|
も ど る |
■HN
着信:2011.07.31
■場所:草津烏丸半島
熱気球の搭乗体験が7月22日から31日まで朝のうち行はれましたので、昨年同様ハスの花の撮影を兼ねて、5時出発で早くから見学に行きました。今回は実際に搭乗をしているところまで、見てみたいと傍まで行きました。ところが撮りたい構図は、逆光なので中々うまくは撮れませんでしたが何とかそれらしく撮れた分です。うすく曇っていたので何とか行った様に思います。
| |
■1.早朝の烏丸半島A
◆HNさんの去年の写真はハス池の反対側、湖岸道路から遠景をアップした構図だった。遠くからでは気球の高度感が出ず、ちょっと上がっただけの感じで、「近くまで行って搭乗者の表情がアップできたら」とコメントをつけた。今回はそれを受けての写真である。
「撮りたい構図」はやはり風車をバックにしたものだろう。ということで逆光になる。難しいものだ。「うすく曇っていたので何とか行った」とは、太陽が明るかったら、気球がもっと黒くなって難しかったということだろう。と考えてみると、なんとまあ写真とは面倒くさいものよと思う。なかなか思うようにはいかない。乗っている人の表情なんて、頭で考えるだけで、実際には無理な話だ。主催者も意地の悪い場所でやるものだ。
いずれにして朝早くからお疲れさんでした。
|
■2.早朝の烏丸半島B
◆気球でも、凧でも、飛行機でも、さらには太陽や月でも、よろず空間中にあるものは、なんとも度し難い。地上の風物と合わそうとすると小さくなってしまうし、望遠でアップすると地上のものが入らないし。これなどはまだ高くないからかろうじて地上のものと組み合わさったが・・・。いまの場合はそれに光の関係が絡むから難しい。
写真としては気球の一部をカットしたのは正解だった。場合によってはもっと部分的にアップする必要もあるだろう。天気に左右されるから大変だ。
|
■3.朝の湖面
◆白鷺がきっちり撮れている。しかし、HNさんとしてはその向こうのぶれたカモ?の方が大事だろう。意識して狙ったのか、シャッターを切ったときに偶然入って来たのか、どちらか分からないが、こちらの獲物の方が大きかった、そんな思いだろう。プロパティを読むとシャッターは1/125秒だとなっている。それでこれだけぶれるのだから、かなりの速さで飛んだのだろう。それもカメラの向きに対して直角方向の飛行。入っただけで奇跡だ。上半分の空きが広すぎた。
|
|
も ど る |
|
■1.支笏湖の朝
強風で沖に白波も出て、釣り舟は一斉に帰投し始めた。大地に向かって雲が伸びる。
◆左下の波の様子を見ると、船の上からのようにも見えるし、右の方を見ると岸に寄せる波のようにも見える。とにかく不安定な天気だったのだろう。この写真のポイントは画面中央付近から左上向きに伸びてくる雲。これを如何に的確に捉えるかだ。湖と山の組み合わせと雲をどうマッチさせるか。右の山も入れたいし、雲も入れたい。結果的には二兎を追ってしまった感じ。支笏湖という名前も気になるしで空に対して湖面が広くなってしまった。
画面左外が分からないが、この絵だけで判断すれば、右の山をカットすると雲が生きてくる。トリミング見本。
|
■2.知床五湖一の湖
知床半島の奥に向かう途上、知床五湖の入口に位置する湖を訪う。蝦夷鹿が草をはむ中、真新しい木道を進むと一の湖があった。更に奥へと木道は建設中。
◆支笏湖、知床五湖。観光客は名前に負けてしまうのかな。江戸以前の歌枕、たとえば田子の浦という名前を聞くだけで、もうりっぱな風景を見たつもりになってしまう。
北海道の地名もわれわれからすると結局は歌枕。名前だけで風景をイメージし、現実にそれが目の前に現れると感激する。
この写真でいえば、先入観なしで見ると、何処に湖があるのか分からない。曇り空を反射して白く飛んでしまう湖よりはいいのだろうけれど。観光地で大切なことは、名前抜きで風景を組み立てることだろう。
|
■3.落日明石大橋
関空着陸体制時に撮ったが、このタイミングでの電子機器の使用は禁止かナ?
