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も ど る |
■S.T
着信:2011.10.30
■野洲川48号の橋を探し行きました。電線電柱おかまいなしの早朝写真です。 | |
■1.朝焼
野洲川 R48 橋下付近
◆野洲川新庄大橋。晩秋から初冬にかけて川霧の名所だが、去年だったか、河床の樹木が伐採された。これが霧の発生にどう影響するか。
レンズを広げたり長くしたり、いろんな絵が作れるところ。いまの場合はワイドで狙った。ということは、横に広がっている朝靄が狙いだったと考えられるわけだが、長い編成の列車を真横から狙ったのと同じで、力は弱くなる。朝焼けということで色づいた空がねらい目だったのかも知れない、これももう一つ力が弱かった。
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■2.日の出
野洲川 R48 橋下付近
◆「日の出」とするには太陽の力が弱かった。直径にして4分の1か、3分の1ぐらい顔を出したところだが、絵全体としては注意して見直さないと存在感が伝わってこない。タイミングがちょっと狂ったか。これで撮影を止めることはないはずで、このあとの状況も残ってるはずだが、あえてこれを持ち出したのには何か意味があるのだろうか。
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tuda3
■3.薄
野洲川 R48 下中州。
◆河原でのススキと太陽。太陽がほとんど顔を出したところらしい。レンズの長さは中ぐらい。モヤがかかっているらしく、太陽を直接画面に入れてもほとんど問題なしの状況になっている。
それはいいとして、太陽の左にある樹木。これは意識して入れたのだろうが、この場合必要だったかどうか。これははずして、すすきの穂を直接太陽とかぶせた方が力が強くなっただろう。太陽が爆発しない範囲でレンズの長さとすすきのかぶせ方とを調整し、レンズを長くする方が効果が上がるだろう。
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も ど る |
■森川邦昭
着信:2011.11.14
■野洲市内
■11月4日は濃い霧の朝を迎えました。畑と道路がありいつも通る場所を選び特に人物を入れて絵をつくることを考えました。人物は動くので、またタイミング狙いから三脚なしで撮影しましたが、ISO感度を上げないとシャッターが下りず、ノイズが相当でました。 霧が濃くて暗い場所で三脚を使わない場合はISO感度を上げるのは一つの方法でしょうか。
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■1.霧の朝A
◆森川さんは「霧が濃くて暗い場所」でシャッターが下りなかったという。どれぐらい暗かったのか事情がよく分からないが、常識的な初冬の霧の深い日を想定してみると、シャッターが下りない条件には2つあると思う。
1つは霧が深い日。これはオートフォーカスには基本的に苦しい条件だろう。「ISO感度を上げないとシャッターが下りず」ということは、ISO感度を上げたらシャッターが下りたということだろうが、それが本当にそうなのか。そのとき(感度を上げたとき)たまたま何かしっかりした対象物にカメラが向いたがためにピントがあったではないか。
2つ目は、暗い日。霧の日は確かに晴天よりは暗いだろうが、露出計で測ってみると決してべらぼうに暗いということはない。霧の写真はカメラが暗く仕上げるから、暗いと思いこんでいるのではないか。ホンマに暗いのなら確かにオートフォーカスはきき難い(つぎのSKIさんは夜明けの暗さで難儀をしたらしいが)。しかし、ISOを上げて絶対的な暗さが明るくなるわけではないので、ISO感度を上げて、ピントが合いやすくなったということはちょっと解せない。とにかくこの件に関しては「霧の日」と「暗い日」を分けて考えないといけないだろう。
写真としては、後に鉄塔があって、人物が右を向いていて、前をあけてすべてがセオリー道理だが、その結果人物が画面のまん中に来たのがちょっとね・・・。少し明るく補正をした方が見やすくなるだろう。
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■2.霧の朝B
◆これも絵としては結果的にAと同じこと(人物はまん中)になった。ピント合わせのことがあって、とっさの操作は難しいが。
AとBを比較すると、霧の部分の明るさが違う。これは霧の濃さが変わったわけではなくて、露出が変わったものだろう。Aは霧の面積が多くて、Bは畑の面積が多い。霧より畑の方が暗いから、カメラは露出を多くかけようとする(同じ絞り値なら、Bのほうがシャッターが遅い)。結局Aをプラス補正したのと同じ効果が出ていることになる。
