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石積みとせせらぎ FNHS
まず、光線がすばらしい。石積みに当たる逆光もさることながら、中景の太い幹、その両側に見える細い明線がきいた。その木の葉っぱの輝きも魅力的。題名ではせせらぎにも意識があったらしいが、この絵では二の次だろう。其れよりも、突き当たりを日傘をさして歩く人がほしかった。 |
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ライトアップ HND
松林に大中小の三角形。結構印象の強い写真である。対象物の強さだろう。あとはこれをいかに作品にしていくかということだが、まず時間的な問題。あたりがもう少し薄暗くなって、灯りが強く感じられるタイミングをつかむこと。次に空間的な問題。正直に真正面から狙い過ぎた。あといくつかの狙い場所を変えてみたら、面白い写真が撮れただろう。それをやった結果がこれかも知れないが。 |
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おたのしみ中 HR
動きが少ない瞬間だから、蝶本体はきっちり撮れている。あとは手前の葉っぱの処理と、バックの整理だろう。バック、右側の緑と、左側の紫。これは意見が分かれるだろう。変化があってこのままでいいという人と、どちらかに統一した方がいいという人と。私は、下の葉っぱのこともあるので、緑で統一したかった。もちろん撮るときはこれ以上操作はできなかったのだろうが。
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近江富士 KTMR
山の左から太陽が昇るところだろう。その光の強さのためだろうか。不思議な色合いになった。川原が紫っぽいのは、多分太陽の光の影響だろう。露出を調節して、空の部分の変化を行かした方がよかっただろう。構図としては、山に足して川が蛇行しているのがバランスよくとらえられている。
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向日葵 KUC ◆笹百合や乙女心の揺れ始じむ(徹)
ヒマワリとマンションの組み合わせ。現代的な構図である。メインになる花と茎がど真ん中に来てしまった。ちょっと単純すぎたか。若干カメラを左へ寄せて、マンションと花を離した方が絵は安定しただろう。
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切り株の苔 MED
切り株のテッペンがこけむしている。まるで雲をかぶった富士山のようだ。だいたい玉上からの光のようだが、どうしたことか、苔の左側だけが明るくなった。多分上の木の様子なのだろうが、この微妙な変化をとらえたことが成功した。実物の大きさが分からないが、もし可能なら、もう少し上から狙ってもよかったか。
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山燃える MEGW
こういう気象現象は待ったなしだから、構図を考えているヒマがない。月とのかねあいもあるし、一発勝負で狙う以外手はないだろう。高い場所から狙っている構図になっているが、もしポジションに自由がきくならば、若干カメラを下げて、電柱と電線の一部を夕焼け雲と重ねてみるのも、逆手で面白かったかも知れない。
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ひとひら MTI
ハスの花びらが一枚、葉っぱの上に。面白い狙いである。普通ハス畑では、葉っぱの線が重なり合って難儀するのだが、これはうまくそれを避けた。うまい方法である。水滴がもう少し自己主張をしてくれたらもっとよかった。あと若干強い光があれば、何とかなっただろう。
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羽 衣 MTKW
雲の流れを羽衣の裾の流れと読んだのか。そういわれれば分からないこともない。拡大してみると、対岸の建物に灯が見える。ということはかなり暗くなってからの写真か。オートで撮ると、こういう場合カメラは普通の風景に写そうとする。「暗く撮れよ」と言う指示をすればよかったか。 |
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霧ヶ峰高原にて MTST
背の高い植物を手前に持ってきて、広い高原の遠近感が出た。これがまず成功の第一点。あとは天気任せというkとになるが、この場合は雲が多かった。太陽がしっかり当たっていたら、斜面がもっと豊かなニュアンスになっただろう。行ったときに足らなければならないのが、旅行写真のしんどさ。 |
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ねじりんボウー MYST
これは木の幹か根っこか、部位は分からないが、スゴイねじれかただ。なにがどないなってるのか。一から解説を聞かなければ訳が分からん。そのすごさに圧倒されたのか、木に対しては正直にカメラをかめている。ワイドで、木の一部に接近して、木そのものに遠近感をつけたら面白かった。 |
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趣 MRKW
霧の中の浮島、静寂間が漂ってくる。右の木の幹が聞いた。現場が分からないから何ともいえないが、ひょっとして、もっと明るく感じたのではないだろうか。というのは、こういう霧の風景は、カメラは目で感じるよりは、暗く写してしまう。少し明るめに仕上げてみるとイメージが変わる。
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真夏のひととき MRT
水面の表情をうまくとらえた。夏の光だから太陽は高い。スイカの頭が飛んで禿頭になったのが残念。水面の半分以上が、対岸の影を映して、暗くなっていたから、カメラが露出をかけすぎたのだろう。こうして飛んでしまうと、あとからの修正はきかないから、撮るときに注意しておきたい。
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紫にかがやくねこじゃらし MRYM
暗めのバックに光を真上から受けたネコジャラシ。不思議なイメージの写真である。光のとらえ方は、これはこれで成功。画面が正方形に近い形になっているが、トリミングによるものだろう。左方と、右を若干カットしたら安定する。
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小雨の並木道 NSMR
例の見慣れた並木道だが、小雨という天候と、切り取り方の珍しさで、面白い写真になった。このままだと、右側の太い幹が2本同じ割合で並んでいるので、右端の幹を少し詰めた方がいいか。
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立 木 SKI
黄緑の林の中に黒い幹。この対比がいい。右端の木が画面の広がりをふさいでいるので、これは一考の要あり。アジサイかな、手前下に花が見えるが、これは排除して、木の幹だけで、絵を作り直したらいい作品になっただろう。 |
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弾ける SSK
暗緑のバックに白い花。白と緑は安定した組み合わせで、清楚な感じがする。その点は成功した。
「咲きかけの蕾と手前の花が重なったのが残念です」と、SSKさんのメールにあったが、確かに右3分の1がちょっとややこしい。左側の3つの花を中心に絵を作り直すと、いい写真になった。 |
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これも棚田か TNK
何や!これは。一見棚田かと思うが、オニバスの群像をアップしたとか。正体を見極めるまでに時間がかかる。見極めたあとでも、上から見たのか下から見たのか、いずれにしても、望遠レンズの魔力である。意表をついた作品として面白い。緑の部分が円形の縁の向こう側(内側)、黄緑の部分が手前側(外側)だから念のため。
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わぁーきれい! TN
TNさんのコメントに、……シャッター開く動作だけで、構図とか絵を作るのは考えず"写っていた"ものです。……
とある。確かに花火の者恣意はそういうところがある。撮影者の意図が入り込めるのは、背景の設定だけ。花火そのものは花火に聞いてくれ。その中で、これは偶然とはいえうまくいった。左側の花火は普通の花火だが、右側のが鶴が飛んでいくように見える。これが白く飛んでしまったのが成功した。
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鳴く TD
いま、夏か秋か。この場合、赤い葉っぱがきいた。緑だと、さして驚かないのだが、赤というだけで雰囲気が大きく変わる。と、ここまで考えてみると、この場合、葉っぱか蝉かと言うことになる。葉っぱが赤いと蝉が葉っぱに喰われる。葉っぱが緑だとかろうじて蝉が勝つ。組み合わせの難しさである。
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