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デジカメ わいわい村
とれとれ作品集 NO.8

2008年06月・前半

も ど る

TN まさーき HN m.m SS S.T 森川

も ど る
■TN


■TN  ■着信:2008.06.14
気になる違和感
■和歌山県  
■高台にある梅とみかん農家から海を見渡す景色はすばらしいものでした。そこに何故か船が置かれており、この光景が気にとまりました。
◆びっくりしたなー。右端の木さえなければ、まさに「船空を飛ぶ」という感じ。そのおかしな船を、モンクあるかと、どーんと前に大きく持ってきたところが面白い。こういう発想は、今すぐというわけではないが、何かの時に生きてくるだろう。


も ど る
■まさーき

■まさーき  ■着信:2008.06.08
■アジサイ2題
■滋賀県守山市 
■梅雨時期に、被写体探しに寄ったアジサイ園は、まさに満開でした。クモの巣に雨粒が、気に入りました。花は、イマイチなんですが・・
◆「クモの巣に雨粒が」、同じテーマ縦横2枚。この2枚を見比べたとき、蜘蛛の巣がはっきりしているということで、文句なしに縦の方がいい。下の横位置のは、蜘蛛の巣が弱いし、花一輪の日の丸構図にも見える。
 しかし、上の縦位置も、見方によっては日の丸構図といえる。蜘蛛の巣が「売り」だから、できるだけその部分を大きくしたい。そういう意味で、画面の下3分の1をカットした方がよいだろう。




も ど る
■HN

■HN  ■着信:2008.06.07
■水の森から飛行船を見る
■滋賀県草津市
◆「アッ!飛行船が飛んでいる」・・・、ということで空を見ると、確かに飛んでいる。人間は意識してみるときには、それが大きく見える。だから飛行船は大きく見えるのだが、実際は結構遠くを飛んでいた。この写真も、どこに飛行船が飛んでいるの?と、探さなければならないぐらい小さい。飛行船だけを大きく撮すには、レンズを長くすればいいのだが、周りの風景は写らなくなる。この風景の中で、飛行船を大きく撮すためには、飛行船に近くへ来て貰うしかない。だからこの写真では、飛行船を主役にするのはしんどかった。
 構図としては、ここからの風景は、ちょうど画面の真ん中に橋の欄干が水平に入り、絵を2分してしまう。この橋と、遠景の成人病センター(白く光っている建物)がなければいい風景なのになー。
■花ショウブ2題
 これについては、後ろのボケもうまくいっているし手慣れたものである。
 これ以上のレベルを狙って、何かをやろうとしたら、光のコントロールか。見た人があっと驚く光線状態で撮ってみる。そうなると屋外では条件が限られる。人工照明が使える室内撮影になっていくのだろう。そこまでやろうとすれば、これはまた簡単な話ではない。




も ど る
■m.m

■法明院の庭園  ■m.m ■着信:2008.05.28
■滋賀県大津市 
■時間を変えて写してきましたが、光の判断はわかりません。この枯れ木見る位置によつて、こんなに違うこと再発見しました。
◆時間を変えて再撮影ということで、前回のと見比べているのだが、あまり変わっていませんね。太陽が高いこの時期は、2時間や、3時間変わっても大差ないのかも知れない。今度は季節を変えて・・・。ワー大変だ。
 全体の絵を前回のと比べてみると、木の下部がしっかり見えているということで、今回の方がいい。前回はその部分が曖昧だった。
 それにしてもこの木はややこしいね。上と下の関連が全然分からない。バックの様子も全く変わってしまう。知能検査をうけている気分になる。二十面相みたいな木だが、何回か通っているうちに、「これや」という条件が見つかるのではないかな。
 




