デジカメ わいわい村
とれとれ作品集 NO.29

2009年04月・後半

も ど る



HND KUC 森川 MEGW HN S.T MRT h・m TNK m.m

も ど る
■HND

■着信:2009.04.10
■撮影場所:京都鴨川堤
■(1)桜の木の幹に咲いている花で、バックが緑が濃くて多少誤算でしたが、構図的に面白かったので撮りました。
◆桜の力強い幹と枝。カメラを向けようと思った気持ちはわかる。しかし、問題点が2つ。1つはHNDさん自身がいっているようにバックが近すぎた。これだけ近いと手の打ちようがない。2つ目は、光が変えmらの真後ろから来ている。枝は下が多少陰になっているが、幹は陰なし。 いずれにしても対象物は悪くないのだが、それがある場所が悪かった。バックが川の流れとか、別の場所を探した方がよかっただろう。
■(2)土手の上の少し高台にある大木と空の色のコントラストが気に入り、それに民家の屋根を入れてまとめて見ました。
◆1に比べるとこちらは安定している。民家の屋根も低く抑えて、うまくいった。空もきれいで文句なし。ただ一つ惜しかったのが、散歩している人の防止が、メインの木の幹と重なってしまったこと。もう少し待って、民家の陰のところへ持っていったらよかっただろう。
■(3)桜のトンネルに歩行者の後姿を入れてみました。
◆こういうところでも人物が入ると生きてくる。光も横(右)から来ていて悪くない。まあ可もなく不可もなくというところか。カメラを下げて、見上げる構図にすればもっとよくなっただろう。この空なら入れても大丈夫だ。 




も ど る
■KUC

■着信:2009.04.14
■撮影場所:大津市三井寺
■1.花天井:桜の花は見上げるのが一番美しいように思います。広角で空の青さもねらいました。
◆広い参道から見上げたところ。空の青さがきいた。これは白かったらアウトだった。もし可能なら、もう少し近いとろに人物が入ったほうがより効果が上がっただろう。それと、右上と左上に黒い幹が見えている。少し後退して、これを大きく取り入れたらもっとよくなった。
■2.花の頃:この時期、見物客が多くてなかなか絵になりません。一時間ほど同じ場所に待ちました。桜の花の頃に、ぴったりの若者に恵まれました。
◆1時間も粘ったとか大変でした。ということでお気に入りの人物らしいが、もう少し大きくてもよかったかな。それともう一つ、これはやってみなければ分からないが、灯籠の並び。左側はこれでOK。問題は右側、灯籠の並びの延長上にカメラがある。あとほんの少し、参道側(左)へ寄って奥までの並びが見えるようにした方がよかった。
■3.桜舞う:ほとんど風はないのに、満開の桜はもう散り始めていました。
◆暗い塔をバックに散る花びら。いいね。空もOK。上からの枝振りも上品。いい写真に仕上がった。
 あと少し気になるところを上げれば、塔が若干右にあった方がよかった。上からの枝が左向きの方向性を持っているから、左を広くした方がよいだろう。ただし、ほんのわずかでよい。花びらがもう少し流れていたほうがよい。プロパティでこのときのシャッターシャッター速度を調べておくとよい。ただし、花びらの速さはその時の風やカメラからの距離などで変わるから、結局はその場でシャッタースピードを変えて撮るしか仕方ない。その場合はPモードが便利だ。




