まさーき・森川・HN・SS・JIJITKS・MO・MRT・S.T・HND・MEGW・TNK・ |
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■まさーき
着信:2012.04.20
■連続投稿となりますが、よろしくお願いします。大津の湖岸を、膳所から浜大津までぶらぶらしました。
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■1.しだれ桜
長等神社の境内にはピンクの枝垂桜がみごとに咲いていました。山門の朱色と、もみじの若葉の色の共演が見事です。
◆一言でいえば、まさーきさんのコメントの文章に尽きる。「ピンクの枝垂桜がみごと・・・」。これはその通り、間違いない。しかし次の文章が絵をぶちこわした。「山門の朱色と、もみじの若葉の色の共演」というが、残念ながら枝垂桜が見えてこない。早い話が、原節子のバックに高峰秀子と淡島千景を並べたようなもの。「誰やねん」ということになる。さらにバックの朱色と若葉の緑を「共演」と見るか、「喧嘩」と見るか。赤と緑は仲が悪い。(高峰秀子と淡島千景の仲が悪いというわけはない。念のため。)本来は枝垂桜を盛り上げなければならないバックが、お互いに足の引っ張り合いをしている。とにかくこの組み合わせは無理だった。
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■2.疏水の桜
三井寺の疏水トンネルです。散り始めていましたが、しっかり花が残っていました。撮影位置が橋の上一点なので、ポイントがつかみにくいところです。
◆たしかに、ここの写真は誰が撮っても似たり寄ったりになる。私はここの桜を撮ったことがないので分からないが、皆さんが撮ってくるのをよく見せてもらう。三井寺を回ったついでということになるのだろうが、大体タイミングが日中でよく似た光。「撮影位置が橋の上一点」なら、余計のこと、変化をつけるのは光。結局は撮影のタイミングだろう。散歩のついでに撮れるところではない。光の計算から始めなければ。
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■3.春の湖
はしけにボートが1艘係留してあり、ポカポカとのどかな雰囲気でした。あたりはジョギングする人や釣り人でにぎわってました。
◆彼岸を過ぎて日中の太陽が高くなっている。光が上から来ると風景は静かになる。その典型が夏の午後、影が極端に短くなり、風景は死んだように音がなくなる。この風景も何となくそれに近い。「あたりはジョギングする人や釣り人でにぎわってました」というが、それが伝わってこない。ここは一歩下がって、それらの雰囲気を取り入れたい。
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■森川邦昭
着信:2012.04.30
■撮影場所:三上山近くの野洲市内
■若葉が美しい季節です。この若葉の山のひと時、山笑ふを撮りました。日が徐々に当たってくる時間帯を選びました。日がすっかり上った方が山の若葉は賑やかでしたが濃淡が弱かったのが理由です。またこのところ何日も黄砂の影響でしょうか靄がかかったような写真になりましたのでソフトでコントラストを上げざるを得ませんでした。 | |
■1.山笑ふA
下に民家の屋根を入れました。
◆「山笑ふ」、旧仮名遣いで、俳句の素養をお持ちだとは知らなかったなー、いやいや失礼しました。
それはともかくとして、三上山登山口近くの新緑は最近とみに目立つようになった。そこだけをアップしたのは斬新な狙いだ。モコモコと沸き立つような新緑(緑というよりは黄色に近いが)がうまく表現されている。
問題は下の民家の屋根。これを入れることはボクも賛成。ただし、太陽が高くなったとき、キラキラと色を失って光る屋根。いまこの写真では屋根が茶(紫)色に見える。まん中にコンクリートの屋根がのさばっているのも気になる。現場の細部が分からないので何ともいえないが、せっかくの屋根の美しさが生かし切れていないように感ずる。トータルとして下の家並みを見せてもいいのではないか。
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■2.山笑ふB
山が笑ふとは大勢が一斉にとのことでしょうが朝日が高くなるなるに従いこれらの小数の集団も背伸びをして歓声を上げているように見えました。
