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デジカメ わいわい村
とれとれ作品集 NO.37

2009年08月・後半

も ど る



SKI S.T HN 森川 HND MEGW JITKS MRT

も ど る
■SKI

■着信:2009.08.17
■整理された田園(高島市今津町)
■箱館山ゆり園に行った時、ゴンドラの中から撮ったものです。当日は、小雨が降ったり、止んだりの空模様で、ゴンドラの窓も手垢などで綺麗とは言えませんでしたが、碁盤の目のようにきっちりと並ぶ田んぼに感心し、撮りたいと思いました。
◆写真を見たとき、琵琶湖の大風景を撮ったのだと思った。題を見て「整理された…」、…?。説明文を読んで、「ああそうか、田圃を撮ったのか」。狙いは田圃とはっきりしているから、それをきっちり撮った方がよかっただろう。この場合は琵琶湖は意味がない。ゴンドラの中で、レンズはいうことをきかないだろうがちょっと伸ばして。一応トリミングしてみたが、もし右が田圃なら、もうちょっと右へ回したかった。
■さわやかな夏雲(野洲市花緑公園)
■夏雲ですが、さわやかな感じに引かれ撮りました。すべり台か何かの上に人が写っているのは、撮るときには気が付いていませんでした。
◆おしかったなー。滑り台の上の人物があと少し左上へ動いて、山と山の間の空に出ていたら、いい写真だったなー。でもこのままでも爽やかな空を撮ったことははっきりしている。撮影意図が明確で、見ていて気持ちがいい。右の木はもう少し入れた方がよかった。 


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■S.T

■着信:2009.08.18
■三重県御在所山頂(1212b)には8月になるとアキアカネが里山から避暑に飛来するので捕獲して羽根にGマークを記入後に放して行動範囲の調査が子供参加で行われます。昭和46年から今日に至り北方の記録は敦賀松原公園で捕獲が確認済みです。
■場所:三重県菰野町湯の山温泉・御在所岳。山頂は影に入ると気温10度位の差あり。
■1.アキアカネ、飛来トンボの95lを占める。
■2.捕獲、お孫さんの歓声、トッター。  
■3.群舞、御在所三角点、おるわおるわ。
◆アキアカネはトンボのうちではいちばん撮りやすいものだろう。割に人なつこいし、止まるところも棒の先など、決まっているいるようだし。羽の透明感をいかに見せるかが勝負だろう。あんまり透明ばかりに気をとられると、透明すぎて羽が見えなくなるし、ちょっとばかり反射するぐらいのところがベスト。
 乱舞しているところは、人間の目で見ると感動するぐらいだろうが、写真に写してしまうと、これ何?というものに成り下がってしまう。動いているのと、止まっているのとの違いだろう。乱舞別バージョン
 このアキアカネシリーズは、やはり羽にGマークを記入しているところがほしかった。他人がやっているところへカメラを向けるのははばかられるが、とはいいつつやっぱりそれがないと締まらない。




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■HN

■着信:2009.08.18
■撮影場所:烏丸半島の湖岸から。
■題名:大津琵琶湖花火。 
 私は若い時からなぜか花火に魅せられて、毎年花火を見るのが楽しみです。写真に収めるのがなんとも言えないほどの楽しみです。花火の頃には何百枚と撮っては楽しんでいます。花火はやはり水とよく合うように思います。その中から気に入りです。
◆へえー、そうですか。HNさん、そんなに花火ファンですか。毎年、花火を写真に撮るのが楽しみだとか。初恋の人に会いに行くようなものやな。そういえば毎年、この時期には花火の写真が出ますね。花火には水がよく似合う。そういえば、昔から有名な花火は全部川か湖、なるほど。
 確か去年だったか、HNさんが、「花火が湖面に映らない」と嘆いていたことがあった。結局は風で湖面が波立ち、鏡効果が出なかったらしいということだった。今年はOK。バックの町の灯りもうまく入った。とくに1枚目と3枚目が見事。
 HNさんは大津花火は烏丸半島からと決めているらしいが、毎年同じ場所から続けているとコツが分かって来る。これが最大の強み。
 一つだけ気になること。場面がちょっと右下がり。カメラを一度セットしてしまうと、あとはあまり気にせず、花火に集中ししてしまう。動かすのはズームぐらい、多分それもほとんどノータッチじゃないか。結局初めのセットで傾いてしまうと、そのままになってしまう。暗い中でカメラのセットは大変だろうけれども、これだけは注意深くやりたい。




