デジカメわいわい村
とれとれ作品集 NO.94

2012年01月・前半
 

BEST

S.T  MRT  MO  MRT JIJITKS 

◆BEST5は当該期間終了後、一括して発表します。

HN森川SSIZUTONS.TMOJIJITKSMRTSKIm.m
      

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■HN

着信:2012.01.02
■撮影場所:教林坊

■12月の4日少し遅れての紅葉を楽しみに教林坊に行ってきました。散りかけてはいたものの紅葉の葉が一杯に散らばっていて、赤いじゅうたんの敷き詰めた庭を見るようで綺麗でした。

 

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■1.光さす
◆暗いバックにもみじの葉の群像。写真としてはよくある手だが、普通は一面に光が当たっている場合が多い。ところがこれはご覧のように半分以上が影、強い部分は一部だけ。それが右上から左下へ、地図で見る日本列島のようなというべきか、天の川というべきか。これがきいた。右下の暗いバックの部分も、ほのかな影が見えるのもまたいい。

 

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■2.観光客
◆女性がカメラを構えて夢中、観光客を入れたスナップ。これはこれで面白い。カメラの位置で向こうの池が太陽の光らしいが、如何にもフラッシュが光ったように見えるのも面白い。そこまではいいのだが、問題は池の中の石。写真を見たときに、この石がどーんと真っ先に目に入る。観光客はその次に見えてくる。人物との関係があるから、思うように場所は選べないし、これは難しかった。 

 

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■3.庭の片隅
◆これも結果的には2と同じことがいえる。上の葉っぱは真っ赤で林との関係もうまく収まっているのに、真っ先に目が行くのが中央の巨岩。いつだったかJIJITKSさんが、みずうみの前景として置いた岩と同じことがいえる。右か左か、画面の下角に3分の2ぐらいを入れる程度でよかっただろう。それをやるには自分が移動しなければならないわけで、いまの岩の奥が見えてくる。それがどういう状態かという問題はあるが。



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■森川邦昭

着信:2012.01.05
■撮影場所:志賀高原

■霧と雪、そして低温が撮影の条件となりました。気温が氷点下のためカメラを長い時間外気に晒すことが出来ないことも経験しました。

 

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■1.厳冬A
 主役が犬に変わりましたが絵として何か欲しいと思っていましたので結果的にはよかったです。標高2300mにある山小屋の前の樹氷を撮っていましたが小屋の飼い犬(ハスキー犬)が通りかかかりました。
◆カメラに電池を使うようになって、冬の山などでは仕事がしにくくなった。シャッターをチャージして・・・という時代には何の苦労もなかったのだけど。もっともその時代でもヒマラヤなどの高所ではシャッターの油が凍るという問題点があったらしい。そのためヒマラヤ登山隊などではシャッターの油ぬきをしていったとかいう話を聞いたことがある。
 という厳冬の中で樹氷を前にし、撮影者としては心の高ぶりがある。そこへちょうどやってきた人物と犬。確かにもってこいの材料ではある。しかし、この大きさでは1つの添景にはなっても、主役としては無理だった。そして何よりもしんどかったのは、画面奥で横に並ぶ樹氷群。電車を真横から見るのと同じで、そこで奥行き感を塞いでしまう。自分でつけた足跡でもいいから林に向かう何かがほしかった。

 

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■2.厳冬B
 霧をテーマーに撮りました。現場では人物も薄く霧に包まれていましたが、撮影ポイントから人物までの距離が20mぐらいと短かかったのか、その点ではうまくいきませんでした。
◆霧の中の人物を表現しようとしたらしい。風景全体としては霧がかかって見えるが、自分を中心として、ある距離までは霧は目立たない。人物がその範囲にいてうまく行かなかったということだろう。確かにその通りらしい。となると開き直って、何か近距離ではっきり見えるものを目の前に持ってきて、遠くの霧と対比させるという手がいいのだが、広いゲレンデにそんなものないわね。

