SS・HN・マミー・森川・JIJITKS・S.T・IZUTON・MRT・marimari・MO・ |
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■SS
着信:2012.06.07
撮影場所:希望ヶ丘
■1カ月ぶりの撮影でした。すっかり若葉におおわれていました。1は青空を入れて遠くから、2は若葉を接写、3は近づいて撮りました。 | |
■1.若葉の頃A
◆左上に太陽があるらしい。今の時期、太陽が高いのだが、影と木の高さが同じ長さ。午前中の早い時間帯らしい。木を中心として右半分が白い雲。左は太陽の気配。SSさんとしては一つのできあがった構図で手慣れたもの。これはこれでとやかくいうことはない。
もし余裕があれば、カメラを左へ振って(木を少し右へ置き)、太陽を画面に入れるのも一つの手。ここに出てこなかっただけで、撮っているかも知れないが。
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■2.若葉
◆若葉のアップ。狙いは右の若葉だろう。それはいいが、左がごたごたとうるさくなった。タダ、これを単純にカットしてしまうと、全体としての状況が分かりにくくなるし。ちょっとこのままでは作り替えは難しい。現場での再構成ということになるのだろう。
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■3.若葉の頃B
◆遠くの水平線上を走る人物がポイント。SSさんは単純に「近づいて撮りました」といっている。影になった木の下ををアップしようと近づいたところで、走る人物は入って来たのだろうか。とっさのことで、人物の大きさの調整までは出来なかったということだろう。
絵として見た場合、人物をもう少し大きくしたい。この場合だったら、木から離れる。その分だけレンズを伸ばすと人物が大きくなる。要するにこの構図には距離が2つある。1つは木までの距離。もう1つは人物までの距離。その比が大きいと人物は小さくなる。比が小さくなると人物は大きくなる。
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■HN
着信:2012.05.31
撮影場所:銅鐸博物館の池
■6月の11日に朝早くからいいお天気でしたので、銅鐸博物館の睡蓮が見たくて出かけました。朝の太陽が池に当たっていて気持ちのいい静かで綺麗でした。糸トンボが花に止まっている姿が好きで探しに行きました。ところが糸トンボが止まっている花を見つけようと一生懸命に探しましたがこれは無理でした。どんぐり蜂が何匹か来ていましたのでこれと一緒の時を見計らっての撮影をしました。池全体の写真にも挑戦しましたが中々難しくて一部分の写真になりました。
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■1.蜂が飛び交う睡蓮
◆何か黒いものがいるが、これがどんぐり蜂ですか。花に当たっている光がきっちりしていて、花びらの1枚1枚に立体感があって、きれいに撮れている。右上の暗い葉っぱかな?、これも西洋の絵画を思わす。この場合、どんぐり蜂がポイントだろうが、これがもう一つはっきりせず、帰って邪魔をしたかも知れない。
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■2.睡蓮の池
◆スイレン池に舞台をあしらって絵を作ったが、絵としては平凡というところ。上のシダが画面の半分を占めるが、ちょっと間が持たない感じ。そうかといって、池面を大きく撮っても結果としては月並みな絵に終わるだろうし。難しいところだ。
緑の色が難しい。時間帯が早いせいかもしれないが、赤が強い。緑が赤みがかって重く見える。赤を抜くといくらか助かる。調整見本。
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■3.イトトンボ
◆ということで、やっとイトトンボに巡り会ったというところか。まあ、こんな小さなトンボだから見つけるのも大変だし、撮るのも大変だ。花に較べるとやはり存在感が弱い。大きさから考えれば、トンボを手前に花を奥に置きたいところだが、こればかりは相手があることで仕方がない。となればちょっとでもトンボが大きくなるように絵で調整するしかない。
この場合、右側は意味があるといえばある、ないといえばない、そんな感じだから、右を詰める。画面が右上がりだからそれも合わせて調整し、葉っぱの色が生きるように赤を抜く。調整見本。トリミングした結果、若干ピントが甘いようだ。
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■マミー
着信:2012.06.18
■孫とディズニイーランドにいってきました。パレードの写真です。
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■1.夢の国A
◆ボクは行ったことがないので分からないが、夜なのか、昼間にこうして暗い空間を作っているのか。そこのところは分からないが、要するに人工照明の中でのイルミネーション。今のカメラなら誰が撮っても同じように写るという状態だ。あとはこれに対してどのように自分のものを付け加えるかということだろう。手前に人物の後ろ姿を入れるとか、拍手をしている手を入れるとか。
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■2.夢の国B
◆これは明らかに昼間。道路の上を車に乗ったキリンが威風堂々。おそらくキリンの足は動いているのだろう。と、よく見ると誰かの手が車を止めている、ようにみえる。道路の向こうを見ると見物客が大勢。おそらく手前も同じような状態だろう。だとしたら、こういう手や頭を入れて、その隙間からパレードが見える方が臨場感が出ただろう。
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■3.夢の国C
