デジカメわいわい村
とれとれ作品集 NO.66

2010年11月・前半

BEST
確 定

該当作品
なし

該当作品
なし

SKI MEGW MED    

■「前回のBEST5」
 


森川HNSKIJIJITKSMEGWMEDS.TMRT


も ど る
■森川邦昭



■着信:201010.11
■撮影場所:彦根港
 夕方の5時過ぎです。雲間から日差しの残る時間帯、空を見上げるといつの間にか真っ赤に染まっていました。
■1.夕照A
 太陽の位置を下に雲だけを入れました。空に逆光で黒い鳥が三羽ほど飛んでくれればと思いました。
◆凄い夕焼け。おそらく何年に1回あるかどうかというところ。これはそのときその場所にいることと、自分がイメージする適当な脇役がいることが絶対条件。私も30年ほど前、こんな夕焼けに出くわしたが、三上山が夕焼けの反対側にあり、涙を呑んだ記憶がある。電柱でも、家屋の屋根でも、それがなければ最低限山でも、とにかく何かがほしかった。森川さんは、「鳥が三羽」といっているが、ボクは、この場合、むしろ固定されたもののほうが魅力を感じる。最下端に対岸の山らしきものが僅かに見ているが、余りにも詰まりすぎで力不足。
■2.夕照B
 よく見かける水面に縦の太い太陽光ではなく、乱反射した湖面だったので取り入れ、画面を3:2の比率で構成しました。二の字になるのが気になります。湖面に黒く漁船か水鳥でもいればと思いました。
◆気持ちは分かるのだが、この場合、水面は二の次だろう。夕焼けに較べると水面は魅力がうすい。この対岸の山影と水面の一部がが1の下端にほしかった。
こうして、突如目の前に獲物が現れると金縛り状態になる。ちょっとでも余裕があると、体勢を立て直せるのだが。
■3.夕照C
 同窓会会場のホテルに夕焼が照り返します。もう少し後ろで琵琶湖側に移動出来きると建物の上部の窓も輝くのでしょうが、後ろは湖で、横にも前に樹木があり建物を遮ぎるため動けませんでした。
◆夕焼けはだいぶ薄れているが、それでも建物が入ってくるとほっとする。夕焼けの最盛期、この建物がどんなだったか、イメージすることすら難しいが、1のどこかにはいっていたら、また別の写真になっただろう。この写真で気になるところは、松の木らしいシルエットが建物と重なったこと。建物をあと少し右へ持っていけば、だいぶイメージが変わっただろう。







も ど る
■HN



■着信:2010.10.16
■毎朝の散歩道で見つけた景色です。墨絵の様でちょっと変わった景色だと2・3・日前頃から場所を見つけていました。
■1.秋の朝A
◆事前に対象物を見つけておいて、イメージを作って撮影する。これが撮影の基本。私は。例によって植物の名前が分からないが、アシだろうか。ひときわ背の高い穂を空中にいれ、低い朝日と組み合わせた。太陽が雲に遮られて、全体を見せないのがこの場合は助けられた。しかし、絵の右半分が手持ちぶさただから、縦にカットした方がいいだろう。トリミング見本1
 ただし、この場合、単純に縦にカットするだけでは落とし穴にはまる。見本1を見ると、黒くつぶれた部分が分厚く感じられるはず。横幅に対して、分厚さが増すためかとも思うが、そのあたりの意味はよく分からない。とにかく黒い部分を若干カットしておく。トリミング見本2
■2.秋の朝B
◆1に較べて、太陽を右へ持っていった。背の高いアシの存在感も薄れて力不足。画面全体の力がなくなった。
■3.陽当たり
 その日の帰り道でコスモスが朝日で綺麗に見えましたので下から撮って見ました。
◆山とコスモスが同じ高さで並んでしまったのが、絵を単純にしてしまった。白雲が頑張ってはいるが、それだけでは力不足。山か、コスモスかのどちらかを高くしたい。山を上げるには、カメラを上げればいいわけで、これは簡単だが、結果的には当たり前の絵になるだけ。といって、すでにカメラを下げているのだから、これ以上はシンドイだろう。山の手前に土手か畦かが見えていて、これがギリギリらしい。とすると、このままの高さで、前へ。相対的にコスモスを大きくすることで、見かけの高さを作る。もちろん前へ行けたらの話だけれど。