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■3.霧の朝C
◆これは道路の「∨」字型を意識したものだろう。そこへバイクが通り過ぎた。よしこれだ。レンズを広角へ。「∨」字を大きく遠近感をつけるには正解。そこまではセオリーどおりだが、そこからが問題。当たり前だけど霧は近くでは霧に見えない。バイクが霧に入るのを待っていたら、遠くへ行ってしまったということではないか。だから「∨」字とバイクを一緒にして霧でまとめることは無理だった。バイクのテールライトを霧の中へ持っていくには、どうしても望遠でなければ無理だ。たとえばいまの場合トリミングして望遠化しても、これでもまだテールライトは霧の中へは入っていない。
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も ど る |
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■1.朝霧の中へ:(高島市朽木)。
福井県と滋賀県の境の分水嶺の山。登山道は、高島トレイルとして整備されつつある、ブナ林がとても美しい山でした。当日は、小雨/曇りの空模様で、もやが立ち込めていて、幻想的な雰囲気でした。
◆霧が立ちこめた尾根道を行く登山者。散り落ちた葉っぱがカサコソとなる。エエねえ。露出も適正。霧の中の明るさもうまく出た。あとは最後の難関、どういう絵にまとめるか。山のスナップ写真はこれがいちばん難しい。息が切れてカメラは止まらないし、相手は動くし。ゆっくり構図を考えているヒマはない。もっとも考え出すと逆にぎこちなくなってまた難しい。
この絵を見て気になるのが、左の2本に対する右の2本。いちばん右端はさておくとして、右から2本目、これが結構きつく、左の2本と門構えを作っている。広がりをふさいでいるのかな。思い切って右をカットしてみた。人物がまん中に来るがこの場合は目をつぶろう。
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■2.朝焼け:(高島市 ビラデスト今津)
雄琴デジカメ同好会のメンバーで、「竹生島と朝日」の撮影に出かけました。ビラデスト今津に5:20分到着、6:09分撮影の写真です。撮影始めは、AFではシャッターが下りず、マニュアルにしたり、AFにしたりと、四苦八苦の撮影でした。
◆40分の時間待ちはきついなー。お疲れさんでした。
人間、意識してみたものは大きく見える。このときの朝は驚くほど大きく見えたはず。こんなんどう撮ったらエエの?・・・というているうちに太陽は昇ってくるし・・・。それがまた速いんだわ。「AFではシャッターが下りず」でまた大騒ぎ。これはカメラメーカーの怠慢。「無限遠」というボタンを一つつけてくれたらいいんだけど。暗い場所でのオート撮影は事前にカメラ操作の練習が必要。
ということで、とにもかくにも写った。手前に木か、人物か、山なら標識か、何かそんなものが空へぐんと出ていたら雰囲気が出ただろう。
こういう場面に出くわすと、ちょっとでも前へ出ようとする。そこでちょっと切り替えてバック(後退)してみる。意外といい材料が転がっていたりする。
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■3.白そば畑:(高島市今津)
朝日撮影を終了して、ビラデスト今津から下りて来た所に、そば畑が広がっていました。小さい花の群生を撮るのは、難しいです。奥行きを出す為に、広角にしてカメラの高さに気を遣いました。
◆「奥行きを出す為に広角にして」、間違ってはいない。コスモス畑にして、ソバ畑にしても、ワーと広がるだけで終わってしまう。見たときのあの美しさは感じられない。一つには動いている風景と止まっている風景の差だと思う。走っている車から見るとなんと綺麗なと思う。さて撮影という段になるとどないしようもなくなる。これがTVカメラだとまた変わってくる。引いたり広げたり、ゆっくりパンしたり・・・。
しかしそんなことでぼやいていても仕方がない。われわれの写真は止まっていてなんぼやから。結論は上の太陽と一緒。手前にナニかもってっくる。それしかない。ビラデストから下りてきたところ。下り切って道がまっすぐ日置前のカントリーの方へ向かう。その道のもう1本左(湖西道路側)だったと思う。その道端にしゃれた地蔵さん(撮影:八田)がある。写真は田植えのあとだが、ソバ畑になることもある。よろしいでー。
同じ地蔵さんをもう一枚。奥にT字路の標識があり電柱が4本並んでいる。この道を左へいけばカントリー、右が集落・酒波神社の前を経てビラデストへ。広い場所ではないから、しらみつぶしに走れば間違いなく見つかる。もっともソバか地蔵さんかどっちやねという悩みは生じるが。
