デジカメ わいわい村
とれとれ作品集 NO.24

2009年02月・前半

も ど る



MEGW 森川 HN 布施 S.T SKI HND MYST TNK

も ど る
■MEGW

■着信:2009.01.26
■かざみ公園から見たカシミールの絵図をたよりに、25日撮影に行きました。前日寒波到来、荒れた天候でしたが、幸い翌朝は晴れ、東の山並みには黒い雲が横たわり、雲の合間と雲上からの日の出を撮ることが出来ました。(上2枚)
また、26日は花田氏と同行して、雲の多い日でしたが撮りにいきました。雲の合間に出て、雲に隠れていく景色が撮れました。毎回同じパターンですが少しずつ場所をかえ、新たな発見にチャレンジ!!していきたい。(下)
◆1.かざみ公園の典型的な絵。ここはもともとの配置が、あずま屋が近すぎて絵になりにくい。本当はカメラをもう少し下げたいところなのだが、現実問題としてはフェンスがあってバックできない。しんどいところ。太陽はうまく写った。もう少しすると湖面の反映が出るのかな。
◆2.レンズをもう少し長くしてもよかったか。雲から半分ぐらい顔を出しているところらしいが、太陽の光をうまく押さえて、露出もうまくいっている。正面の裸木をもう少し大きく(カメラを近づける)撮れば、バランスがよくなった。左上の葉のついたのは要らないだろう。
◆3.このタイプの日の出は上2枚に比べると力が弱い。レンズがいうことをきくなら、うーんと伸ばして、山と太陽をアップするとよかった。そのとき、湖面手前に点々と見える「浮き魚礁」を入れたくなるが、それを入れようとすると、よほど気をつけないと、水平線が画面の真ん中に来てしまう。長いレンズで、この浮き魚礁は扱いにくい。それをやる場合は、下の国道沿いまで下りた方がいい。ことが起こってから移動することはできないから、どちらへ行くかは事前の決断になる。


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■森川邦昭

■着信:2008.01.31
■撮影場所:白馬村(長野県)
■1.木立の向こうの五竜岳:快晴でした。撮影は午前9時から10時頃の間です。
◆雪の白さがうまく出ている。この4枚のうちでは、雪の質感はこれが抜群。まわりの木の黒さが、雪の白さを助けたかな。ただこの場合、両側に黒い木を置いたのは、いわゆる門構え。ちょっと苦しかったか。というのは、五竜という山はずっしりとした重量感が売り。それを両側から押さえてしまった。どちらかへの広がりがほしいところ。
 多少無茶な話しだが、真ん中の低い木を生かして、両再度をカットして、タテで行く手もあった。この場合は重量感は捨てて、高さだけということになる。
■2.八方尾根と五竜岳:光は斜めから差す時間帯でした。
◆いい光線だ。山の立体感がしっかりと出ている。色調がややブルーがかっているが、これは仕方がないところだろう。手前の山とのバランスもいい。五竜もさることながら、左の鹿島槍が山好きにはたまらないところ。いずれにしても1本1本きっちり見える山筋が見事。
■3.常念岳
◆安曇野の高台から見た常念岳。こんなに奥行きがあったんだなー。写真としては、2とほぼ同じことがいえる。手前の樹木で、里から撮っていることが分かる。そういうことで、何となく懐かしさを感じる風景である。これより下を入れると、邪魔物があるのかも知れないが、もし問題がなければ、もうちょっと下まで入れてほしかった。以上2枚はチャンスに恵まれた。
■4.夕方の北アルプス:太陽は山の向こう側に沈み、その光に照らされた光景を見かけました。
◆ちゃんすといえば、これは上の2枚以上の大チャンス。これを見逃す手はない。さてどう撮るか。こんな光は考えていたら直ぐに消えてしまう。とにかく無心でシャッターを切る。空の光はもちろん、山の高さもほしい。足して2で割ればこの絵になる。これは仕方ないだろうな。誰が撮ってもこうなるだろう。
 そしてできあがった写真を見て思う。やっぱり中途半端やなー。じゃどうしろというの?。ボクにも分からん。                       


