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■まさーき
着信:2011.11.28
■今年は、うまく紅葉狩りの時間が、持てましたので再投稿します。今回は、東山の真如堂です。 |
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■1.ライトアップ
お堂の裏に日が差し込み、もみじをライトアップしてくれました。逆光気味ですが、もみじの印象は深くなったと思います。
◆ライトアップというと夜間の人工照明を思い浮かべるが、これは太陽によるライトアップということらしい。まあ、早い話がお寺のお堂をバックにした逆光のモミジということで、さして珍しい構図ということではない。葉が輝いてほしいところの空が、白雲だったのが惜しかった。空が青だと、肝心の逆光の葉がもっと輝いたかも知れない。
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■2.お休処
茶店から塔を見上げて、甘酒の小旗に風情があったので、パチリ。通行人を最小限に、アングルを構えました。
◆塔をバックにした紅葉。これも京都ものとしてはよくある風景。「あま酒」の小旗(別の名称があるのかも知れないが)が面白い。私はこういうのを見ると妙なことが気になって・・・。この小旗はどうしてぶら下がっているのか。竹竿があるわけでもなし、紅葉の木にぶら下げてるようでもなし。塔が一見シルエットに見えるが、実際はそうではなくて、拡大してみると結構細部が見える。いい写真である。
画面の最下部に見えるハイライトは帽子の先端かと思うが、この下はどうなっていたのか。人物をもっと見せても面白かったのではないか。あま酒を見せたのだから。どこまで見せるかが難しいところだが。
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■3.燃ゆる秋
木々のキャンバスは、秋色の絵の具で彩られています。(若干コントラストを+補正しました。)
◆いわゆるモミジ一色の観光地構図。両側から木が出てきてまん中でクロスしている。左の木がしっかりしているらしいから、これにウエイトをかけた方が落ち着いたのではないか。結果的には絵が単純になりすぎた。
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■SS
着信:2011.11.30
■撮影場所:1と2は希望ヶ丘、3は花緑公園
紅葉のきれいなのを撮りたいと思いながら、3年目の秋です。
1年目と2年目は、1回目早過ぎて2回目は落葉していた。3年目の今年は3回通ったが、きれいに紅葉しないまま落葉し始めている。 | |
■1.雲をバックに
2回目、まだ紅葉には早いが、雲が面白い。
◆3回目の秋ですか。上のまさーきさんのような状況もあるにはあるらしいが、今年の紅葉はアカンというのがもっぱらの話。ほんと、最高のチャンスというのは、そう簡単にはつかめない。これでまた1年待ちだから根気よく行くしか仕方ない。
「雲が面白い」ということでの撮影らしい。確かに青空より雲の方が面積が広い。ポイントは空だろう。だとしたら、もっと木を小さくしたら。広い空の下、はるか彼方に木が1本という構図。構図的に左右に余裕があるならば、レンズを短くすると、空が広く、木が小さくなる。これがいちばん単純な処理。
左右に障害物があって、これ以上広げられない場合、バックするしかしかたがない。レンズの長さを変えなければ、空は最低いまの範囲は確保される。遠くなる分だけ木が小さくなるはず。レンズを多少操作することもあろうが、多少なりとも木が小さくなればいいのだが。
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■2.紅葉狩り
3回目、緑の葉のまま落葉を始めている。
◆「緑の葉のまま落葉を・・・」というが、見た感じでは紅葉しているように見えるが。それよりも、事情は分からないが、全体のトーンが何となくオーバー気味に感じられる。空もどちらかといえば薄いグレー一色だし、思い切ってハイキーに仕上げたらどうだろう。現場の風景というよりは、それを元にした一つのイメージの表現として。ハイキーいたずらバージョン。
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■3.晩秋のゆりの木
紅葉がだめならと葉っぱの落ちたゆりの木を撮影する。
