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デジカメ わいわい村
とれとれ作品集 NO.4

2008年04月・前半

も ど る

MRT NSKT HND m.m 布施 SKI HN TN まさーき 森川 S.T



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■林 誠二


■記念撮影  ■林 誠二  ■着信:2008.04.12
■場所:富士川SA(上り) 
■日時:3月23日 16時ころ
■皆が一斉に富士山を撮影している様子がおもしろくて撮りました。
◆ボクはこの写真を見て、林さんと逆の印象を持った。こんなにきれいに富士山が見えているのに、ほとんどの人が知らん顔をしているのが面白い。いつも見ている人はこれぐらいでは驚かないのだろうか。いつも驚いていたのでは身が持たんのかな。何とか工夫して、知らん顔を強調できないかな。


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■MRT

■上・土管の向こうは?
■中・サクラ ■下・自然の強さ
■MRT 
■着信:2008.04.12
◆上・土管の向こうの1本の木。なかなか面白い。穴の向こうを土管の中心から外したのが成功した。右端のクロの縁取りも成功した。子どもが向こうから覗いていてたらもっと面白かった。
◆中・サクラのアップ。右よりの黒い枝がきいている。枝と花のバランスもいい。全体に黄ばんでいてサクラの清楚な感じを損ねていたので、若干修正した。時間が夕方に近かったのかな。
■どんなに横になっていても、上へ上へと伸びていく力強さを感じました。自然の強さと美を思い知りました。
◆下・どうしてこのようになったのか。向こうに見える赤い灯籠から木の大きさが読みとれる。現場を知らないものにとっては、どこから生えてきて、この先上に向かってどのように伸びているのか。それを見たい気がする。そういうことを考えると、これはもう少しバックして、全体像を入れた方がよかったか。ピントが少し甘いようだ。振ったかな。




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■NSKT

■翡翠夫婦仲良く 
■NSKT(根体チャ)
■着信:2008.04.08
■滋賀県米原市池下(三島池)  
■自然の環境のもとにて夫婦良く愛情表現の翡翠、瞬間のシャッタチャンス。これぞ根気.体力.チャンスなり。まず根体チャ(根気・体力・チャンス)を一杯??????
◆一本の枝に夫婦仲良く獲物の監視(上)。 NSKTさんはくちばしの色でオス・メスが分かるという。何回か教えて貰ったのだが、まだどちらが雄なのか覚えられない。どちらか分からないが、ストーリー上、出動したのが雄ということにしておこう(中)。そうして無事帰還。よかったよかった(下)。
 「こんなごちゃごちゃした場所はアカンという人があるが、あえて、自然の中での鳥の動きを狙いたい」というのがNSKTさんの言葉。鳥までの距離は遠いはずである。そのごちゃごちゃした木の中で、どうしてこの鳥を見つけるのか、私にはそれすら不思議である。とにかくこの種の写真は私も未経験。分からないことだらけ。次の質問も、質問になってないかも知れないが・・・。
 NSKTさんに質問。
 三島池に着いてから鳥を見つけるまでの時間は。
 見つけてからこのシャッターを切るまでの時間は。
 この3枚、1〜3枚間の時間は。 




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■HND

■花三題 
■HND 
■着信:2008.03.20
■上・はなばなの里の梅林で撮りました、梅のシーズンは終わっており、水仙が取って代わろうとしていますが、花のない枝垂れ梅と水仙の花の組み合わせが面白く感じました。
◆送られてきた3枚、ドレもがみなコントラストが不足していたので、若干補正してUPした。全部曇り空の日だったのかな。
 上のスイセンと枝垂れ桜、何となくすっとぼけた感じで、確かに面白い。しかしこのままだと、「何となくオモシロイ」で終わってしまう。枝垂れ桜はこれ以上どうしようもないから、スイセンに肉薄してそれを主役にして、桜を脇役にすれば、パンチの効いた絵になっただろう。
■中・満開の鴨川堤で桜の花を中心にして川面も合わせて写してみました。
◆これも空の白抜けがしんどい。レンズが長くなるかが問題だが、この場合、画面を「田」の字に切って、左下の枝と流れだけで絵を作ったらよかった。なぜかというと、上半分は空の白抜け。右下はサツキか何かのかたまりが邪魔。枝振りも川の流れも左下がいい。
■下・御所の枝垂れ桜の花と樹を中心にまとめてみました。
◆花もきれいだし、木も手前に主役があって、画面の上でその位置も安定している。どこにも文句をつけようがないのだが、なんとなく「きれいですね」ですんでしまうところに、この写真のしんどさがある。人工的に飼育された自然の弱さかな。
 もう半歩近寄れば、上の白抜けは防げたのではないか。


