HN・マミー・m.m・JIJITKS・森川・S.T・MEGW・SS・TNK・ha.ra・MRT・MO・marimari・ |
|
一覧表/目次へ |
■HN
着信:2012.05.31
撮影場所:比留田の田んぼ
■昨日30日の朝、お天気がいいのでいつものところに野鳥を探しに出かける道中に、珍しくいまごろ代掻きをしている農家がありました。そこにアマサギがたくさん集まって居ました。その姿が色々とあり面白くいい感じ車を止めて車の中からの撮影でした。
| |
■1.代掻きの応援に集まるサギさん
◆なるほど代掻きの応援団。よく見るサギだけどアマサギというんですか。シラサギの子供かと思っていた。一列に並んだ鳥が下の水面に映っている。それは珍しくないが、全部上下倒立の像のところへ1羽だけ実際の鳥がいる。それが面白い。
しかし、一見したときはそこまで目は行かない。トラクターと水面のやかましさに負けてしまって、鳥の姿が2番目になるのが惜しかった。
|
■2.応援に駆け付けるサギ
後から少し暗く設定をしています。
◆1に較べるとこれはうまくいった。コメントに「後から・・」とある。最初、トラクターの「後」から狙ったのかと思ったが、どうもそうではないらしい。「撮影後に、若干暗く調節した」という意味らしい。そうだろう。トラクターの周囲を飛ぶ鳥を狙うのに、瞬間的にマイナス補正をしたのだとすれば神業だ。
あとからの調整がうまくいった。これは画面を見た瞬間に、飛んでいる鳥が目にはいる。鳥の白い羽の陰影が見事。こういう場合、往々にして飛んでしまい、いくら調整しても戻らないことがよくある。羽が飛ぶか飛ばないかは、撮影の時点で決まってしまう。露出がうまくいったし、事後の調整も含めてうまくいった。
「飛んでいる鳥の羽が飛んでいない」。けったいな日本語だけど写真をやっている人なら分かって貰えるか。
|
■3.並んで応援
◆甲子園のチアガール。こういう場合、どうして鳥はきれいに並ぶのか。何か意味があるのだろう。
こうして、鳥の列が長くなった。トラクターの分も考えなければならない。ということで1,2に較べてレンズが短くなった。当然視野が広がる。遠くの民家の白壁が目にはいる。風景としては当たり前のことだけれども、こいつが写真としては曲者。鳥の列と喧嘩する。鳥より先に壁が目にはいるから難儀。まあ、比叡山を含めた朝の田園風景と考えれば、目に角たてるほどのことではないけれども。
|
|
一覧表/目次へ |
|
■1.ゆりの木
◆花緑公園でもこの花が咲く。大きな木に咲くから、下から見上げる角度になる。普通は木の葉もれの白飛びが出て苦労する。いまの場合は、ワイングラスのように上を向いて咲いているのを、少しねじって写したらしい。お陰で中までよく見える。5月の休日の思い出というところか。
|
■2.5月の休日
◆天気がよかったらしい。野外イベントでは最高の天気というところだろうが、写真は困る。とくに5,6,7月、快晴の昼前後は写真は最悪。みなこのような写真になる。木下が暗く外側はむちゃくちゃ明るい。どないしようもない。カメラによってはコントラストの調整が利くのもあるが、そんなこと現場では絶対無理。結局すんまへんでしっぽを巻いて帰ってくるしか仕方がない。
|
■3.コントラスト
◆しっぽを巻いて帰る最後の駄賃。やけくそで切ったシャッターが不思議な写真になった。写真としては失敗。しかし出来た写真は、おッ?、なんやこれは!という写真になった。
ポイントはバックの太い木々。手前の葉っぱは上からの強い光で半分飛びかげん。葉の色もままならない。これでバックが真っ黒だったら、「これはアカンで」で終わるところ。だとするとどこがエエねやということになるのだが、それを口でいうのが難しい。
