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デジカメ わいわい村
とれとれ作品集 NO.34

2009年07月・前半

も ど る



MEGW 森川 HN S.T SS SKI MRT

も ど る
■MEGW

■着信:2009.06.29
■撮影場所:
■@「棚田にVライン」:畑の棚田は手植えのなせる業かな?稲がVラインの広がりを演出しています。
◆田圃の苗のラインを注意してみていると、ときどきこういうのがある。そのVラインを目玉にしたのだが、半分成功というところかな。この絵で邪魔になるのが、まず空の白飛び。これはカットしたい。現状の絵で空をカットしてみた。
 もう1点。空のあるなしにかかわらず言えることだが、左の木の枝とV字があと少し離れていたらなー。これ以上右へは行けなかったのかも知れないけれど。
■A「畑の棚田」:高台から前景の枝葉をいれ撮ってみました。
◆手前の葉っぱが印象的だ。成功。MEGWさんは「枝葉をいれて撮ってみました」という。「入った」のではなく、「意識して入れた」、これが大きい。野球で、低めへ投げようと思った球が、間違って高めへ行くと打たれる。しかし、初めから意識して高めへ投げようと狙った高めは打たれないという。意識し入れたものは生きてくる。
 この場合、勇気を持って、もっと大きく入れてもよかっただろう。
■B「夕暮れ時」:白鬚神社前海岸より比良山系の山並みの趣を撮る。
◆これはちょっとあいまいだった。なにをもって「山並みの趣」とするか。この絵から想像すると、左からだらだら上がりの稜線かとも思うが、ちょっと間延びして魅力が薄い。右の岩?、湖岸線?などを生かした方が、意図がはっきりしただろう。




も ど る
■森川邦昭

■着信:2009.06.30
■撮影場所: 屋久島 大川の滝
■撮影時の状況: よく晴れた午前10時過ぎ、緑の美しい山中の大川の滝です。
  雨の多い屋久島でこその落差88mの迫力のある滝を、全体像と範囲を狭めて迫力のある滝の流れを追ってみました。しぶきで岩が光っていましたが出来た写真を観て脇役として生かせたのかなとも思っております。
■題名: 百選の滝 (三枚共通)
■シャッタースピード:滝には遅いスピードでの撮影も思いましたが出来ませんでした。簡単なことではないと思い知らされました。露出、ぶれ共にこれからの課題です。 
◆1.滝の全景を撮っている。これはオリジナルのデータだろうか。水と岩と、さして明暗差があるようにも思えないのだが、水が飛んでいる。現場がよく分からないから何ともいえないが、もしストレートに撮って、こうなったのだとしたら、マイナス補正が必要だった。一度飛んでしまうと、いくら調整してもトビは戻らないから
◆2.滝はスローシャッターで水を流して・・・というのが当たり前のように行われているが、やりすぎると雲を流したようになってしまう。上品なお公家さんの写真というところ。本来滝というものは、荒々しいもので、流れているところがあってもいいのだが、どこかに止まっているところがあった方が迫力が出る場合が多い。この場合も手前の(下のまん中へん)は止まりかけている。こういうところがピシッと写った方が力が出る。そう考えてみるともう少しシャッターは速くてもよかった。         
◆3.三枚のうちで、これがいちばんいい。露出もこれがベストだろう。流れている水と止まっているしぶきがうまく表現されている。