◆UFOが降りてきたようにも、クラゲが浮いているようにも見えるのだが、・・・私の頭の中ではかんじんの「山笑ふ」にはすぐにはつながらない。森川さんがいうよに、「一斉」であるべきところをアップしたからかな、何か個人プレーを見ているようでぴんと来ない。
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■3.山笑ふC
ふと麓に目を移すとここにも綺麗な若葉が輝いていました。
◆小川、小径、ビニールハウス、これが先に目に入る。森の上部がハイライトになっているが、これは「苦笑」どまりか。人間の意識は急には切り替わらない。新緑に注目していると、ちょっとした新緑でも目に止まる。それだけなら害にはならないが、それが大きく見えてしまう。それが難しいところ。いまの場合は手前が主で上半分は付け足しだった。
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■HN
着信:2012.05.01
4月の18日のことですお天気がいいので、毎年のように彦根城の桜見物に行ってきました。とてもお天気がいい、空を撮っても綺麗に青空でした、滅多とない様な日でした。 | |
■1.彦根城のさくら
◆なるほど見事な青空だ。
天守閣と桜が狙いらしいが、いまの場合写真としては、リュックを担いでファインダーを覗いている人物のウエイトが大きい・・・、この人物を入れたのは正解だったが、今のままだと中途半端。天守閣と桜の交点に無理矢理邪魔をしに入り込んできた感じ。でありながら、その割には目立たない。難儀な状態になっている。右下の標識とトイレみたいな(天守閣にまさかトイレがくっついているとは思えないが)建物の部分がエアポケットになっているから、そこへ持っていくとよかっただろう。どれぐらいの大きさで入れるか、そのサジ加減が難しいところだろうが。
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■2.みんなに愛嬌
◆これは正直に撮りすぎた。ヒコニャンがど真ん中にきっちり撮れている。整理をする係りの人もいるのだろうが、見物人が遠巻きにしてみんな遠慮している。HNさんもその輪の中にいたのだろう。
この場合は、一歩下がって、輪の後に立って、みなが撮っているケータイのディスプレーをアップして、その向こうにヒコニャンという構図の方が面白いだろう。それも正直に撮るのではなしに、カメラを高く手を伸ばして上からワイドレンズ、ノーファインダーで。少々画面が傾いている方が面白いぞ。
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■3.野田の桜
帰りに野田を回って、三上山が綺麗に見える桜並木で桜を入れて景色を撮って見ました。
◆コメントを読む前は朝鮮人街道の桜かと思ったが、なるほど・・・、山の様子が違う。野田の桜並木というと川の縁のかな。現場で見ると並木だが、三上山と重ねると並木にはなりにくい。ということで枝を前に持ってきた。空の広さを意識したのか。枝を下げて空を見せた。結果花が遠景を大きく隠してしまう結果になった。枝も地平線とほぼ並行になり、ちょっと邪魔をしたか。枝の入れ方の問題だったが、これがベストではなかったような気がする。
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■SS
着信:2012.05.04
■撮影場所:
京都大原 三千院および法泉院 | |
■1.緑庭
三千院の庭はもみじと苔のみずみずしい緑の庭でした。
◆まさにコメント通りの写真になった。もみじと苔。そのものずばり。ちょっと正直すぎたか。それと曇天だったのか。もうちょっとしっかりした光があるとモミジの葉っぱなどが生きただろうけど。
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■2.山門越しに
山門越しに杉の庭を切り取ってみました。
◆いまこの文章を打とうとして上のコメントを初めてしっかり読んだ。ナニ?、山門越し?。それでもう一度見直して、初めて上の垂木の先が見えた。SSさんから写真が送られてきてから、数回は見ているはずだが、気がつかなかった。左右の開かれた門扉も同じこと。それより先に左下の白い人物に目が行って、これがもう少し前へ進んでいたら。そればっかりガ気になった。このシルエットの山門は大して意味がなかった。向こうの風景に関しては、木の幹に明暗がほしかった。やっぱり光が乏しいようだ。
