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■霧に映える
森川邦昭

■早朝の晴れた日公園の傍の池から霧が立ち上っておりました。その霧を背景にして朝日に映える池の周りの草木を接写しました。
◆バックの水平線は池だろう。繊細な味のある写真である。草の名前は分からないが、細い枯れ草が左右対称放射状に並ぶ。その中でルール違反の1本が頭を垂れている。この写真はこれがポイント。撮影時にこれを意識したかどうかで勝負が決まる。意識していなかったとしたら、今後はさらに注意して見てね・・、ということ。 意識していたとしたら、半分は成功。じゃ残りの半分は?。垂れた頭の部分をできるだけバックの草の密度の低いところへ置きたかった。いまのままだと後の3,4本がかたまって、交わったところがごちゃごちゃした。しかし、こんな面倒くさいことをいわなければ、いい写真だ。