も ど る
■森川邦昭

■着信:2009.04.17
■撮影場所:野洲市内
■カメラを通して桜を見るのは今年で二度目です。 今まで教わったことを思い出しながら、長い時間を桜の木の下で過ごしました。時には見上げる首の痛さを感じながらでした。やはり構図が難しくどうしたらいいのかに明け暮れましたが、桜と何か他に見えたもの、見えるものを探して組み合わせました。
■陽春1.
◆下(影が映っている面)は地面かと思ってよく見たら、桜の木肌だった。手の込んだ写真だ。こんな所は、よほどじっくり見ていなければ、見つからないだろう。偶然見つかるか、それとも初めからイメージを持っていて見つけるかで、できあがった写真に微妙な差が出てくる。若干コントラストを上げた方がいいような気がする。私のディスプレーだけかも分からないが。
■陽春2.
◆桜の下を行き交う人々。長いレンズらしくてバックがどうなっているのか読めない。堤防の斜面だろうか、そういう具体的なことは見せないのがよかった。そこが夢幻境の感覚を与える。面白い写真に仕上がった。
■陽春3.
◆幹をメインにした写真。これもかなり苦労をして選択した場所だろうが、光線選びで若干甘さがあった。太い幹が左下から右、左と枝を出して、さらにY字形に枝分かれする。そのY字のあたりまで、残念ながら、正面から光を受けて、幹の木肌が明確になった。これでも別に間違いだとはいえないのだが、黒くつぶれるのに比べると、迫力が違う。黒くつぶれた方がはるかに迫力がある。たとえば、この写真でいえば、Y字の先、両方とも「く」の字に折れ曲がっているが、その折れ曲がった先は黒くつぶれている。細いけれども強い。




も ど る
■MEGW

■着信:2009.04.17
■撮影場所:
■@里山に映える:山科琵琶湖疎水にて、山をバックにし木立を意識して対岸からアップで撮ってみました。
◆雨のあとだろうか、それとも曇り空だろうか。桜の幹は黒くつぶれて結構強い。そういう意味ではうまくいった。幹を中心において、大木をドーント捉えた形だが、左下と、右端がちょっと力が弱い。そこを幾分ずつカットしたら強い写真になっただろう。
トリミング見本
■A桜立つ:かざみ公園にて、ようやく対岸の景色が見渡せるようになり、現地へ走り遅咲きの桜をいれ撮ってみました。
◆下の方に植わっている写真を丘の上から撮った勘定か。この場合の手前の草はない方がすかっとするのじゃないかな。やってみなければわからないが、丘の下の風物を邪魔にならない程度に入れたらサクラの木も落ち着くのではないか。電柱などがかなり目立つのかなー。
■B雨にしだれる:奥琵琶湖菅浦にて、雨上がりのしだれ桜をアップで撮ってみました。
◆雨の中かと思ったら、雨上がりでよかった。イヤハヤ、お疲れさまでした。花も枝も水分を含んで、よけいに垂れ下がっているところ。ましてや下は濡れている。しゃがんで撮るにも苦労する。それを下から撮れというのは無理な話。結局上から撮った。当然下の草がバックになる。この花のピンクとみどりが合わないんだなー。もう少しみどりが暗いとよかったのだが。いやいや無理を承知の話しです。




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■HN

■着信:2009.04.17
■撮影場所:彦根城
■1・古木の桜
◆アー、びっくりした。壺にサクラの木が植わっているのかと思ったぞ。広角で幹にうんと近づいたのだろう。思った以上にに効果が出たというところか。左側が全面黒くつぶれてしまったのがしんどかった。こういう絵は、最終的には枝の造作で決まる。言い換えれば、枝の重なりをどう切り取るかということ。
■2・桜いっぱい
◆下は堀だろうか。ドーント大きな枝をほぼ水平に持ってきた。有無をいわせぬ力強さはある。そういう意味では成功した。バックがよく分からないので、この場合は少々カメラが傾いていてもさして目障りではない。もう少し斜めに下がってくるように配置したらもっと安定しただろう。
■3・桜花食べる鳥
◆ヒヨが桜の密を吸っている。川蝉で鍛えた腕だ、これくらいは手軽いところだろう。ピントがぴしゃりと決まっている。鳥の体は陰になっているのだが、模様まではっきり見える。とはいえ、じっとしている相手ではないから、追いかけるのは大変だろう。ヒヨの身体のところで、枝が交差したのはちょっとしんどかった。