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■3.あの枝ぶりをご覧・・・
法泉院の庭の松の木。表から見ると山に見える(三上山を表しているらしい)。それを座敷から見ると、このような枝ぶり。ご夫婦が見上げている様子がとてもいい感じでした。
◆なんとまあ、立派な木で。赤い絨毯の上にシルエットの人物。わずかな光によるハイライト。とくに女性の顔だとか、男性の脇腹に当たる光など。こういう場所では余り見られない動きのある姿である。と見てきて一番気になるのが人物と巨木の関係。男性と幹が重なった。木をもう少し右へ。男性と柱の間に幹があったら安定しただろう。多分それで右の白抜けも解決しただろう。
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■JIJITKS
着信:2012.05.04
自然の戯れ、波紋をテーマに絞り込みました。 | |
■1.戯れ
鴨のペアが遊んでいます。
◆写真を見ただけでは、水に何かが浮いているが、それが鳥なのか物なのか。一目では分からない。カモのペアというのだから鳥らしいが、右上のはそういわれでも分からない。おそらくJIJIさんからすれば、いまの場合それは大して問題ではないのだろう。2つの物体間の水面の波紋の様子。2つの波源から出る円形の波が重なって作る菱形の網目模様、これが眼目だったのだろう。そう考えてみるとこれは面白い。しかしそこへ行き着くまでにカモ?が先に気になってしまう。そこのところがこの写真の難しいところ。どうすれば波紋が先に見えるのか。 |
■2.雨だれ
美術館のガラス越しに、雨だれの落下を捉えました。(決して小石を投げたわけではありません)。
◆「決して小石を投げたわけではありません」。と、コメントを読んだあとも、まだ意味が分からない。暗い水面に何か突きだした物がある。そこから何かが吹き出しているような。雨だれの落下ということだが、説明をきいても、?、これが?。今回の3枚は、趣向を変えて何かに挑戦ということらしい。意図は分かるが絵は分かりにくい。
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■3.マスト
マストに寄せくる漣の規則性の美を撮った心算です。
◆これら3枚のうちではいちばん分かりやすい。題は「マスト」、気持ちは「漣の規則性の美」。うん、問題は両者のバランス。いまの場合は圧倒的に金波が強い。それが少し傾いて・・、これは正解。マストは添えもの。やっぱりこれを絵にするには、マストを少なくとも(画面縦長の)半分近くまで入れる必要があるだろう。そこまでは行かなくても少なくとも3分の1ぐらいまでは持っていきたい。
そのためにはカメラを少し下へ振ればよい。しかし、ここからは私の推測だが、ここは何かの事情があって、カメラを下へ振れなかったのではないか。振れるものなら振っていた。振れば波の様子が変わったかも知れないし、下に余計なものがあったのかも知れない。
これはかなり高い位置から撮っている。波の現状を大きく変えずにマストを上げるには、カメラを下げる(下へ振るのではない。カメラの位置自体を下げる)のがいちばん手っ取り早い。しかしそれが簡単には出来なかったのだろう。実際にはクレーンか何かに乗って自由に上下できる条件以外は無理な話だから。
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■1.山道を歩くA:(信楽)
黄砂のひどい日に出かけた帰り、山道に僅かに陽ざしが当たっている場所を見つけました。右には大きな緑の樹がドンとあり、左には行けない門扉があり、動けない状態でしたが、幻想的な雰囲気に魅力を感じて撮りました。
◆およそ桜とは思えない樹形である。周囲に木の多い山の中ではこういう形でしか伸びられないのか。
1と2がよく似ているのでトリミングしたのかと思ったが、そうではないらしい。道と木の重なりがわずかに違う。2は左が影になって余分な感じがするので、絵としては1の方が安定しているように思う。しかし、右2本の花の明るさは2に魅力を感じる。露出が若干変わったのか。これで2の露出だったらよかったのではないか。もう少し明るくすると、木と木の間など上からの光を感じて、「山路来て・・・」というイメージが強くなる。撮影後でもちょっとした調整で可能。調整見本。
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■2.山道を歩くB:(信楽)
