2017年度
ぎおう写真同好会作品集
第4回  2017年06月11日(日)

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独断と偏見  八田が選んだベスト5

太田

宮田

松並

米田

辻村


==== BEST5寸評 ====

 オナモミ  太田さん 
 私は植物には全く無知。写っているのが実か花かそれすら分からないが、毛の部分の光が秀逸。構図は単純だけど、光のとらえ方で写真が生きた。題は植物の名前らしいが、標本写真ではないのだから、正式な名称よりも、それを撮影した意図からタイトルを持ってきたほうがいいのではないか。

 窓際B  宮田さん
 窓際の格子と照明。外の新緑。テーブルの面でその風景を増幅させた。気持ちはわかるが、これを入れたことで全体が普通の写真になってしまったとの考え方にも通じる。考える材料にしてほしい。

 渦  松並さん
 水面の渦の面白さにカメラを向けたという。アメンボーはたまたま写っていたのだとか。抽象絵画に通じる面白さ。大きく伸ばすと力が出る写真である。近代美術館展に出した軒先と電柱の写真もそうだったが、松並さんはときどきこういう思っても見ない写真を撮る。

 朝日影  米田さん
 画面左上からさす淡紫の光、それが石段の右半分と、そこに立つ大木に鋭く当たる。朝の寺院の表情が秀逸。

 カキツバタ  辻村さん
 時期ものとあって今津のカキツバタがたくさん出た。誰が撮っても同じ写真になるといういやな場所だが、無視するわけにはいかないので、光の表情をうまくとらえたこの作品を選んだ。対岸にまで光が当たってちょっとうるさい面なきにしもあらずだが。

 ◆ちょっと気になる写真:松岡さんの「初夏の日差し」。橋の上から何人かが下を覗き込んでいるところだという。もう少し下を見せて(川の面まで見せるというわけではない。もうちょっと橋の下の空間をのぞかせるだけでよい)、橋だということがはっきりわかるようにすれば、面白い写真になっただろう。上半分の空間に不思議な味もあることだし。
 ◆もう1点:市木さんの「近江の春B。私個人としては、この撮りにくい場所をうまくまとめたことがよくわかる。しかし、この場所を知らない人に、それがどこまで分かってもらえるか。写真は過程ではない、結果である。もう少し天気がよければ…。


 
 

全体作品

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アルファベット順


青木 今川 井上 市木 吉良 小嶋 松並 松岡 宮田 村上 中村

野口 太田 白井ち 白井と 田中や 田中ゆ 辻村 山元 米田



■市木

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近江の春A

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近江の春B



■吉良



■小嶋

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樹景

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平池の夕刻



■松並

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釣り人



■松岡

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光る草

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初夏の日差し



■宮田

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窓際A

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窓際B



■村上

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尾上新緑

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鳥達の楽園



■中村

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工事中

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旅立ち



■野口

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巣作りA

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巣作りB



■太田

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オナモミ

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ルドベキア



■白井ち

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麦秋の朝

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花の遊歩道



■白井と

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ベールにつつまれて

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また明日



■田中や

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何かな?

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幸せ



■田中ゆ

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山上池

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波立つ



■辻村

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カキツバタ

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池に映るカキツバタ



■山元

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関宿残影

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弥次喜多御用達?



■米田

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朝日影

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比良青陵



■青木

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サボテンA

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サボテンB



■新



■今川

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群生

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高原の道



■井上

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お田植祭

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出番



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