も ど る
■HN

■着信:2009.07.02
■撮影場所:能登川水車公園
■題名:よしきりなぜ泣く
◆ほーんと、よく鳴く。いまはヨシキリの最盛期。ぎょ、ぎょ、ぎょ、ぎょぎょぎょぎょ。声は聞こえるのだが姿が見えない。見えるのはときどきヨシの間から飛び立つときだけ。葉陰に入るともう見えない。私など、とまった姿を見たこともない。
 一枚目の写真、いいね。上の足をかがめて下を伸ばして、力一杯鳴いているところ。そういえば彼らは水平なところに止まったことはないのだから、手慣れたものなのだろう。
 1と2は同じ場所から、シャッターチャンスの違いだろうが、口の開き方など、1がOKだ。
 3は若干場所が違うらしい。生態写真としては、やっぱり葭の葉が見える方がいいね。
 HNさんに質問。1.2は連続ものとして、これは当たり前だが、3も含めてみると、右足が上で、左足が下。これは止まり方が決まっているのだろうか。逆の止まり方はしないのだろうか。
 ところで、2枚目でとくに感じたのだが、画面が若干暗いように思う。そのときのイメージもあるから、撮影者でないと何ともいえないところだが、私が見た感じでは、もう少し明るくてもいいように思う。この鳥のいる環境はさして暗いところというイメージは持たないから。
 明るさ調節見本2
 明るさ調節見本3




も ど る
■S.T

■着信:2009
■色褪せましたが今回も隠岐観光シリーズ NO4。
■撮影場所:隠岐郡西ノ島町 国賀海岸。摩天崖。 海蝕崖で映画「私は貝になりたい」のロケ地。
■1.垂直に削り取った様な高さ約260bの絶壁。
◆「凄い絶壁だ」と、いわれてみればなるほどと思う。一目見て、凄い岸壁だと言うことは分かる。しかしそれが、現場で見たS.Tさんの感動と比べてどれぐらいのものか。これが写真の難しいところ。自分が見た感動が、他人に伝わらなければ、写真は成り立たない。この高さをいかに他人に伝えるか。
 いちばん簡単な方法は縦位置にすること。サンプルは無理にトリミングしたので、画像が荒れているが、長いレンズでねらえばよかった。揺れる船上からでは簡単でないことは百も承知だが。
 そして、船の窓枠だとか、屋根だとか、誰が見てもその高さが分かるものをそれに重ねる。「そうか、船の屋根(船に屋根があったかどうかわからないが・・)、より高く見えるのか」。と感じさせたらしめたもの。
■2.摩天崖を背面にし観光船での移動。
◆気持ちはよく分かる。あれが先ほどの摩天崖だ。それに向かって航跡が伸びていく。青い海水に白い波。思わずシャッターを切ったら、上下に2分されていた。しかし、そうはいうものの、これをどちらかに決断せよとは酷な話。この2分割を避けるのは、手前に別のものを入れるしか手はない。となると目の前にあるのは自分の船だけだ。船尾の一部とポールとか。
■3.稜線はなだらかな草地で遊歩道もある。
◆これはいいな、特に右の手すり?(杭か?)、これがきいている。ここから断崖を下りますよ、という感じが伝わってくる。これが木に見せかけたコンクリートの枠だったら絵にならなかったが、この素朴感がいい。とくくに細い杭にハリガネ。小さく見える船の航跡もいい。左端はカットしておいてもよかったか。




も ど る
■SS

■着信:2009.07.07
■撮影場所:希望ヶ丘
■1.新生:毎度おなじみの木ですが、地表を太くて長い根っこが伸びて、そこから芽が出ていました。MRTさんの撮り方をみならい、芝生に腹這って親の木と一緒に写しました。
◆イヤイヤ大変でした。MRT流も楽じゃない。上からのぞけるファインダーだと楽なのだが。新芽に当たる光など言い出せばきりがないが、それはさておくとして、問題は「地表を太くて長い根っこが伸びて、そこから芽が出ていました」という下り。要するに、この芽と向こうの木が長い根っこでつながっていると言うことを表すにはどうするかだ。レンズをワイドいぱいにして、縦位置でここから根っこのつながりが見えるポイントまでカメラを上げる。芽はこれより小さくなるが、それはしかたがない。
■2.梅雨の晴れ間:しばらく行けなくて久しぶり
でした。芝生もみどりが濃くなり葉も茂っていました。
◆画面全体が少し暗い感じ。この画面では、地面の割合がけっこう大きい。芝生の質感を出したい。
調整見本