 

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■3.厳冬C
 これも霧に霞んだ樹木と人物です。これは被写体までかなりの距離があり、人物も霧の中に入ってくれました。
◆このどの3枚は、1で代表されるようにすべて遠景がヨコに広がる形になった。考えてみればスキー場の悲しさというか、広いゲレンデから周囲を見るわけだから、必然的にその形になる。その中ではこの3が、かろうじて遠景に奥行き感がある。スキーヤー(スノーボードかもしれない)もうまく入った。でもまだ人物は添景に過ぎない。自分のストックを立てるなり、もう一つ手前に何かがほしい。


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■SS

着信:2012.01.05
■撮影場所:希望ヶ丘文化公園
待望の雪が降りました。5日9時過ぎの撮影です。

 

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■1.雪原に立つ
 雪面の凹凸感を出して写しました。
◆意図は分かる。その意図の大半は狙い通りに行った。が、しかし最後の最後でその意図が薄れた。「雪面の凹凸感」というのなら、もっとカメラを下へ向けて雪面を手前まで入れる。空は二の次。この場合はまだ空に未練が残っている。
 それともう一つ、手前中央の小山、これも雪の凹凸の大きなポイントだろうが、HNさんの岩と同じ考え方ができる。これはどちらかへ寄せて3分の1ほどはカットしておく方がスマートにいける。いまのままではどてーとした感じがぬぐいきれない。

 

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■2.雪化粧
 木を少し大きく入れました。
◆これも意図は分かる。思い切って木を中央に持ってきた。これも主役の木1本という場合、別にかまわないと思う。ところが手前の雪面がどうした加減か影が多い部分と明るい部分に2分されてしまった。その結果、横一線が2本並んだ形(いわゆる二の字構図)になり、これが奥行き感を阻害した。
 3枚ともに感じるのだが、撮影時のプラス補正(クロマイ・シロップで、黒っぽい画面はマイナス、白っぽい画面はプラス。この場合はプラス補正)によるのか、撮影後の調整によるのか分からないが、それがちょっときつすぎたのではないか。雪はともかくとして、空の青さに無理に明るくした不自然さを感じる。もしそうでないとしたらゴメン。

 

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■3.朝日
 太陽を入れてワイドで撮りました。
◆希望が丘は雪の量が多かったんだなー。イヤーこんな寒いところでお疲れさんでした。
 「太陽を入れて」とあるが、それがどこにあるのかわかりにくい。ゴーストなり光芒なりが見えると存在感がはっきりするのだか。ということで、太陽は別にして、右端の足跡、これが惜しかった。空をぐっと押さえて手前を入れたのだから、足跡を遠慮せずに手前の雪面を斜めに横切るぐらいに見せたら、これはきいたぞ。以前こういう写真で、キジの足跡をワイドでアップしたのを見たことがある。足跡も使い方。もう1回、雪降ってほしいね。左端の黒い三角形は不要だろう。


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■IZUTON

着信:2012.01.05

■元旦の初日の出を見るために、伊勢湾の千代崎海岸へ二輪で行ってきました。今年はあいにくの曇なので見れるかどうか。と、言う具合でしたが。

 

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■1.天まで届け:(千代崎海岸)
 初日の出を見る迄、寒いので砂浜に大きなたき火が準備されていました。 
◆たき火ですか。神社か何かならいざ知らず、単なる海岸だとしたら気がきいたことで。
 左義長なども同じことがいえるが、炎の部分が明るすぎて、白くとんでしまう。これが難しいところ。火力が弱いときには何とかなるがパンチが効かなくなるし。
 ということで、炎の部分に人物を大きく入れて明るさを調節する。どこまでどうするかは、状況を変えながら何回かテストするしかない。人物のエッジの部分がハイライトで輝いたら万々歳だ。要するにそのハイライトが読めるぐらいまで肉迫すること。相手が他人サマではやりにくいことだけど。


 

