■2017年02月28日

 ■お遊び

  湖南市夏見
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 きのうから由良谷川を訪ねている。きょうはその途中でのお遊びである。川岸を歩くのが一番短距離だけれどそうはいかないこともある。きょうもそのケース。ちょっと遠回りをして三雲小学校の横に出た。ネット越しにのぞき込んでいて、あれッ、あんなところに。手前に考える人。二宮金次郎はよく見るが、ロダンとはしゃれている。滋賀県中探しても三上山と合うのはここだけ ・・・・続きを読む



 ■2017年02月27日

 ■由良谷川

  湖南市夏見
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 正面に菩提寺山が見えその右後ろに三上山が立つという構図である。そして、その手前に例によって甲西陸運のみどりの倉庫。手前、なだらかにカーブする堤防は、阿星山山麓から流れ出る由良谷川である。両側の堤防が新しい。この川もご多聞にもれず天井川で旧東海道がその下をくぐるトンネルが残っている。いまその平地化工事が行われている。 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月26日

 ■地溝帯

  愛荘町目加田
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 昨日の写真で地溝帯の意味が分かってもらえたかどうか。鏡山と三上山を見せたかったがために箕作山を外してしまった。山と山とに挟まれた、海でいえば海峡に当たる地形を考えていたのだが、昨日の写真ではそれがうまく表現できていなかった。ということで、もうちょっとバランスの取れたのを追加して1枚。 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月25日

 ■目加田

  愛荘町目加田
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 国道307号、犬上川沿いにに「金屋北」という信号がある。南から行くと西明寺を越えて少し行ったあたりである。何年か前に交差点の南西側に道の駅ができた。そのあたりから見ると右に繖山(観音寺山)、左に箕作山の二山が立ちはだかり、そのあいだ、一つの地溝帯とも言うべき低部に三上山が見える。山の風景としては十分魅力的だが、残念ながら電柱が目立つ。 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月24日

 ■金勝川

  草津市青地町
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 金勝川と草津川の合流地点であるが、写っているのはほとんどが金勝川である。草津川は画面右外から、前に見えている水門の向こうへ入り込んできている。水は流れているのだが、枯草に重なって姿は見えない。普段はこんな姿の川が、ひとたび牙を向くと怖い。金勝川の場合、2013年9月の台風でこの少し上流の堤防が決壊した。上流の落差工が続く状態を見ると ・・・・続きを読む



 ■2017年02月23日

 ■歩くことの意味

  湖南市東寺2丁目
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 同じ石部の東寺(ひがしてら)だけれども、ここはちょっと様子が違う。初めからひょっとしたら見えるかもしれないと目ぼしをつけたところである。集落の背後というのか、山の裾というのか。そこに地図にしっかり明示されている池がある。ひょっとしたらとの思いで、そのあたりを気をつけながら歩いてみた。以前はクルマで走ってみて、ここはアカンなで終わっていた。いまは ・・・・続きを読む



 ■2017年02月22日

 ■狭い谷筋から

  湖南市東寺5丁目
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 構造物自体が、山のようなというか谷を圧するというか、そこから見ただけで十分圧倒されるスケールだったが、やっぱり近寄ってみたい。舗装道路は堰堤直下まで伸びていた。とにかく行ってみることにする。途中からの1枚。目で見ると覆いかぶさってくるような迫力だが、写真になると逆に小ぢんまりしてしまう。 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月21日

 ■思いもかけず

  湖南市東寺5丁目
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 きのうの標題写真を撮ったとき、川沿いの道はそこで行き止まり、に見えた。赤いトタン屋根が茅葺だったらとは思ったが、いまの時代それは無理というものだ。それでも満足だった。引き返そうと思ったが、すぐそこの草付き斜面に数段のステップが切ってあるのに気がついた。上ってみた。すると思いもかけず舗装道路が現れた。そばの空地から三上山が見えた。 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月20日

 ■大収穫

  湖南市東寺5丁目
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 人生には考えても見なかったことが起こることが多い。ところが私の写真の場合、前提として予感が先行している。だから何10Kmも離れた場所からでもこの小さい山を見つけだすことができる。多分ここ見えるだろうという予感というより予測といったほうがいいかもしれないが。ところがきょうの写真は、まったく予感も予測もなく突然現れた風景である。 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月19日

 ■消え去る風景

  草津市青地町
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 いつかレポートした草津川と金勝川との合流地点。そこから下流側の新草津川は南の方へ曲げられている。旧草津川は廃川となって、その下をくぐっていた国道1号のトンネルなどは撤去工事の真最中である。ここは上流側にある廃川跡の防災広場から新幹線をくぐって、下流側へ出てきたところ。道路はまだそのまま残っている堤防上へ上っていく。遠くに草津駅周辺の ・・・・続きを読む