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も ど る |
■HN
着信:2011.11.15
■3枚ともに私の近くの田んぼ道を散歩して居る時に見つけた場面です。朝起きると霧が出ていました。霧の中の景色が綺麗でした散歩で見つけていた処に急いで行き撮ったものです。 | |
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■1.朝の菊畑A
霧が上がりかけた時に見た菊栽培の田んぼで向こうにカントリーの白い建物と山が浮かんでいるように。菊の花と一緒に見るとまた感じが違う綺麗さを感じました。
◆ほんまやなー。屋外で菊人形を見る気分になる。遠くのカントリーの建物が、ヨーロッパの古城を思わせて、何となく日本離れした風景に見えてくるから面白い。とにかく稲やムギの時期とは全然違う。
写真としては右側のまっすぐ伸びている花の咲いていない畝、これが若干気になる。ちょっとカットした方が落ち着くかな。これでカントリーも少し右へ寄って、バランスがよくなる。トリミング見本。
だいぶ悩んだが、対象物の珍しさと雰囲気の明るさもあってBEST5に。
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■2.朝の菊畑B
◆レンズをさらに短くしたようにも感じるが、遠くのカントリーの大きさが変わらないから、レンズはそのままかも知れない。いずれにしてもぐんと花に寄った。それによって広角効果がさらに上がった。これは間違いないが、出来た写真としてはどうかというと、ちょっとやりすぎたかというところ。写真としては1の斜めのオーソドックスな方が落ち着いて見られる。
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■3.霧の朝
霧の上がる前、太陽の光が差しかけた時のものです。
◆霧が上がりだし、明るくなってきた。太陽の光が強くなり、遠くのモヤが輝きだしている。早くも農作業に来た軽トラが十字路に止まった。道に伸びる長い影が晩秋の朝を思わす。モヤの中に建つ電柱の影もこの場合は雰囲気を強めている。いい写真だ。
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も ど る |
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■1.光さす:(野洲)
晴れたり曇ったりの日に、ある一瞬、光がさし、美しい光景がみられ、消えない事を願いながらシャッターを押しました。
◆冬場の日中によく見られる光景だ。ワイドレンズを使って手前に光を受けたすすきの穂を入れたのが成功した。可能なら穂を左端まで寄せて、さらに近づいて、穂を雲の中へ入れたらよかった。穂は輝いているし、黒い雲をバックにもっときいただろう。ススキに絡んでいる青いゴーストはこの場合は、太陽光を表現している。
多分偶然だと思うが、太陽から左下45度の方向に、コンパスで円を描いたようなクモの光が見える。これが効果的。要するにもう1歩、ススキに肉迫すればうんとよくなった。
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■2.あたたかい陽射し:(野洲)
朝の光に照らされた木は葉っぱを通して、あたたかい気持ちを伝えてくれました。
◆紅葉したさくらの葉っぱ。細い枝に光るハイライトがいい。水平方向の枝が、斜めの枝を横切って、邪魔をしているのが惜しい。枝が重なるのは仕方ないが、それが水平方向だったのがちょっとつらい。建造物がないのだから、カメラを傾けて水平から逃げる手もある。
左下の赤のバックが結構うるさい。枝の重なり、水平云々より、これが致命傷になりかねない。
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■3.里の秋:(野洲)
働き手の主の後姿がそのままに伝わって来ました。
◆「働き手の後ろ姿」というが、それがわかりにくい。手前のワラを大きくして遠近感を出したのは決して悪くはないが、もしコメントの通りの表現を考えたとすれば、レンズの選択の失敗だった。
左上の傾いた小屋。実際に傾いているのか、ワイドレンズによるものか、どちらとも判断しかねるが、(初めから多少傾いていたものが、ワイドレンズでさらに増幅されたのだろう)、これはカットした方がいいだろう。
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も ど る |
■MEGW