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■2.海に入りたくないナ:(千代崎海岸)
 寒稽古の人が、寒いので海中に入るのを、 躊躇して停止していました。
◆結果的にこの3枚はすべて同じことになるかな。この寒いのに水に入っての寒稽古。その状況写真としては意味はよく分かる。しかし海に入るのを躊躇している人となると、これはちょっと苦しい。手前の人物がそうらしいが、手をこすり合わせて、泣きそうな顔をして、こんなとこへ入るの・・・?という表情がキャッチできるとよかったが。これも他人相手では難しいね。


 

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■3.一瞬の初日の出:(千代崎海岸)
 本当に一瞬、雲の間から、太陽が顔をだしたので、海苔の養殖場(海苔粗朶:ノリソダ)を入れて撮影しました。
◆これもせっかくの人物がいるのに、横一線に並べてしまった。森川さんのところでも書いたが、長い電車を真横から見るのと同じで、もう一つ力感じられない。2,3人のグループに限定して、それらと太陽を組み合わす。レンズの長さは太陽の明るさによって取捨選択が必要だが、簡単にいえば、太陽を肉眼で直視できる場合は望遠、出来ない場合は広角。とにかく太陽の光で人物のエッジが輝けば力が出る。太陽は毎日あがるわけだから、すすきの穂でも岩でも何かを材料にテストをして練習しておけば来年いざというときに役に立つ。



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■S.T

着信:2012.01.05

■鈴鹿サーキット50年で2012レーシングコース初走行の催しが有り、愚息の動画撮影助手で参加しました。天候はにわか雨 幸い走行時あがるも逆光でした、初体験で普段では入れないパドック側からの写真ですのでとれとれに提出。

 

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■1.スタート(GO)
 鈴鹿サーキット・レーシングコース。辰年のスタートとかけ信号が青になり左側から縦列で走行する。 
◆こんな間近でスタートを見た経験がないから分からないが、迫力があるのだろう。逆光で苦労している感じだが、もう少し明るく調節したらどうだろう。ということで試みにやってみた。調整1。空のニュアンスが出てきてまあこんなとこですか。しかし、当たり前すぎて、ああそうですかというところ。思い切ってパンチを効かせたら・・・、ということで調整2。ボクはこれの方が面白く感じるが。


 

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■2.空席
 同上。メインストレートより見れたフエンス越しの空席の静かなスタンド。
◆何でスタンドに人がいないのかよく分からない。そして、人がいないことがどれほどの価値があることなのかも分からない。これは申し訳ないが、わたしとしては、ああそうですかというしかない。ごめんなさい、こういう場所は素人なもので。


 

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■3.穏やか:鈴鹿川河口
 初日の出は生憎のお天気で予定時刻(07.03)には雲の中。台風12号で出現した中州の周りが輝いていました。
◆穏やかな海面が金色に輝く。台風で新たに出現したという砂州に波が寄せる。それが天井画の龍のようにも見える。その線がオシログラフで見る音声の波形(最近だと地震計のグラフのようといった方がいいのか)のようにも見える。左上からこちら向きの線状の洲もきいている。絵全体が上に片寄って、無理に詰めた感があるのがやや気がかりだが。



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■MO

着信:2012.01.07

 

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■1.河川敷にも朝日:(野洲川)
◆2の下に「朝日も雪も・・・」のコメントがついていた。ひょっとしたら1・2合わせての意味だったのかそしれない。一見、黄葉のように見えるが樹氷に朝日が差し込んで黄色く輝いているのか。問題は中央の黒いかたまり。竹薮かと思われるが、これがバカに目立つ。左端の樹木や、右半分の朝陽で輝いているあたりはピシャッと決まっているのに、何でまん中にどたっと黒いかたまりを持ってきたのか、そこのところが分からない。右と左を一つの画面に収めなければならない必然性も感じられないし。それぞれ別々に絵を作っても十分耐えられるだけのものは持っていたのに。トリミング見本1トリミング見本2。もちろんこれはあくまでトリミングであって、実際にはもっと別の絵になるだろうけれど。