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■森川邦昭

■着信:2009.08.18
■撮影場所:御嶽山、飛騨山頂
■撮影時の状況:薄日の差す日中、そしてご来光を拝することが出来る天気に恵まれました。課題の復習には十分な条件です。
■ベールを被った残雪の谷間。
■霧の中は比較的明るいものだが、露出に工夫をしないと写真は実際より暗く出来上がると過去にご指導を頂きました。現場ではうまく調整できず、やはり実際より暗くなりました。帰宅後ソフトで霧が飛ばない程度で補正しました。
◆御嶽山にこんな雪渓があったのか。白馬の大雪渓と見違った。霧の感じがよく出ているし、手前にころがった大きな石(岩)を入れたことで雰囲気が出た。いい写真だ。勾配に沿って上を見上げているので、勾配感に関してはつらいところだ。若干でもコースから外れて脇の山に近づいて、俯瞰するアングルが得られるといいのだが、雪渓の縁は怖いし、このような落石もあるし、これ以上の無理は言えないだろう。遠くを行く登山者の姿が見えるとスケール感が出ただろう。■感動のひと時。
■ご来光はカメラを習ってからは初めての撮影です。太陽に向かって撮るので露出を多少アンダーに撮りました。
◆これもうまくいった。空が晴れているとその明るさで、下の雲海が照らされるのだが今は無理だ。しかしこれはこれでいい雰囲気が出た。問題はこの太陽の位置をどこへ持っていくか。この場合はちょっと中途半端だった。上の雲は魅力がないから、カメラを下へ向け、黒い山塊を大きく出した方が迫力が出ただろう。
■雲海の景色。
■雲海と重なる山との組み合わせです。早朝の空、山、霧の色の変化と山の表情を捉えました。
◆結果的に「二の字」、「三の字」構図になってしまった。石を積んだケルンなどがあると、それを入れるといいのだが。御嶽山にはあまりなかったかも知れない。道しるべを入れる手もある。それもなければ人物でも。




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■HND

■着信:2009.08.19
■(1)琵琶湖の花火。対岸の景色と花火をを組み合わせました。手前の人の頭もいれてみました。
◆手前に人の頭を入れたことは正解だった。これのあるなしで感じが変わる。たとえば右端に、どんと大きく人影を入れてもよかった。レンズはこれでいちばん短いのだろうか。それなら仕方ないが、もし広げられるものなら、もう少し広く撮った方がよかっただろう。
■(2)建部大社船幸祭の花火。瀬田の唐橋と花火をまとめてみました。
◆建部大社の祭りでも花火が上がるのか。これも画面の下に橋が入ったことがよかった。それもいい大きさだ。花火より橋が手前にあるらしいが、橋を照らしている光は電灯によるものか。シルエットでないのが目新しい感じだ。
◆1.2共通して言えることだが、画面の傾き。2枚とも同じ向きに傾いている。多分癖だろう。これは人間誰しもあること。私なども気をつけていても傾く。後で修正するしか手はないのだが、たとえば、2の写真など。右を下げると、橋の欄干だけになって、橋桁が見えなくなってしまう。これでは困るので、矢張り撮影時に注意したい。
■(3)下鴨神社の朝。境内を流れる泉川に降り注ぐ朝の光。川面の明るい光と手前の岸に写る木の影が印象的でした。
◆きれいだっただろうな。しかし写真の構図としてはしんどかった。対岸の繁みが大きく立ちはだかって、奥行き感をストップさせている。立木が何本かあって、その影も分かるのだが、二の字構図の閉塞感には勝てなかった。
 画面の縦横比から見てトリミングしたのかも知れないが、もしそうだとしたら、カットしたのは上か下のはず。対岸の線をどこへ置くかで苦労したのではないか。私の推理が正しければ、その着眼(対岸線の位置が気になる)は正しかった。今回は生きなかったが、その苦労はどこかで生きる。
 