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■m.m

■xxxx  ■m.m ■着信:2008.04.07
■滋賀県大津市 
■(上)皇子山運動公園にて。
■(中)坂本にて。
■(下)皇子山運動公園にて。ブレの写真ばかりで何枚写してもだめです。課題だと思っています
■三井寺の山道で美しい桜の花に出会いましたが、カメラ不携帯で、翌朝自転車でマツシグラ。残念ながら幻に終わりました。桜は景色に溶け込んできれいでしたが、個性がないように思えました。意識して被写体を追い出して、花も樹も動きがあることを学びました 。
◆----上----
 花が着いている幹と、後ろの枝だが直角に交わっているのが気になるが、やはりこの場合いちばんほしいのは光だろう。もう少し光がしっかりしていたら、この直交構図も面白かったかも知れない。
◆----中----
 2本の木が少しずれて、相似形で並んでいるのが面白い。バックの白い雲に目がいって、そこから桜の枝が両側へ流れ落ちていく。画面に動きが感じられる。なかなかいい写真である。
◆----下----
 何かのモニュメントかな。面白い材題。送られてきたデータは、若干コントラスト不足だったので、それをアップした。これは明らかにステンレス?のパイプが主役なのだが、気持ちは半分桜にむいている。この場合、桜はあくまで従だから、もっと控えめでいい。その代わりモニュメントをもっと強く打ち出す。そうすると面白い写真になった。おしかった。




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■布施 誠

■上・朱色の甲斐駒
 中・老木の春
 下・春真っ盛り 
■布施 誠 
■着信:2008.04.04 ■長野県茅野市
■(上)手の怪我も治ったので、久しぶりに山梨まで、早朝20号線を東に進むと甲斐駒の山頂が赤く染まってくる。もう少し赤く染まることを期待したが。
 (中・下)旧武川村の神代桜、一昨日満開になったとのことです。山をメインに、それとも桜、それとも水仙、いつも行く度に迷うところ。再来週はいよいよ高遠に出撃でーす。
◆いざ出撃。撮ってくるぞと勇ましくー、誓ーって家を出たからはー、手柄たてずに死なりょうかー。手が治ってよかった。
◆----上----
 一見ネパールかどこかのように見えるが、下の林が黒くつぶれているのがしんどい。つぶれていなかったら、カメラをもう少し下へ向けて山を上へ持っていく手が打てたのだが。
◆----中----
 これは上よりは条件がいい。問題は木と山の高さが同じになってしまったこと。これ以上カメラを上げることは無理だろうから、逆に下げてみたらどうだろう。山に対して木が高くなる。これでむしろ絵が落ち着くはず。
◆----下----
 これは悩むね。このままだと「二の字」構図だし、現場が分からないので何ともいえないが、もし右へ移動できたら、中央の桜の木の右に山を持ってきたらどうだろう。そうしたら横位置でいけないかな。そうすれば、多少なりとも二の字構図から逃げ出せると思うが。




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■SKI

■上・古木
■中・飛竜の滝
■下・流水
■SKI ■着信:2008.03.08
■滋賀県大津市
◆-----上-----
 なかなか迫力のある写真である。気になるのは、画面の上部が暗くなっていること。それをはずすにはカメラを下へ向けることになるが、それと同時に、あと少し太い木に近づけたら、もっと迫力だ出ただろう。
◆-----中-----
 撮影は岸からか、橋の上からか、現場が分からないので、何ともいえないが、もし橋の上からならもう少し右へ出たかった。そうしたら、左下のコンクリート壁面を隠すことができる。このときは多分岸からだったのだろうな。もしそうだとするとこれ以上は無理。家の右後方煙がかかったように見えるが、ゴーストかな。これが結構きいている。このようにゴーストを逆利用するのも手である。
◆-----下-----
 側溝の流水のようだが、シャッターが速かったらしく、水が止まって見える。それが悪いわけではないが、この場合は場じゃ場者と流れている感じで、落ち着かない。水しぶきが跳ね上がって、ぴしゃっと止まっているときなどは、流水の激しさが感じられるのだが、この流れはそこまで行かない。とすると、少しシャッターを遅くして、流して他方がよかったか。
 もう一つ別のことを考えると、水の流れの向き。この場合、水はカメラの方に向かって流れて来る。横から見ると結構速い流れでも、自分の方に向いてくる場合は、さほど速く感じられない。だから、シャッターがさほど速くなくとも水は止まって写ることも考えられる。
 言い出せばきりがないけれども、できれば撮したそのときに、どのような写り方をしたか、しっかり見られたらいいのだけれど。デジカメの画面がもう少し大きかったらいいのにね。
 




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■HN

■可愛い小鳥  ■HN 
■着信:2008.04.04
■米原市山東町
■オシドリを写しに行きましたが出てこない。出るまで待つよりしかながないと待って居たとき近くに珍しい小鳥が飛んできてくれました。ジョウビダキ,とのことでした。
◆この写真を見て、まず感じることは、褐色に統一された色調のよさである。そこへちらちらと朱色の葉っぱが見える。よく見るとその色が偶然にも鳥のしっぽとよく似た色。これはにくいねェ。1枚目と2枚目はよく似ているので、2枚目をはずそうと思ってよーく見たら、2枚目はしっぽがしっかり見えている。多分HNさんはこれにこだわったのだろう。はずしたらしかられるところだった。
 鳥の羽の1枚1枚の凹凸がが、木彫のノミのあとのようにも見える。ゆっくり構えている余裕もなかったと思うが、瞬間的にこれだけの条件をセットできたとしたら神業。多分事前のセットが、とっさの時に役立ったのだろう。手前でピントが来ている枯れ草もいい。見事。




