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デジカメ わいわい村
とれとれ作品集 NO.10

2008年07月・前半

も ど る

TN HN S.T 布施 HND 森川 m.m

も ど る
■TN


■TN  ■着信:2008.06.21
■雨上がりのアジサイ
■岐阜県関市板取  ■TNさんホームページ
■霧のかかった白黒写真のような山々に、あざやかなアジサイが映える・・・と紹介されていたのを思い出し挑戦してみました。空の白い部分に花を持って来ましたがさて。
◆白雲のかかる山の稜線をバックにしたアジサイ。なるほど、狙いは分かる。山の右上がりの線に対して、アジサイが左上がりに並ぶ、構図もいい。あと一つ、アジサイに薄日が当たっていたらなー。


も ど る
■HN

■HN  ■着信:2008.07.08
■雀の学校
■滋賀県野洲市・私の畑
■スズメが3羽以上集まるのが大変。
◆HNさんの畑特設会場「スズメの学校」。畑に枯れ木を持ち込んで餌付けをしたとか。畑でこんなことをやれて、楽しいだろうなと思うんだが、よく考えてみると、この枯れ木を探してくるのも大変だし、毎日毎日餌付けをするのも結構面倒くさいものだろうな。私なんかは、やったこともないことで、ただ写真を見せてもらって、あーだ、こーだといっているだけで申し訳ない。
 3枚のうちでは、1枚目のL型構図もしゃれているが、何といっても2枚目の空中戦がいい。そう簡単に撮れるものではないだろう。
 1枚目と2枚目は、鳥の配置などから考えると、一シーンの連続ものに見えるが、瞬間的に横から縦にカメラを回したのだろうか。それとも二枚目はトリミングものだろうか。それとも、全く別物だろうか。そんなことを想像していると結構楽しく見ることができる。
 表に出てこない苦労話があるはず、また聞かせてください。




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■S.T

■S.T   ■着信:2008.07.08
■愛知県常滑市やきもの散歩道
■散歩道の敷石(甕底や土管小口揃え)と擁壁の土管と整然と並べた焼酎甕を狙いました。
■(上)・廻船問屋龍田家前の坂道
■(中)・土管坂
■(下)・焼酎甕の擁壁
◆常滑市の地場産業製品を使った観光施設らしい。それぞれにそれぞれの解説がつくのだろうが、写真としてみると、3枚とも上り坂を下から狙っているらしい。というのは、上り坂だと一目で分かるのは、中の1枚だけで、上下の2枚は、上り坂らしいが、間違いないだろうなと念押しをしなければならない。
 上は、左側の家屋と道との関係から、下は左端に見えているわずかな道と上にいる人物とから読みとらねばならない。
 特に下の写真、もしこの写真で、左の道が見えなかったら、ただ単に塀を下から見上げているのとかわらなくなる。甕の線が水平線らしいのだが、中の写真の土管のような鉛直線(上下の線)が見えないから、その判断が難しい。
 それに比べると、中の写真は、上下に積み上げられた土管と継ぎ目の線とから、直角三角形が見えてきて、道が登りだということがすぐに読みとれる。
 以上この3枚、坂を坂として表現する習作としてとらえてみた。S.Tさんの狙いから離れていたらお許しを・・・。
 上の写真は、横長になっているが、空をカットしたのかな。これは独り言。




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■布施

■布施 誠  ■着信:2008..07.05 
■長野県霧が峰高原
布施さん久々の信州茅野便り。
■(上)雲。
■梅雨時の晴れ間でまだ夏の雲ではありませんが、白の絵の具を走らせたようです。
◆いい雲だ。カメラを下げて、空を広くとった。下の高原が単純で、何か変化がほしかった。写真を拡大すると、ヨシのようなものが生えているのだが、なにかな、これ。これに近寄るか、真ん中から左に生えている、これも正体不明だが、シダのような葉っぱに近づくか。といっても規制があって近づけないのだろうな。
■高層湿原(中)
■五月に送った際右側に偏っているとのご指摘でしたので、草も再生している時期だと思い再度行ってきました・・が、空がいまいちでした。
◆「空がいまいち」ということで、その気持ちが、絵に出たかな。・・・しのぶれど、色に出にけりわが恋は・・・というところか。湿原と空の両方に気持ちが分かれた。ここも自由に歩けないのだろうな。
■高原(下)
◆蓼科山?を左へ寄せた。それから右下がりに・・・ふんふん、なるほどと見ていくと、グライダーが2機。これが一目見て分かるぐらいにはっきりしていたら、いいバランスだったのにね。青空と雲とのバランスを考えると、山と空との按配はこれ以上しかたないか。
■追伸:高原を歩いていますと、キスゲのつぼみも大きくなってきており、ちらほら咲いたいるものもみられます。 19日〜21日の三連休あたりが、見ごろに、期待します。