写真を撮ってから気づいたのですが、桜の樹に葉の緑が写っているのですが、これは?現場を思い出してみるのですが、何の現象かと・・・。
◆1で大半を書いてしまったので、それでいいのだが、もう少し広く撮れば、1とはまた変わった写真になっていたかも知れない。道、木、光の関係はこちらの方がいいが、構図としては道のカーブと右の木が重ならない方がいいだろう。写っている青い葉っぱは横の木が伸びてきていたのじゃない?。そのときは気がつかなかっただけで。
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■3.おいらにも春!:(自宅近く)
オオイヌフグリに止っていた蜂(種類が多くて実名はわかりません)が、花の蜜を吸おうとしていたのでしょうか。羽が太陽の光を受けてキラキラと輝いている光景から、懸命に生きている小さな命(蜂・草花)を感じました。
◆おお、決死的撮影。羽の光りぐあいなど生々しい。ピントもきっちり。長いレンズを使っているようにも思えないのに、よくもここまで勇気を持って接近したものだ。これで暴れられたら大変だ。それともここまでは安全というエリアがあるのだろうか。勇気に脱帽。
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■MRT
着信:2012.05.07
先月、24日に信楽の鶏鳴の滝に行って来ました。人は心の修行にと滝にいかれます、その滝にはどのような顔があるのかと思いながらカメラを向けました。 | |
■1.初発の滝
水の勢いがだんだんと増して行くところです。
◆滝の写真というと、スローシャッターで流すのが定番だが、これは比較的早いシャッターで、水を止めた。その結果、水のしぶき、流れ落ちる形などがうまく止まって、落下の激しさをリアルに表現できた。これはこれでよかった。
滝の周辺はこの滝に限らず足場が悪い。どこまで動けるのか分からないが、もし可能なら、あと少し左へ寄って、左下から斜めに出てくる木のシルエットを、後のごちゃごちゃから離したかった。結果滝を横切ることになるが、これはこれでいいと思う。
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■2.修行の滝
怖さ、強さ、安堵感を感じたところです。
◆画面全面に流れ落ちる流水を持ってきた。光と影もうまくバランスされてOK。手前のテラスにツバキ(かな?)の赤い花が落ちている。とくにコメントはないが、これをどうも意識したらしい。しかし、もしこれをポイントにと考えたのなら、ちょっと無理だった。これは花に近づいてワイドでアップ。当然危険を伴うはず。無理して行かれても困るけど。鶏鳴の滝が「軽命の滝」にならないように。
全体の色だけど、赤みがかって見える。いろんな状況によって変わるのだろうが、滝の場合はどちらかというと青みがかっている方が現実味がある。ホワイトバランスなどを調整して色を考えるのも一つの手。
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■3.勢至
◆この題は高尚すぎて理解しにくい。説明がないと分からないが、ひょっとして滝上端の岩が頭でその下が、衣の下で手を合わせている菩薩の姿ということか。左の三角形のシルエットも仁王さんの衣のすそに見えないこともない。そういえば最初の菩薩の左にも小さい弟子が見えてきた。これは心理テストやな。
とはいえ、この菩薩像は撮ったあとで気がついたのではないか。撮るときに(菩薩像が)見えていたら、頭はここまで詰めなかっただろう。それとも詰められない事情があったのか。まあ、どっちでもエエけど。つまらん話やった。
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■S.T
着信:201205.08
■今年は京都の梅も桜もお花見を逸しましたので、鷹ケ峰街道「しょうざん」に立寄りました。 | |
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■1.陽射
街道からのアプローチに立つ杉林に西日が横から射していました。
◆よほど天気がよかったのだろう。コントラストが強い。かつてのモノクローム時代には、こういう光のときは、露出をアンダーにして、とにかく明るい部分をとばさないように注意し、現像を浅めに上げて、軟調の印画紙を使って・・・と難儀した。1本のフィルムをそのときだけで使い切ればいいのだが、残ったフィルムを曇りの日に使うとなると、手の打ちようがなかった。
