２０１７年度
ぎおう写真同好会作品集
第９回　　２０１７年０９月１４日（日）

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独断と偏見　　八田が選んだベスト５

米田	松並	野口	白井と	今川

==== ＢＥＳＴ５寸評 ====

　輝き　　米田さん　
　３本の流れを貫いて横から光が射した。実際にはさして長くない滝なのかもしれないが、その下に続く流れを長く感じさせる。深い黒が生きた。モノクロームフィルム時代の月光の色調を思わせる。左右の作品、どちらも滝だが、黒の色のわずかな差を見分けてもらえるだろうか。

　ウインドサーフィン　　松並さん
　同じタイプの帆が２艘（というのかどうか知らないが）づつ３組。”いちばん右の１２－２０番、もうちょっと左へ寄れよ”といいたくなるが、このわずかなずれが作品の味か。

　よしきり何故鳴くの　　野口さん
　この鳥を探すだけでも大変、撮るのはもっとタイヘン。口を大きく開けて大声で啼く。見事、見事。

　映えるＢ　　白井と　さん
　はて、何が写っているのか。南郷の堰だというが、ピカソの作品を見るような。明るい箇所が２つある。左が五角形、右が三角形。五角形が強すぎてリアルなため作品のリズムを崩している。これを三角形にできたら、もっとピカソらしくなる。うーんとバックして望遠で狙うと何とかなりそうだが、その場所があるかどうか。

　朝焼け　　今川さん
　日の出前、太陽が雲の下面を照らしている。地球の丸さを実感する瞬間。作品は正直さがそのまま出ている。もうひとひねり、何かないかな。朝暗いうちからの出動。”早出のイマガワ”には何でもないことかもしれないが。

全体作品

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アルファベット順青木・今川・井上・市木・吉良・小嶋・松並・松岡・宮田・村上・中村・野口・太田・白井ち・白井と・田中や・田中ゆ・辻村・山元・米田・

■村上
小波立つ	一羽何想う

■中村
着地成功	しだれ柳

■野口
河原のよしきり	よしきり何故鳴くの

■太田
久多の朝	軒下一景色

■白井ち

■白井と
映えるＡ	映えるＢ

■田中や
ふる里	夏の思い出

■田中ゆ
河内の風穴Ａ	河内の風穴Ｂ

■辻村
雷滝	雷滝の水壁

■山元
鳥気分ば	掘り進む

■米田
輝き	輝の流れ

■青木
コウノトリの郷	真夏

■今川
夜明け	朝焼け

■井上
涼Ａ	涼Ｂ

■市木
静かな海Ａ	静かな海Ｂ

■吉良

■小嶋
浮御堂二景Ａ	浮御堂二景Ｂ

■松並
モーターボート	ウインドサーフィン

■松岡

■宮田