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■HND

■水郷巡り   ■HND  ■着信:2008.06.29
■滋賀県近江八幡市
■葦の密集している所と対面の景色が雰囲気に合っていると思うので選びました。
◆一見して分かるように、この場合の主役はアシ。それはいいのだが、脇役として入れた左の船頭さんが思いもかけず効いた。手前とその奥の2人が、息があって同じ姿勢。ましてや三角形の(なんというのだったかな、菅笠?違うかな?)帽子がぴしゃりと決まっている。これをほっとく手はないわな。
 というわけで、船頭さんを主役にしたら、いい写真になったのに。残念。


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■森川


■森川邦昭  ■着信:2008.06.29
■近江富士花緑公園
■三上山の樹林帯(上)
■山中の林で竹や木に差す光を狙いました。   
◆題を見ずに写真だけを見たときは、竹か木かどちらを撮ったのかと思った。そのあと題を見て、・・・ははー、どちらともいえないから、「樹林帯」で逃げたな・・・と。撮影者自身分かっているとおり、これは基本的に無理な絵だった。竹自体には気持ちのいい光が当たっており、カメラを向けたくなるのは分かる。現場でどの程度自由がきいたのかはわからにが、もしこの竹を使うならば、それをアップで使えば、別の写真ができたのではなかったか。
■三上山の登山道(下)
■三上山の登山道に差す光を狙いました。
◆山道に指す一条の光。気持ちは分かる。しかしタイミングが悪かった。というのは、この光が道を手前と向こうに分断してしまった。光が道の方向に導いていくように斜めに指してくれたら、効果があったのだが。
 光が木と木の間から差し込んでいるわけで、いつまでも同じ間隔で差し込んでくるとは考えにくいが、奇跡的に、この光がこのままの太さで太陽の動きにつれてぐるっと回るとすれば、あと2〜3時間待てば、この光の筋は道の方向を向く。
 私は、その場で2〜3時間も待てない性格だから、いったん帰ってその時間に出直したり、それが何時頃かを読んでおいて、日を改めて出直したりしていた。


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■m.m


■夜明けの湖 大津港沖から  
■m.m ■着信:2008.6.29
■滋賀県大津市 
◆----上----
 雲間から顔を出す三上山。かなりの望遠撮影かと思われる。送られてきた画像はかなり暗かったので、明度・コントラストを調節した。多分レンズ固有の癖だと思うが、中心部が明るく写っている。結果的に山の部分だけが明るくなって、効果が上がった。どんな機械でもそうだが、全部癖がある。癖も個性の一つで、うまく使いこなすと効果が上がる。
◆----中----
 上とは別の日だろう。薄明の空に対岸の灯りが残っている。シャッターが遅かったのだろう、ほんの少しだが、カメラ振れがあるような気がする。特に手前のヨットがぶれているように見える。ヨット自体が動いたことも考えられるが、水面の様子から見て、大きく動いているとも考えにくいので、多分微妙なカメラ振れだろう。構図的には、湖面と空の両方に意識があって、最終的には両方適当に分配したという感じ。
◆----下----
 典型的な琵琶湖の日の出。きれいな雲がたなびいて、状況としては文句なし。
 太陽が出て空が賑やかになったから、カメラを上に向けた。しかし、ヨットを入れたいから、これ以上は上へ振れない。しんどいところ。一番上の雲が中途半端になった。中と比べて、レンズの長さは大きく変わっていないから、これ以上ワイドにはできなかったのだろうが、もしレンズがいうことをきくならば、さらにワイドにして、上の雲もしっかり入れるともっとよくなった。レンズに自由がきかないのなら、もう少し下の階から。それが無理なら湖岸に下りて、空を撮ると別の写真になる。
 絵とレンズの長さはパズルのようなもので、この場合、レンズを長くして上の雲をカットすると、水平線が画面の中央に来てしまう。難儀やね。





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