◆そう、この木の落葉は早い。もうほとんど葉を残していない。晩秋ということで全体のトーンはこれでいいのかとも思うが、木の部分はもう少しコントラストがあった方が力が出るだろう。バックの山の緑は出来るだけそのままに押さえて、木の部分のコントラストを上げてみた。調整見本。このときのトンカーブ。
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■森川邦昭
着信:2011.11.30
■撮影場所: 銅鐸博物やよいの森
■昨年に続き二度目のライトアップに挑戦しました。昨年と同じ会場です。昨年先生からご指摘いただいた課題をテーマーにしました。残念ながら縦床式建物は設置ライトの位置が昨年と違い、撮りたい方向からの柱には影が全くなく再挑戦が出来ず、柱をあきらめて屋根を撮りました。そのほかの二枚は被写体のある場所が池と分かること、落ち葉の過ぎたごちゃごちゃ感に気を付けました。今回初めてレリーズを使いました。
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■1.ライトアップA
ライトで白く飛んだような黄色と黒い池の面になっていました。
従い露出をマイナスに調整して撮影しました。結果として金色と黒のコントラストに仕上がりました。
◆これはスイレンの池だろうか。葉の表面の反射。これをうまく捉えた。とくにコメントがないので何ともいえないが、右上の小さい赤は池に突き出た舞台の欄干だろうか。撮るときに多少意識したかと思うが、大きさそのものが小さく、ちょっとポイントにはなりかねた。
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■2.ライトアップB
屋根の上部と背後の木に当たる光を狙って撮りました。
◆屋根の棟木の部分に突き出た木。神社ではたしか千木といったと思うが、こういう建築の場合何というのか。その角のように突き出た木に当たるライトをポイントにしたらしいが、手前の面が暗くなってしまった。これがライトアップの嫌なところ。自分で照明をコントロールできればいいのだが、それは無理だし。ちょっと気持ちだけが先走ってしまった感じ。
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■3.ライトアップC
昨年はもっと広い範囲の落ち葉を撮りましたが、結果として落ち葉が散らばっているだけのごちゃごちゃとした写真になりました。今回は昨年の作品よりも狭い範囲にして、さらに低い位置からの撮影にしました。
◆昨年どんなことを書いたのか。これはうかつなことを言えないぞと、昨年の作品を確認し直した。なるほど、森川さんがいうように去年はごちゃごちゃして。ウン、確かにそうだ。しかし、去年と今年、絶対的な違いがある。去年は順光、今年は逆光。カメラ位置としては去年より意識して低くした。OK。その結果、葉っぱが大きくなり一つ一つがはっきりした。と考えていくと、ひょっとしたら今年は千載一遇のチャンスだったのではないか。
上の写真のレンズはそう短くはない。むしろ長目。これがしんどかった。これをワイドにし、カメラを落ち葉にさらに近づける。向こうのライトがカメラに入ってくる(ワイドだから当然)。長いと困る(ライトが爆発する・明るい朝陽を望遠で狙うのと一緒)がワイドなら何とかなるだろう。落ち葉の遠近感がライトに収斂する。ゴーストも雰囲気を盛り上げる。その間に人影でもあったら、わー、ベスト5間違いなし・・・だったのに。長蛇を逸す。
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■HN
着信:2011.12.01
■3枚ともに私の近くの田んぼ道を散歩して居る時に見つけた場面です。朝起きると霧が出ていました。霧の中の景色が綺麗でした散歩で見つけていた処に急いで行き撮ったものです。 | |
■1.飛び立ち:(長浜)
琵琶湖に多く白鳥が来ていることを知っていたが、29日になってやっと行ってきました。この場所は長浜港が近くに見えるところでした。白く見えたので寄って見ました。飛び立ちまでしばらく待ちました。その間遠くに泳いで行き飛び立ちましたので小さな白鳥です。お天気が予報と違って曇りの日でした海の色が気になります。
◆長浜の平方町沖。この町名はずーと「へいほう」町だと思っていた。ある日、信号のローマ字を読むと「HIRAKATACHO」とあった。なるほど。その湖岸沖にこの施設がある。長浜市の取水塔だとか。
