶれてどんぴしゃり。でも普通に見ればそれが分からない。これは難儀やね。せっかくシャッタースピードもぴしゃりといって、文句なしなのに。この2枚、万事に赤い屋根が邪魔をした。悪いヤツやね(屋根)、こいつは。
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