と、ここまで書いたとき、「野洲駅まで迎えに来い」とシャチョウから電話。思考が行き詰まったときは、別のことをやると、すーっとほぐれることがある。以下、車の中で考えたこと。こんなこと考えながら運転するのは危ないんだけれど。
結局この写真は三重構造になっている。普通こういう森の中は暗い。結局、真っ暗の手前に半分飛びかかった葉っぱがある。これは上で書いた「こんなんアカンで」という状況。ところがいまの場合は、太い木の向こうがまた明るい。で、結局、1番目が手前の葉っぱ、2番目が黒い林、3番目がその奥の明るい部分。1番目と3番目の明るい部分が一緒になって、林の手前にあるのか奥にあるのか訳が分からなくなる。それが最初に書いた「おッ?、なんやこれは!」ということにつながる。とにかく不思議な写真やった。今晩うなされそう。
|
|
一覧表/目次へ |
■m.m
着信:2012.06.02
■お誘いをうけて、にがてな花に撮りくみました。 | |
■1.黄花のしらべ:大津浄水場の薔薇園
画面全体をぼかして、薔薇一輪を浮き上がらせようと写したのですが,違った画になりました。
◆イメージとできあがった写真が違う。これは誰でもあることで・・・。この場合、バラ一輪は左の大きな花だろう。それを浮き上がらせようとした。これは元から無理だった。例のバラの回りにこれだけのつぼみがある。花にピントを合わせば、当然同じ距離にあるつぼみにもピントは来る。これは当たり前。思いは分かるが、カメラは正直だから、いわれたとおりに写す。特定の花を浮き上がらすためには、周囲を整理する必要がある。
|
■2.花想:柳が崎公園
公園のペンチを占領している花に木枠の間からみえるバツクの緑と調和さしました。
◆そうか、この緑は木枠の間から見えるバックか。コメントを読むまでは分からなかった。ぼくは竹だと思っていた。横の白い線が節で。まあそういう見間違いはよくあることで、コメントがなかったら、見間違いのまま終わる。それはそれでかまわないわけで、トータルとしては面白いいい写真だ。白い花にもうちょっとしっかりしたピントが来ていたらもっとよかった。
|
■3.群翔
太陽が高いので、しんどい写真ですが、いつもより、ピントが合ったように思いおります。
◆これは左の太い木がポイント。正体は分からないがこの異物がなかったら、普通の写真だったろう。その木とクロスしている茎にピントがいちばんしっかり来ているのかな。とにかくこの木を持ってきた勇気がきいた。
|
|
一覧表/目次へ |
■JIJITKS
着信:2012.06.03
■“薫風”いっぱいの信州を走ってきました。
| |
■1.スポ−ツカーは来なかった
八ヶ岳山麓で、“待ち車”来たらず。
◆来なかったか。こないものはしゃーないわな。車がカーブを曲がってきたところをイメージして、赤岳か横岳か分からないが、残雪の山を望遠で・・・。というところだが、そこへ車を置いてみると、下がちょっと窮屈だったか。道は手前まで入れたほうが遠近感がしっかり出ただろう。
|
■2.女神湖の中の蓼科山
2分割の絵を避けて。
◆うん、たしかに、2分割はさけた。そして逆さに写った蓼科山。それはいい。でも結局のところはそこまで。だって、たとえばこれを180度回転させる。上下ひっくり返るだけで、結局同じやもん。ワーきれいで終わってしまう。天気がよすぎるのも考えもの。じゃ、ドナイしたらエエの?。わたしにもわっかりませーん。
|
■3.春未だし白駒池
GWには膝までの雪が残っていたという。
◆間違っていたらご免なさい。池に張った氷がまだこのよう解け残っているということだろうか。「膝までの雪」は、陸地での話なのか。よくは分からないが、そんなことはこの場合どうでもいいわけで、要は出来た写真が問題。