も ど る
■SKI



■着信:2010.11.04
■1.真っ赤だなぁ〜・A(東近江市)
 食事時、窓の外が真っ赤に染まっているのが見え、あわてて二階の窓から撮りました。(コンパクトカメラ)
◆森川さんの写真と同じ夕焼けらしい。なるほど、これだけ焼ければ、カメラを持ってさえいれば、誰でもシャッターを切るだろう。問題はそのとき何処にいたかで勝負が決まる。夕焼けに気づいてから移動していては間に合わない。現にSKIさんの2枚目は半分アウト。前に送電線鉄塔があった。これがきいた。SKIさんは電線が気になり、一階へ走ったらしいが、ボクはこれはこれでよかったと思う。いつか書いた記憶があるが、こういう自然現象の写真は、いつ、何処で、どちらを向いてということが重要になる。そういう観点から、鉄塔、山の形、屋上の球体(水槽?)などが、位置決定の要素になる。写真としても空の高さ、広さのスケールの対象にもなる。
■2.真っ赤だなぁ〜・B(東近江市)
 5枚ほど撮った時に、窓に電線が入っているのに気付き、飛んで一階まで降り、外へ出て建物の間から撮りました。一階に下りた時には、既に真っ赤の範囲は、半分位に減っていました。残念でした。
◆こういう写真は分秒を争う。これはこれ、半分アウトで仕方ないと思うが、あきらめきれない場合は、稜線近くを望遠で狙う手はある。
■3.生(芦生の森)
  天然林、原生林、何度訪れても、毎回感動します。現在は、朽木側からの入山は禁止。今回の入林は、申請、許可を得てのことと聞いています。行程中に10ケ所ほどの小さな川を渡るのですが、前夜が雨だったため、水嵩が増えており、渡るのに苦労しました。光の無い一日でした。
◆晴れて、コントラストが強すぎるのもつらいが、光が乏しいものシンドイ。川が土石流のように見える。とくに手前の広い部分は魅力がないから、カットして、横位置に収めた方がよかっただろう。トリミング見本







も ど る
■JIJITKS

■着信:2010.11.04
■白川郷から上高地・木島平・斑尾・戸隠・氷見・金沢と1000km余を巡ってきました。天候に歓迎されず、やや消化不良の旅でした。
■1.阿弥陀堂たよりは雲の海の中(木島平)
◆今回は3点とも五七五。手前のほうが、石けんの泡に見えるが、「たよりは雲の海の中」というのだから、これは雲海だろうか。遠景の山は別にして、現場の状況が分からない第三者にとっては、手前の白い部分の遠近感が理解しにくく大きさがよく分からない。小さいものを大きく写したようにも見えるし、ことのほか大きいものにも見える。
■2.戸隠を霧に隠して鏡池(戸隠山)
◆見事な紅葉だ。霧の向こうに戸隠山があるのだろうか。こういう写真にありがちな上下対称の構図になった。あえてそれを狙ったのかとも思うが。レンズが伸びるならば、右上の山を中心に絵を作った方がよかったか。「戸隠を霧に隠して」と内容が異なることになるかも知れないが。
■3.廃道に夢運ぶ人の影さして(坂巻温泉)
◆坂巻温泉ですか。ありましたな、上高地線のバス道横に、中ノ湯の手前だったか。これがその道のあとだろうか。黄色のアーチは2つ続きのトンネルの向こう側入口なのか。事情はよく分からないが、この線が印象的だ。この写真のポイントは、向こうの明るい部分と手前のトンネル内の暗い部分の面積の対比だと思う。このままでは、右上の黒い部分が大きすぎるような感じ。それを少しカットする手もあるが、それよりもトンネル内に光の反射がある状態(向こうの入り口から光が斜めに差し込む)で捉えたかった。そのほうが廃道のイメージが強く出ただろう。もちろん時間の自由がきかない旅行写真では無理な話であることは百も承知だが。
*お願い:最低700px以上のデータをお送りください。





も ど る
■MEGW



■着信:2010.11.05
■ようやく朝夕が冷え込んでまいりました。これから紅葉、朝靄などシーズンに入ります。日の出も6時を過ぎて朝起き易く、朝撮りの散歩が楽しみなってまいりました。
■1.光芒に煙る
 かざみ公園から朝陽が雲隠れ時、湖面が薄暗く、対岸の山並みは光芒の輝く稜線を撮って見ました。
◆望遠レンズによる重なりの効果を狙った。いわゆる空気遠近法。手前の湖面といちばん奥の高い山(鈴鹿山脈だろうか)の処理の難しさ。湖面は変化がなく、もてあまし気味だし、いちばん奥の山は雲と区別がつきにくく、べたっと変化のない面が広いため、バランスがとりにくい状況になった。湖面に少しでも光があれば解決したことだったかも知れないが。
■2.朝陽に向かって
 早朝びわ湖大橋を渡る時、朝陽に向かって車が吸い込まれて行くようで、車中から撮りましたがフロントガラスの枠が一部入り修行不足かな。
◆あービックリした。道路の中央へ出て決死の撮影かと思ったぞー。太陽が真正面にあって、運転手にはつらい状況だが、撮影者には面白かった。右を広くとったのは意識してのことかとも思うが、これだけ方向性のある強い材料だから、どーんと真正面においた方がよかっただろう。トリミング見本。強い写真だ。
■3.日の出
 雄琴湖畔平から日の出の頃、雲の輝き模様を大きく撮ってみました。
◆典型的な琵琶湖の朝。雲と太陽のバランスがうまくいった。結果、全体として色調もうまくいった。普通、漁船は沖を通るため、岸からでは小さく見えるが、この場合は比較的近くを通り、山、太陽とのバランスもうまくいった。落ち着いたいい写真である。しかし、2の力強さに較べれば、全体としてのイメージは弱い。