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■HN

■着信:2009.02.03
■題名:白鳥のいる琵琶湖。
 白鳥の飛び立ちのところを狙っての写真を撮りにいっている時、天気が良いので琵琶湖大橋が綺麗に見える、美しく感じましたので写真にして見ました。
■撮影場所:草津市志那浜。
◆一枚目は琵琶湖大橋というより、カモたちのなかでの白鳥というところだろう。むしろバックの比良山との組み合わせがいい。水平線の位置、山と鳥とのバランスもいい。比良山とのかねあいを考えると、カメラがもうちょっと左へ向いていてもよかったかも知れない。
 二枚目、三枚目はほとんど同じところから撮ったもの。琵琶湖大橋を意識したものというが、琵琶湖大橋を知っているものが見れば分かるかも知れないが、その存在を知らないものが見た場合、それを見つけろというのはちょっと無理だ。
 白鳥を撮ったときにたまたま写っていたというのではなしに、初めから琵琶湖大橋を意識して、長いレンズで絵を作ぶべきだった。割に遠望がきく天気だっただけに惜しい。超望遠で狙うと蜃気楼が見えたかも知れない。
 教室で見せてもらったときは、もう少し長いレンズで、飛んでいる白鳥と大橋の組み合わせがあった。また見せてください。




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■布施 誠

■着信:2009.02,04
■1.雪原
■2.浅間遠望
■3.浅間山噴煙
■2月1日から2日の深夜珍しく雷が鳴り響きました。この音が浅間山の噴火音だったようで、早速浅間山が見える車山へ。先月は積雪のため躊躇していた霧が峰でしたが、今年は除雪も早くから行われており、支障なく車山までいけました。
■撮影場所:長野県車山高原
◆そうか、聞こえたか。浅間山と茅野の距離は約56Km。野洲からの距離でいえば関ヶ原ぐらいにあたる。伊吹山が爆発したらやっぱり聞こえるのだろう。やはりかなりの爆発音だったんだろうな。溶岩がぐにゅぐにゅと出る噴火では音はしないもんな。
 1は車山までの途中というところか。落葉松が生えていて、牧場の柵らしいものが続いている。遠くに雪の山が見えて、遠近感がはっきりしていて、気持ちのいい写真だ。
 2は3とほぼ同じところらしいが、完全に同じ場所ではなく、時間的にもさがあるらしい。雪原の向こうに浅間山が見える。距離約44Km。野洲から米原あたりというところか。それより遠くにある伊吹山が見えるのだから、そこから浅間が見えても驚くほどのことはないんだ。
 3はうーんと伸ばした。なるほどまだ噴煙が出ている。雪原を歩いている登山者の列が見える。天気がいいからよいのだが霧が出たら怖いぞ、こういうところは。方向が分からなくなるのだから。
 でもきれいな山だ、浅間山は。手前に何かほしい気もするが、望遠レンズではそう簡単にはいかない。これはこれで記録写真として意味があろう。
 楽しいものを見せてもらった。

 信州茅野だより(2009.2.9)
 布施さんから季節の便りが届きました。
 八ヶ岳の雪形。右側のピークの左下。コイが身をくねらせてこちらへやってくるところ。右側は、タツノオトシゴに見える。こうしてみるとすっかり春の景色。でも寒いんだろうな。
 布施さんの便りによると、左から西岳(雪のないピーク)、権現岳(雪のピーク左側)、雪形のある山が編笠山です。
 今年は暖冬で、県北部で早くも雪形が見られると昨日地元のニュースで報じていました・・とのこと。