着信:2011.06.17
■久しぶりのかざみ公園からの3景です。雨も上がり久しぶりの晴れ間に激写しました。 | |
■1.朝陽A
空景色と日の出の時をとらえてみました。
◆デジタルになってから、「日の出」は難しくなった。太陽と回りの明暗差が、かつてのフィルムより強くなったように感じる。フィルではこの場合の湖面などはもう少し明るく写ったし、よほどのことがない限り雲もこのように黒くなることはなかった。
しかし、現実はデジタルになってしまったのだし、それにつき合うしかない。ということで、その日の空気の状態。透明度が高いか低いか。単純にいって、透明度の高いときはワイド、低いときは望遠。この日の透明度は高かったようだ。比較的短いレンズで、その選択は間違ってはいなかった。でも結果としてコントラストが高くなった。写真というものは見たとおりに写らなければならないというものではないが、この場合はやはり暗い。(太陽は明るく、湖面は暗い。コントラストが強い)。こうなれば仕上げの段階で処理する以外に手はない。画像処理見本。上の大きな雲の下面、朱色の反映などのニュアンスも出てくる。
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■2.朝陽B
木々に葉が多く重たく感じますが、強い光線を枝でコントロールしてみました。
◆明るさの点ではAに較べてうまくいった。手前に暗い部分が多いのと、木で太陽をカバーしたのが成功、カメラがそれを読んだためだろう。それはいいのだが、左右に大きな木を持ってきたのはうるさかった。
右下ギリギリにハイライトがある。公園のベンチのテーブルかと思うが、これをしっかり入れて、左の木とあずま屋はカットする。いずれにしてもテーブル面の反映はうまく使うと面白いぞ。
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■3.朝陽C
朝日は上がりまぶしいが東屋を撮りこんでみました。
◆太陽が上がってまぶしくなった。山の大きさから考えて、レンズは若干長くなったようだ。この難しい状況で、何故レンズを長くしたのか分からないが、結果として、太陽が爆発した感じで、コントラストも強くなり、絵としてはシンドくなった。こういう場合は木の葉などで太陽を隠して、光をコントロールしたい。
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も ど る |
■m.m
着信:2011.06.27
■朝焼けがきれいでしたので写しました。3枚とも同じ方向で写しています。これから、太陽はもうすこし右えきますが一カ月余は同じ位置です。限られた範囲の風景なのに、いまだにとつさに構図がでてきません。 | |
■1.暮秋の日の出A
◆上空は黒い雲に覆われて、東の方だけ明るい。ドラマチックな光だ。この場合はこれ以外手の打ちようがない。といって、これでどうだといわれると何とも物足りない。やっぱり木か、杭か、湖岸に止められているボートか、湖岸を散歩する人か、何かがいる。
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■2.暮秋の日の出B
◆まん中に見える天女の羽衣のような雲がポイントらしい。もしそうだとすると、レンズを伸ばしてそれをポイントに絵を作り直したいところだが、レンズを伸ばすと、太陽が爆発するおそれがある。そこのところが難しいところ。結局、これも事後処理ということになる。天女雲を中心に絵を作り直して、明るさの調整。
これにプラスして撮影時に、何か小物が取り込まれていたら、いい写真になっていた。
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■3.暮秋の日の出C
◆横一線に輝く雲。下からわき上がる雲。飛行機からの写真を見るようだ。が、絵が正直すぎた。まん中に水平に入ってしまった。これを傾けると妙なことになるから、水平はそれでいいのだが、問題は上下対称軸に雲が来た。これは上か下か、周辺の状況で変わるかと思うが、いずれにしてもまん中はしんどかった。
この雲に太陽が絡めばよかっただろうな。
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も ど る |
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■1.鴨の創造
湖面の漣に挑戦して、自分の遊泳跡を創る。 ◆題名がこっていて、何のことかと思ったが、要するにカモの遊泳跡と対岸の風物の反映との組み合わせ。極度に色彩を押さえて、モノクローム風に押さえたところが狙いか。