今はデジタルになって、カメラによってはコントラスト調整機能もついている。1枚1枚、コントロールできるので、神様を1人身方につけたようなものだが、人間というヤツは難儀なもので、いちいち現場でそんなことやっとれるかい・・・ということになる。結局は仕上げの段階での調整というとになるなかなー。今の場合は、とにもかくにも白飛びに関しては一歩手前で踏みとどまった。飛んでしまうと救済不可能になる。
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■2.光る小舗石(ピンコロ石)
石畳のアクセント花崗岩10a立方体のピンコロ石が際立っていました。
◆この石、「ピンコロ石」というのですか。なるほどね、そういわれてみれば何となく・・・。そういえば、以前どこかの自治会で、「ピンコロくらぶ」というのがあると聞いたことがある。ぴんぴん元気で死ぬときはコロっと・・」が目標だとか。イヤ、お互いにそうありたいものですなー。
ということで、コメントにもあるようにS.Tさんは敷き詰めたピンコロ石をポイントにしているはず。ところが出来た写真を見ると、どっちやねん。上の太陽(かな?)や、木の枝に意識がまたがっている。今の写真をそのままトリミングしてOKというわけには行かないが、ピンコロちゃんを主体に絵を作り直せば、いい写真になったのではないか。
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■3.境界線
北庭園入口で跨ぐと有料。数多い北山杉の株立ちが見事です。
◆手前の敷石と向こうの道路との境だろうか。いわゆるドキュメントとして、観光雑誌等に載せるとすると境界線の意味も生きてくる。その場合は、境界線にこだわるのなら、その線を縦に見て、左は無料、右有料ということだろう。とにかく写真を見た人にその境界線を意識してもらわなければ何の意味もない。今のままで、その線を意識せよというのは無理だ。
何となく撮った写真に題をつける段階で、そういえばこれが境界線だったということではなかったか。
それよりも、この写真もコントラストが強い。1の場合は飛んでなかったが、こちらの場合は飛んでいる。その昔、ネガカラーを複写してスライド用のポジカラーを作ったときにこういうイメージに仕上がった。画像を無理に調整したような感じがするが・・・。
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■1.水上の桜
疏水に張り出した桜で、枝振りと水面に落ちた花の組み合わせを撮りました。
◆HNDさんが意図したことと撮影結果が一致した。桜の枝振りもいいし、バックの水面の表情、それに浮く花びらもいい。あと少し水面に波の明暗があってもよかったか。そういう意味で、左上隅の部分がどうかということになるが、枝がなくて影だけ、その影が手前にも少しあってもよかったか。全体としてはしっとりとしたいい写真だ。
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■2.水面に映る
平安神宮の池に映るピンク色が印象的でした。
◆池に映るピンクがポイントだという。それは決まった。しかしこういう構図は必ず上もついていくる。(厳密に池の反映だけを絵にすれば別だけれど)。反映が大丈夫だから上の実体も大丈夫というわけではない。今の場合も、手前の裸の木と花が重なった。枝で上の花を隠す意図があったのかも知れないが、結果的には意図通りにはいかなかった。カメラを下げて、枝を上へ逃がせば全体の絵はどうなっただろう。花は散ってしまっているが、ついでのときに撮り直して、確認しておくのも次につながる。
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■3.流鏑馬神事
下鴨神社で行われた「流鏑馬」を、正面から望遠の連写で運よく的を射たところが撮れました。(構図としてはどうかと思いますが)。
◆そうか、連写で挑戦したか。たしかに流鏑馬の写真はよく見るが、矢まできっちり写ったのは見た覚えがない。矢は突き刺さるのかと思っていたが、そうではなく板に当たるだけらしい。そのため矢にしてみたら足をすくわれた格好で前につんのめる。それが緑のボードの方にひっくり返った状態になって見えるというのだろう。
連写は結局流し撮りになり、周囲の草木は流れているが、人物や馬にはかなり止まっている。その点も成功だ。