 ■2017年02月18日

 ■ふるさと富士二峰

  湖南市針
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 JR草津線甲西駅の近くである。左端に半分だけ見える橋を右に進むと200mほどで甲西絵にぶつかる。駅から野洲川寄りは市街地で平和堂があったり文化ホールがあったりするが、山側は今まさに動き出している感じ。その代表的な例として、天井川だった由良谷川の改良工事がおこなわれている。その堤防から見た”ふるさと富士”が2つ。手前が菩提寺山 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月17日

 ■家棟川河口から

  湖南市中央4丁目
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 家棟川というと野洲住民の私なんかは、希望が丘文化公園の奥を水源地として日野川のすぐ南側で琵琶湖へそそぐ川を想起する。ところがすぐ近くの湖南市にも、阿星山山中を水源として野洲川に流入する同名の川がある。御多聞に漏れずこちらも天井川だったが、現在は平地化が進んで、旧東海道などは川が道路の下をくぐる当り前の形になりつつある。しかし ・・・・続きを読む



 ■2017年02月16日

 ■遅まきながら

  大津市仰木町
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 30数年前の話である。一生のうちで、たった1回、3,4年ほど写真クラブに籍を置いた。ある日のこと、仰木の住人だというYさんが、「うちの近くに馬蹄形の棚田があって、その上にちょこんと三上山が見えるねん」という。いま考えると、ボクが三上山の写真を撮っていることを知って、その場所へ案内するよという意味だったのかもしれない。興味はあったが、ボクは僕で、 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月15日

 ■横たわる森

  大津市仰木町
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 大津市仰木、奥比叡ドライブウエーの登り口から北へ分かれて伊香立までつながる県道47号。比叡山から比良山につながる稜線の東斜面に広がる棚田を縦断して走る棚田展望ラインともいえる道である。しっかりした道だが両端が主要道路につながっていないため交通量は少ない。写真撮影にはもってこいの道といえるが、残念ながら道を走るだけではほとんど三上山は ・・・・続きを読む



 ■2017年02月14日

 ■側面図

  野洲市三上
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 三上山を真横から見たところ。山にタテもヨコもあるものか、人間の顔じゃあるまいし。そうおっしゃる方はおられるはず。しかし私はこれが三上山の横顔だと信じている。右が前である。この場所から三上山を中心に90度ほど場所を変えると真正面が見えてくるが、今日は触れない。とにかくこの形が三上山の設計図の側面図である。 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月13日

 ■西林寺

  野洲市三上
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 昨日と同じ妙な色調になっている、悪しからず。
 きのうの民家から数10mばかり後退したところにある西林寺。さくらの時期にも極楽浄土思わす風景になるが、雪のときもまたひとしおである。手前に空き地があって、ここに臨時の建物が建たないことが撮影の条件になる。事情は分からないが時々何かの作業所のようなプレハブ小屋が建つ。 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月12日

 ■青い昼

  野洲市三上
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 朝焼けは荒天の兆しとよく言われる。しかし昨日は結構晴れた。それで家を出たのだが、いつの間にか大きい雲が頭上に。遠くを見ると晴れているのに近くは曇りという妙な状況に。その雲が動いて流れて行けばそれで話がすむのだが、太陽が顔を出しそうになるとそこ新たな雲が発生する。無理をして撮ってきたのだが、全体に青っぽい色に。日蔭の雪が青く写るあの ・・・・続きを読む



 ■2017年02月11日

 ■朝の赤

  野洲市三上
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 我が家の横からの朝撮り写真である。積雪数cmで、北部の大雪に比べれば、大騒ぎをするほどのものではない。昨夜は影も形もなかったかが、朝起きてみるとこんな状態だった。ときどき車がバリバリと音を立てていく。踏み固められたところが凍っているのだろう。
 撮影は7時22分、日の出の時刻はとっくに過ぎているが、太陽はまだ左の山の ・・・・続きを読む



 ■2017年02月10日

 ■横から見れば

  野洲市三上
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 快晴の日、野洲市三上の集落から三上山を見上げたところ。実はこの場所からは、1月の雪のあとに撮っている。快晴の日では山の輪郭が見えるだけで、細かい山襞は全く見えない。三上山に限らずどんな山でも、このように快晴の山はその輪郭だけを見ている。立体として見ずに山の形をした1枚の板として見ているわけだ。ただ幸いなことに今回の場合、山頂の右下に ・・・・続きを読む



