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蝋梅舞う
MEGW
★石山寺の梅林にて、月見寺を背景に満開の蝋梅が舞う。
◆題名からもコメントからも、ロウバイを主役にしていることは分かるのだが、ロウバイが突然主役に引き出されて狼狽気味(この意味分かってもらえるかな)。いわゆる群像ものだから、この中でさらにポイントがほしい。たとえば、太い幹だとか。
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残雪に佇む
MTI
座禅草の花は方向性を持っている。この場合は左向き。前を広くとった。うまい具合にそこに雪があった。成功。湿地帯でなかなか撮りにくい花だが、長目のレンズでうまくいった。ピントもきっちりしている。太陽光線が強いと外が明るくなって花の内側が写りにくいのだが、これもいい条件だった。
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東風かば
MTKW
★二条城梅園にて。
◆梅の花が二輪、快晴の青空の中に凛として咲く。ピントがきっちりしていて、気持ちよく見られる。左の空いたところの白雲もいい。右下の雲が邪魔かとも思えるが、これははずそうと思えばはずせた。枝振りのごちゃごちゃが整理出来れば文句なし。なにはともあれ気持ちのいい写真。
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梅林の香
MTST
中心の花にきっちりピントがきている。それはよしとして、その花に意識が集中したか。花がど真ん中に来た。その周囲にごちゃごちゃと重なったのもしんどかった。主役の花に集中して、それ以外のもののバランスを見る余裕がなかったかな。 |
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節 分
MYST
屋外の廊下か舞台か、右向きの主役をちょっと左に寄せて、絵としてのバランスはOK。だから、これで一応の成功作だが、この次へのステップとして、たとえばシャッターを遅くして、手や棒、髪などをぶらしてみる。そうすると画面に動きが出てくる。
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寒風の吹きすさぶ中を
MRKW
★最初の狙いは奥にくっきりと見える三上山を主に、列は従として入れたかったのですが・・・。
◆記録用の写真としてはこれでいいのだろうが、作品となると、この場合は近景不在ということになるかな。あえていえば手前の影か。結局、三上山への視線を直角に横切る人物群を全部入れようとしたところに無理があったのだろう。
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橋の向こうに
MRT
太鼓橋とまでは行かないが、そり橋かな。それをローアングルで狙った。その結果、普段気にもしない欄干からの光がきっちりと見えた。手前の板のフシがもっときっちり捉えたれていたら、それらだけで絵になった。あと少しカメラが下がっていたら、もっとよくなった。
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橋杭岩 MRYM
いわゆる観光地の写真である。太陽光線がカメラのほぼ後から来ているいわゆる順光線(人物の影を見るとよく分かる)。写真としては一番安全な光線だが、どうしても画面が平凡になってしまう。注意して見ると、画面の右端の2つの岩は、陰の部分がはっきりしている。言い換えれば、カメラを右へ90度弱回転すると、太陽光線は左から来ることになる。そういうことを意識しながら絵を作っていきたい。
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そびえる
SKI
★9:30分頃に石山寺にて撮影したものです。陽の当たらない部分が暗すぎました。その部分に苔が生えているのは、ほとんど一日中陽が当たらないのでは・・・。
◆やはりこれは下半分影になってしまったのが写真としては無理だった。もっと思い切ってカメラを上に向ければよかったのじゃないか。全然別だけれども、右の花火のような葉っぱ群、これ面白かったんじゃない?。
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冬晴れ
SSK
気持ちのいい木だ。夕方近いのか、芝生が赤みがかって印象的。遠くで遊んでいる正体不明の人物がまた面白い。左右と下をわずかにカットした方がよかったか。空の青さは魅力だから、上はそのまま残したい。
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朝の太陽
TKMY
★朝、もやがかかっていて、太陽がお月様のようにして顔を出しました。山々は十二坊と飯道山の間を抜ける野洲川の向こうに、のたうつ鈴鹿山系の奥行きが出ていれば良いのですが。終夜運転をしている近場の会社の煙があたかも朝餉の支度をしているような雰囲気を醸して生活臭を感じるのにはむりがあるでしょうか。
また、手前にある3つの倉庫でしょうか屋根に反射している朝の日の反射が面白く映りました。どんどん明けて行く陽の光を予想させていて、あえてトリミングをしなかったのですが、いかがでしょうか。