◆これも結局は名前かな。タイトルに明石大橋とあるから、どこに?と探すと、確かに写ってはいる。しかしこれを引き合いに出すのは無理だ。 飛行機の上からあれが明石大橋だと、目を凝らす。人間の目は意識したものが大きく見える。”もっと大きく見えたんだけどなー”という思いはないだろうか。
この画面でいえば、遠くの明石大橋よりは、太陽の上の2つのゴーストの方がよほど力が強い。
|
|
も ど る |
■HND
着信:2011.08.04
■久しぶりに山の写真を撮りに「新穂高」まで遠出をしました。でも折角の天気が下界と異なり、思うようなj写真が撮れませんでした。 | |
■1.焼岳をみる
雲の合間から幾重もの稜線の向こうに焼岳が見えたのでシャッターを切りました。
◆西穂高から焼岳を見たところらしい。かなり大きく見える。レンズを伸ばしたのだろう。カスミがかかってるらしく、せっかくの山肌がぼてっとしてしまったのがしんどかった。
山の写真は朝。夕方は天気が不安定になりやすく、結局朝ということになる。とにかく日中はしんどい。
|
■2.雲
山頂の公園から山を眺めていましたが結局山の上の雲は取れませんでした。
◆雲が低い感じで、光もはっきりしない。いわゆる旅写真は天気は時の運ということになる。せっかくの広い風景の中で、かなり狭い範囲に狙いをつけている。何か意図があってのことだとは思うが、狙いがよく分からない。
|
■3.ハクサンイチゲ
低地では見られない高山植物の「ハクサンイチゲ」が咲いていました。その並びをカメラの位置を低くして、横から遠くをぼかして撮ってみました。
◆白いチョウが乱舞しているように見える。丸く水平に広がる花を横から狙ったのが斬新だった。花の並びも波打っているようでリズム感もある。バックもうまくぼけていい写真になった。
|
|
も ど る |
■森川邦昭
着信:2011.08.04
■撮影場所:野洲市内
■夏祭りの雰囲気を追いました。あのような混雑した被写体は経験がなく、撮った写真のほとんどの背景が落ち着かない状態になりました。従い選んだ作品は狭い範囲の人物主体の作品となりました。人物の正面からの作品にはためらいを感じましたので後方から撮影の作品を選びました。
| |
■1.夏祭りの日A
◆可愛い坊や(だと思うが?)がロープを持ち上げてカーリング娘を見ているところ。そのカーリングねーちゃんがまるまると太って健康そのもの。写真としては、もうちょっと右によって、カーリングの漬け物石をしっかり見せたかったことと、バックに写ったお化けのような影を生かしたかった。
作り物のライトが、せっかくだからブルーのセロハンを当てておくと、影が青く出て、まだしも冬のイメージが出たのだが。これは作り物制作者の話し。
|
■2.夏祭りの日B
◆混雑の中で2人の子供をうまくまとめた。オレンジ色の光が祭の郷愁を誘う。後のお母ちゃんかな、お婆ちゃんかな、顔は隠れているけれども存在感抜群。楽しいひとときだ。
左の女性の背中の処理に難儀したなという想いが伝わってくる。出せば邪魔だし、切れば前が狭くなるし。風船のひもギリギリまで切ってもいいのかな。トリミング見本。でも、やっぱり窮屈かな。
|
■3.夏祭りの日C
◆今様の風景。若い姉ちゃんが歩道の縁石にへたり込んで、郷愁もクソもない。いまどきのネエちゃんの食い物はわれわれオジイにはわからんし、世の中困ったことになった。と、一通りぼやいてみて、ふと我に返ると、われわれが若かったころも、そのころのおじいちゃんは「いまどきの若いヤツは」とぼやいていたはずだ。この姉ちゃんがオバアなったときに、「ウチらが若かったころは、歩道の縁石に座り込んでなー」と自慢話の一くさりもやるのだろう。そういうもんでっせ、世の中ちゅうもんは。
こういうしょうもない話が書ける。これがこの写真の面白いところかな。茶髪に当たる光がいい。