たしかに、HNさんがいうように、みずうみの色がちょっとさえんなー。しかしそれを除けば、エリといい、取水塔といい、バックは整理されて文句なし。あとは鳥の数。真ん中辺がごちゃごちゃと重なってしまった。相手がやることだから、どないにもならんことで・・・・。
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■2.光を受けて
◆太いモミジの幹に盆栽風の葉っぱが、バランスよく散らばっている。幹に当たる光もいい。バックは何かの影だったのか。暗く沈んで葉っぱを浮き立たせている。落ち着いたいい写真だ。
タイミングを見計らって、幹の右、日が当たっている部分に葉っぱの影が入ると、ポイントになったかも知れない。
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■3.紅葉の庭
兵主神社の庭 27日午後の3時頃紅葉鑑賞には少し遅かった感じがしました。
◆たしか池の中の島に鎮座する社だ。こうして島の頂上部だけを切ってしまうと、社と紅葉の木のバランスが何とも不思議な感じがする。手前のコケは余り魅力がないので、社を半分だけ見せて、モミジを中心にトリミングしたらどうだろう。
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■MEGW
着信:2011.12.01
■今回は紅葉をテーマに投稿します。 | |
■1.日差しを受けて
着物の絵柄を思わせる模様で、木々の合間の一枝を切り取ってみました。
◆モミジ、だとは思うが指の数が多い葉っぱだ。葉のグループが大きく分けて上下2段に分かれるが、下はまず文句なし。問題は上。葉っぱがごちゃごちゃと重なったことと、葉の一部が赤特有の跳ね返りで、飛びかげんになったこと。この2つがしんどかった。
じゃ、下だけで絵を作るかといわれてもどうにも切りようもないし。絵を作る段階で調整しておく以外切りようもないだろう。せっかくのいい材料が惜しかった。
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■2.日差しの影に
柿の葉と思いますが一枚の葉に写る影模様です。
◆1に較べるとほとんど破綻がない。静かな秋の午後を感じさせる。(午後ではないかも知れないが)。大きな葉っぱの枝に当たる光、葉っぱに落ちる影。葉に当たっている光が表からか裏からか、そんなことを考えさせる静かさがいい。
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■3.紅葉簾越しに
紅葉の枝先を簾に見立てて見ました。
◆タイトルを見て、すだれ越しに紅葉を見ているところかと思ったがそうではないらしい。紅葉の部分とお堂の部分が歴然と分かれてしまったのが、絵を単純にした。もっと混沌と混じり合う方が絵になったのではないか。
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■1.湖上小春日和
琵琶湖大橋に向けて、秋の日差しが輝きました。多くの釣り船が小春日和を満喫しています。
◆小春日和。大橋東詰の一部を除いて構図的にも画面の明るさの上でもほとんど平坦である。この際、構図はさておいて、画面の明るさだけを考えてみる。こういう平坦な(言葉は悪いがノペーとした明暗差が少ない風景をオート露出(AUTO、露出優先、シャッター優先など、Mモード以外のすべてのモード)した場合、カメラは全体をネズミ色(白を100とし、黒を0とした場合のちょうど中間の50の明るさという意味)に仕上げるよう努力する。だからこのように全体としてどーんとした重たい色に仕上がってしまう。白い画用紙を画面いっぱいにフレーミングして、オート撮影すると、紙はネズミ色に写る。
上の写真のトーンカーブをとるとこのようになる。画面を見てもらえば分かるが左端が真っ黒、右端が真っ白である。白から黒まで5等分されていて、ヒストグラム(黒い槍ヶ岳のようなグラフ)は上の写真の場合、右から2段目と3段目だけに集中している。カメラは琵琶湖のノペーとした風景をこの明るさだと判断した。
しからばこの結果を受けて、どのように調整すればいいか。画像処理ソフトでこの画面を出すとヒストグラムの下にある3つの三角形(左端、中央、右端)は左右に動く。右端の白い三角形をつまんで動かし、槍ヶ岳の右裾まで移動させる。琵琶湖全体が明るくなって、目で見た感じに近くなる。このとき右端の白三角を移動させた1枠と3分の1は何を意味するか。撮影時に、+1.3ステップの露出補正をしておけば、このような写真になったということである。