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■TN


■あった開花 ■TN  ■着信:2008.04.03
■小豆島 ■TNさんホームページ
■3箇所ほど桜の名所を回りましたが、どこも少し早く、最後に訪れたここ笠原は一部ですが見事咲いていました。今回はアップでねらってみました。
◆名所巡り、ご苦労様でした。バックは堤防かな。あの堤防はアップしたときのバックの処理にはいいかも知れない。屋外でのこのようなアップは、枝が風に揺れて苦労するものだが、うまく止まっている。
 右側のツルは賛否分かれるところだが、この場合はあっても邪魔にはならないだろう。それよりもシンドイのは、左上の白抜け。これは仕上げの時点でもいいから処理しておくべきだった。といいたいのだが、トリミングするには結構難しい。やっぱり撮影の時点で、排除しておくべきだった。状況から考えて多分手持ちだろう。思わず入ってしまったのだろうな。


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■まさーき


■カタクリ  ■まさーき ■着信:2008.03.30
■滋賀県マキノ町 
■昔の撮影で2004年4月3日、マキノかたくり園で撮りました。
◆小さい花だからアイレベルのファインダーではどうして撮るのかな。腹這いか、それともウエストレベルのファインダーかな。ピントもしっかりしているし、後ろに散らばっている花のボケもいい。私自身、あまり経験したことがないジャンルなので、本当のしんどさはよく分からないが、苦労の後が忍ばれる。
 できあがった写真だけを見て、無責任なことをいえば、花の右側の空きがちょっと手持ちぶさたであることと、下半分の葉っぱをここまで入れる必要があったのかということ。しかしこれは外野席からの戯言である。


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■森川邦昭

■山にも春の訪れ ■森川邦昭 
■着信:2008.03.26
■滋賀県蓬莱山
■スキーリフトの上から見ると根元の雪がありません。山の雪は木の根元が一番解け易いのですね。木が生きている証拠の様に思えました。今までに何度も3月にゲレンデに行っておりますが気がつきませんでした。土、草が見えます。そしてクレーターを連想しました。撮影の為にリフトに何回も乗りました。これも初めてです。
◆(上) クレーターを連想したという木の根っこのくぼみ、早春の山の風物詩。3つ斜めに並んだ配置がいい。雪の上の影も雰囲気を盛り上げている。左上の木の枝がごちゃごちゃしたのさえ整理できていたらもっとよかっただろう。
◆(中)少し距離を置いての描写だが、この場合うっかりすると、木がまんべんなく並んでいるだけになりがちだが、この場合は、左上から右下にかけての太い帯がきいた。これがなかったら、大きく印象はかわっただろう。今の時期、木がこの状態だということは、秋には見事な紅葉になるということ。それも見たいところ。
◆(下) 上2枚とは雪の色が違う。多分日が違うのか、天候がかわったのか。条件だけをいえば、この1枚がいちばんいい。多分Mさんは手前の影に意識があったんじゃないか。しかし、それもいいが上の斜面もいい。ということで、意識が2つに分かれた。結果的に、画面を何本かの線が横切る「二の字」、「三の字」構図になってしまった。この構図がいちばん奥行き感を阻害する。
 影か斜面か、はっきり意識を分けていたら、別のいい写真になったところだった。
Mさんからのメール。ご指摘いただいた通りで陰に目が行きました。上の部分はなにも考えておりませんでした。空だけはカットしました。




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■S.T

■家族で(上)・畑作業(下) ■S.T 
■着信:2008.03.23 ■三重県
■(上)娘さんかお嫁さんかも手伝っての散布作業・(下)茶摘み機が走れる様にの準備かな
◆一家そろっての散布作業。被写体としてはもってこいなのだが、困るんだなーこういう場合。もうちょっと近寄りたいのだが、見ず知らずの人たちに対して、それもできないし、まあ適当なところで手を打つしか仕方がない。手前に何か前景になるものがあって、この人たちに遠景仕立てるのがいちばん落ち着くのかな。
 遠景の山の処理。いまは頂上がちょっと蹴られているが、全部入れると平凡になるし、ということでかなり苦労した様子が感じられる。たとえばの例だが、左のいちばん低いところを基準にして、そこで切ってみてはどうだろう。右の低いところだけが空になる。
 下は広角で農作業を狙った。これも悪くはないのだが、やはり添景としては弱い。いっそのこと望遠で、ぐんとアップしてみたらどうだったか。 そうすると苦労している空の処理などくそ食らえ何の心配もなくなる。



■御在所岳  ■S.T ■着信:2008.03.23
■三重県
■菰野調整池から霞むH:1212b(ロープウエィ鉄塔の頂)
◆これもおそらく肉眼で見たら気持ちのいい風景なんだろうな。ところが、写真としてここだけを切り取ってみると、結果として「二の字」構図になってしまう。確かに池の向こうに御斎所があって、奥行きがあるはずなのだが、それが感じられなくなる。風景の閉塞感とでもいえばいいのかな。





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