も ど る
■MED



■着信:2010.11.05
■1.晩秋の日の出
 厚い雲の切れ目から太陽が覗きかけて光線を放っている。
◆ホワイトバランスでブルーを強調させたのかと思うような色調である。朝日を写していながら、全体としてのイメージはクール。ススキに対して、朝日の位置があとほんの僅か左へ寄っていてもいいのかな。下の黒くつぶれている面があと少し少なくてもよかった。まあしかし、これらは小さなこと。全体としては爽やかな気持ちのいい写真だ。
■2.日の出
 天気予報で明日は晴れで冷え込むとのこと。日の出前に湖面に水蒸気が立ち上ってまるで映画の一シーンを見ているようでした。
◆ほんの僅かに顔を覗かせた太陽。霧が湖面からわき上がっている。もう少し太陽を大きくしてもよかっただろう。ここが淋しいため、画面全体が単調になった。右側に桟橋風のものが見えているが、これを大きくして、アクセントにしたかった。
■3.湖面に漂う
 太陽を避けて水蒸気をよく見えるように撮ってみました。レンズに埃が付いてしまいました。
◆奥の森のをバックにして、湖面からの霧がしっかり見える。「静かな湖畔の森の影から・・・」という歌が聞こえてきそうな。あとはこれに小船が漂っていたら。







も ど る
■S.T



■着信:2010
■場所:希望が丘
■1.舞う
 先生のお話をお聞きし挑戦しましたが先約者の間からでバックが同色にならず残念。
◆クモの巣に引っかかった落ち葉。それにピントを合わしてバックをぼかした。ひらひらするので、ピントが合わしにくい。その点見事にいったのだが、できあがった写真は、何となくとってつけたような。私も現場でいろんなことをいったけど、こうしてできあがった写真を見ると、ピントは奥の木に合わせ、葉っぱはぼかして流すのが正解だったのか。
■2.夜露
 佐々木さんの樹を見に行きました道端で。
◆赤い葉っぱに細かい水滴らしいものががついている。夜露とはそのことだろう。それが水滴らしくなく、葉っぱの病気のようにも見える。写真だけ見ている私には、そこのところがよく分からない。曇り空で光が乏しかったのか。もう少しはっきりした光があれば、きっちり勝負がついたのだろうに。
■3.スコアボード
 少し陽が射しました。試合開始前のスコアボード。境さん御免なさい。
◆秋の弱い光が黄葉を照らしている。その向こうに試合開始前のスコアボード。手前の黄葉と奥のスコアボード、題から考えて、当然主はスコアボードなのだろうが、写真としてみると、そこのところがもう一つはっきりしない。芝生の斜面に観戦者でもいると、それと連携して、スコアボードを主にできたのだろうが。
 左上の空の白抜け。入れるか入れないか、何ともいえないところ。意識して入れたのなら、それはそれで意味もあるが、無意識に入っていたとすれば、カットしておいた方がいいだろう。







も ど る
■MRT



■着信:201011.11
■雄琴の棚田を歩きにいった時のです。
■1.時の経過
◆地蔵さんの宴会か。後は木が倒れているのか、屋根がつぶれたのか。地蔵さんにしては大問題のはずだが、そんなこといちいち気にしとったら、この世の中生きていけるかい、さあきょうも元気で一発やろうかい、というところ。左側にはPOSTもある。賽銭箱にしては大きすぎるぞ。地蔵さんが置くわけはないし、誰かが置いたのやろうけど。
 ということで、まず写真としては、地蔵さんが主役やから、賽銭箱をここまでのさばらす必要はない。半分ぐらいまでカット。森の中の地蔵さんのイメージで、全体をもう少し暗く。
■2.雨上がり
◆レモンだろうか。ところどころの水滴が雨上がりを思わす。下についたり、上についたりしているのは目立つが、手前の面に伝ってきているのが、よほどしっかり見ないと見えてこない。これへの光があれば強い写真になっただろう。幹や茎の表面の産毛の描写は見事。しっかりしたピントが来ている。
■場所:比良駅前
■3.みないで・・
◆何かの表面にバッタが乗っている。題の意味が分かりにくいが、このバッタが何かに隠れようとでもしているところなのか。そのような動きも見られない。写真としてはいつ動くか分からないものをうまくとらえた。あとはこれに何かプラスワン。跳ぶ瞬間ならいうことなしだが、それは簡単にはいかないし、どうしたらいいのかな。それが分からない。







このページのトップへ も ど る