 

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■2.朝日と雪のコラボ:(野洲川)
 朝日も雪も自然界の恵み。平等に降り注いでくれている。新鮮な想いをもたせてもらって撮りましたが・・・。
◆「朝陽と雪」というけれど、雪はどこに見えるのかな。それとも木の幹に見えているところが雪なのか。ちょっとわかりにくい。と書いてもう一度考え直した。この一見黄葉に見えるのが雪で、本来白いそれが朝陽に輝いて黄色く見えているところなのか、と。もし、そうだとするとなかなか珍しい写真だ。1を部分的にアップしたのがこれか。
 何度かスキー場へも行ったが、ちょうどこの時間は朝飯の最中で、カメラを向けたことはなかった。自分で経験しなかったから分からなかっただけなのかも知れない。あの白鳥も朝陽に照らされると黄色に写るからきっとそうだろう。肉眼で見たときどこまで黄色に見えたかは分からないが、面白い写真になった。

 

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■3.迷う足あと:(旭川)
 雪の上に足跡がいくつもありました。狐かウサギか、はたまたどのように移動したのかわからなかったのですが、向こうの森を目指していたのだろうと・・・。
◆これは難しい写真だ。雪原を俯瞰しているのだが、ポイントはそこについた足跡だという。そういわれてよく見ると細い線があみだくじのようについている。そのルートは上からしか見えない。しかし、いまの場所からは細くてわかりにくい。そうかといって望遠でアップすれば、一部しか見えないし。近寄ってワイドでアップしては全体のあみだくじは見えないし。
 これがテレビカメラだと、ワイドで雪原を俯瞰(上の画面)しておいて、ズームで足跡をアップ。その後カメラを動かしてその線を追っていく。別れ際でどちらへ行くかは難しいところだが、いずれにして向こうの森へ続くというストーリーが出来る。単写真ではこのテーマで納得できる仕上げは無理だろう。


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■JIJITKS

着信:2012.01.10

 

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■1.滝壺から
 ご指摘にもかかわらず、また、悪い例としてお取り上げ頂いたのに、岩が最前列にきた「滝壺」です。
◆岩が最前列に来れば、それが必ず悪い例だとは限らない。いまの場合奥の岩など、柱状節理の面白い岩で、それがそれぞれ光を受けて昔の武者の鎧の裾を見るよう。これはこれで絵になっている。問題は全体が暗かったところで、滝の水が露出オーバーになり飛んでしまったのが苦しかった。これはマイナス補正が必要。



 

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■2.遅いな〜
 待ちくたびれた男の子が寒そう。
◆これはつらいぞ。もっともこの場合、撮影者がそばにいるわけで、現実には子供一人というわけではないのだが、それでも寒い中での待ちくたびれた様子が手にとるよう。車が無表情でこの子供との関係が理解できないが、窓から手を出すなり、身体を乗り出すなりしているともっと現実味が出ただろう。そのためにはカメラはもっと子供側へ寄らなければならないが。

 