絵全体を見るとちょっと正直すぎた感がある。航跡の左側は波があいまいになっているから、そのあたりをカットすれば右側が浮き立ったのではないか。トリミング見本。
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■2.高原の冬支度
落葉松林が始めた冬支度。夏には見えなかったものが姿を現す。
◆落葉松紅葉の大風景。これだけの面積が落葉松一色、初めて見た気がする。
これは自然林だろうか。長野県などでは戦後植林されたと聞くが、もし植林されたものなら、その努力たるや・・・。
で、夏には見えなかったものが見えるというが、その間の事情は画面を見るだけでは分からない。もう少し解説がほしいところ。写真としては風景が大きすぎてお手上げというところ。光線がはっきりしてしっかり輝いていたらもっと感動的な風景となっただろう。出来れば近景がほしい。
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■3.城塞から
櫓窓から鉄砲の代わりにカメラを突きだした。
◆ヤグラの窓からというが、左右の柱などは楼門を思わず。簡単に撮っているように見えるがどうしてどうして。左右対称、柱を上下平行に、上の屋根裏を大きく、下の何というのか、窓なら敷居に当たるところ、これをわずかに見せた。全部計算してのものだろう。カメラポジション決定にもかなり時間がかかったはず。屋根裏の下部左端の出っ張りがなければ完全だった。窓の外の風景は俯瞰しているように見える。とすればカメラは下を向いているはずで、柱の上下平行と矛盾する。これ以上の詮索は無理だ。
外の風景にしっかりした光があって、その反映が柱にまで至っていたら、文句なしの作品になった。ある展覧会で、ミホミュージアムのトンネル内部が緑に反映しているのを見た。新緑の光がトンネル内部にまで入ってきて映ったものだという。かなり迷ったが、意欲作ということでBEST5。
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も ど る |
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■1.あなたもいかが?:(北海道コスモス畑)
カメラを向けたとたんに、蝶々がこちらを向いて、話しかけているように思いました。白いコスモスの花芯がもう少しこちらを向いてくれていると良かったのですが、動くと蝶々が飛んでいきそうで・・・。
◆たしかにMOさんがいうように、花がもうちょっとこちらを向いているとよかった。このままだと巨大なチョウがパラボラアンテナに止まっているようで。もうちょっと左へ寄れなかったかな。そうかチョウが逃げるか。
ピントが足の部分などに、かなりきっちり来ている。羽の先が少しぶれているのもいい。フレーミングが随分しっかりしている。トリミングをしたのだろうか。これはこれでいいのだが、どこかに少し余裕があってもよかったか。
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■2.夕陽眺むる:(北海道)
右手前に母と子が寄り添って、夕陽を眺めている光景です。後姿が、少し小さくなり残念でしたが、親子の温かい情を感じた一枚です。
◆「母と子が寄り添って」ということだが、どこにいるのかよく分からない。
船の上のオットセイのような三角形がそれなのか。MOさんは「親子の温かい情」と思い入れが強い。人間は気持ちがそこへ行くと、それが大きく見える。地平線近くの月や太陽は驚くほど大きく見える。しかしカメラで撮るとちっとも大きくない。これと同じことで、この場合もMOさんにはこの親子が大きく見えたのだろう。しかし、第三者の私には、どこに親子がいるの?というぐらいにしか感じられない。
親子は別にして、単なる夕日の写真としてみるならば、全体をもう少し明るく調節した方がよいだろう。
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■3.紅葉の妙:(玉桂寺)
細くても巧みな枝の伸びに生命を感じ、また色彩の豊かさが、秋を満喫させてくれました。空の白い雲に目が行くので、この場合はなかった方が良かったのかと・・・。
◆いや、逆だろうな。右の幹や葉っぱがごちゃごちゃして騒がしい。むしろ左上に魅力を感じる。ということでせっかくの青空に白雲だから、これはありがたくいただいて、左上で絵を作った方が見応えがあるものになっただろう。今の絵でトリミングはしてみたが、撮影時に少しカメラを動かせば、雲はこのあたりで自由に動いただろうから、葉の隙間で動かしながら絵を作る。
結局これも上の親子と同じで、右の幹にこだわってしまったのか。
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も ど る |