 ■2017年02月09日

 ■10年たつと

  草津市下寺町
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 これから3日間ほど大荒れの天気になるという。そのきっかけの一つが南岸低気圧。こいつが出てくると春の兆しだ。外は雪なのに快晴の写真で妙な具合だがご勘弁を。
  草津市下寺町の津田江。花が咲かなくなった烏丸半島ハス群生地の南側、湖岸道路の陸地側の内湖である。とりあえず昔の写真を2枚。まず1枚目は ・・・・続きを読む



 ■2017年02月08日

 ■ちょっとしたずれ

  野洲市辻町
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 昨日(7日)、午前中また少し雪が降った。もう何度も見てもらった野洲図書館前の農地。以前はこう表現していたが、今はその横に消防署ができて、その前ということになる。ここからの構図は変わりばえもしない、妙光寺山と田中山との間から三上山の上半身が見えるというやつである。撮り終わっったところで、また雪がちらつきだした。風も強いので長居は無用と ・・・・続きを読む



 ■2017年02月07日

 ■冬場限定

  湖南市平松
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 冬場限定、それもあと2,3年もすればそれすら怪しくなるという風景である。このまま木の葉が出れば見えなくなるし、葉がなくても木が成長すれば近々見えなくなるだろう。
 こうなれば枝の重なりのどこに山を置くかということになるのだけれど、正直いろいろ迷った。たとえば標題写真なんかは右の木がうるさい。 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月06日

 ■竹生口交差点

  野洲市市三宅
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 あまり天気も良くないし、久しぶりに竹生交差点の記録でもしておこうか。一連の住宅地化工事のおまけで、我が家からこの交差点を通らなくても川田大橋の方へ抜けられるようになった。そんなことでここを通る回数は減ったが、通らなくなったというわけではない。そう大して変化はないはずとタカをくくって行ってみたが、現場へ立って見るとやはり変わっていた。 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月05日

 ■雪の比良

  湖南市針
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 朝、所用で外出して見た比良山の雪が見事だった。天気は上々。前回2月1日に見てもらった吉永からの写真は、透明感がもう一つだった。きょうは大丈夫らしい。すぐに飛び出そうとしたのだが、ここでいつも感じている矛盾が頭をよぎった。雪の比良となると、撮影場所は野洲川の川筋と限定されるのだが、午前中の光はどうしても真後ろからのべた光線になる。あれだけの ・・・・続きを読む



 ■2017年02月04日

 ■春立つ

  野洲市三上
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 きのうは節分とやらでどのTV局も恵方巻で大騒ぎ。もうちょっとまともな番組を作れないのかと思うが、ぼやきだすときりがないので、それはおいといて、きのうは拙文(節分と打ったはずだが、ハイハイ分かりました。おっしゃる通り)だから、きょうは立春のはず。我が家の横の通りから見て、太陽が三上山のてっぺんから昇る。細かいことを言うと、ほんの少し右側へ寄って ・・・・続きを読む



 ■2017年02月03日

 ■白い山

  野洲市三上
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 昨日(2月2日)の朝、目を覚まして驚いた。屋根が白い。道に積もってはいないが、空は暗く雪は降り続いている。三上山は見えない。前夜の天気予報では県北部に雪マークが出てはいたが・・・。察するに朝方になって降りだしたらしい。北部の雪雲が流れて来たものだろう。雪はほどなく止んだ。その後も降ったり止んだりしていたが、合間に見える山は白くことのほか ・・・・続きを読む



 ■2017年02月02日

 ■不思議な重なり

  湖南市西寺
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 3,4日前に石部東寺(ひがしてら)の風景を見てもらった。きょうの1枚は同じく石部だけどこちらは西寺(にしでら)地区である。阿星山山麓に長寿寺と常楽寺という二ヵ寺があり、旧甲西町岩根山山麓の善水寺とで、湖南三山という名で呼ばれ、秋の紅葉シーズンは賑わう。
 ここは東寺の長楽寺の方から尾根の末端を越えて西寺側へ出てきたところ。 ・・・・続きを読む



 ■2017年02月01日

 ■青大将が

  湖南市吉永
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 毎年同じことを繰り返しているわけだけれども、この時期になると雪の比良山を撮りたくなる。気持ちのいい晴天に張り切って出てきたのだが、思いのほか空気の透明度がよくない。積もった雪が解けて空気中の水蒸気が多いのかも知れない。
 湖南市吉永の大砂川トンネルの近く。堤防に上ろうとしたが、草が伸びて ・・・・続きを読む