も ど る
■S.T

■着信:2009.04.20
■撮影場所:洛西竹林公園
■1.若竹:早い成長、市場の筍はこれから !!!。
◆竹薮の中だから、すきまを透して射してくる光が頼り。これはほんのりとした光が、カメラの方から射しているところだろうか。鋭いきりっとした光でエッジを立てると生きてくるのだが、なかなかその光はないだろう。たとえば、竹林から道路側へはみ出したヤツなどはねらい目だが、おそらくかなり管理された竹林らしいから、めったにそういう話しはないだろう。
■2.クロチク:斜め横からと言われても真中に?
◆素直に伸びている。S.Tさんのコメントは真ん中に来たメインの竹のことを言っているのだろうが、これでもいいような気もするし、あと少し左へ寄っていてもいいような気もする。右へ寄せたのではシンドイだろうな。竹自体がが右へ曲がっているから。それよりもむしろ左からの光がほしかった。これも竹林の内部では無理な話だろう。
■3.キッコウチク:甲羅型がどうして?
◆タケノコとはよく分からないが、どうしたらこんな竹が出来るのか。この波形は傷なのか節なのか。何とも不思議な…。これを90度角度を変えてみるとその左のように見えるのだろう。
 写真としては中央の波形がついているのがメインだろう。光のあたり方で見ると、手前の黄色いふとい竹をはさんだ奥の2本が、左からの光を受けて面白い。おそらくこういう施設は園内自由に歩けないだろうから、ポジションが限られるが、可能ならば、この2本をつかって絵を作ってもよかったか。




も ど る
■MRT

■着信:2009.04.20
■撮影場所:滋賀県海津
■1.波の上を光がーーー!
◆桜見物の船の上から、船が作る波を捉えたところらしい。シャッター速度は自分で設定したのだろうか。天気がよくなくて、シャッターが遅かった。それが幸いした。船の波が流れるように見える。それでいて、対岸の桜一見する限り流れていない(どこまできっちり止まっているかはわかりにくいが)。遠いところは止まる範囲で、うまく設定されたのだろう。
■2.雨の音
◆水たまりに落ちる雨だという。いくつかの輪が重なって模様を作る。画面の半分が影になっているのが面白い。ボクの感覚で言えば、もう少しコントラストが強い方がいいかな。調整してみたので見てください。
コントラスト調整見本
■3.散り行く桜
◆もう一枚よく似たのがあったが、こちらの方がピントがしっかりしていた。道路上なのか、路上に水がたまった所なのか、そこのところが画面を見ただけではちょっとわかりにくい。右の方の黒い筋は木の影のようにも見えるし、道路についていた筋のようにも見える。こういう写真は、どういう写り方をしているか詮索する必要はないのだが、路面に糊のようなものが付着しているようで、そこらが気になる。もう少しカメラの角度を変えるとこのぬめり感はなくすことが出来たのではないか。状況が分からないから簡単に云々することは出来ないが。




も ど る
■h・m

■着信:2009.04.23
■1.新奈良街道からみた大円寺さんの大屋根と桜:屋根瓦がもう少しふるかったらよかったのに と思います。
◆もう少し瓦が古かったら。ウン、確かにね。それはその通りなのだが、これでも試作らが最低位中ったら、…ナニ????、何の文章が紛れ込んだのか。(コレデモシサクラガサイテイナカッタラと打ったのだが、迷変換)、これでもし桜が咲いていなかったら、立派な屋根の写真(屋根がメインの写真)になる。ところが花が咲いているために花も自己主張して、この画面上では1対1の引き分け。だから、花の写真にするには、屋根を小さくする必要がある。この角度からでは難しいなー。
■2.同じく大円寺さんの桜:花びらがはらはらとふりかかり、桃源郷の気分でしたが、花びらはなにも写っていませんでした。
◆これはいいね。2本の幹がドーンと来た。これは強い。強いのだが、これも幹と幹が1対1のウエートになっている。このバランスが崩れたら(どちらかが主、どちらかが従の関係になること)、もっといい写真だになった。
◆「花びらが写っていなかった」ことについて。ひらひらと散る花びらは目で見ると動いて見える。だから多少明るいところでも見える。ところが写真に撮ると止まってしまうから、咲いている花びらと一緒に見えて、どれが散っている花びらか区別が出来なくなる。
 だから、散る花びらを写すには、バックが建物の影など暗い場所を選ぶ。その時もシャッターが速いと花びらは止まって写る。そうすると花びらではなくゴミに見える。散る花びらを表現するには、シャッター速度を遅くして花びらを流して写す。手持ちでは無理だから三脚を使う。
■3.朝日を浴びて咲く我が家の桜です。
◆いい光だ。特に真ん中へんの花びらに当たっている光がいい。こういう光が当たっている花びらを直接青空をバックに撮ると、これを桜という写真になる。さー来年だ。