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■MEGW

■着信:2009.08.25
■比叡山ライトアップに行った時の写真3枚おくります。山頂は涼しく20℃、下界の蒸し暑さを忘れ、幻想的な世界を楽しんでまいりました。
■1.大講堂を拝礼
◆大講堂に正対した。かなり意識してポジションを選定したはず。これは昼夜を問わずいい加減な位置設定では難しい。
 こういう設計図のような狙いをしたということを前提として考えてみると、人工照明との兼ね合いが良くも悪くも気になってくる。昼間の太陽光線だと、太陽から直接やってくる主光線と、それが反射した光線とが混ざり合ってくる。そこに自ずから方向性が生まれる。ところが人工光線の場合は、照明プランナーの考えにもよるが、ほとんどの場合、このように左右から、対称的に極端な影を作らないように照らされる。よくいえば優等生的、悪くいえば没個性的ライティングとなる。建物を見極め、センターラインを通して、きっちり撮れているにもかかわらず、何となく優等生的で物足りないのは、MEGWさんのカメラではなく、平均的なライティングのせいである。
■2.文殊楼を仰ぎ拝礼
◆このような階段、坂道を真正面から撮るのは、MEGWさんはかなり研究していたから、ただ漠然とカメラを向けたのではなしに、それなりの意図を持って撮られたことだと思う。点々と見えるのは、発光体、青い光は反射光だが、なかなかバランスよく写っている。このようにライティングされているのだから、それに向けてシャッターを切ればこのように写るのだろうが。もう少し、カメラを下へ向けて、石段までの地面を多少なりとも入れた方が落ち着いたのではないか。
■3.根本中堂の中庭に日吉大社の大宮神輿が遷座
◆上2枚に比べると、これはちょっと平凡かな。レンズはこれでいちばんワイドだろうか。とにかく出来るだけワイドにして、手前の円筒に肉迫して、その向こうに御輿が見えるという構図で狙えば面白かっただろう。




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■JITKS

■着信:2009.08,25
■撮影場所:大津市
■花火撮影に失敗して、しょんぼりです。写真が傾いている。カメラが傾いている。プリンスがシャトウだ。
■1.シャトウ1
◆へー、こんな瞬間があるんですか。これは想像できなかったなー。天橋立の又覗きをやったら、風景の中で、巨大な100円ライターが火を噴いている。季節により、時間により、この逆炎が方向を変えるのだろう。炎の方向で日時計が作れそうだ。いまの写真だと午後6時。炎が30度右だと午後5時というように。狙いようによっては何か面白い作品が出来そうだ。
■2.晩夏
◆日の出の方位から感じた晩夏か。写真だけ見ていたら、別段晩夏とは感じないが。それともヨットか何かから、季節感が感じ取れるのだろうか。近江富士を中心にして、太陽とヨットの組み合わせ。落ち着いたいい雰囲気だ。JITKSさんの文にあるように、画面の傾きが気になる。修正すると落ち着いた写真になる。
■3.薔薇の朝
 これはいい写真だ。湖面に突き出た花が朝日を受けて、湖面の反射もよかった。花とヨットのバランスなど、あともうちょっと心を配ればいい写真になっただろう。
 ただ人間、意識するとうまくいかないもので、あれこれ考え出すと段々ぎこちなくなっていく。結局何も考えずにシャッターを切ったのがいちばんよかったということにもなるのだが、ぎこちなさを越えると、いい写真になる。それまでのトレーニングだと思って・・。
それともう一つ(まだあんのかいな)、この場合先の3つの花のうち、縦に並んだ2つの間に見える葉っぱ、これがなかったらすかっとしただろう。すんません、いろいろ注文つけて。




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■MRT

■着信:2009.08.31
■8月ももう終わりでびっくりしておりあわててお送りする次第です。8月の後半で!。
■題名:川遊び
■場所:希望ヶ丘公園
 堤防作りの子供と自分の子供時代を重ねて見ているうちに懐かしくなりました。
◆子供たちの水遊び。水の表情はうまく撮れた。主役は水に入っている子供のはずだが、その位置が左へ片寄ってしまい、不安定になった。子供の動きがあるところを狙いたかった。
■題名:夏の三上山
■場所:ふるさと館の近く
 ひまわりを入れて撮るのに一苦労しました。
◆ヒマワリと山で夏を表現。大部苦労して撮っているらしい。右側の縦棒は何だろう。フェンスか何かかな。これはちょっとしんどかった。差し支えなければカットしたい。トリミング見本。空を詰めたのはOK。
■題名:ゆり園
■場所:箱舘山
 ゆり園というイメージを作るのと箱舘山でーーと言うイメージをーーーとの思いで撮りました。
◆MRT流で迫力がある。しかし、細かくいうと最後の最後で、詰めが甘かったか。というのはピントの位置。花を狙ったのか、バックの建物を狙ったのか、これがあいまい。ピントはバックの建物などに来ている。とすれば、手前のユリは従になる。だとするとちょっと大きすぎる。この大きさで絵を作るとすれば、ピントは手前の花にほしい。花が主で、置くの建物等が従になるはず。いずれにしてもこの関係があいまいだった。
 バックの建物、函館山のイメージとして、必要なのかも知れないが、第三者から見ると花のバックとしてはもう一つの感がする。





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