◆いろんな思いで撮られている。このように意識してシャッターを切ることはいいこと。この意識を整理してみると画面の中央の下半分に意識が集中していることが分かる。となれば、そこを大きく撮った方がいい。しかし今の場合は、結果的にかなりごちゃごちゃしたものになる。日が昇ってから、場所の移動などは出来ないから、日の出を想定して、事前に整理した場所を確かめておくことが大事。
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道
TNK
例のメタセコイヤ並木を望遠でローアングルで狙った。並木は二の次で道路が主役。結果、道路の勾配感がぐんとアップされた。赤いスポーツカーがほしかった。遠くに去っていくように小さくでもいいが、それより左端から画面に飛び込んでくるところを、車の前半分だけ流したらよかったぞ。
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うめ香る
TN
★梅宮大社に梅撮影に行きましたが少し早く、多くは咲いてなかったのですが入り口近くに古木に花をつけて、ちょうど陽が差していました。梅もきれいでしたが、木の幹の苔の輝きに目が止りました。
◆いい光線だ。細い枝にあたるハイライトが実にいい。これは光線の勝利。この光のおかげで、花の向こうにある幹が目立たなくなった。ちょっと見ただけではほとんど気づかない。こけむした手前の幹の強さもいい。
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硝子越しに
TD
★素朴な木工細工の陳列の奥にコツコツと作る人を狙いましたが見た目以上に反射に邪魔されました。
◆これはいい勉強材料。まずガラスの反射。これこそPLの出番。しかし、仮にPLがきいて、反射が防げたとしても、(言い換えれば、ガラス戸が開いていたとしても)このままでは中の人は無理だった。というのは両側の陳列品が強い。中の人までは目がいかない。赤いダルマ?の前まで近づいて、それはぼかして、向こうの人物にピントを合わす。
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鬼と格闘 YMD
これは一にも二にも手すり。鬼よりも手すりと格闘やな。手すりより上で絵を作ることはほとんど無理だし、手すりの下から見上げるしか手はないか。それとも逆転の発想で、手すりから上と屋根とで何とかするか。
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雪水の晴れ間 FNHS
雪のあとのいい条件に出くわした。ヨシも適当に刈り取られていて見通しがきく。船の上の雪もきいている。遠くの釣り船もいい。あえていえば、手前の船が大きすぎたか。手前の船を小さくするには、一つにはカメラ自身が可能ならばバックする。バックできない場合は、あと少し左へ寄って、船の前半分だけを画面に入れいる。
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海に立つ HND
題からして、海の中の何かなのだろうが、アシではなさそうだし・・・。この植物の群像は魅力的である。しかし、写真としてトータルで見ると植物の1本1本は直立しているが、画面としては、結果的に「二の字」構図になってしまった。もう少し別のアングルから狙えば、面白かっただろう。
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うまい物見っけた HR
小鳥が頭を光らせて、何かを監視している感じ。何となく置物に見える。何か動作があって、多少ぶれている部分があると、像が生きてくるのだが。木の枝にあたる光線などは、いい感じなのだが、それが鳥にあたると、不思議に鳥の動きを止めてしまう。どうしてだろうか。
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紅 葉 KTMR
メタセコイヤの紅葉らしいが、いい写真だ。木の並びにリズム感がある。メインの木はもちろん手前の太い木。その右側に細い木。左側に2本。右から左の向かってト、トーン、トン、トンというリズムになる。この間隔のリズムが実にいい。葉に光がしっかり当たっていたら、もっといい写真になった。
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冬 茜 KUC
★夏の夕焼けは壮大であるが冬の夕焼けは短い。しかし、美しさは格別で心に沁みる。ましてや枯芦が加わると尚更である。
枯芦の立ちて見送る冬茜(徹)
◆バックの絵は単調な琵琶湖の入り日だが、画面一杯に枯アシを配したことで、冬の季節感が出た。まさに冬茜。写真としては画面が若干暗いように感じられるが、意図してのことだったのだろうか。特に意図がないならば、もう少し明るい方がいいだろう。
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霧の朝 MED
★快晴の日の出と違ってこれだけ太陽が昇っていても霧が出ていたので、オレンジ色の太陽を写すことが出来ました。カメラの位置は低くと意識しました。
◆電柱の列を縦位置で捉え、奥行き感が出た。カメラ位置を低くとったのが成功。半分色が違う太陽も面白い。細かいことだけど、画面が右へ傾いているのが気になる。撮影時、特に縦位置では水平感覚が狂いがちになる。画面を仕上げる段階で、回転処理をしておこう。
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