◆知っている人には、「ああ、あれか」ということだろうが、ボクのように分からないものにはこれは不思議やね。写っているのは人形ではなさそうだ。だとするとこの人物はどうしてこの高さにおれるのか。この人の足はどうなっているのか。そこのところが分からない。星かライトか分からないが少し流れている。イルミネーションは止まっている。ということは
カメラがひかりに合わして振れたということか。いろんなことを考えさす写真だった。
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■森川邦昭
着信:2012.06.19
■撮影場所: 福井県、取立山
■山頂から少し下った湿地帯に水芭蕉があることで登山者が増えているそうです。その日山頂付近は濃いガスに覆われていましたがやがて前のガスが短時間ながら晴れました。それにつられて登山者は山頂を出発して行きました。 | |
■1.山頂をたつ
山頂からの下り道でカーブを描いて。
◆霧が晴れる瞬間というのは、急に視界が広がって気持ちがいい。下り道のカーブ、手前の人物がそのカーブ表現の張本人になるわけだが、惜しかったなー。その人物と奥の列とが重なってしまった。あと一瞬、シャッターが早かったら、その一言に尽きる。
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■2.次に向かって
中腹を横切りる登山者。
◆他のグループだろうか。もしこれが自分のグループだとしたら、つらいなー、この後が。離れた分を追いかけることを考えるとつい躊躇していまう。
これも手前に1に見える人物を配すると写真がぐっと生きてくる。演出でもしないと無理だろう。偶然の配置ではなかなか思うようにはいかないし。又演出すると固くなるし。
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■3.立ち上る霧
晴れていくガスが立ち上る様子です。
◆いま、自分が雲と同じ高さにいる。結構気持ちがいいもの。ましてやそれが沸き立っているとしたら。芭蕉じゃないが、「雲の峰 いくつ崩れて・・・」というところ。手前に人物を置いて、ノルディックのスティックでそこを指し示したら。ちょっとやりすぎかな。
こういう演出は、嫌みになるほんのちょっと手前で押さえるのが難しいところで。それが無理なら、すっと立つ木を入れるかな。
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■1.黎明:(琵琶湖)
日の出前。静かな湖面、今日の平安を想う時。
◆なんでもないのが「きょうの平安」で。絵は出来ているわけであとはその表情だけ。平安には違いないが、湖面があまりにも無表情すぎた。平安すなわち無表情と行かないところが写真のしんどいところ。何らかの変化がほしかった。
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■2.木陰の釣り人:(松原湖)
陽ざしを避けて、岸の近くで釣る人に親近感。
◆1に較べると水面が生きている。緑がかった色もいい。そこへ赤いジャンパー。振り上げた右手もいいぞ。この糸の反応が水面に出ていたら・・・。
右の木の幹をどうして中途半端に押さえたのかな。太さが分からないが、枝振りからみてさほど大きな木だとは思えない。全体を入れても絵になったのではないか。
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■3.吉兆瑞雲:(八ヶ岳)
夜明けの清々しさの中、瑞雲が、今日は良いことがあると予感。
◆これはすごい。太陽柱の一種かな。だいたいこういう天空中の現象は目で見ると大きく見えるが、写真に撮ると小さくなってしまい、とどこに写っているのか分からない場合が多い。これはその点見事。きっちりと的確に捉えた。
太陽柱というのは、雲の中の氷晶が無風状態の中で水平な層となって浮かぶ。それに太陽光線が反射して見えるわけで、太陽柱自体は鉛直(水平に対して垂直、要するに上下まっすぐ)に見える。この場合、若干右へ傾いて見える。たまたまこのときはこのように見えたのか。ひょっとしてカメラが傾いたのか。
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■S.T
着信:2012.06.25
■宇治観光には何度か訪れましたが宇治上神社、平等院、宇治橋、等で天ヶ瀬ダムは市街地に(3?`弱)近いので規模を侮っていましたが、一人旅で時間に余裕あり行ってビックリ、アーチ式コンクリートダム(高さ73?b幅254?b)の規模と放水に驚きと感動をしました。 | |
■1.天ヶ瀬ダム全景
ズバリ見事なアーチ(円弧)、オーバーハング(反り)にどっぷりでした。上部のクレストゲート4門からの放流ある時を考えるとゾーッとします。ダム湖は大きな看板で鳳凰湖でした。
◆S.Tさん天ヶ瀬ダムに大感激というところらしい。まず1枚目は全景とのことだが、これで確かに全景であることに違いない。というよりいちばん正確な全景かも知れない。ダムのテッペンにカメラの高さを合わし、上端部を画面の上に一直線に持ってきた。アーチ型はそれより下の曲線部で表現できているからそれで困ることはないが、もう少し周囲の状況を見せた方が、よりスケール感が出たのではないか。
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■2.放水口
すざましい水勢にどんな絵が取れるか試しましたが提出はF/22、
1/320秒。
◆放水されているところをアップした。1/320秒、まあ普通のスピード。むやみやたらに流すよりは迫力が出る。上に較べて白い部分がアップされているため、露出がややアンダーになった。プラス1ぐらいの補正がほしかったところ。その分事後調整でも可能な範囲。調整見本。
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■3.振れ止め
天ヶ瀬吊橋の水平触れ止のワイヤーが張られた曲線美?
