■昭和12年(私の生まれた年)町の先人、古川鉄治郎氏寄贈にて設計ウィリアム・メレル・ブォーリズによるRC造3階建の暖房、水洗、給水設備完備で東洋一の「白亜の教育殿堂」と云われた建物。
◆いろいろもめた建物だけど、こうして見せてもらうと残されてよかったという思いがする。
今の場合、カメラの高さは柱の上下の仕切りの茶色の線と一致しているが、これは意識して合わしたのだろうか。意識して合わしたのだとすれば、これはこれで一つの考え方だ。いずれにしてもこの水平線が強い。そうではなしにたまたま撮ったらこうなっていたというならば、もう少し別の考え方も出てくる。たとえば、窓のいちばん下を水平に並べることも考えられるし、一切水平線を作らずにカメラを下げて、床に並ぶ窓の光を望遠で圧縮して並べることもできる。もっともどこまでカメラがバックできるかが問題になるが。
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