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■3.睦月月光
 昨夜の月です。ISOの高さと荒れ具合を確かめました。空の青さが意外でした。 。
◆皎々とさえる冬の月。なるほど「睦月月光」、いい題だ。湖面の反映も見事。そして、JIJIさんは空が青く写ったという。なるほどデジタルは暗部に強い、なるほどなー。
 ISOの高さというから、どれぐらいなのかと失礼してプロパティを覗いてみた。ISO3200とあった。たいして荒れていない感じだけど。でも生のデータを拡大してみなければ分からないからと、100%に拡大してみた。荒れはさほど気にならない。意地の悪いことだけどカメラの振れが気になった。こちらの方が問題。対岸の明かりの部分をトリミングした。全体に対するトリミングの部分その結果の画像。ゴメンネ、意地の悪いことをして。しっかりした写真を作るためにはかならず通らなければならない道なので。
 いわゆる一眼レフはスローシャッターに弱い。望遠レンズや、顕微鏡写真などは必ずミラーアップしてといわれた。いまの場合は望遠ではないが、それでもスローシャッターはつらい。まずしっかりした三脚。それと2秒のセルフタイマーを使う。それも細心の注意を払って。メーカーによって仕様が違うと思うが、シャッターを押したときにミラーアップし、2秒後にシャッター切れるのが理想的なんだけど。私のカメラの場合は、シャッターを押してから2秒後にミラーが上がりシャッターが切れる。大なり小なりミラーのショックが残るわけだが、それでもダイレクトでシャッターを押すよりはましなようだ。しかし、ミラーの問題もあとしばらく、ミラー自体がなくなるだろうから。
 ついでにもう一つ。今度は構図の問題。いまのままでは月か湖面かという問題が残る。空も大事だし、湖面の反映も大事という絵になっている。いまの場合、第一義は月だろうから、空を主とした絵を作る。レンズを少し伸ばすと画面下のヨットが全部カットされてしまう。ホンマにやりたいことはヨットを入れて対岸の線を下げることのはず。そのためにはカメラの位置を下げる。人間高い位置から下界を見下ろすと「ワー綺麗」と思う。その風景と写真としてのいい構図とは必ずしも一致しない。湖面近くまで下りた方が写真としての絵が作りやすい。


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■MRT

着信:2012.01.12

■去年の12月23日、神戸のANAクラウンプラザホテル神戸で執り行われたクリスマスダンススクールの時のです。

 

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■1.光の中で
◆会場の全体写真というところ。1組ずつ踊るのか、何組みかが同時に踊るのか、状況が分からないが、とにかく写真としては1組だけ。全体写真としてはちょっと淋しい気がせんでもない。
 まあ立派な体格の女性だと感心してみていたら、その足の影の見事なこと。手前の方にグイーンと伸びてきて・・・イヤー、大和なでしこも立派になって、きょうびボール蹴とばすぐらい朝飯前やからね。これぐらいの足やないと。失礼、足の話ではない、ライトの話や。ということは正面にカメラに向かってライトがあるはずで、人物でそれをうまく隠したといえる。でも、その光がチラッと2人の間から見えたら、またそれがアクセントになったんだが。
 左と下をカットした方がいいだろう。 


 

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■2.女の優しさ
 ドレスの美しさ、柔らかさを感じて・・・。
◆ダンスのシーンを撮って、この部分だけ狙ったとすればかなり勇気がいったはず。トリミングでないとすれば見事。人工光線のなかでこの淡い光もよかった。よくパステル調といわれるが(私は何がパステル調なのかよく分からないので、使い方が間違っているかも知れないが)、そんな感じがする。どこか一箇所にハイライトがあり、それがわずかに流れていたらもっときいただろう。


 

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■3.踊る足
◆これはうまく流れた。止まっている男性の足と動いている女性の足。その靴のハイライトが流れている。これはうまくいった。ドレスにも動きが見らてなかなかいい。左と手前のフロアーが広いので、そこを詰めたいところだが、下手にトリミングすると女性の左足がまん中に来る。でもちょっと詰めた方がいいだろうな。



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■SKI

着信:2012.01.12

 

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■1.里の冬:(大津市伊香立)
 冷え込んだ日の朝、自宅から伊香立までウォーキングした時のショットです。近くには、ハンググライダーの基地があって、いつか飛び立つ姿を入れての撮影が出来ればと思っていました。
 当日も人影が見えたので、ひょっとしたら・・・と期待しましたが、片付けを終えて、近くの事務所兼小屋へ戻られました。残念!。
◆なんや、アカンかったんか。でもSKIさんの写真は詳しい解説付きなので楽しい。
 一目見て、九州かどこかの温泉地かなと思った。左上、山ぎわの煙突にだまされた。たしか伊香立のクリーンセンターの煙だろう。出どころはともかくとして、写真として一つのポイントにはなっている。
 柿の木に続く畝がヨコに走って目立ちすぎるのが気にはなるが、いまの場合はどうしようもないだろう。