◆S.Tさん得意の幾何学模様。ワイヤーだけで考えれば、これはこれで絵にはなっているのだろうが、1のダム全景と同じで、橋の部分も見せた方が理解しやすいし、場合によっては人物の表情が入ったほうが、より生きたものになるような気がする。以前吊り橋に錫杖をもった修行僧を歩かせた選出写真を見たことがあるが、そこまではともかくとして、数学だけではちょっと難しい。
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■IZUTON
着信:2012.06.26
■数年ぶり位に、高島市の方へハイキングに行きました。天気は曇から晴れに。 | |
■1.日陰:(マキノ高原)
並木道の最後に、やっと太陽が出て来て、樹の 陰がきれいでした。
◆旅行の記録、旅のスナップというところ。自分用のアルバムに貼っておくのなら、それはそれでいいのだろうが、作品とするなら、一工夫も二工夫も必要になる。こういう旅行先の時間はたいがいが日中。5月、6月の日中の太陽は真上にある。到底写真には耐えられない。
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■2.新緑:(マキノ高原)
紅葉の新緑が輝いて綺麗でした。ツツジ・
ヤマボウシ等々は開花の盛りを過ぎていました。
◆木の内側から外を見た。一般的に考えれば、主役は明るいのが普通。それを反対に黒にする。この時期特有の手法で、間違ってはいないが、肝心の黒も奥の明も、ごちゃごちゃと整理がつかなかった。まず黒の整理。と同時にバックの明も大切。要するに黒バックで明るい主役を配するのと逆になるだけで、やろうとすることは同じなのだが。
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■3.キッズバイクに大人が
散歩を兼ねて鈴鹿サーキットへ行くと、子供用の
キッズバイク(電動バイク)に大人が乗り、 楽しんでみえました。
◆いちばん後列の左。これだけで十分。日本の子供用バイクも頑丈に出来ているらしい。状況が分からないが、緩衝用具が大きく写って、肝心の人物が二の次になった。例のオッチャン?(女性じゃないだろうな)に肉迫してワイドで頭からかぶせるとバイクが余計小さくなって面白いだろうが。人物が他人なら、無理な話だろう。
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■1.誘慕:(大津市木の岡)
5月29日、浄水場のバラ園に行って、薔薇の新たな美しさに誘われ、薔薇の魅力を感じシャッターを押しました。
◆小さい写真で見たときは、「ワー、赤がはねてるっ・・・」と目をつむったが、そうではなかった。もともと白い部分だった。右と下をつめて絵としても一応完成品というところまでいっている。白い部分も飛ぶ一歩手前で踏みとどまった。花びらの質感がよく出ている。正直すぎるとの感なきにしもあらずだが。
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■2.嬉しさ一杯:(大津市)
6月に入り、古墳から顔を出した野イチゴが始めて見る世界に嬉しさを体一杯に出しているように見えました。
◆撮るときよほどイチゴに集中したのだろう。見事にど真ん中に来た。よくやる失敗。結局、事後処理でどちらかをカットして逃げるしか手はないのだが、今の場合、それが結構難しい。回りがそれぞれクセを持っているから。左上を生かせばうるさいくなるし、右上を生かせば単純になるし、右下の葉の陰影は面白いが手前のごちゃごちゃが、ということで、単純にこう切ればいいというわけにも行かない。結局、イチゴが一つだったのが絵を難しくした原因か。
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■3.出現:(大津市)
草花が私達も見て、見て・・・と現れてきて、楽しく咲いている様に感じました。
◆さりげなく撮っているようで、結構手は込んでいる。ピントが来ている花とボケた花と2組に分けた。虫がとまっているグループとバックのグループの重なりが若干うるさいが、それさえいわなければ花はうまくまとまった。同系色のバックもいい。問題は左上の人工的な大きなボケの処理か。
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■marimari
着信:2012.06.29
■丁度台風の影響が強かった時に数日道南を訪れました。帰路の船上でようやく晴れるという次第。夕焼けを狙って待っていましたが少し雲が・・・。入陽前になってやっと丸い夕日となり時間との闘いでした。3枚ともデッキの一部を入れてアクセントは意識しましたが。
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■1.船上入日A
19:10海面近くになった頃に雲が晴れました。