こういう信州のような風光明媚なところへ行くと、人間も素直になるのか。事実どこを見てもしっかりした風景に見えるのだろう。それをそのまま撮るのだから、結局3枚とも正直な写真で終わってしまった。
|
|
一覧表/目次へ |
■森川邦昭
着信:2012.06.03
撮影場所:比叡山、御在所岳
■友に誘われて、また行事などで出かける時でも構図やその時々の撮影条件の設定など課題を常に持っていますので練習の場所と思い利用しています。今回はその日に出会った被写体で強い光での飛び対応、屋根瓦撮影での問題、濃い霧での撮影に挑戦しました。 | |
■1.僧を待つお堂
屋根瓦が自然の色で一枚一枚しっかりと見える撮影。この時間は夕方でしかも午後から雲が出ており極く弱い光が当たっていました。それでも瓦は光っており幾つかの露出マイナス補正を試しました。
◆森川さんが、「自然の色で一枚一枚しっかりと見える」のを目的としたのなら、目的は間違いなく達成している。「ハイ、それで結構ですよ。うまくいってますよ」・・・ということになる。でも写真としたら、いまの場合、その必要があるのかどうか。露出の練習としては決して間違ってはいないが、いまの場合は、もっと光った方が、木立の中のお堂として効果があったような気がするが。
|
■2.黄金の釣灯篭
昼下がりの光で灯篭の一つの面は輝いていました。絞りを限度に設定の上さらに露出をマイナス補正で何度も試しました。昼食の時間で十分時間が取れました。
◆これはやったことと、結果が位置したというところか。これが本気で光っていたら、そのまま撮ったのでは多分飛んでいただろう。マイナス補正でここまで持ってきたらしいが、釣灯籠に関しては面の輝きも出しながらうまくいった。ただ不思議やなと思うのは、マイナス補正しているのに、屋根のひさしやバックの木々が大して暗くなっていないこと。むしろノーマルな露出に見える。実際は灯籠は思ったほど光っていなかったのではないか。
|
■3.空中60m
私もゴンドラに乗っています。御在所の名所地上からの高さ60mの支柱です。そのあたりは霧がかかっており練習にはなりますが条件設定は一回だけで出来上がった写真はすべて暗くこの作品はソフトで補正しました。
◆これは普通に撮れば間違いなくネズミ色に写る。事後の調整でこの明るさまで持ってきたのは正解。支柱の頂上部が霧に消えているのも現実味がある。ゴンドラ内がどういう状況だったか分からないが、窓枠の一部などを見せながら、絵を作るともっと現実味が出てくるだろう。満員だったら無理な話だが。
|
|
一覧表/目次へ |
■S.T
着信:2012.06.05
■撮影場所:志摩マリンランド | |
■1.仲良し
マリンランド入口には多くの種類のペンギンが迎えてくれますが、このカップルは愛想なしで睦ましく歓迎してくれましたケープペンギン。
◆ペンギンをまじまじと見たことはないが、こんな顔をしているのか。とにかく身体全体の表情が可愛い。いいチャンスに撮れた。左の胸元についている何かのハンドルのようなもの。コードネームか何かがついているのかと思うが、小さなものだが結構気になる。左と下をカットしておいた方がいいのではないか。
|
■2.ドクター・フイッシュ(ガラ・ルファ)
淡水魚でトルコ中部の温泉では有名、皮膚の角質を食べる習性で効果あり手を入れると同時に群がる。女性曰く気持ち良いですよとの事。
◆ヘー、手がきれいになるのかな。これは写真とタイトルだけでは理解できない。解説を読んで初めて意味が分かる。結局雑誌の記事などに使えば面白い写真だろう。その場合は、もう少し水中の手がしっかり見える必要があろう。
|
■3.不思議?