ボヤキの続き。いまの言葉では「茶髪」は「チャパツ」と発音するらしい。ワープロでもチャハツと打つと「茶初」と出てくる。しかし茶髪は「チャハツ」でしょう。白髪、長髪、全部これは「ハツ」。「パツ」は短髪、金髪はなどのように前が「ン」のときだけ。金八先生も当然・・・。やめた。
|
|
も ど る |
■S.T
着信:2011.08.04
■友達と岐阜県中津川市付知峡にとんぼ返りでしたが行きました、雨男か今回も降ったり止んだりのお天気でした。
| |
■1.不動滝A
場所:付知峡不動滝
滝見所を設営してありますが何処も滝壷を考慮して有り水清く透明感、涼感共にありましたが全景らしきは離れてから独占です。
◆Aが全景でBが部分かと思ったが、そうでもないらしい。おそらく川に注ぐ滝が珍しくて、川と組み合わせたのだろう。現場を想像すると何となく分かる気はする。しかし、写真としてみると、この「レ」の字の構図が大きな錨の右半分を見ているようで、何となく煩わしい。足場確保が難しい場所らしく、無理は言えないのだろうけど。滝の下半分が魅力的だから、余計それを感じる。 |
■2.不動滝B
滝の落ち口は何処か?遊歩道を行ったり来たりで設定変更忘れていました。
◆へー、これが滝の落ち口ですか。 おそらくこれが映画やビデオ、要するに動く画面なら迫力があるのだろう。現場では音も聞こえるし。動きを見ていると自然に身体が反応するような。
ところがこうして静止画で見ると、迫力がなくなってしまう。これをどうしたら迫力につながるのか、いつも考えるのだが答えは見つからない。
|
■3.轟音
場所:中山道元起?から中津川瀬戸方面を見る。コンビニで休憩し木曽川の落合ダム湖に架かる中央線上り下りの橋梁と影かと思い撮影後、突然のゴ――音に振り返りましたら重連の電気機関車とローリーが飛び込んできましたので慌て戻りました。
◆落合川、山へ行っていたころ、いつも窓から見て、きれいなところやなと思っていた。そのころはもちろん単線でいまとは状況が違っていたが。
鉄橋というものは、上下線並んで1本の橋でというのが常識。ところがここは上下線が別々でしかも平行でないという。これは閉口やな、
とおもって影を見ると、これは2つの鉄橋が上下が重なって見える。ややこしいというか、面白いというか。鉄橋三昧というところ。
左上に赤い橋が見える。橋のオンパレードと考えれば、あっても邪魔にはならないといえるが、面白いのは手前の2本と考えると、それだけを縦に撮る手も考えられる。トリミング見本。
それと、もう少し明るく調整した方がいいのではないか。調整見本。
|
|
も ど る |
|
■1.朝夢
地元農家の方が湖岸に育てておられる蓮を教えていただき、撮影に行きました。蓮は開花待ち、弱い朝の光、対岸の景色を入れ、開花の姿を夢見て撮りました。
◆湖岸のハスで、琵琶湖をバックというところが面白いのだろうが、意識したらしい対岸の風景が、単純な2本線になってしまって、芸がなくなってしまった。光もちょっと弱いようで力がなかった。
|
■2.夕立迫る
彦根南辺りで強烈な夕立に出会い抜け出し、大中を走行中、湖東三山方向に夕立が西へと迫っている様子です。
◆夕立の中から抜け出して、あれがいまの雨やったんや、と意識がそれに集中する。その意識で写真を撮った。自分が体験しているから雨のすごさがわかる。しかしこの画面だけを見ると、何処が雨?ということになる。これが写真の難しいところ。こういう写真で雨を意識さすのは光かな。明るいところと暗いところ、すなわち明があって暗を感じる。部分的に日が照っているところがあるともっといい。雨の部分は暗く写る。べたっとして、全部が灰色ではシンドイ。
|
■3.真夏の宴
雄琴納涼花火大会の一コマです。花火撮影三年目の挑戦です。ISO100、F11、S5秒に設定し、人気を避け、雄琴川湖岸付近からヨットのポールを前景にしました。画像の安定度やや向上したかな??自画自賛です。