 

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■2.雪花:(長浜市)
 鳥越峠から登山の予定だったが、路面が凍って登山口まで行けず、990m登山口まで戻り登山開始。途中から雪道になり、頂上に出た途端、樹氷に囲まれ、感無量でしたが、肉眼で見た印象は写真には出てません。
◆氷の白も綺麗に出ているし、枝に当たる光もいい。空の青も見事。これでも肉眼で見た印象とは違うのかなー。結構エエ線いってると思うが。もう少し広い範囲、とくに下の方を入れて周囲の雰囲気を取り入れた方が、そのときの感動が伝わるのかも知れない。
 以下余談。90m登山口というのはどこのことかとカシミールで調べてみた。鳥越峠の少し下の駐車スペースのことらしい。とすれば、ボクが三上山を撮った場所だ。ここがボクの最遠。これより遠くから撮った人がボクが知る限り2人いる。一人はわいわい仲間の森川さん(横山岳)、と野洲市近江富士のOさん(岐阜県貝月山)、冬場こんなに晴れていたら、その気になって探したら見えるのと違うかな。


 

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■3.眺望:(長浜市)
 金糞岳山頂はピーク感が無く、北面以外は雑木で覆われ展望の少ない山でしたが、遠くには能郷白山も見えて、登らないと見られない大満足の景色でした。頂上で15:00分と遅い時刻だったので、ゆっくりも出来ず、駐車場まで休まず下山した。大きな鈴を鳴らし、「熊が出るお〜、熊が出るぞ〜」と歌いながら・・・。
◆金糞岳山登山の記念としてはがたがた言うことはないのだが、写真としてはしんどかった。手前の草の茎を見ても、近くの山を見ても、影がどこにもない。せっかく登って唯一見えた北の方にカメラを向けた。なんとまんが悪く太陽が完全に背中にあった。ドナイしたらエエの。他の方向は見通しがきかんというし。
 またまた余談。能郷白山は地図で見るだけで、実際に見たことはなかった。ある日、岐阜県の徳山ダムへいった。ダムの向こうに雪をかぶった大きな山が見えた。それが能郷白山だった。


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■m.m

着信:2012.01.12

 

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■1.日の出A
 1月1日、今年は曇り日で、日の出詣での観光船も気のどくでした。
◆ヘー、日の出詣での観光船が出るんですか。天気相手で日にち限定はつらいなー。
 写真としては落ち着いた色調で穏やかな新年というところだが、これといってポイントになるものがなかったのがつらいところ。結果的にはIZUTONさんの3やJIJIさんの3と同じことになった。IZUTONさんのは人物が海岸に横に並び、その大小がなくなってしまった。いまのm.mさんの写真はそれがヨットに変わっただけで、結果的には同じことがいえる。このような、ワイドまたは標準ぐらいのレンズの場合は、とにかく何か近くのものに肉迫する。それをもとにして全体の絵を作る。


 

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■2.日の出B
1月4日。
◆これはレンズを長くして太陽をアップした。当然写る範囲は狭くなって、1で画面に見えていたヨットも画面の外へ出ていった。湖岸に立てばヨットのマストや、沖に繋留されているものなら船体も写るはず。太陽だけではちょっとしんどかった。


 

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■3.日の出C
12,月30日
◆3に較べるとこれは湖面の反映が見られるだけまだ絵になりやすい。しかしそれ以外にこれといったポイントになるものがないため、全体に締まらない絵になった。人間の目は意識したものが大きく見えるし、撮影しているときは太陽がポイントになるような気になるが、仕上がってみるとなかなか思ったようには行かないと言うところだろう。何かポイントになるものを大きく取り入れ、太陽は脇役と考えた方が絵が作りやすい。



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