２０１７年度
ぎおう写真同好会作品集
第１５回　　２０１７年１２月１０日（日）

==== ＢＥＳＴ５寸評 ====

　造形美　　太田さん　
　題の意味が分かりにくいが、流れ落ちた水が広がっていく模様のことを言っているのだろうか。撮ったデータを丁寧に処理して一つの作品に仕上げた。写真作品を仕上げる上で、いちばん大事な過程が生きた。

　光芒　　中村さん
　太陽光の回折現象かと思われる。紅葉の葉が重なってごく小さな隙間ができた。そこを通過するときに光が回折して分散したのか。中村さんは意識して太陽の位置をいろいろ変えたという。ゴーストを意識して作った。意欲作である。

　竹生島遠望　　今川さん
　高台から気象現象の激しい変化を狙った。その変化をやさしいトーンのグラデーションで生かした。そこへ一羽の鳥が幸いを運んできた。

　華　　井上さん
　出来上がった一つの作品を撮っているわけで、二次作品ともいえるが、ほの暗い中で横からの光をうまくとらえた。丁寧に撮っていることが読み取れる。

　カラフル　　白井とさん
　幼稚園児が紅葉の中を行く。写真は単純である。一種の群像作品でしっかりしたポイントがほしい。いまの場合左端の雨傘がそれに当たる。左の木の前後にそれを置きたかった。

全体作品

アルファベット順青木・今川・井上・市木・吉良・小嶋・松並・松岡・宮田・村上・中村・野口・太田・白井ち・白井と・田中や・田中ゆ・辻村・山元・米田・

■田中や

■田中ゆ
柱１本１億円	要塞

■辻村

■山元

■米田
飛び散る光	光と影

■青木
故郷いずこ	清流

■今川
光芒	竹生島遠望

■井上
華	樹

■市木
日吉大社の秋Ａ	日吉大社の秋Ｂ

■吉良

■小嶋
水没の集落跡	影

■松並
落葉	参道を歩く

■松岡
木枯らし吹いて	大自然の中で

■宮田

■村上
鳥たちの午後	秋の日差し

■中村
晩秋	光芒


■野口

■太田
造形美	晩秋の光り

■白井ち
厭離庵	厭離庵の庭

■白井と
カラフル	木の親子