２０１６年度
ぎおう写真同好会作品集
Ｂグループ　　２０１６年０７月２９日

今川

野口

太田

白井と

小嶋

　花火師　　今川さん
　矢川神社の奉納花火。普通は一筒のはずだが、これは二筒上がっているのが見える。ただし花火師は重なって一人しか見えない。手前に大きなシルエット（花火師のグループだろうか）、それと遠くに見える観物客、神社の社殿の軒など、全体の雰囲気がいい。 　　

　鷺が飛ぶ　　野口さん
　シラサギが木の上の巣から飛び立つところ。今まさに振り下ろそうとする両翅、全身にみなぎる緊張、これらが斜めからの光を受けて見事。いつ飛び立つかわからない、その瞬間を待つ緊張感。根気のいる仕事だ。 　

　古民家の和み　　太田さん
　暗い板の間、外からの光が空を映して青い。しかし、それだけならおそらく写真にはならないかっただろう。それとは全く別の光が横に走っている。その光を自分で追加したのかと思われるが、そうでもないらしい。とすると外からの光が何かで反射したものか。それを見逃さなかった集中力の勝利。 　

　朝日に光るクモの糸　　白井と さん　
　几帳面なクモだ。普通これぐらいの範囲を見るとどこかに齟齬があるものだが、全く狂いなし。この巣を作ったクモに拍手。その結果写真は大聖堂のステンドグラスを見るような、パイプオルガンの見上げるような雰囲気が伝わってくる。
　写真の題が長い。これだと写真の説明になる。色彩だとか、光だとか、自分がアピールしたいところを短く。

　湖上散歩　　小嶋さん
　比良山をバックにしたナノハナ。よくある写真だけど、そこへパラグライダーが飛んできた。いわば全くの偶然。それに意識が行って、空が広くなった。カメラをもう少し下へ向けて菜の花畑をしっかり入れたかった。 　

全体作品

アルファベット順
今川・ 井上・ 吉良・ 小嶋・ 松並・ 村上・ 中村・ 野口・ 太田・ 白井と・ 田中や・ 辻村・ 山田・

森の王者

生命を継ぐ為に

花火

花火師

舞洲ゆり園

流

湖上散歩

終盤

カサブランカ

飛翔力１

花に向かって帰る

護摩煙る湖

ネムの花

イチモンジセセリチョウ

鷺が飛ぶ

太陽の光を受けて野口日出男

古花の美

古民家の和み

朝日に光るクモの糸

七色に輝くクモの糸

まだまだ

晴れのち雨

夕やみせまる比良

フェニックス