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赤かぶら KUC ★彦根市松原町の琵琶湖岸。寒風にさらして水分を飛ばし、漬物の甘味や風味を増すために天日干しにするのだそうです。
◆構図を作るのに、あれこれ迷ったうちの一枚のように受け取れる。上(左)の4列については、下へ回り込んだ状態で、左下を原点として放射状にカブの列が広がって来て、何となく不安定に見える。もう少し素直な場所選びができたのではなかろうか。
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日の出の河霧 MED ★太陽が上がるまでは霧も少なく、もう帰ろうかと思いながらも太陽が上がるのを待っていたら、思わぬ霧が出てきて陽を浴びている霧がとても美しく感動的でした。
◆水平方向からの光が霧に当たっているのがいい。同じ霧のはずだが、場所によって色が違う。自分から見て、太陽に近い方が赤く、遠い方が白いようだ。なかなか現場で目で見ただけでは、そこらのことがきっちりつかめない。この状況をインプットしておくと、何かの時に役に立つ。
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日の出 MEGW ★かざみ公園での撮影。空の雲の輝きが空間をカバーしてくれたと思いました。
◆琵琶湖からの日の出。ロマンチックなあずま屋に葉を落としたケヤキの木。MEGWさんがいうように上空の雲の反映がいい。遠くに人が一人いる。これもいいですね。右の葉をつけた木と小屋?がちょっと重たいか。少しカットしておく手もある。
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吉野の復活 MTI
★吉野山の紅葉の中、朽ち果てた大木の根から若い芽が輝かしく生長していた。
◆元のデータが暗かったので、若干明るく調節した。
現場の状況が分からないが、この杉の新芽が輝いて見えたのだろう。しかしカメラの目から見ると、新芽が影でバックの紅葉に陽が当たっている。MTIさんの目には、朽ち果てた大木の根から生えている新芽は輝いて見えた。この場合は、紅葉が暗くて新芽に光が当たっているとよかった。
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迎 春 MTKW
日の出直後の琵琶湖の風景。この場合は太陽がポイントにはなっているが、それ以上のものが見えてこない。鳥が飛ぶか、船が通るか、何かが必要だろうな。マンションのベランダの情景が前景として見えるとか。何かを考えるところから、写真が進歩していく。
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山門の紅葉 MTST
山門を正面から捉えた。どちらかといえば単純な風景になるところを、目の前に黄色い葉っぱを入れて成功した。意識してのことか、偶然なのかは分からないが、近景の葉っぱの黄色が明るく、特に大きな葉っぱが飛びかげんなのが効果的だった。これが他の葉っぱと同じ色だったら、効果は半減しただろう。
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影 MYST
紅葉本体をちらっと見せて、その影を主役として絵を作った。なかなか憎い手法だ。影と壁の色の組み合わせがいい。とくに面積が広く単純になりやすいところを、横の板の線で締めた。偶然そこに線があったのだろうが、これがきいた。左下から出ているぼけた影もいい。
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秋雨との競演 MRKW
葉っぱの先々に水滴が光る。バックも落ち着いた暗色で水滴の光を助けている。狙ったことは全部クリアーしたというところ。問題は葉っぱの表情。雨が降っていて、決して明るい状況ではなかったかと思うから、どこまで要求できるのか分からないが、葉っぱの色が画一的。これにもう少し変化があったら、さらにいい写真になった。
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西教寺のイチョウの木 MRT
いい写真だ。イチョウの大木、いま黄葉真っ盛り。それだけを撮ったのなら、ああそうですかという写真で終わっていた。そこへ手前にびっくりするような大きな葉っぱを持ってきた。これが成功した。小さい葉っぱならイチョウに喰われてしまっただろう。これがイチョウと同系統の色だったことも正解だった。
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静けさ SKI ★大阪城公園と大阪市役所の中間点位の位置から見たこの川(堂島川)は、なんて綺麗なんだろうと感じました。