入口の横にある賢(カシコイシマ)神社には立ち泳ぎで上下に泳ぐオオウミウマ(タツノオトシゴ科)とアオキハゼ。
◆魚釣りの浮きが水中へ引っ込まれたところだと思ったら、そうではなくて魚の上下遊泳だという。世の中には不思議な魚がおったものだ。これも見れば分かるとはいえ、やっぱり解説付きでないと分からない。TVカメラだと何の苦労もなく表現できるところだが、スチルカメラでは苦しい。結局解説を付けるしか他に手はないだろう。
|
|
一覧表/目次へ |
■MEGW
着信:2012.06.05
湖西浄化センター・バラ園 | |
■1.華麗(バラ名:プリンセスミチコ)
手製フイルターを使い、華麗な容姿を強調してみました。
◆誰がつけるのか知らんが、バラの名前は見ているだけで面白い。ときどき吹き出しそうなのがある。これがその「吹き出し」だというわけではないが。
グレー一色のバックにグラデーションをつけて、花の後を明るくした。よく使われる手だが、これによってバラの赤が生きた。左のカスミがかかったボケとの対比もいい。花はミチコさんらしいが、写真は歌劇「カルメン」というところか。全体にもう少し明るく調整してもよかったか。でもいい写真だ。
|
■2.ウエーブ
クローズアップレンズを使い、手前にピントを合わせ奥行きの柔らかいラインを表現してみた。
◆バラのオーロラ。画面を一色に統一し、その濃淡だけでそれもほとんどがアウトフォーカスで勝負した。大きくアップすると包装紙か何かに使えそう。上品な写真に仕上がった。
|
■3.光華
花芯の黄色が奥から光輝く様子を手製フイルターを使い周囲を暗くぼかして強調してみました。
◆溶鉱炉の中を想起させる。手製フイルターということだが、トータルとしてはちょっとやりすぎた感じ。境界線がはっきりし過ぎたか。自分のイメージで何かを作ろうとするとき、思いこみが強すぎてつい度を過ごしてしまうことがある。作品を見るのは第三者で、その人の目にどう映るかが問題になる。
|
|
一覧表/目次へ |
|
■1.調べ:(草津水生植物公園・水の森)
麦かねこじゃらしのお化けの様な植物が風に吹かれて揺れていました。風の止まった一瞬に写しました。穂のカーブと髭の曲線にハープを連想しました。
◆これは惜しかったぞ、いい材料だったのに。形はこれでよし。どうしたのかな、このアンダーかげんは。それとも実際に見たところがこのような状態だったのか。もしそうだとしてもこれは明るく調整したい。とにかく見てください。明るく調整した。現場が分からないが、絵としてはこれぐらいの明るさがほしい。ただその結果、左の方、バックに見えるたてのぼけが強くなってきた。これの処理は困りものだが、撮るときの問題だろう。いまとなっては処理のしようがない。明るさの問題が処理できていたらいい写真だった。
|
■2.水のカーテン:(草津水生植物公園・水の森)
噴水越しに花を撮りました。花に光があたっていたらよかったかと思います。
◆花の光、これは確かにいえること。それともう一つ。花にきっちりピントが来ていたら。いまは、よくは分からないが、水にピントが来てるのではないか。動いていて少しぶれているからそこにピントが来ているとは思えないが、花に来ていないとすると、水に来ていることは十分に考えられる。オートフォーカスでは難しい話だけど。
|
■3.木の根道:(鞍馬寺境内)
木の根が生き物のようです。踏まれても木は枯れないものなんですね。
◆中高生のころよくいったところ。そのころもこんなだった。半世紀を越えて生きている根性物語。ひょっとしたら「根性」という言葉の語源かも知れない(本気にしないように)。
写真としては、この根っこを主題にするなら、ワイド縦位置で根っこの一部に肉迫。その上に、それを踏みつける人間という名のオニをかぶせるように持ってくるた面白かった。誰かモデルがいなければ無理な話だが。
|
|
一覧表/目次へ |
|
■1.万治の石仏
石仏はあまり面白くないのですが、バックの林に申し訳ないくらいの光に望みをかけてみました。
◆万治の石仏。なつかしいな。たしか諏訪神社の近くだったような気がする。現場で見たときは驚いた。これはスゴイ石仏やと。
しかし、いまこうして見ると難しいなー。極端なことをいうとでかい自然石に頭部を載せただけのもの。現場ではその自然石の大きさに圧倒されるが、全体をこのようにどーんとまん中に置いただけではその大きさがも一つぴんと来ない。部分を切り取ってそれで全体を感じさす。禅問答みたいな話だけど。
|
■2.ネギ坊主の花
花のバックは、緑のなかで葉には光があたり、二分したようになりました。これでも作品になるのでしょうか?