◆夕日は旅情を誘う、まして船の上となると。
まずこの写真、一言でいえば太陽の位置かな。といっても、細かく考えるといくつかの「位置」が出てくる。
1.シルエットに対する太陽の「位置」。
2.シルエットを除いた水平線上での太陽の左右の「位置」。
3.画面上での太陽の上下の「位置」。(水平線を画面上のどこへ置くか)。
今の場合、1は変えられない、写真になっていまっているのだから。しかし、トリミングによって2,3は変更可能。
まず2について、だいたいこういう場合(画面の左右どちらかに何かを置いて、余った画面にポイントを置くときは)、残りの部分(いまの場合は海面)の半分ぐらいのところがいちばん安定する。
3は、横位置と縦位置で変わってくる。横の場合は下から1/4〜1/3ぐらいのところ。縦の場合は、さらにそれより低くする。画面の縦横比を考えると逆じゃないかと思われるかも知れないが、それをやると野暮ったくなる。画面がぼてっととする。上の写真もその傾向にある。ということでトリミング見本。海面の表情を無視して黒を締めた。
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■2.船上入日B
3分後コンパクトのズームで撮るとこんな色になりました。
◆コンパクトでの撮影だという。たとえば1や3と較べて、コントラストが強いようだ。コンパクトは受光素子のサイズが小さいので、コントラストが強くなるといわれている。その傾向が出たのかも知れないが、同じ時に同じカメラで撮っても露出が変わることがあるから、一概にはいえないだろう。
太陽の位置に関してはこの場合はこれでOKだろう。ただし、左のデッキが単純になりすぎて、予備知識なしで見た場合それが分かるかどうか難しいところ。
参考までにこれを単純に縦位置にトリミングすると、太陽の位置が野暮ったくなる。
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■3.船上入日C
19:15刻々陽が落ちていきます。
◆肉眼で見た場合には光が乏しく感じる瞬間かと思うが、写真としては雲の厚さが太陽の光をカバーして撮りやすい条件になった。これはトリミングされているようだが、思い切って水平線を下げたことは、縦位置としてはうまくいった。デッキが単純化されて多少わかりにくいきらいはあるが、水平線を下げた分、逆にデッキを上に持ってきたともいえる。これはこれで成功だ。
1でも感じたが、黒の締まりが甘いようだ。海面の表情をつぶさないようにとの配慮かも知れないが、今の場合はもっと締め(コントラストを上げる)たほうがよかっただろう。
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■1.漁後の風景:(北海道野付半島)
今年もまた訪れることができました。働いている人たちの世代が、年々変わっていく様子があり、引き継がれる大切さを感じました。
◆「漁師さんの高齢化とそれを引き継ぐ若者たち」、という視点だろう。漁後の風景ということで、全体を見ている。この場合、老若の区別はあまり問題ではない。漁場全体が見えればいいのだから。
問題は画面を横切る浮き?の並び。これがこの漁場を遠くから離れて見ている第三者の目にしてしまっている。早い話が、「作業中、これから中へは入らないでください」ということになってしまう。ところがMOさんの思いは違うはず。何年も重ねて、年々の変化まで読みとっている。だからその思いをつなぎたい。そのためにはこのまま「入らないでください」では困る。そのためにはどうするか。この浮きの一つに肉迫する。ぐーんと大きくアップする。そうすると浮きの線はそこから奥へつながっていく。「どうぞお入り下さい」というように。
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■2.後継者:(野付半島)
彼らの来年が楽しみです。
◆後継者というのは若者のことだろう。人物の顔が入っているのは一人なので、この人物が主役だということは分かる。コメントの「彼ら」というのは若者たち(複数)だと思うが、奥の3人も若者かな? ちょっと分からない。うっかり書くと写っている人に失礼だし。
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■3.熟練の技:
(野付半島)
機械文明もさることながら、「人間の手は突き出た大脳」とか。大切にしたい光景でした。
◆で、結局ポイントの人物に肉迫するわけだが、肝心の右手が奥になった。立った場所がそういう方向で、向こう側を見ると網があって、どうしようもなかったことは分かるが、これは右手側から行きたかった。ハサミかペンチか、その道具もはっきり見せたかった。せっかくのチャンスが中途半端に終わった、惜しかった。
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