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■1.魚釣る人
高雄の菖蒲谷池です。フライフィッシングする釣り人が、マスをねらってましたが全く釣れませんでした。お天気がいいと、もみじは映えてきれいですが、桟橋の反射がきつくて飛んでしまいました。
◆これは確かに、まさーきさんの自己評価のとおりかな。上半分のモミジは綺麗だが、下半分がね・・・というところ。右下の空間へ釣り人を持ってきたために桟橋が長くなった。それが白く飛んでしまったから、余計に目立つ。水の色も含めて、下半分の組み立て直しというところか。
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■2.錦
京都高雄の神護寺です。赤、青、黄色、境内のもみじは、まさに見ごろでした観光客がたくさんで、カメラは上向きになりがちです。
◆今年の紅葉は、葉が縮れて今ひとつだともっぱらの話題だが、これは綺麗に色づいた。もうちょっと太い幹をアクセントに入れると文句なしというところ。葉の綺麗さは文句なし。天気もよくていい写真になった。モミジの写真としては一般的な作品だが、今年のモミジ事情ならびに今回の皆さんの作品事情を勘案してBEST5に。ゴメンネ、但し書きが多くて。
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■3.瀬田夕景色
瀬田漕艇場の暮れ方です。刻々と移り行く光線の中、水面にボートのシルエットが綺麗でした。もう少し、雲に表情があったら良かったと思います。
◆現場で実際に動くシルエットを見ていると、もっと大きく感じたはず。でも写真にするとこんなに小さかったかなという感じではないか。この場合は雲よりも水面だから、上の段の雲はカットする。それで少しでもボートが大きくなる。トリミング見本。レンズがいうことをきけば、撮影時にもう少し伸ばしておきたい。
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も ど る |
■marimari
着信:2011.11.26
■今年の紅葉は遅くて色鮮やかさにも欠ける気がしますが、昨日西教寺辺りで明るい日差しを頼みに「光と影」を意識しながら望遠レンズのみの撮影を試みました。
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■1.風のファンタジー
時折吹く風に木々の枝が揺れるので連写してみた中の一枚です。周囲の木の緑が思いがけないぼやけ方でもみじを包んでいる様に撮れていて、その部分を多く入れてトリミングしたものです。
◆marimariさんとm.mさん、西大津の両mさんコンビ、最近、とみに挑戦的になり、写真が若くなってきた。これなどちょっとした抽象写真、揺れる枝を連写した1枚だとか。当方逃げ出したくなる心境。さあ、これにどうコメントしたものやら。マイッタ。
モミジの葉っぱとバックのボケ。あと少しカメラが下がっていたら、面白い写真になっていた。バックに明暗があり、いまの場合はバックが明るくなってしまった。上3分の1ぐらいの暗い部分に重なっていたら手強かったぞ。今のままでは残念ながらバックがやかましすぎた。
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■2.光のファンタジー
瓦屋根に秋の陽が当たって面白いストライプ。残念ながら前面に入れたい肝心のもみじは葉っぱが美しくなく、思い切って屋根に焦点を当てて撮ってみた結果で、自分では意外性が面白く感じています。
◆これはこれで正解。この強いラインに勝てるモミジの葉っぱはない。なんぼ綺麗なモミジでもこのストライプには勝てない。
まさに意外性。上の葉っぱの多いところに光がなく、まばらになったあたりから光がはっきりした。これも幸い。とっさに切り替えた思い切りの勝ち。
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■3.水のファンタジー
日吉大社大宮川の流れの中に落ち葉を目に留めてカメラを向けました。陽射しの中で変化のある流れと色が溶け合って、秋の雰囲気が出たように思うのですが?
◆水の透明感、落ち葉の色、一つ一つを拾えば捨てがたいが、全体として葉っぱがはっきりせず策におぼれた感じ。2,3枚葉っぱを流し、(待ってても誰も流してくれない、自分で流すんですぞ、昔やったササ舟の調子で)、流れに沿ってそれをぶらせたら・・・・。自分が流して、誰にシャッターを押してもらうの?。それもそうやな。
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