２０１６年度
ぎおう写真同好会作品集
Ａグループ　　２０１６年０８月２１日（日）

米田

野村

青木

田中ゆ

　しだれ花火　　米田さん　
　花火という題になっているが、実際は赤目の滝の水しぶきだという。滝を撮り続けている米田さんが初めて見た状況だったという。水しぶきがどうして断続的に写るのか、事情が分からない部分もある。選んだのは、この作品というよりは、当日持参された数枚をトータルしてのものである。

　樹間の競争　　野村さん
　希望が丘での自転車レースだという。みな本気である。それを望遠で狙った。樹間で結構暗い。条件としては難しいところ。それを鮮やかに仕留めた。コース取りのテープなど処理したい部分もあるが、コース全体の事前確認など、次回への課題である。

　豆を採るおばあさん　　青木さん
　沖島の街角でお婆さんが豆をとっている。画面右３分の１ぐがいが、直射日光を受けて明るい。お婆さんの表情を中心に教室でトリミングした。作品のサイズが小さくなっている。作品にするには大幅なトリミングは避けたい。目的とするものにズバリと切り込む力をつけることが大切。

　最後力一杯です　　田中ゆ さん
　ハスの蕾をモノクロームで撮影。カラーのデータをコンピュータでモノクロにする場合が多いが、田中さんは初めからカメラをモノクロームにセットして撮影したという。カラーがなかった時代、写真をやるということは即モノクロームであって、色を排して光だけを読むことに難儀したが、いまから考えるとそれが非常に大事なことだったことがわかる。それともう一つ、カラー・モノクロを問わず大事なのは撮影後の処理。昔なら、フィルム現像とプリントいまならコンピュータによるいわゆる画像処理、これをやって初めて作品になる。いまの場合も、コントラストを上げて黒を締めた。参考のためにオリジナルを挙げておく。

全体作品

アルファベット順

しだれ花火

流れ花火

輝

豆を採るおばあさん

茅の輪Ａ

茅の輪Ｂ

あきあかね

茜雲

どっちかなあ

ひまわり迷路

樹間の競争

日米決戦

もうおそいです・・・

最後力一杯です

帰ろかな

仲間はずれり