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■1.花道
奥琵琶湖桜並木は終演を迎え、道路に散り積もるさくら絨緞の模様です。
◆最初見たときは川の面が光っているのかと思ったが、これはまた見事な桜の絨毯。と、いったところで話が止まってしまう。曇天のせいかな。もう少ししっかりした光があったら、木の花も、道路の花びらも表情を変えたような気がする。といって行ったときがこういう天気だったのだし、奥琵琶湖となるとおいそれと撮り直しにというわけにも行かないし。結局行ったときに撮るしかない。苦しいことだ。ここへ車が来たらといっても、よほど芸のある車でないとね。
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■2.山間の彩
比叡山花祭りに、時雨模様の天候で少しあかるくなり、山間の靄と新緑の中の彩りです。
◆さあ皆さん、これをどう考えます?。MEGWさんは「山間の靄と新緑の中の彩り」だという。「山間の靄」がトップだ。たしかにボクもそう思う。この画面の中で、いちばんに目が行くのがモヤの中の杉の木だ。ワー何でテッペンを詰めたん?と思う。そこへ行くと手前のピンクの花は邪魔をしているだけだ。ヤカマシイだけで何の情緒もない。今の若いネーちゃんと一緒。それより奥の清楚な花の方がよほど奥深い美しさがある。この奥深桜と杉で一句作った方がよかったぞ。参考までに。上が窮屈であくまで参考だけど。
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■3.皐月の十五夜
日没20分後の月の出、雲多くうす暗い中での月の出、ISO感度を調整し月模様の映り込みに挑戦してみました。
◆「日没20分後の月の出」は暦上の数字だろうか。この写真は月が出てからまた何分か経っているわけで、実際の日没からは30分ぐらいたっているのかな。風景写真としては、もうちょっと山や湖の表情が見えた方がいいような気がする。夜間の風景だとすればこれでいいのだろうけれど。
「月模様の映り込み」というのは、月面の表情(明暗、ウサギの餅つき)のことかと思うが、これはうまくいった。オーバーになると一面黄色になるか、もっと派手に飛んでしまうかする。その点では成功。しかし、そのために「ISO感度を調節して」ということがよく分からない。月の明るさに対してオーバーにさえしなければいいのだから、要は露出の話で、ISO感度はその次の話のはずだが。
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■TNK
着信:2012.05.09
■春の野洲川を歩いてきました。 | |
■1.菜の花と川の流れ
絵のような景色に思って撮りました。でも思ったようには撮れませんでした。
◆JR鉄橋の上流だと思うけど、ちょっとコワイね、これ。河床が浸食されて。すぐにはおおごとにはならないだろうが。
TNKさんは「絵のような」というけれど、この風景のどこに「絵」を感じたのだろう。まずそれを切り取ることかな。日中の日の高いときのようだが、絵そのものが陰影に乏しく、水面が白く飛んでしまったのも問題だった。
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■2.三上山と菜の花
菜の花に魅せられて記念写真を撮りました。
◆コメントがなければ、一目見たときに菜の花は見えない。「菜の花に・・・」というからかろうじて向こうの黄色いのが菜の花かと思うだけ。「魅せられて」遠くから眺めるだけではゲット出来ない。やはり近づかなければ。近づくというより、花一つ一つが見えるぐらいに肉迫する。背の高いのを空へぐんとつきだす。青空に黄色だから、そこで初めて生きてくる。遠くで指をくわえていても菜の花は寄ってこない。
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■3.春のペンペン草
川べりににぎにぎと風に揺られているのも風情があっていいのでは、・・・。
◆なんでかな。いまどきの草にしては生気がない。現場でどんな色だったのか分からないが、花が生きてこない。花は白かと思うが、本来なら白と緑で、いちばん清楚な仕上がりになるはずだ。とりあえず色の調整をしてみたが、まだまだ不十分。光の調子によるのかなー。
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