も ど る
■SKI

■着信:2009.
■1.初夏なのに紅葉?:守山市芦刈園
◆エエなー。芦刈園へ行って、アジサイを撮らない、このへそ曲がりな精神がエエなー。「初夏なのに紅葉」、題自体がへそ曲がりやわな。いやしかし写真もエエよ。一目見て、何を狙ったのかがはっきり分かる。これが写真の出発点。バックの白ぼけがもう少し少なかったら、もっとよかった。
■2.こわいなあ〜もう〜:高島市安曇川河川敷竹林 (私も歩いたが、竹が動くのでこわかった。)
◆右の弟の怖がっている様子がいい。兄ちゃん自身も怖いのやけど、弟の手前怖そうな格好もできんし・・・。二人の行き先にタケノコが首を出していたら、それを見たいのだけど、行くのは怖いしというストリーが出来たのに。タケノコには時期が遅かったか。
■3.目立ちがりや:野洲市近江富士花緑公園         (離れた場所からでも目に付く花でした。)
◆花の名前は分からないが、確かに目立つ花だった。これはいい勉強材料になる。
 まず、メインの花に対して、遠くの花(サブ)をどちらに置くか。茎の曲がり具合からして、一般的には左側(カーブの内側、サブを受け止めるという感じで)だろう。しかし、いつもそれでは面白くない。場合によっては、定石を崩したくなる。そういう場合に、右側(カーブの外側、はじき出す)という手が出てくる。これはそのケースに当たるといえる。左・右は自分が左右に動けば解決する。
 その次、メインとサブの大きさの関係。この場合、サブをもう少し大きくした方がバランスがいい。この大小関係は、花(メイン)までの距離とレンズの長さで調節する。
@ワイドで近づくと、サブは小さくなる。
A遠ざかって望遠で狙うと、サブは大きくなる。
 もしこの状態で、さらにサブを大きくしようとすれば、バック(後退)してレンズを伸ばせばよい。被写体のまわりを、前後左右、自由に移動できる場所はそうざらにはない。ここはそれが可能。絵を作る練習にはもってこいだ。花が枯れないうちにもう一度どうぞ。




も ど る
■MRT

■着信:2009.07.08
■題名:かくれんぼの蝶々
■場所:湖南 十二坊の森、梅雨の暑い日に陰を求めて一息していると蝶々が飛んできて葉の陰にかくれました.しばらく探すのに苦労しました。
◆葉っぱにべちゃっとくっついているのが蝶々か?。
それとも蝶々は別の所に隠れているのか。説明を読んでもようわからんな。不思議な写真やね。
■題名:幻の葉
■場所:希望ヶ丘、桜の木の一部だけが美しい何とも言えない赤色で楽しませてくれていました。
◆写真そのものは上の写真よりは分かりやすい。メインは2段目のブロックだろう。そう考えてみると、それがバックの太い枝と重なったのが、ちょっと苦しかったか。でもその葉っぱがついている枝の光具合など、なかなかいい。全体にもう少し明るく調整したらどうだろう。 明るさ調整見本
■題名:近寄る木
■場所:希望ヶ丘、この木の面白さをどう表現したらいいのか少し悩みました。木自体が歩いて来ているように見えませんか?。私、だけなのかしら!
◆やっぱりMRTさん自身も悩むんか。しかし、こっちはもっと悩むぞ。何でこの木が近づいてくるんや!、と悩んでいたら、横から、うちの社長が、「うん確かに歩いてくる」とのたまう。そうか、ワシらのような普通の人間には見えない何かがあるのか。まあカンガルーぐらいには見えるけども。日産自動車に売りこんだらどうや。「乗ってカンガルー」。
 ちゃかしてばかりでいかんわな。何か書かな遺憾のやが、(「何か書かないかんのやが」と打ったら、ワープロが勝手に「遺憾」と変換しよった)。これはもう降参。誠に遺憾に存じーます。ハイ。
 





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