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■2.流れ出る秋
夕照庵の庭の流水に秋が流れ出る。
◆これはまあ、何ともまんの悪い。どないするかな、これ。張本人は下中央にでーんと鎮座している白い石。こいつが何とも幅を利かせて、目立って仕方がない。モミジも流れも全部喰ってしまっている。ウソやと思ったら、画面を拡大して目を細めて見てほしい。だんだん画面が見えにくくなるが、こいつ(白い石)だけが残る。よほどイシの強い石だ。
ということで、その石をカットすると、今度は左の石。これはちょっとだけで、まん中の石よりはマシだが、これも何だかんだと物議を醸しそう。それをカットすると、こんどは向こう向きの茶色のカエルのような石。この石は大したことはないのだが、左の「ちょっとだけよ」の石と絡んでくるのでややこしい。こんなこと言い出したら、結局上半分しか残らない。JIJIさんにイチャモンつけている気はさらさらないのだけど。これはまあ、何ともまんの悪い。どないする?、これ。
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yasi3
■3.燃える山
噴火で枯れた樹木が佇立して、加害者たる燃える山を睨む。
◆多分大正池から見た焼岳の頂上部だと思う。白煙を上げている溶岩ドーム?が、ゴリラが左を向いているように見える。JIJIさんは樹木が山をにらむというが、撮影者としてそのような感慨があったとしても、第三者にそれは無理だ。これは単純に風景としてみるしかないと思う。山は山麓から山頂につながっての山だから、山頂部のアップは難しい。やっぱり山麓から全部見せる以外手はないのではないか。
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■MO
着信:2011.12.02
■久々に、京都市の「泉涌寺」にでかけて撮りました。時おり薄日が射す程度の曇り空で、しっとり感はある写真になるなぁ・・・と感じましたが、採光のチャンスはなかなか恵まれず・・・でした。
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■1.優美に燃える:京都市・泉涌寺
空一面に・・・とも思える紅葉のちいさな赤には、淡い恋心を感じ、僅かに見える違う色のグラデーションには、小さい赤を包み込むような、成熟な美を感じました。
◆見事な紅葉だ。まさーきさんの作品を見ても、京都の紅葉はよかったのかな。MOさんは「僅かに見えるグラデーション」というが、画面全体としてはごくわずかで、取り立てていうほどのものではないし、結果的には絵が単純だったか。
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■2.もみじ彩々:京都市・泉涌寺
小さな紅葉の葉っぱは、焼けて縮んでいるものが多かったのですが、太陽の光が
わずかに射している時に撮りました。
赤・黄・緑色のバランスも考えてみました。
◆上に較べて色の変化が豊かである。大きければいいというわけでもないが、少なくともこの場合はその変化が画面に動きを与えている。さらに上に較べて、しっかりした幹も見え、下にはわずかだが、土塀も見える。上に較べて色、方向性その他を含め、いい写真になった。
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■3.もう一つの秋:自宅近くで
晩秋の様子を表しているように感じましたが、それだけに、「ここにも秋はあるよ〜」と、訴えているかのように感じられて撮りました。
◆これはどういう色か。ホワイトバランスを変えたのだろうか。青みがかって一瞬雪の写真かと思った。しかし、よく見ると雪と見えたのは、枝が光っているだけだし、わかりにくい写真になってしまった。
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■1.黄も緋も:野洲川上流 (土山町青瀬橋から下を見る)
以前カメラウォークで歩きました「あいの土山」から野洲川上流を走りました。生憎のシマケで雲の切れ間を待ちましたが光少なく残念でした。
◆土山町の野洲川上流はいいとこだ。青瀬橋付近はその典型的なところ。いまから30年ほど前、せっせと通ったことがある。青土ダムがまだ工事中だった。