も ど る
■TNK

■着信:2009.04.19
■冬の名残
◆手前の丘は岩か、雪の解け残りか、よく分からないが、貝殻のような、クレーターのような模様が面白い。写真としては丘の上に小さく建物も見え、手前の残土?に対して奥のシラカバも、それなりの遠近感があるのだが、肝心の残土?がドーンと真横向きにあるために、その遠近感が生かされてこない。もう少し斜め方向から撮ることが出来なかったのだろうか。
■春が来た
◆これは何の葉か、実か分からないが、有刺鉄線が巻きつけられているのかと思ったぞ。「春が来た」という題で、狙いは白雲だと思う。(よく分からないがこの植物が春を象徴するものとは思えないので)。とすると、白雲はちょっと大きすぎたかな。
 空に出ている雲の大きさは、神様任せだと考えるかも知れないが、もしレンズに余裕があって、植物との距離が自由に変えられたら、雲の大きさは変えられる。すなわち、植物に近づいて、レンズをワイドにすれば、雲は小さくなるし、逆に植物から離れて、レンズを長くすれば雲は大きくなる。一度お試しあれ。
■きになる木
◆どないしたら、こんな木ができるの。作品としてはどういう見方でまとめるかだろうな。この場合、メインになるのは、光がしっかり当たっている穴のあいた枝だろう。太い幹も候補だけれど、光の強さには負ける。右下のごちゃごちゃは整理する。そこまでしても、作品にする意味が見つからんなー。




も ど る
■m.m

■着信:2009.04.25
■皇子山公園の池しばらく通います。池の住民と仲良くなるまで。
◆ちょっと足音がすれば逃げ出すカメもいるのだが、こちらのカメはのんびりしているなー。
 画面を拡大してみるとよく分かるが、ピントは、写っている木の像に来ている。カメラは池の向こうの木までの距離でピントを合わしているわけ。当然池のカメよりは遠い。写真の題が不明で作者の意図が分からないが、「池の住民と仲良くなる」には、カメにピントを合わす必要がある。そのままでは普通に撮れば、池に写った木の像はぼける。ぼかしたくなければ、ぐっと絞り込む。当然、シャッターは遅くなる。明るさにもよるが、三脚使用が必須になる。池に波があると、木の像が動く。シャッターが長すぎると、カメラブレではなしに、被写体ブレ(動いているものが流れる現象)を起こす。たかがカメ一匹、面倒な話しやね。鶴は千年、亀は万年。あわてずゆっくりやりましょう。
 送られてきたデータのコントラストが低かったため若干調整をした。カメの写真がもう一枚あったが、甲羅が白く飛んでいたので、こちらを使用した。
■犬の散歩、これは上の部分トリミングしました。空が気になりましたので。
◆どんな空だったか分からないが、出来た写真を見てこれでいいと思う。青春映画の一場面のようだが、バックが華やかすぎるため、人物が喰われている。何を狙ったかによるが、犬の散歩だとしたら、もう少しアングルを考える必要がある。もう少し人物を強調できるように。
◆水が張られた田圃。絵としては単純すぎたかな。何かポイントになるものがほしい。





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