◆同じ大きさの2つの花を全く対等に並べた。一応写真の定石としては避けたい条件だけど、この場合はそれがあまり気にならない。子供のころの夢を見ているようで、不思議な雰囲気がある。下の葉っぱが黄色く光を受けてキラキラ輝いている。これがよかったのか。花がバックの濃いみどりの中に入ったのもよかった。TNKさんは二分したと行っているけれどそんなイメージはない。懐かしい同様の世界になった。
|
■3.夏を待つ木
蕾を付け夏を待っている様、下から上を仰ぎ撮ってみました。白黒写真のような感じで涼しそうで夏を待っているように思いました。
◆白雲を見上げる形で撮った。「涼しそうで夏を待っている」という思いがあったらしいが、出来た写真は暗くて重い。これはオート露出の宿命。オート露出では白い紙も黒い紙もネズミ色に写る。この場合、細い木のシルエットはあるが、全体としてみると白い紙と見なすことが出来る。それをオート露出で撮るとこのような色になる。プラス1なり2なりの補正が必要なところだが、実際に現場ではなかなか出来るものではない。結局仕上げの段階での調整というとことになる。
●調整1、画面が若干赤みがかっているから赤を少し抜く。
●調整2、ヒストグラムを撮ってみると、画面の明るさの大部分がまん中に集中していることが分かる。これが上で述べたオート露出の宿命。画面全体がネズミ色の証拠。左端の細いピークが枝の黒い部分。
●調整3、とりあえず右上のポイントをつまんでヒストグラムが立ち上がる場所まで移動さす。画像の面が明るくなる。これでだいたいプラス2ぐらい補正したのど同じことになる。これでいいような気もするが、まだ夏の明るさにはほど遠いような気もする。
●調整4、明部の明るさをアップ、暗部を押さえて(下げて)全体にコントラストをつける。
●調整5、これで仕上がり。
いずれにしても撮ったままで放り出したら作品が可愛そう。持っているものを十分に引き出してやらなければ。
|
|
一覧表/目次へ |
|
■1.金環日食並び替え
金環日食の「像の」写真が何とか出来上がりましたので添付します。
◆日食の写真を並べて1枚の作品に仕上げた。これどういう方法で並べたのやろね。手間な仕事やぞ。いずれにしてもかなりの苦労だったはず。いまのワードは画面上で合成したものを画像として保存できるのかな。わたしが使っている古いバージョンでは不可能。パワーポイントなら画像保存が可能だが、文字がこれだけすかっと仕上がらないような気もするし。とすれば画像処理ソフトでの合成かな。これは大変な苦労だ。大体このように太陽を直線上に等間隔に並べるだけでも大変。ボクもこの方法を頭の中では考えたが、道中を考えるとあきらめた。ha.raさんスゴイ。.
理屈を言い出すと色々問題はある。金環時を中心として、前半は15分おき。後半は5分おきなのに、太陽の動く距離が同じ。しかし、これは天体写真ではない。いまはそんなことが問題ではなしに、子供のころの夢の日食と考えればいいのだろう。こういうチャンスはもう2度とないのだから、こんな遊びが出来ただけで幸せだった。楽しい写真になった。
「写真教室関係」→「写真ミニ講座」→「金環日食覚え書き」もどうぞ。
|
|
一覧表/目次へ |
|
■1.すだれ藤:(三大神社)
5月9日、少し雨が降ったり止んだりしていたのですが、三大神社の藤を沢山の方が拝観に来られていました。まるで、すだれのように藤が垂れ下がっていて感激しました。
◆こんなこというと味も素っ気もなくなるが、フジの花はどこで誰が撮ってもだいたい同じようなものに写る。あとはそのときの花の具合かな。ことしは花が短いようだ。ということで、あとは構図ということになるが、右に幹を置いて一応形は整えた。けれども、よほどえぐい撮り方をしない限りは似たようなものになるだろう。
|
■2.千羽藤:(三大神社)
願いを込めた千羽鶴を思い出させるような見事な藤を目の前にしました。
◆たしかに千羽鶴のイメージはある。けどそこまでかなー。その後話がつながらない。難儀やね、こういう場所は。目で見ているときれいな花で「ワーきれい」でわくわくするのだろうけれど。
結局人物を入れるなりしてストーリーを作るしか手はないのだろう。
|
■3.花火
5月21日、朽木のユリノキやハンカチの木の花を期待しながら歩
きに行った時、目の前に8月の花火を思い出させる花が咲いていました。