◆ヨットのポールを前景にということだが、それがよく分からない。左側で、花火に重なっているのがひょっとしてそれなのかも知れないが、これではいわれなくても分からない、いやいわれても分からない。仮にこの影らしきものがヨットのポールだとして、それを生かすためには、もっと明るい背景がいる。すなわち花火を明るくして、画面全体の明るさをアップする必要がある。しかし花火はこれで白飛びが始まっているからこれまた難しい。とにかく全体にもう少し街の灯りなどを入れて情景を作る必要があろう。
|
|
も ど る |
■SS
着信:2011.08.05
■撮影場所:希望ヶ丘公園
| |
■1.盛夏
久しぶりにギラギラ太陽の照りつける日でした。葉がぼってりと茂っているので、草越しに撮って涼しさを表現できないかと思って写しました。無理でした。
◆夏にはこんな姿になりますか。アイディアは成功だった。けれども問題の夏草が、何となく幾何学模様で、それにはめ込んだというイメージになってしまった。木の両側の2本の草、これがきつかった。これらの草は撮影時形が確認できたのだろうか。意識すると型にはまったようになるし、そこらのところが難しいなー。確か以前にもこのアイディアはあったような気がする。草との距離をいろいろ変えて、実験するしか手はないのだろう。
|
■2.花
目立たない緑色の花です。実もついています。
◆これは、例の木の花だと思うが。もしそうだとすると、幹の特徴的な部分をきっちり画面に入れて、「例の木の花」を演出する必要があるだろう。言葉や文章で説明する手もあるが、やはり写真は言葉より強い。もっともこれが例の木の花だという前提での話であるが。
|
|
も ど る |
■MRT
着信:2011.08.07
8月1日、PLの花火を見に行った時のです。少し違った観点から撮って見ました。
| |
■1.夜空の花
◆湾岸戦争やな、不謹慎ないい方やけど。なんでもエエ、とにかくドンパチやっとりゃええという感じ。花火大会は人が多いわけで、そこで三脚立てて、これだけ長いレンズで狙うのは大変だった。
しかし、写真としては勇ましいだけに終わったというところ。花火そのものの色もお化けが出てきそうな色だし。
|
■2.夜空の芸術
◆これはもっとレンズを伸ばした。1の写真でいえば、左上や右上の一部をアップしたところだろう。上が湾岸戦争だとすると、私など年寄りから見ると、これは太平洋戦争。左下から進んでくるキリのような光がB29の航跡、クロスする線が地上からのサーチライトの光。もっともサーチライトの光はこんなに勇ましくはなかったが。
とにかくこの狭い範囲をアップしたのは見事。プロパティを見るとISO200,1/80秒だという。とすると、この線は光源の移動による光跡ではなく、光源が移動した跡に残る煙なり、燃えかすなりが発している光だということになるのだが。それとも1/80秒の間に光源がこれだけ動いたのだろうか。よくは分からない。そのワカランやつを瞬間的の捉えた。光の線が湾岸戦争のように無定見な方向にならず、規則的に揃ったのがよかった。見事。
|
■3.夜空のシャボン玉
◆花火大開でシャボン玉を撮った。あまり聞いたことがない話。バックがぼーっとぼけているのが雰囲気を出している。
しかしどうして花火がシャボン玉になったのか。ISO400,1/160秒となっている。われわれフィルム時代の人間からすれば、ISO400はともかくとして、花火が1/160秒で切れること自体が考えられない。花火はバルブでの開放と相場が決まっていた。当然光は流れる、それが花火だった。それが止まって写る。ご丁寧にピンぼけだというからマイッタ。これでピントが決まったB29が1本入って来たら花見団子やな。意図して撮ったのかどうかは分からないが、挑戦的な写真として次につながる価値はある。
|