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も ど る |
■HN
着信:2011.07.02
■場所:銅鐸博物館の池
睡蓮を撮りに行きました。そのとき糸トンボが多くいるのに気がつきました。咲いた睡蓮に止まるのを待っていました。一時間くらいの間に色々な構図を見ることが出来ました。咲いた睡蓮の花に止まったのは次の教室に提出するために残しました。そのときまた宜しくお願いいたします。
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■1.糸トンボ
◆ショウブか何かの葉に止まっているところ。バックのスイレンの葉の輪郭がぼけて変化をつけた。これがよかった。水面だけだったら、単純になった。つながったトンボの一部が葉の暗い部分に入ってしまったのが惜しかった。画像全体がやや暗い感じなので、明るく調節すると、何とか助かる。明るさ調節見本。
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■2.見学者
◆睡蓮池の舞台にいる人を入れてのスナップ。手前の草か木の葉、良くも悪くもこれが問題。舞台の面が明るすぎるから、この葉っぱで隠したのだろう。意味は分かる。もしこのまますっぽんっぽんで床を出したら、むちゃくちゃ強かっただろう。しかし、これでいいかというとちょっとねー、というところ。今度は葉が逆にうるさすぎた。床半分ぐらいを出してもよかったのではないか。
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■3.トンボの集い
◆さあ、トンボは何匹いるでしょうか。6匹目が何となくいるようでいないようなのがまた面白い。そこまで計算して撮ってはいないと思うが、これも一つの話題につながる。
夕方の光のせいかもしれないが、葉っぱなどが赤みがかっている。画像のイメージが何となく重くなる。赤味はぬいた方が、すかっとするだろう。色調調整見本。
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も ど る |
■森川邦昭
着信:2011.06.15
■撮影場所: 三上山登山道
三上山に濃い霧がかかっていました。霧がかもし出す写真が撮れればと山頂を目指しました。 | |
■1.霧のシルエットA
姥の懐にある大きな岩の上から光が射しています。岩、樹木の水滴が霧の中で光っています。
◆一見水中写真かと思った。ここにダイバーが現れても違和感はない。岩の微妙な光のせいだろう。緑がいくらかあるのだが、それもほとんどモノクローム化されて画面になじんでいる。
シルエットの下の様子が分からないが、このままでは中途半端。これがしっかり生かされたらもっといい写真になった。
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■2.霧のシルエットB
空が開けて明るい状態です。霧の中に木立と枯れ木を組み合わせました。
◆森川さん自身はどう感じているか分からないが、おそらく見た感じと出来た写真との落差が大きかったんじゃないかと推測する。霧の中でこういう怪物に出くわすと感動する。撮影者自身が見るのと、第三者が見るのとではまた違う。撮影者は現物を見た感動が残っているから、そのイメージを混在させながら写真を見る。第三者はそのイメージがない。霧の中では、こういう怪物はどーんと大きくとるのが第一だろう。
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■3.霧のシルエットC
奥宮のある鳥居です。 逆光と霧の中にありました。
◆2つの鳥居の組み合わせ。伏見稲荷の鳥居のように同じ向きに並んでいるのはよく見るが、こんなバラバラの組み合わせは珍しい。2つをどう組み合わそうかと苦心のあとが見える。手前の鳥居の足、下から3分の1ぐらいのところから左向きに出ている板か何か、支えかとも思うが、これが後の鳥居と重なってしまったのが気になる。おそらく苦心した結果だろう。面白い写真だ。
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も ど る |
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■1.廃船
5月に”B5”に入れて頂いた「北水域」を再訪しました。朽ちた穴を通して空の碧さが物悲しく、夏の翳を映していました。
◆波一つない閑かな水面、空を映して見事。船が引き上げられているから穴が見えるわけで、それにものの哀れを感じた。なるほどね。
船の影を僅かに揺らせたかった。揺らすというよりは歪ませるといった方がいいかも知れないが、要するに水面の波。若いころは左の青空のところへ石を投げたりしたが、それではわざとらしいし。船のずっと向こうへ2つ、3つ投げますか。その波がこちらへ来て僅かに揺れて・・・知らんで、石なんか投げてへんで・・・。
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■2.苑のドーム
苑のドームから琵琶湖を観ました。花の向こうの湖水の碧さが眩しかった。
◆問題は鐘の処理か。被いの青空の部分へもっていく手もあるが、それでは多分琵琶湖はアウトだろうし、下の窓の部分へとも思うが、高さが合わないし。今のままでは中途半端だし。陰の部分へもっていって、鐘の側面に出来るハイライトをきかすか。誰や、こんな中途半端なところへ鐘をつったのは。
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■3.魚釣りの少年
笑顔が明るく輝いていた。
◆大きなサカナ。これ、どういう瞬間だろうか。なぜか分からないが、どこかからもってきて見せているように感じられる。お兄ちゃん(だと思う)の釣り竿は知らん顔しているし、振り向いた顔は、そうか、よかったなという表情だし。「これがボクの今日の最大の収穫や」というところだろうか。生まれて初めての収穫だったのか。それとも日常的にこんなのがつれるのか。門外漢の私には分からない。いずれにしてももうちょっと生きた瞬間だと面白かった。
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も ど る |
■S.T
着信:2011.07.04
■撮影場所:四日市港内
昨年から始まった四日市港ナイトクルーズ。今年は予約が出来ましたが東日本大震災で6月は中止、7月1日より再開され(金曜日約30名)参加出来ました。
先輩から夜景のクルージングは写真は無理だよ、二眼レフで鑑賞するべし。写真は丘からと聞かされていましたがシャッターを押してきました。 | |