◆なるほど、花火。バックが夜空で・・・というところ。イメージとしては分かるが、写真としては単純な表情になった。花に当たる光が強くて単純。バックも真っ黒で単純。トータルとして、表情に乏しい写真になった。天気がよすぎたのだろう。
|
|
一覧表/目次へ |
|
■1.田園風景:
(自宅近く)
田植えが終わった頃の景色は、いつでもどこでも見ることができますが、一本の木立とお百姓さん(遠すぎました)が、稲穂の育ちを見守っているかのように感じてとりました。ほんとは、木陰になっている場所は、育ちがよくないのでしょうが・・・。
◆「百姓さん」と書いてあるから、どこにいるのかと探したら・・・。これは遠いぞ。ちょっと無理や。木の横の畦道が最高だけど、せめてその奥まで。だから、これはあきらめる。その次は、畦道が左右に水平に(奥行きを塞ぐ)見えること。周囲の状況が分からないの何ともいえないが、もし可能なら畦道が画面上で斜めに入ってくる(遠近感が感じられる)場所を探す。狙い方によってこの木は絵になるのだから。
それとこの画面は暗いように感じる。使っているディスプレーにもよるから難しいが。とにかく調整してみた。
|
■2.5月の川霧:
(野洲川)
教えていただいたGIMPを使って、灰色っぽく仕上がっていた色を、できるだけ抜いて見た目の光景を再現してみました。
◆明るさを調整した。写真としては、これにサッと日がさして光線が走ると万々歳だけれど。いつ太陽が顔を出すか分からないわけで、実際は難しい。でもいつかチャンスがあれば狙ってほしい。イメージを持っていることは大事なこと。持っていなければ見逃してしまうことも、持っていたが故にキャッチできることがある。
絵としては、1とよく似た傾向がある。手前の木も奥の町並みも横に並んでいる。可能ならば奥行きが感じられる方向から狙いたい。
|
■3.神の創造物:
(近江富士花緑公園)
写真を見て、これは何かと思えば「アブ」だとか。でも、まじまじと見直していると、神以外には創れないその精巧な造りに、ただただ関心しっぱなしでした。
◆これアブ?。トンボだと思ったけど。そういえば羽が短い。向きも横ではないから、なるほどアブか。アブにここまで近寄る勇気には感心。しっかり撮れている。もう少しピントが深い(ピントの数字を大きく、ピントが合っている範囲が深くなる)ほうがよかったか。
これもあと少し明るく調整するとバックの色がぐんとよくなる。調整見本。
|
|
一覧表/目次へ |
■marimari
着信:2011.06.13
撮影場所:大津館イングリッシュガーデン
■二人の先輩と一緒に花々と向き合っての撮影でしたが、イメージ通りの雰囲気が出せず、失敗ばかりの中からの選択です。
| |
■1.マーガレットA
ピンクの花をバックにマーガレットが気持ちよさそうに咲いている雰囲気を撮りました。
◆「ピンクの花をバックに・・・」、さあこれをどう考えたらいいのか。元の花が白だから、バックは何でもいいような気がするが、実際にはネー。もともと白は清楚で上品な色だが、今の場合は「きもちよさそうに咲いていたかどうか」。バックに喰われて持っている味が出せない状態というところか。なんせ、バックがヤカマシイから。白にいちばんに合うのは緑だが。
|
■2.マーガレットB
m.mさんと同じ場面ですが、マーガレットがベンチの背もたれの間から競うように
顔をのぞかせているのが面白く見えて、「かしましい花たち」もしくは「おしゃべりな花たち」
といった印象を撮ったつもりですが。
◆m.mさんの写真を見たとき、正体が分からなかったが、これベンチの背もたれですか。背もたれも花に取り巻かれると絵になるということで。とくにまん中の隙間あたりから、我も我もと出てくる様は、たしかに「おしゃべりな花たち」
のイメージにぴったり。全面そのおしゃべりで埋められると溜息が出るが、右下の空白の部分で息抜きができる。なかなかうまい構図だ。
|
■3.セレブレーション
クラシックなレンガ塀に赤と白のバラが見頃の美しさでした。いかにも「紅白」という感じではなく、
それぞれのボリュームと姿がバランスが良くて目を引きました。
◆レンガの壁をはうバラの蔓。それが竜のような、雲の流のような。平等院のなんといったかな、雲に乗ってただようほとけさんたちを思わす。調べてみたら「雲中供養菩薩像」というんだそうだ。そんなほとけさんが出てきたら悪酔いしそう。ヤメタ。
いずれにしても花を流れとして捉えたことがよかった。それと色の配分、右上の白がきいた。赤だけではいくら流れがよくても持たなかった。
|