◆非常に素直な写真だ。「なんて綺麗なんだろう」というそのときの感情をそのまま写真にしたというところ。惜しいところは、高層マンションの影と、船首が交差してしまったこと。あと一瞬早くシャッターが切れていたら・・・。シャッターを切るとき、両者の関係に意識があったかどうか。船がどこへ来たときにシャッターを切るか、事前に意識しておきたい。
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雪空に立つ SSK
いいバランスだ。木のスタイルがいい。右手を45度に上げて、左手を水平に伸ばしている。手旗信号をしているように。丘の線が完全な水平線でなかったのもうまくいった。雪が白一色にならず、少し窪地があったのもよかった。なかなか品のあるいい写真に仕上がった。
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XX TNK
胞子がぶら下がっているのか、飛んでいるのか。構図としては、もう少し枝か茎か、その部分が大きく出ていてもよかっただろう。この場合、胞子の羽が光るために、暗いバックを使ったのは当然だが、逆手を使って、薄いグレーか何かを使えば、清楚な感じが出たかも知れない。
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幻想空間 TN
★林間を走行中にこの景色に出会いはっとして車止めて撮りました。木々の中にモヤがかかり、そこに差し込む陽の光がきれいと感じました。
◆道をうんと少なくとって、木立を高く見上げた。そこへさす日の光。空が割れるところを右側の木で押さえた。降り注ぐ光が見える。神秘的ともいえる空間だ。この空間の意味が読みとれる何かが付加されればもっとよかったのだが。 |
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秋 空 TD ★超高層ビルに義務付けの都市景観樹木と外装硝子と青空の調和。
◆なるほど、これらの樹木は義務づけられたものですか。無数に並ぶガラス窓が空を映して、建物が空と一体化している。現代の風景である。いわれて始めて、そこにビルがあることに気がつく。なかなか味のある写真である。この手の写真では、太陽が光るのが常套手段だが、この場合はそれを右下へ隠した(のか偶然そうなったのか)。それもうまくいった。
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日没の景色 YMD
夕日の観光スポットか。人物もいないし、不思議な観光地だ。この方向からでないと鐘が見えないのだろう。鐘のシルエットと夕日がうまくはいる場所があればいいのに。何を考えて設計したのか。と、ぼやいても始まらないが、もし次に行くチャンスがあるとすれば、たとえばこの塔の下から鐘を見上げるとか。型を破ることを考えなければ手はないだろうな。
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紅葉のはしり FNHS
★池への写し込みを意識して撮りましたが、1,手前の枝が邪魔をしている。2,夕日の空をもう少しカットし、左寄りから池のスペースを広め、右側の紅葉の枝葉部分を減らした方がすっきりした画面になったのではないか。
◆「池への写し込みを意識した」とのことだが、そもそもそれが無理だったのではないか。この場合空が抜けており、それが映るわけで池も抜ける。要するに空の写り込みを避けて絵を作ることが出発点だった。となると範囲は絞られてくる。橋とその右の赤い毛氈。その上の屋根と右側の紅葉。
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四季桜 HND
「おッ、この時期に桜、めずらしいな」で、シャッターを切った。手前の紅葉はいわゆる前景ということになるのだが、それが主役の桜とほぼ同じウエイトになってしまった。紅葉側から桜を見るか、桜側から紅葉を見るか、意識を明確にして、絵を作る必要があろう。
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晩 秋 HR
黄色く色づいた葉っぱを通して塔を見た。空の部分にも葉っぱはあるのだが、飛んでしまった。結果として黄金をちりばめた塔が出現した。右上の黒い枝もきいている。下部の葉っぱが抜けたところがまばらにでも埋まっていたらもっとよかっただろう。お見事。
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夕 日 KTMR
単純に夕日だけの写真だと思っていたが、よく見ると鳥の群、鵜かな。KTMRさんは鳥に縁があるらしい。私も車の中からなど、ときどきこういうシーンは見るが、撮影できたことはない。肉眼で見ると鳥が動いていて、印象が強いのだが、写真で静止してしまうと、意外と小さく力が弱い。ここらのところをどう処理するかだが、難しいね。もっと近くで芸をしてくれるといいのだが。
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