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■S.T

■着信:2009.02.05
■撮影場所:多賀大社
■ 一月は神社巡りになり、今回は地元荒らしで多賀大社です。
 多賀大社の太閤橋(他では太鼓橋) 。
 1.側面。
 2.ちょっと怖い。
 駅までの絵馬通りでの古民家2軒。
 3.古民家 不釣合い
 4.古民家 面格子
  伊勢地方と同じ笑門のしめ縄、柵は六角材ナグリ仕上げ、面格子、鉄製の郵便受け、うだつ、に似合わない室外機と衛星アンテナ。綺麗に保存された面格子。
◆多賀神社では太鼓橋のことを太閤橋というんですか。しかしこれは難儀な光線だった。橋の中心線と光線の方向が完全に一致している。一日で一回しかない時間帯だ。
 1の写真は、もう少し時間がずれて、3本の橋脚が斜めからの光を受けていたらよかっただろう。
 2は、これも橋脚が写ってほしいところ。もし後退できるものなら、レンズが伸ばせる一杯のところまでバックして撮ると、橋の勾配感が強くなって、本当の怖さが写る。
 3.4の古民家は、天気がよすぎてしんどかった。こういう建築物は、陽が当たっているところと陰の部分のコントラストが強いと苦しくなる。(お寺の等などはこれがてきめんに現れる)。たとえば、3の二階の格子窓。これなど歴史的に価値があるものだと思うが、この場合は軒の影になって上部がしっかり見えない。
 4も格子に木の影が直接落ちて、これもしんどかった。それと手前の3本の竹の垣。光が強すぎて、格子窓より先に目に入ってしまう。
 いずれにしても、これは薄曇りから曇天に限る。






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■SKI

■着信:2009.02.06
■唐崎神社境内からの景色です。撮影は昼頃でした。青空なのに、対岸の景色はベールをかぶったようにぼやけていました。前に、曇り空の時に、同じ場所から対岸を見た時の方が、はっきりと見えていたのに。ちょっと残念でした。でも、この場所は、静かで見晴らしも良く、手入れも行き届いていて、とても気に入ってます。
■撮影場所:大津市唐崎神社。
■1.窓
■2.ベールをかぶった三上山
◆天気がいいから見通しがいいわけでなしに、むしろ曇っている方が遠くまで見えることが多い。うっかり見ていたら気がつかないことだけれど。それに気がついただけでも写真をやった値打ちがあった。
 唐崎神社の松は、いろんな形をしていて面白いのだが、対岸の風物と組み合わせて絵を作るとなると難しいところ。なぜかというと、松に対して、カメラが後退できないので、レンズを長くできない。いきおい、対岸の風物は小さくなってしまう。ここでは、対岸の風物は無視して、別の構図を考えた方がいい。 


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■HND

■着信:2009.02.06
■冬の東北三題
■1.雪の蔵王
 スキーのゲレンデがあちらこちらにあり、それを上から見ると山全体が面白い模様になっています。
■2.雪のウエーブ
 木々の枝に雪が積もってウエーブを奏でているようでした。
■3.最上川
 日本三大急流のひとつに数えられていますが、流れよりも川岸の山々が厳しい冬の景色を見せていました。
◆1.山からすれば人間のエゴを見せているわけだが、それはそれとして写真はそのゲレンデがアクセントになっているのだから面白い。無意識に撮ると空が大きく入るものだが、それを押さえたところはよかった。
 2.枝についた雪を狙ったのだが、これだと、「枝に雪が着いていました」というだけで、見る人も「ハイ、そうですか」で終わってしまう。枝が多すぎるのも難儀なことだが、大事なことは光だろう。どこから撮れば雪の枝が一番生きるのか。どの光を捕らえるか。これが最初で最後の勝負。
 3.最上川。「雪解けを集めて速し・・・」というところ。川幅が広くて写真としては難しいところだった。右端に手前の岸が見えているが、仮にこれが写っていなかったとしたら、川というよりはダムになってしまっていた。右端の手前の岸が風景の遠近感を作っている。そういうことを考えると、対岸の建物かな?、船かな?、これを捨てて、カメラをもう少し右へ振ったたようがより遠近感が出たかも知れない。




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■MYST

■着信:2009.02.09
■題名:カーブ。
◆これは雪景色で色のない風景にも見えるが、左のバスに色がないところを見ると、あえてモノクロームにしたのかな。
 さて題名は「カーブ」。黒い道路が緩やかにカーブしていく。両側の雪で黒さが強調されて成功した。道路に車があった方がよかっただろう。車をどこにおいたらいいか。何枚か撮って比べてみるとよい。
 


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■TNK

■着信:2009.02.09
■題名:凍てつく。
◆氷は青く写るのが普通だが、これは褐色に写っている。朝の太陽の光のためだろうか。不思議な感じがする。
 凍っているのはまさか川ではないだろうから、水たまりか。自然にこんな水たまりは出来ないから不思議なところだ。
 不思議が二つ重なったんだが、話しがそこで止まってしまうのがしんどいところ。何かプラスして、話の筋がほしい。



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