■1.午起コンビナート
f5.6 1/10
ISO100
◆動いている船からの夜景は難しいだろう。二昔前なら夜景そのものは撮れただけで大騒ぎしたものだが、ありがたい世の中になった。撮影の途中でISO感度を変えられるのだから。
これは薄暮の状態。レンズの長さが分からないが、写真そのものはしっかり撮れている。へそ曲がり的なことをいえば、カメラをあえて振らす手もある。このままではこれ以上話が進まないから。
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■2.霞コンビナート
f4.0 1/13
ISO3200
◆これも薄暮らしいが、1よりは暗くなったところか。ISO感度は変えたのか、変わったのか分からないが、フィルム時代では考えられないこと。世の中変わったなー。こんな夕暮れ時に、自分が乗っている船の波が写せるのだから。
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■3.塩浜コンビナート
f4.1 1/4
ISO1600
◆完全に暮れきってはいないのだろうが、空の表情が僅かに残っている状態。これがいちばん夜景らしい。これで暮れきってしまうとまたまた単調になる。
左の2基のライトが強いし、これを1ぐらいにアップできると面白かっただろう。レンズの長さか、岸との距離か細かいことは分からない。ライトの水面への反映を見てもレンズはあまりり長くないようだ。明るかったら伸ばせるのかも知れないが。
以上3点UP後、当日の写真が束になって送られてきた。その中に一点、面白い作品があったので参考のために。ピントが若干怪しいようだが。それともう一点、白いカモメが飛んでいるような。 |
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も ど る |
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■1.見つけた
花緑公園にて、つる草の先にそれはそれは小さなクモを見つけ、アップに切取ってみました。
◆「それはそれは小さなクモ」が写真を見ただけではどれぐらい小さいのかがわかりにくい。緑のバックが何かの葉ということだろうけど。ということでスケール感を問わなければ面白い写真だ。広い葉っぱにもう一枚影が映っているところなども変化があっていい。もう少し明るく調整したらぐんと生える。調整見本。
このような明るさがほとんど一定のものは、いまのカメラの露出システムでは必ずこのように、白黒の中間のネズミ色(明と暗の中間の明るさという意味)に写る。自分のイメージした明るさに調整しておく必要がある。もっともこれが現場でのイメージだったのかも知れないが。
たとえば、「3.朝霞に」などもネズミ色になる率が高い。ひょっとしたらこれは調整したのかも知れない。
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■2.ナツツバキ
沙羅の木の白い花、和名でナツツバキで、初めて写真におさめた一輪です。
◆初物は皆うれしい。サラの花は可憐で爽やかで何となくさみしくてというイメージがあるが、こうしてみると結構ギザギザのえぐい花だ。白い花びらに露出がうまくいった。ピントも来た。
私が気になるところ、花の手前が詰まって、奥に余裕を持たせたところ。これが逆のような気がするが。手前を開けて、奥を詰めた方がよかったのでは。何か事情があったのかも知れないし、上のギザギザにこだわったのかも知れないが。それともう一つ、花の右側の葉っぱの二重横線。現場では絶対気がつかないことだけれども、写真になってしまうと妙に気になる難儀な線だ。 |
■3.朝霞に
梅雨時期の朝の一時、重たく感じる雲間の朝日です。近くに横たわる”エリ”が気になり、前景に柳の小枝をいれてみました。
◆近くのエリでどれだろう。何も気になるところはないが。エリだったらむしろ格好の前景だと思うが。
夏の朝日はシンドイ。よほどの好条件以外は、このようなぼさっとした写真になる。逆にいうと望遠で狙うチャンスではあるのだが。対岸に特定の対象物(格好のいい塔の先だとか、建物など)を探しておいて、それと組み合わせて、太陽とそれだけで絵を作る。上のような広い風景は夏場はダメだろう。東京タワーが建ったころ塔の先端に太陽を重ねて、大きくアップした写真が雑誌に載った。冬の明るい太陽では無理だ。夏の太陽ならやれる。
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も ど る |
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■1.花も恥らう18:野洲三上
民家の庭先に青春ど真ん中よ・・と言わんばかりに咲いていた花です。
◆いくつかの花が集まったものか、これで一つの花なのか、素人の私には分からないが、全体の構図としては、花を片隅に寄せて、反対側を少し開けた。
曇り空らしくて、光がはっきりしないが、いまの場合はそれが幸いしたか。影が強く出ると難しかっただろう。手際よくまとめたなというところか。
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■2.花にひかれて:希望が丘
ふるさと館の歩きの時
◆チョウが1匹、ねじ花に止まっている。全体としてはちょっと単調になったかなというところ。しかし、ピントもしっかりしているし、バックのボケもOK。写真としてはしっかり撮れている。バックが全体ほぼ同じ明るさで、それも中間調(明るくもなく暗くもなく)のトーン。MEGWさんの「1.見つけた」と同じことだが、こういう状態ではカメラは画面全体がネズミ色(明るくもなく暗くもなく、中間の明るさ)に露出を合わす。全体のコントラストが低下するから、明るさとコントラストを調整しておきたい。
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■3癒しの琵琶湖:奥琵琶湖
少し雨が降ったり止んだりしていた、奥琵琶湖からの風景です。
◆ 湖面はそこそこ見えているが、陸地は霧にかすんで、手前だけが少し濃く見えている。手前に木のシルエットをおいて、一つの心象風景というところか。水平線(この場合は水平線といえるかどうかは分からないが)が画面の上下中央に来てしまった。上に木の枝が回ってきているから、気にならないともいえるが、下半分の湖面がやや単調になったか。これも2と同じで、カメラは露出を中間調に合わす。とくに画面を大きくすると、この軟調さが目立ってくるから、少しコントラストを強めに調整しておいた方がいいだろう。
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