も ど る
■SS

■SS   ■着信:2008.06.05
■近江八幡国民休暇村
■そんなに風景が美しくもないし、夕日も感動するほどでもなかったのです。ホワイトバランスを曇天モードにして写したら、エッこんな風に写るの? という感じです。ほとんど同じ場所から時間をおいて、1 2 3の順番で撮りました。
 砂浜に花とか流木とかあるほうがいいのかもしれませんが、実際より写真の方がきれいに見える写真のマジックにびっくりです。
◆琵琶湖の夕日、ホワイトバランスを調節したら、実際よりきれいに写った。なるほど、今のカメラは説明書をしっかり読むといろんなことをやってくれる。しかし、読んだときは分かっていても、実際の場では操作するのが面倒なんだな。
 フィルムカメラのころは、ホワイトバランスなんて言葉もなかったし・・・あったのだろうが誰も使わなかった・・・、CC(カラーコンディショニング)フィルターという、薄く色のついたフィルターで、昼間を夕方の色に変えたりしていたんだけれど、今はそれがスイッチの切り替えでできるようになった。
 構図としては、長目のレンズで波打ち際を切り取った単純なもの。たしかに流木か、海の場合なら貝殻など、何かアクセントがあってもよかったかも知れない。この場合だったら、たとえばの例だが、自分で走って足跡をつけて、それをとることもできる。
 しかし、何かなければならないというわけでもないだろう。この場合、砂にしみていく水の表情が結構きいている。特に3枚目などはいい感じだ。




も ど る
■S.T

■S.T   ■着信:2008.06.02 
■ノーフォーク広場(上)。
朝から譜面を開げオカリナを奏でる人がいた。
◆S.Tさんはオカリナ奏者に意識があったらしいが、この写真を見ると、人物より錨の方に目がいってしまう。その大きさが、橋とのバランスを崩している。多分、錨を小さくすれば、人物も小さくなるしということで、ここらで手を打ったのではないか。結局、これは人物、錨、橋の三者を1つにまとめようとしたことに無理があった。どれか1つを除く二者で絵を作れば楽勝だった。
■壇ノ浦(中)。
壇ノ浦古戦場跡にて源義経・平知盛像。
◆記念像を使って、二人の武将が関門橋をはさんで対峙する写真を作った。面白い。一つだけ気になることをいえば、左側(義経かな)の像と橋脚が妙な絡みありをしたこと。これは義経像で隠したほうがよかっただろう。あと一歩前へ出て、義経をもう少し大きくしてもよかったか。
■和布刈神社(下)。
和布刈神社下の灯篭を入れ仰いだ関門橋。
◆海の中に立つ灯籠と関門橋、新旧の対比が面白い。広角を使っているのだが、カメラがほぼ水平方向を向いているため、穏やかな描写になった。空が青く、それをうけて海の色も暗いブルーで落ち着いた。灯台の周囲を渦巻く波も小さく白く、すべてがうまくいった。いい写真である。
◆それにしてもこれら3枚、橋脚の縦の線がぴしゃっと決まっている。撮影後の修正なしで決めたのだとすれば、S.Tさんの平衡感覚はスゴイ。私なんかはいくら注意していてもどちらかへ傾く。特に上の1枚目。縦位置のこの手の構図は傾きやすい。




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■森川

■森川邦昭  ■着信:2008.06.01
■窮屈やが仲良くね(上) 長浜市豊公園 
若葉を求めて少し時期がずれる湖北に行きました。目的を外れて自然の面白い木々の光景に出会いました。
◆これは一体どうなってるの、知恵の輪やね。「窮屈やが仲良くね」というのは、森川さんの優しさだが、これは生存競争そのもの。写真としては、太い方(右側の縦の幹、クスノキかな)に太陽の光がほしかった。全部の木に光が当たると、かえってややこしくなるから、これぐらいでいいところだろう。しかし、そんなにうまく光をコントロールすることは無理だから、右の1本、これにだけは光がほしかった。
■雨上がりのバンマツリ(中) 野洲市。
毎年お目にかかるバンマツリですが、雨上がりで、しずくと共に一層映えて美しい花になりました。
◆距離感がわかりにくいが、葉っぱの表面にピントが来てしまった。花の上方の水滴にも合っているらしいが、中心部ははずれているように見える。デジカメの、それも近距離でのピント調節は本当に難しい。うっかりすると後ろにあってしまう。どうすればいいんだろうな。
■静寂精麗(下) 大津市坂本。
春の坂本を歩きました。問題なく今の季節は緑と門前町の趣で被写体にはこと欠きませんでした。 
◆これのポイントは何だったのかな。地面ではないと思うから、石垣か。竹垣か。竹垣に当たる光か。はたまた突き当たりの入り口の光か。だいぶ考えてみたが、わかりにくい。ということで、勝手に竹垣に当たる光だと考えてみた。この写真の中ではこれが結構強い。普通、庭園の中ではこの種の光は嫌われるのだが、いまの場合は結構きいている。逆手を使って、この嫌われモンをもう少し大きくする手もあった。もう2,3歩前へ。





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