さて、この写真は橋から渓流を見下ろしたところだとか。空を映す水面の表情が実にいい。「光少なく残念」とあるが、これはむしろよかったのではないか。これで太陽が照れば、もっとコントラストが強くなり、右側は明るく、左側はますます暗くなる。そして、水面のこの表情は消えてしまったのではないか。
この写真のポイントは左側にある。右を捨てて正方形の絵にしてもいいような気がする。今のままなら、左側をもう少し明るくしたい。調整画面(どれぐらいか分からんぐらいだけど)。些事をいろいろと並べたが、トータルでいえばいい写真だ。川面のいきいきとした表情に尽きる。
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■2.ガイドライン:花緑公園
歩道橋から振り返り稜線がガイドラインにぴったりに驚いての撮影。
◆「稜線がガイドラインにぴったり」が何を意味しているのか、よく分からない。前後関係から、ファインダー内の話らしいが、縦横2本ずつの線で画面を9分轄していることの意味だろうか。対角線上の2点が山の稜線と一致したということだろうか。
実はこの稜線、ここまで素直に伸びて見える場所はあまりない。琵琶湖側からはまず見えない。わずかに近江八幡の県道2号のカントリーあたりから見えるだけ。あとは妙光寺山などの前山が邪魔をする。これはその斜面を琵琶湖と反対側から見ていることになる。貴重な線だ。
そういう意味では、記録としての面白さは感じるが、絵としてみた場合はどうかな。ちょっとビックリするだけだろう。
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■3.自慢話:花緑公園
カメラ散歩の終盤にフランス製シトロエンのツアーか自慢の車談義でしょうか。中央黄色2台は2桁ナンバーこれ値打ち。その他は3ケタで登録です。
◆まあ、世の中ゼニのかかる趣味もあるものでして。私もこのときそばにいたのだが、まあ見事なものでした。わざわざ中を見せるためにボンネットを開けてるのかな。
「自慢話」ということで、オッチャンたちをアップするためには、レンズを長くしなければならない。いまの位置からアップすると車は2,3台しか写らない。もっと右によって、ヘッドライトが一列に見えるぐらいの位置からオッチャンたちを狙うと面白かった。しかし、こういう写真は相手があることで、なめまわすようにアングルを探すことは気が引ける。結局は差し障りのないところから適当にということになる。しかたないことやね。
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■MRT
着信:2011.12.10
11月の雨がよく降った日、琵琶湖文化公園の紅葉です。
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■1.雨の紅葉A
◆強い雨が降っていることはわかる。この雨の中、紅葉にカメラを向けた根性に敬意を表する。と書いて、ふと考えた。これだけ強い雨だと逆にカメラを向けたくなるか、と。
雨をとる方法。出来るだけ暗いバックを選ぶ。そこでさらに雨粒が光る方向を探る。これは木の葉っぱ何度に付着した水滴が見る角度によって光ったり光らなかったりするのと同じ。どちらかから強い光があればいいのだが、それがない場合は苦しい。雨の日などは光は上から来る場合が多いから、カメラはどうしても上向きになるだろう。この雨の中では場所が限られるから、無理な注文か。
みんながカメラをしまい込む状況で、あえてそれに挑戦した気迫をかってBEST5に+1。
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■2.雨の紅葉B
◆木肌が濡れて光る状況が生々しい。バックが建物の屋根らしい。空の明るさを反射している。1の場合、こういうひかりを使って雨滴を光らす手はあるのだろうが、いまの場合はちょっと強すぎた。モミジの葉っぱ1枚1枚に水滴がたれて雨の状況はよく分かるが、絵としては肝心の中心部がごちゃごちゃしすぎたか。
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■3.雨の紅葉C
◆これは逆に画面は整理されたが、光が乏しかったか。乏しいなら乏しいなりにコントラストがしっかりしていたら、何とかなるがこの場合はコントラストそのものが乏しかった。
逆にそれによって絵画的な表現になったとも言えるが、もしそれを狙うとすれば、黒い幹の根元を思い切って強く出せばよかっただろう。
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